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「審判学校」設立で技術の向上を(スポーツライター 田坂貢二)
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日本の初期のプロ野球審判員は監督経験者とか元有名選手がやって支えていた。
言ってみれば、長嶋茂雄氏や王貞治氏が審判員になるようなもので、これでは後輩たちはおいそれと抗議はできない。
そうしたことに甘え、審判部の組織化を怠り、権威付けは「個人の力量」に委ねられたままだった。
審判員になるプロ経験者は二流という認識が定着し、一般公募による審判員も増えた。
そこで起こったことは、監督、選手による傷害事件並みの「暴行事件」多発だった。
審判員に対する敬意を選手たちに植え付ける仕組みを考えなかったプロ野球界の責任は重い。
▽待遇改善で魅力的な仕事に
審判員の待遇改善を図ることは不可欠である。
私の知る限り、これまでの審判員の最高年俸は約2000万円だと思う。決して魅力的な金額、仕事ではない。
また、最高野球人の名誉である「野球殿堂入り」は現在177人いるが、審判関係者はわずか7人だけ。
審判員や公式記録員にも殿堂入り選考の光がもっと当たるような工夫が必要だ。
今は亡き元パ・リーグ広報部長で大リーグ通だった愛称パンチョこと伊東一雄氏が共著で書いた
「野球は言葉のスポーツ アメリカ人と野球」(中公新書)に出てくる言葉を紹介したい。
「球場に来る人たちの中でアンパイアを野次らず応援するのはコミッショナーとリーグ会長だけだ」
「審判員と記録員の名前をファンが知りたがるのはジャッジが間違ったときだけだ」。
審判員が日の当たらない仕事であるのは洋の東西を問わないが、
試合に欠かせない役割を担っていることに、異論はないだろう。