13/04/26 13:58:03.50 QESK2gka
他のグループが絶体にマネ出来ないKARAの強み…
それは、彼女達のバラエティー能力です。
先日の『さんまのまんま』の出演、見た人の感想のほとんどは
「面白かった」「可愛かった」
ではなかったでしょうか。
大阪の笑いにうるさい友達数人の感想は…
【KARA、凄かったな】
でした。
「やっぱり、オマエもそう思った? ゲームやロケならごまかしや編集で面白く見せることは出来るけど、フリートークであれは凄いぞ」
「ホンマや。ましてや、相手は若手中堅芸人がビビる明石家さんまだからな」
まず関西における『明石家さんま』の説明が必要ですね。
誰もが知ってるお笑いの大御所ですが、全国区のテレビ番組と、関西ローカルのテレビ番組では、明石家さんま本人のこだわりが違います。
関西の方はご存知だと思いますが、関西ローカルの『明石家電視台』では、出演する芸人はもちろん、参加する素人に対してもお笑いには厳しく、まじめに【ダメだし】をします。
さんまが良く番組で言ってるんですが、お笑いのフリートークで大事なことがいくつかあります。
トークの中で、繰り返し使える言葉を見つける(トークにアクセントがつく)
ボケツッコミは、必ず2回以上使う。
相手が誰であれ、物怖じせず、自分が面白いと思ったら言ってみる。
相手の話を中断しないように、さらに話を被せていく。
声を張る。とにかく笑う。ノリを大切にする。
基本的に、お笑いは頭の回転が早いか、天性の良質天然でないと成立しないものです。
以上を踏まえて、もう1度『さんまのまんま』でのKARAを見てください。
彼女達の高度なバラエティー能力がわかるはずです。
まず全員が、さんま相手に物怖じしないし、よく笑う。そして、ノリもいい
KARAは、話を先読みするギュリと、話のテンポを作るスンヨン。
この2人は考えて話すタイプ。
良質な天然ボケをするハラ、自由奔放なジヨン、意外性のあるニコルは、思ままを口に出す天然タイプでしょうか。
まず、話のキーワードを探っていたのはギュリでした。
冒頭、さんまがKARAの飲み物を冷蔵庫から取り出す時に
「これも、仕事やから」
と発言します。
ギュリの頭にこの言葉がインプットされます。
今日、どこで使えるかわからない言葉ですが、その機を探りながら、さんまから他の言葉が出ないか探ってるように思えました。
そして、「バイバイ ハッピーデイズ」をアカペラで歌う時に、さんまが
「歌ってくれるの?」と聞くと…
ギュリから会心の一言『仕事ですから』(笑)
オイラも思わず「上手い」と唸ってしまいました(笑)
KARAの凄いところは、ギュリが発した今日のキーワードを、その後にメンバー全員が話の流れの中で被せて言ったことです。
このチームワークと、センスの良さには脱帽ものでしたね煜
計算通りのツッコミが凄かったギュリに対して、ボケの方はどうでしょう。
これは、良質天然のハラちゃんです。
さんまの口癖である「ウソ~~」に対して、ハラちゃんは可愛く
『ウソじゃないですよ』
と、ボケツッコミをしてくれました。
それもお笑いの鉄則である2回。
タカトシとのやりとりでも、ギュリが冷蔵庫に携帯を忘れる話などをした時に、可愛く「いいかげんにしろ」
と言うんですが、ハラちゃんはの一言は残りますね。
『さんまのまんま』では、ジヨンが末っ子らしい自由奔放さで、その場の空気を明るくしてくれました。
さんまにすれば、いじりやすいキャラで、トークはジヨン中心に進みます。
全員で声を揃えて言う
『今でしょう~』『おおきに~』
も、声に張りがあって小気味いい。
全員が好き勝手に部屋中を動きまわり様は、「吉本新喜劇」を見ているようでした。
東京のように台本がある訳じゃないのに、このまとまり感。
はっきり言って、若手芸人以上のセンスを感じました。
日本におけるバラエティーでは、K-POPの枠を完全に超えています。
司会者が安心して【使える】と思わせるKARA。
活動の幅は、さらに広がるかもしれませんね