06/11/11 23:48:03 8onlovKV
だから、
「お互いが動き回りながら会話する」場面も
「2人がじっとテーブルで向かい合って話す」場面も
そのストーリーやキャラクターや演出意図という
必然性によって選ばれるものであって、
君が前に挙げたパターンI、IIの例はそもそも別の場面であって
比較対象にならない、と前にも書いた。
実際、パターンIのカット割りはチープすぎるとは思うが、
「2人がじっとテーブルで向かい合って話す」場面で
もっとクリエイティブな演出をする監督だって当然いるだろう。
パターンIIも、格別優れているとは思えない。
そもそも、セリフまで「カッティングのリズムに合わせて」決めるって、
脚本家の意図を無視してセリフを勝手に変更するってこと?
セリフを(カサヴェテスのように)役者の即興にゆだねるでもなく。
テンポ感のある会話の応酬にしたいのなら、そういう風に
脚本家に注文するべきで、脚本家の了承を得ずに
監督が脚本を書き換える、というのは業界のルールに反してるよ。
脚本家もプロだからね。