12/04/01 15:35:33.25 sHH+Kj5g0
>>700
>ギルクラの話にあの展開は合わなかったという事でもあるんじゃ・・・
吉野の脚本はなぜか主人公の思想をフラットなままにしておいて、
ぎりぎりまで空虚な存在にしておくというところに特徴があるのね。
つまり何かに放り込まれて頑張るけども、本当にやりたい事が決まっていなくて
皆からいろいろな影響を受けて、迷い迷ってやっと最後に自分のやりたい事が決まる感じといえばいいのかな?
おかげでマクロな視点を持っている視聴者と、周りしか見えていない主人公の間に感覚の乖離が生じてしまって、
それがイラつきの原因にもなり、ひいては作品の違和感や支離滅裂な展開に見える原因なんだと思う。
彼がそこをどう考えているのかはわからないけども、そこに理屈を先に考えるインテリにありがちな
「これぐらいは視聴者も考えれば判ることだろう」という甘えがあるんじゃないかなと思ってる。