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福田和子受刑者が死亡
松山市で一九八二年、ホステスを殺害し約十五年にわたって逃亡、時効直前に逮捕され、
強盗殺人罪で無期懲役の判決を受けた福田和子受刑者が三月に和歌山市内の病院で
病死していたことが二十六日、分かった。五十七歳だった。
関係者によると、福田受刑者は二月下旬に和歌山刑務所で倒れ、和歌山市内の病院に
運ばれたが三月十日に死亡した。死因は脳梗塞(こうそく)だった。
福田受刑者は八二年八月十九日、松山市の同僚のホステス∥当時(31)∥の首を絞め殺害、
愛媛県内の山中に埋めた。東京都内で顔を整形するなどして約十五年間の逃亡生活の末、
時効まで二十一日の九十七年七月、福井市内で逮捕された。