06/11/03 10:14:27 JcBhgjyR
まず犠牲者の数が違うんです。空襲の時期も違うし。
どんなに貴重なもの(寺院仏閣など)でも火災の前には無力と昔から諦観を持っていた日本文化と
耐火性の石・煉瓦文化の英欧建築。
何よりロンドンは17世紀の大火災を教訓に、不燃性の建物に立て替えられた都市。
あと、ドイツによるロンドン空襲は戦争初期の1940年。
米軍による日本への無差別爆撃は終戦も間近になってから。
前者の犠牲者は今ちょっとネットで見たら800何人とかの数字が目につきましたが、
東京大空襲の犠牲者は一晩で10万人以上です。
しかも、既に戦いの勝敗は決まっていたのを承知の無差別虐殺。
それも、退路を断って皆殺しにするのが目的の爆撃だし。
これをコメディにしたら怒って当然と思います。
イギリス人(に限らず、異文化)のユーモアは理解に苦しむ、というもの時々見かけますね。
比較的最近、私がたまげたのは、水槽のアクセサリー。
潜水夫や宝箱などは定番ですが、
空気の泡で口がぱくぱくするドクロのオブジェ
を見た時にはたまげた。
日本と同じ海洋国家で「水漬く屍」になったご同輩も多いだろうに、これで笑えるのか?
背中にタイヤの痕がついて平たくなったハリネズミのガーデングッズ
なんてのも、神経を疑うシロモノです。