12/03/28 12:35:40.53 Z+9nreKn
>>477
ガンの進行には、ガンを抑制する遺伝子と、ガンを促進する遺伝子が関係する
遺伝子には、父親から引き継いだ遺伝子、母親から引き継いだ遺伝子、二つがあるんだけど
そのどちらかにガンに関連する変異があると、早くからそういう影響が出てくる可能性がある
たとえば父親側の遺伝子の、細胞分裂を制御する遺伝子に変異があると、もう片方の遺伝子のちょっとした変異で細胞分裂が止まらなくなる
炎症の経路を制御する遺伝子でも同じで、遺伝子の変異による過剰な炎症の継続は、ガンの転移を促進しやすい
URLリンク(www.nature.com)
URLリンク(www.natureasia.com)
>多くの転移がんには、慢性の炎症が伴っている。
>炎症誘発性サイトカインの引き金となるのは複数の情報伝達経路だが、
>どれもキナーゼTak1を介して転写因子NF-κBの活性化を引き起こす。
>K.Venuprasadたちは、2種類の酵素CyldとItchを同定した。
>これらは一緒に作用してTak1を修飾し、これが破壊されるように仕向けることによって、NF-κB活性化過程を終了させる。
>CyldとItchのどちらか一方を欠失したマウスは腫瘍促進性サイトカインを過剰に発現し、
>がんの実験モデルの場合、生じる腫瘍は大きく転移しやすくなる。
もちろんただの炎症の可能性もある、つーか耳にガンができる可能性は低い
紫外線が当たりにくい場所だからね