11/02/10 17:59:15 EM3k3+oF
* 副作用はステロイド剤とほぼ同じ
* グリチルリチン酸が、アトピー性皮膚炎に「効いた」場合の作用機序は、
「抗炎症作用」によります。つまり、免疫が抑制されたことで、炎症を抑え、
その結果、皮膚の赤みやかゆみが緩和されることになります。
この作用機序は、ステロイド剤の作用機序と全く同一であり、
「効果が得られた」際のリスク、つまり副作用も、ステロイド剤の副作用とほぼ同じです。
もちろん、ステロイド剤による薬理作用とグリチルリチン酸の薬理作用が
全て同一ではありませんので、ステロイド剤の連用により生じる副作用と
全く同一というわけではありません。
しかし、 ステロイド剤の副作用で最もやっかいといえる「リバウンド症状」については、
同様の症状が現れることがあります。