12/04/01 14:51:19.22 sHH+Kj5g0
>>700
最近は起承転結とか序破急とかいった古典芸能的な物語構成は過去の遺物になってて、
もっとIT系ソフトウェアに近い構造化されたシステマチックな構成が流行りなのね
解りやすく言うと「主人公の心のフローチャート」を用意して、
どうやって主人公がテーマに触れ、テーマを成し遂げていくかをあらかじめ決めておくわけ。
で、そこにストーリーの血肉をつける仕組みになっているのよ。
そしてその心の動きに影響を及ぼす役割をもっているのがキャラクターになるのだけど、
その役割もシステム的に「成長を導く役目」「成長を邪魔する役」「別の考えを注ぎ込む役目」などといった
心にどういう影響及ぼすかをあらかじめ決めて作られるのね。
ただし、その技法も作家さんによってアレンジが色々とあるので全く同じとは言えないのだけども、
オーケストラで楽器の構成が似通うように、土台が同じだからひとつわかっていればだいたい似てしまう感じなのよ。
で、今回はあの夏の黒田とギルクラの吉野が同じ技法を使っていたのでトリビア的に説明してみたわけ。
>609
やっぱり感情論だね