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韓国が進める宇宙開発
URLリンク(www.jaxa.jp)
Q.韓国航空宇宙研究院(KARA)とはどのような組織なのでしょうか?
KARAは航空宇宙の研究開発を担う政府機関として1989年に発足しました。
韓国における航空宇宙分野の研究開発を主導するだけでなく、
それに伴う産学研(産業、大学、KARA)の連携を進めるのもKARAの役目です。
韓国はほかの先進国と比べると宇宙機関の設立が遅かったのですが、
現在は職員の数が約700人になるまで成長しました。
関連する企業や研究者の方を含めると、約1000人がKARAで働いています。
また韓国の宇宙予算は、2010年が3600億ウォン(約261億円)、2011年は
2700億ウォン(約196億円)でした。宇宙先進国と比べると少ないですが、
今後は国産のロケットや人工衛星の開発を推進しますので、
韓国の宇宙予算の額は増えていくと思います。
Q. 韓国のロケット開発は、どのような歴史を歩んできたのでしょうか?
これまで韓国が開発したロケットは、観測ロケットのKSR(Korea Sounding Rocket)と
人工衛星打ち上げロケットのKSLV(Korea Space Launch Vehicle)シリーズです。
KSR-Iは単段式の固体ロケットで1993年に、後継機のKSR-IIは2段式固体ロケットで、
1997年と1998年に打ち上げられました。KSR-IとIIは共に成層圏のオゾン層の観測が目的です。
続くKSR-IIIは液体燃料ロケットで、「羅老(ナロ)1号(KSLV-1)」の開発に向けた
試験的な意味合いもありました。