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"0.056％"ニックン、免許停止ではなく取り消し対象の理由
ニックンは韓国ではなくタイ国籍だが、外国人も我が国で犯罪を犯せば、我が国の法律により処罰される。
ニックンの事故に適用される容疑は、道路交通法上の交通事故処理特例法違反で、道路交通法では血中アルコール濃度0.05％以上の状態で
自動車やバイクを運転した際に処罰される。0.056％は、懲役6ヶ月未満、または300万ウォン以下の罰金が課される。
バイクに衝撃を与え、運転者、またバイクに損傷を与えた点については、飲酒運転でなければニックンの乗用車が総合保険に加入していたので、
総合保険処理で終わり処罰は受けなかった。しかし飲酒運転中の事故であったため、人損に対しては総合保険に加入していても刑事処罰対象と
なる。ただし、事故の原因がニックンではなくバイク運転者に100%あった場合、ニックンは飲酒運転に対する処罰だけを受け、事故に対しては処罰
されない。(例えば飲酒状態で走行中、正常に進行している途中で突然信号無視したバイクと事故が起こった場合、バイク運転者が大怪我、または
死亡したとしてもバイク側に100%原因がある事故となり、乗用車運転者は単に事故がおこる前の飲酒運転に対してだけ処罰され、事故に対する
処罰はない。)
しかし現場は信号のない住宅地の二面道路で、小さな交差点であったため、バイク側に100%原因があると認定される可能性はないと見られている。
そのためニックンは単純な飲酒運転に対する罰金処罰ではなく、飲酒運転により人損を引き起こした交通事故処理特例法違反で処罰されるもの
と見られる。この場合、処罰の量刑は5年以下の禁固刑、または2000万ウォン以下の罰金刑に処されることとなる。飲酒運転との競合犯になるので、
最も重く処罰されるとすれば懲役刑が宣告されるが、その場合最高5年6ヶ月、罰金刑が宣告される場合最高2300万ウォンまでとなる。