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2月5日(日) 春季キャンプレポート
【天候/晴れ 気温/21℃ 観衆/850人】
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「紫電一閃」
捕手を立たせたままで行うウォームアップの時点で、ボールがミットに収まる甲高い音がブルペンに響き渡りました。
ゆっくり左足を上げ、力を貯めて一気に解放する。捕手が座ると、増井選手が周囲の視線を釘付けにする投球開始の合図でした。
オールスターにも選ばれてリーグを代表するセットアッパーになりながら、この3年目が自身初の一軍キャンプ。
細身の体から繰り出されるストレートは、昨年でも150キロを超えていました。しかし、さらに上を目指します。
オフには増量を試みながら、顔はシャープに。それだけ実のある自主トレができたという証拠でしょう。
3日の投球練習後、栗山監督から今季もセットアッパーで起用することを通達されました。
先発投手から受け取ったバトンを、守護神・武田久選手に手渡す。重要なポジションに気合はこもります。
常にクールに振る舞う増井選手が、語気を強めた一瞬がありました。今年の目標を問われたときのこと。「156キロです」―。
その数字を札幌ドームの電光掲示板に表示させたとき、クールな男もさすがにクールではいられなくなるかもしれません。
○栗山語録
「インフルエンザはありましたけれど、故障者が出ることもなかったですし、まずはホッとしています。
元々ファイターズはしっかり練習するチームだと思っていて、元気にやってくれているのは頼もしい限りです。
投手も野手も名前を挙げる必要がないくらい、実績のあるなしに関わらず皆がいい状態で動けています。
次のクールから実戦が入ってきますし、我々は試合に勝つためにやっていますから、
試合形式でどこまでのものを見せてくれるのか、確認していきたいと思います」