12/03/23 02:28:44.70 Vr+cJkUD0
>>369
カップル……なのかなぁ、涯真名。
自分は、やっぱり涯は苛酷な人工アダム計画の実験体であったことの延長に、
取捨選択を行う絶対者として真名を畏れる感情が出発点で、例の虐待による恐怖がそれを加速させていたのが、
葬儀社や集・いのりとの関係により、徐々に真名もまたAPウィルスの被害者であり、救う対象へと変化していった、という方が納得できる。
そして、最後に涯と同じく本来なら選ばれるはずのない存在(真名のインスタンスで、消滅することが前提で作られた)のいのりが
集に選ばれたのを見て、救われたような気がしたんじゃないだろうか。
恋愛っていわれると、虐待加害者への恐怖による服従が、いつのまにか愛情へ、というレイプから始まる恋みたいで、気持ち悪かったから、
とりあえず、今回の描写から↑みたいなつもりで、自分は納得している。