12/12/05 23:20:04.50 /qARte0P
コミックソングっていうか、ギャグソングっていうか、イロモノソングって、
JPOPは歴史が長いんだよ。
「帰って来たヨッパライ」(1967)
「およげ!たいやきくん」(1975)
「俺ら東京さ行ぐだ」(1984)
「踊るポンポコリン」(1990)
「マツケンサンバ」(2004)
「おしりかじり虫」(2007)
こういうのが大体10年に1曲くらいの間隔でバカ売れする。
そういう面である意味耳の肥えたw日本人には「江南スタイル」ってのは
目新しくも何とも無いんだよ。
さらにKPOPってのは2005年くらいからJPOPの影響を強く受けた音楽作家達が
台頭してきた。幼少の頃よりJPOPの海賊版を耳ダンボにして聴いまくってた
世代ね。「江南スタイル」は、特にサビメロはJPOP的であり、そういう面でも
日本人にとって目新しくないんだよね。
こういうイロモノソングってのは聞き手の「B級のツボ」ってのを押すわけだけど、
この夏以降の日本人の対韓感情の急速な悪化により、無邪気に笑えなくなってる
ってのも大きい。生活保護スキャンダル以降、次長課長の河本じゃ無邪気に
笑えないってのと同じ事。これらが日本で売れない理由。
世界で一定程度話題になった理由ってのは、もう世界的にPOPミュージックってか
POPカルチャーってのがネタ切れになってるわけ。ホモサピエンスにやれる事はあらかた
やりつくしてしまったんじゃないかって位に。ハリウッド映画の「スパイダーマン」
なんて、もうはなからB級に臭いを意図的に入れて、でそれにより一定の愉快さを
演出してたりする。
もうちょっとやそっとじゃA級文化がクリエイトされない時代への適応として、俺ら
地球人がB級なものにも寛容になってるんだよ。てかもう地球の「楽しみ」はもう
そこにしか無いっていうか。そういう地球的潮流の中で、たまたまB級のツボを
押した楽曲とMVが生まれた。それが生まれるのは、日本だったかもしれないし、
中国だったかも知れないし、南米だったかも知れないし、アフリカだったかも
知れないし。されがたまたま韓国だったってだけの話なんだよ。