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産経新聞 10月6日(土)7時55分配信
【ソウル=加藤達也】韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相は5日、朝鮮半島での日本統治時代の
「慰安婦」問題について、日本への謝罪要求などをめぐり北朝鮮と共同で対処する努力をしていくとの考えを明らかにした。
国会の国政監査で野党議員の発言に答えた。
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金外交通商相は、野党議員からの「(慰安婦問題で)北朝鮮と共同で対応しなければならない」との
提案に対し「(北朝鮮と)一緒に(対処)できればよいと考えている」と述べ「そのように努力する」と答弁した。
また「アジアの国だけでなく、オランダとも協力する準備をしている」と語った。
日本政府は、先の戦争中にオランダ人女性がインドネシアで「慰安婦」にさせられたことを認めており、
79人にアジア女性基金による支援をしている。
慰安婦問題をめぐっては元「慰安婦」を支援する韓国の反日団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)」
が、日本政府に対する法的責任の認定と賠償を強硬に要求。挺対協はさらに韓国政府にも同様の基準での問題処理を迫り、
政界やメディアをあおってきた。最近は、韓国外交通商省自体が挺対協の方針を丸のみする形で、日本側に挺対協と
全く同様の要求を突きつけている。
挺対協は北朝鮮の「朝鮮日本軍性的奴隷および強制連行被害者補償対策委員会(朝対委)」とも連携している。
朝対委について韓国治安機関は、朝鮮労働党の工作機関、統一戦線部の偽装部署とみている。
今年8月15日には、挺対協がソウルの日本大使館前で開いた集会で、両団体名による共同声明を発表。
日本政府に公式謝罪と賠償を要求するなどし、南北交流協力に関する法律に違反したとして、統一省から50万ウォンの過料処分を受けた。
北朝鮮は韓国の李明博政権との交渉拒否の姿勢を続けており、南北関係は行き詰まっている。
金外交通商相による今回の“南北共同対処発言”への北朝鮮側の当面の対応は不透明だ。
共同対処方針については韓国の治安機関内でも「韓国側が北朝鮮との対話窓口作りのきっかけとしたいのではないか」との指摘もある。
韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮には168人の元「慰安婦」が生存しているという。
最終更新:10月6日(土)7時55分
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