映画は脚本が一番大事at MOVIE
映画は脚本が一番大事 - 暇つぶし2ch594:名無シネマさん
06/11/04 10:18:17 t4zzx86A
>>560
マジレスすると、「リアル同性愛者や障害者が同じ当事者その役をやると、大概ありきたりの演技しか出来ない」こんな感じらしい。
ドキュメンタリーならまだしも、独自の世界観が必要な創作話だとバランスが崩れてうそ臭い芝居になり、劇がぶち壊しになるんだって。
例えば橋口亮輔は一般人にゲイの役やらせて、逆にリアリティーとオリジナリティ両立するのに成功した。


595:名無シネマさん
06/11/04 17:24:38 rtz9cx3b
>>594
松平健に両刀使い(バイセクシャル)の役をやらせるなってことね。

596:名無シネマさん
06/11/04 19:27:15 +SYeK1KA
>>592-593
やっと意味が分った。

597:名無シネマさん
06/11/04 19:30:09 smMcxnZs
リアル元軍人を黒澤明は使ったこと無かった

598:名無シネマさん
06/11/05 06:42:17 8TXCalh4
映画じゃ男優が女役やったり、女優が男役やったりは稀(女性声優優が少年役やるのは例外的に普通)だけど、
舞台じゃ男優が女役やったり、女優が男役やったりも普通。

599:名無シネマさん
06/11/05 06:50:56 xdR4bs59
舞台は黄色人種が白人や黒人の役をやるもんな。
ヨーロッパやアフリカの演劇じゃ白人や黒人が黄色人種の役をやることもあるのかね?

600:名無シネマさん
06/11/05 06:56:48 P/fkZDtQ
蝶々夫人みたいな例がある

601:名無シネマさん
06/11/06 14:31:41 sbne0/K2
>>598
まあ、今ではお笑いぐさの話になりそうだけど、日本映画の黎明期は女形が普通だった。
>>599
ありまくりだよ。
開国をネタにした「SHOGUN」なんて、ブロードウェイで当たったミュージカルもあるし。
シェークスピアの(主役が黒人という設定の)「オセロ」なんか、白人が演じた例の方が
圧倒的に多いだろうね。
映画だって、白人が東洋人をやるのは当たり前だった。
ピーター・ローレのように東洋人役を得意とした白人スターもいた。
007の第一作の敵役の東洋人「ドクター・ノー」はジョゼフ・ワイズマンが演じた。

602:名無シネマさん
06/11/07 15:05:06 pv8GNk1O
>>601
映画でも男優が女役やったり、白人が東洋人役やったりって、結構あるんだ。
勉強になったよ。

603:名無シネマさん
06/11/07 15:24:08 OoCwKjr3
>>1
たしかに、演劇も脚本がすべてみたいなところあるからなあ。

高校の頃クラスでやった文化祭の演劇で、どう考えても上手いとはいえない演技と
演出だったのに、見に来ていたおじさんおばさん達を泣かせちゃったことがある。
俺は裏方だったが、あれは脚本読んでただけでグッと来たもん。

役者は脚本を壊さなければいいっていうか、脚本に役者を当てる監督とプロデューサー
のセンスが大きいんじゃないかな。

604:名無シネマさん
06/11/07 15:35:29 nB7Ccw1A
音楽も歌唱力や演奏力より曲や詞が大事だしな。

605:名無シネマさん
06/11/07 16:44:32 4TWxOwBW
おまえはマルチくんか

606:名無シネマさん
06/11/07 22:57:40 CGgtZNhl
にゃぁ

607:名無シネマさん
06/11/08 13:55:09 kupz6lZg
犬に猫の役をやらせたら話題になるぞ。

608:名無シネマさん
06/11/08 18:04:07 YVXUTnWC
舞台じゃダコタ・ファニングに毛利元就役やらせるのも有りだけど、映画やテレビドラマじゃ無しだよな。

609:名無シネマさん
06/11/08 18:10:23 2a+cYM44
ハゲワロタ

610:名無シネマさん
06/11/08 18:16:31 R2J5ujFs
犬にまともな芝居ができるのか? 馬じゃあるまいし。

611:名無シネマさん
06/11/08 19:13:30 YVXUTnWC
馬俳優と犬俳優どっちが演技が上手いか?
俺には判断不可能。
「地球上で人間の次に演技が上手い動物は?」
に就いて話し合うか。

612:名無シネマさん
06/11/08 19:20:38 jnxD9H+T
猿俳優

613:名無シネマさん
06/11/08 19:32:07 R2J5ujFs
>>611
馬芝居って知らない? 昔の日本では馬を使った芝居がほうぼうにあったんだよ。

614:名無シネマさん
06/11/08 19:40:09 YVXUTnWC
>>613
ググってみた。
URLリンク(www.google.co.jp)

615:名無シネマさん
06/11/09 00:13:14 JSjXLz6Q
日本で企画や脚本を積極的に募集してる製作・制作会社って存在しないと思う。
小説・漫画の映画化ばかりで、未だにプリプロに予算かけてなさそうな気がする。
持ち込みを歓迎してる会社について情報ある人いる? いないよな。

616:名無シネマさん
06/11/09 01:08:00 1orGLkbF
業界では今その辺に危機感を持ってるらしい。
いつのまにか底辺が狭くなってしまっていると。

617:名無シネマさん
06/11/09 02:09:29 kgFbdf20
自分達が手っとり早く儲けようとしたつけが回ってきた、てなところか。
一頃、ビッグコミックオリジナル(マンガ)ですら、脚本のネタになる体験談を
募集していた。

618:名無シネマさん
06/11/09 03:05:47 JSjXLz6Q
>>616
嘘こくな。危機感持ってたら積極的に募集かけるだろ。それとも何か根拠でもあるの?

619:名無シネマさん
06/11/09 03:17:40 1orGLkbF
>>618
まったく、ゆとりはこれだから…。
「今危機感を持っている」と言ってるだろ。まさに現在進行形の問題だ。
プロットの一般向けコンペティションを新たに開催したり、岩井俊二が「プレイワークス」を
主宰してるのもその一環だよ。
岩井俊二は、シナリオの分野で日本は韓国に比べて10年は遅れてると言ってる。
URLリンク(www.cinemaproject.jp)
URLリンク(ja.wikipedia.org)

620:名無シネマさん
06/11/09 05:10:13 7fYP+DQh
>>618 に味方するわけじゃないが、
なぜそこで「ゆとり」が出てくる? 関係ないじゃん。
そういう陳腐なモノイイすると、説得力はグッと減少する。
あと、岩井俊二がシナリオのことどうこう言っても、これまた説得力はないな。
プロットやシナリオのコンペティションとか、定期的に出てくることで、
今持っている危機感ではなく、恒常的に持たれている危機感(w
で、なんで実りがないかというと、ズバリ、プロットやシナリオそのものが
すぐに映画化されなくても「価値アリ」と判断されれば金になる仕組みが
確立されてないからだよ。ハリウッドのように。
思いついたときの何かじゃ、ダメなんだよ。
まったくゆとりはこれだから(w

621:名無シネマさん
06/11/09 05:27:34 1orGLkbF
>>620
また的外れな奴が…。
言ってることもまともに分からないからゆとりと言ってるんだろう。
そもそも>>615に対する答えは、「プレイワークス」があるというだけで十分。

上に上げた二つが「日本のシナリオの底辺を広げなくては」という意識の元に「今」催され
てる所が重要なんだよ。
君の言う恒常的な問題であったものが、今やっと問題意識をもたれているわけ。
岩井俊二がプレイワークスを立ち上げた理由こそがまさに今の話題に対する答えなのだ
から、それに説得力を感じないというのは君の理解力の欠如というまた別の問題だな。

622:名無シネマさん
06/11/09 09:39:02 1U56p+Sq
>>615
映画制作・配給会社のシグロは?
ドキュメンタリー主流のクセのある会社だけど、結構自主制作映画上がりの監督や脚本家の作品を支援してる気がするけど。


623:名無シネマさん
06/11/09 15:59:18 WxTbreqj
華があるって事ではパンダ俳優が優れている。

最近の邦画が原作物ばかりで、オリジナル脚本が少ないのは、
邦画界のお偉いさんがデータ主義だから。
「この小説(漫画)は100万部売れました。」
みたいなデータがあると企画が通りやすい。

624:名無シネマさん
06/11/09 16:01:53 Jc2XM4px
演劇・舞台役者板の類似スレをレス数で追い抜かしました。

625:名無シネマさん
06/11/09 16:26:05 BhWo1mJm
>>623
というか、お偉いさん達は脚本が読めないのではないか?っつー恐ろしい
推測もあるわけで…。
もっと言うと文章が読めないのでは??だから漫画原作が多いのでは??と。

626:名無シネマさん
06/11/09 17:45:25 DRNie5tI
>>625
長い脚本と一緒に、ぺら1枚のあらすじをつけないと、企画書は通らないらしい。
読めないんじゃなくて読む暇がないんだとは思うが。

627:名無シネマさん
06/11/09 18:32:59 BhWo1mJm
>>626
あらすじをつけるのは常識なんだけどさ。
一般企業の企画書でも、ペラ1枚に要約するのが常識になっているからね。
脚本だってその段階では草稿どまりだから、企画書の付属資料とか参考資料程度の
扱いをされるんだろうね。

628:名無シネマさん
06/11/09 19:18:28 JSjXLz6Q
糞脚本と優良脚本を選別するスタッフがいる会社なんて日本にないだろ。
一方、重役やプロデューサーが全ての企画に目を通すなんてありえない話。
ハリウッドみたいに脚本を分析して選別するスタッフが日本の大手映画会社に
存在していない事実が危機意識の欠如を物語っている。

新人発掘とプリプロの予算を同枠にしている岩井も問題外。
「虹の都」では製作費の10倍以上の広告予算が計上されていて、スポットCM
を垂れ流している。往年の角川方式の再来だな。♪追いかけて~♪

629:名無シネマさん
06/11/09 20:08:29 BhWo1mJm
>>628
うん、そうだろうけど、それは企画する側(脚本家)の努力不足でもあるんじゃない?
一般の会社員でも企画書を通すために、デモンストレーションしたりオーサリングソフト使って
わかりやすく解説したりと、涙ぐましい努力をするものだよ。
それもこれも、企画書は読まれないもの、という前提があってのこと。
数百ページに及ぶ脚本を読んでくれなんて絶対にあり得ない。
おれなんか(普通の会社員)プレゼンするときは自分の人格変えてハイテンションを保ち、
バッチリスーツ着込み、始終笑顔を絶やさないように…な~んてやったもんだよ。
一般社会じゃこれが普通なんだよね。
脚本家たちはこういう努力してるのかなあ?という疑問もあるよね。

630:名無シネマさん
06/11/09 20:17:18 4Z4gkHQ7
給料もらってんだろ。それぐらい文句言わずにやれよ。
脚本家にまともな稿料を払わないのが日本映画界の慣習だから、脚本家を責めるのは
おカド違いだろ。採用しなくてもプロの脚本家には一定の稿料を支払うハリウッドや韓国には
企画力で完敗してるのが日本の現状。

631:名無シネマさん
06/11/09 20:33:05 BhWo1mJm
>>630
ごもっともで…。
>脚本家にまともな稿料を払わないのが日本映画界の慣習だから、
これが問題だよね。
企画段階だから、プレゼンだからってタダじゃ仕事はやれないんだよな。
するとあれだな、まず脚本家は自分の作品のプレゼン費用を集めなきゃいけない。
企業を回ってスポンサー集め。つまり営業をする。これだな。

632:名無シネマさん
06/11/09 20:38:18 4Z4gkHQ7
スポンサー? それこそ製作会社やプロデューサーがなるべきだろ。他に誰が?

633:名無シネマさん
06/11/09 20:42:43 4Z4gkHQ7
連投スマンが、
映画化しておいて稿料を払わないなんて例もザラにある。これじゃハリウッドどころか
韓国にすら追いつけない。

634:名無シネマさん
06/11/09 20:47:04 BhWo1mJm
>>632
わからん。
スポンサードしてその企業にどういうメリットがあるのかもわからん。
そこが努力すべきところ。開拓すべし。

635:名無シネマさん
06/11/09 20:50:04 BhWo1mJm
>>633
冷たい言い方だけど、それは契約書を交わさないお前も悪い、と言うしかない。
制作会社の悪習を批難するのであれば、脚本家もなあなあの悪習から脱却せんといかんよ。

636:名無シネマさん
06/11/09 21:16:07 4Z4gkHQ7
契約書は交わしてるよ。というか、契約を交わす以前の企画開発に問題がある点を指摘しているのだが・・・

ベテラン脚本家でさえ細かい契約書を添えたら嫌がられて倦厭されるのがオチ。
正式な契約書を作成し、著作権を管理する義務は本来、製作会社・P側にあるのだが。
新人の脚本家が弁護士費用なんか賄えるわけないだろ。
協会が間に入って契約書を作成しているのが現状だが、たかが2、3ページの張子の虎。
著作権法が年々、改正されているが高齢経営者が去るまでは現状に変化はないかもな。

役者や外注スタッフに比較すれば、形式だけでも契約書が結ばれる脚本家はマシなほうだな。


637:名無シネマさん
06/11/09 21:21:59 9uxxwIx6
話の腰折ってスマンが
新人小説作家も企画・執筆段階では同じ立場じゃないか?

それと、映像表現を文字にする作業は大変なもの。
ペラ紙一枚で伝えるのも限界がある。
いきつく所、映画制作会社が本気で求めているか?
じゃない。

638:名無シネマさん
06/11/09 21:27:01 4Z4gkHQ7
「小説と漫画だけで企画は十分。新人の脚本を読み込むなんてアホくさい」
これがPの本音だろうね。

639:名無シネマさん
06/11/09 21:30:32 4Z4gkHQ7
ps
小説はそれ自体が商品だから、編集者はそれを読まざるをえない。専門のスタッフもいる。


640:名無シネマさん
06/11/09 23:03:49 JSjXLz6Q
友人の脚本家がアメリカのプロデューサーに脚本を送ったら、航空チケットが送られてきた。
英語ができるなら、今後はこれだな。ニヤリ。

641:名無シネマさん
06/11/09 23:11:59 uPDXSgh0
>>639
>小説はそれ自体が商品だから
脚本も商品(映画)の原石だから、制作サイドは読まざるをえないかと。
要は直接商品となるか、間接商品となるかの違いだね。

642:↑
06/11/09 23:21:14 JSjXLz6Q
こいつ、アマだろ。アホくさw


643:名無シネマさん
06/11/09 23:29:11 uPDXSgh0
尼・僧侶

644:名無シネマさん
06/11/10 00:34:46 G5szalQX
>脚本も商品(映画)の原石だから、制作サイドは読まざるをえない
アマは甘いな。希望的観測乙。

645:名無シネマさん
06/11/10 01:44:36 QZhc40pt
>>644
希望的観測?
この板のほとんどが希望的観測じゃないの?
貴方はプロか? プロならこの悲観的事実に何故に甘んじている?
「制作側の制度・体制が大きいから仕方ないさ」で冷や飯食ってるのかい。
それをプロと称するなら異論は無いが。

646:名無シネマさん
06/11/10 01:57:22 QtPQehtV
>>645
どの分野でもそうだが、本物のプロはアマがどうのこうのと言わないから。
2chでクダ巻いてくすぶってもいない。
生ぬるく見守ってやれ。

647:名無シネマさん
06/11/10 02:22:04 TxePfdJU
>>645
“読まざるをえないかと”ではなく“読むべきではないかと”と書けば良かったのでは。

648:名無シネマさん
06/11/10 05:34:42 FGHUPbBC
>>646
映画業界ではプロとアマを区別する古い風潮があるよ。
かつて2chは管巻いてくすぶってる業界人の巣窟だったし。
生ぬるく見守られてるのはお兄さんの方かもね。

649:名無シネマさん
06/11/10 05:54:37 vRukcfT0
>>637
>いきつく所、映画制作会社が本気で求めているか? じゃない。

プロデューサーや会社にとっても原作を買った方がラクだろうしね。その時点で原作
の知名度が使えるし、無名の原作でも出版などと連動してキャンペーンも組める。
今は製作委員会方式で関わる人間の数も膨大になるから、多方面を納得させるにも「これやります」と企画書代わりに
本を出せばそれで済む。「戦国自衛隊」も「ローレライ」もそのために福井にノベライズを書かせたようなもんでしょ。
中身を変えてしまうにせよ、下敷きがあると作業もラク。「三丁目の夕日」なんか、どこかのPが「東京タワー物語を作りたい」
と言い出して、でもオリジナルだと苦しいから「あれを使えばいい」と持ち出してきたらしい。

まあ昔の映画界やTV界には、オリジナルを書かせたりライターが書いてきたものをストックする余裕もあっ
たのかもしれないが、結局、今の日本でオリジナルを書いてもあんまり意味がないんだよ。
日本でオリジナルの習作を書かせてコンクールに出させて講師が師匠になって生徒(弟子)に
下書きをさせながらチャンスを待つ、という作業をしてきたのが各種のシナリオ講座
なんだけど、ただ、シナリオ作家そのものが、今の日本では苦労してなるだけの価値があるかと
いえば、はっきり言えばないんだよ。
映画でもTVでも、脚本家の起用なんか、ある程度は書ければ後は監督や局プロと親
しいか否かだけでしか決まらない。それと女性だとなお良し。女性は仕事が欲しいから局プ
ロの言う通りに書いてくれる。あるいは単に監督の友だちとか。
往年の名シナリオライターの時代はもう来ない。TVも80年代を最後にどんどん層は薄くなっている。

650:名無シネマさん
06/11/10 05:56:45 vRukcfT0
>>640
釣りですか? マジなら凄いけど、でも向こうは「押さえる」ためだけに
とりあえず何でも買うからな。

651:名無シネマさん
06/11/10 06:29:51 FGHUPbBC
別に凄くないでしょ。
漫画家にもオファーがあるらしいよ。
小池一夫さんなんて、世界中から招待されるらしいし。
さすが子連れ狼。

652:名無シネマさん
06/11/10 11:24:04 YDV1vxO+
結局、他人の褌で儲けようって考えか。
それに群がる者の数が無視出来ない位多いんだろうな。

653:名無シネマさん
06/11/10 14:57:02 6Z8aUhGE
日本はスターシステムが主流なのに原作物が主流。
矛盾していると思われ。

654:名無シネマさん
06/11/10 17:21:22 OO+FEmgd
今の日本じゃ才能ある奴は漫画家かゲームデザイナーになるから漫画の映画化が多いのは間違った傾向ではない。

655:名無シネマさん
06/11/10 17:31:14 8VTe6x+n
漫画は、自分のネタとビジュアルイメージを再現するのに
もっとも手っ取り早くて金がかからない方法だからね。
多分、日本で一番窓口が広いとこなんじゃない。
ちょっとでもいいネタ出す人がいれば相手が中学生でも
割とすぐ担当がつくらしい。

656:名無シネマさん
06/11/10 19:19:29 G5szalQX
>>652
商業映画を自費で製作して配給できるなんて凄いですね。
ギブ&テイクもアナタから見たら他人の褌を頼ってるように見えるのですね。
2chの褌を穿かずに、自分のサイトで発言してください。

657:名無シネマさん
06/11/10 21:29:43 6UZfb54r
詳しくは知らないけど昔はそういう人多かったんじゃないの?
岡本喜八なんて作品ごとに借金抱えてたらしいし、
森田芳光も35mm撮るために制作費4000万借金して
やっとデビューできたとどっかで語ってたよ

658:652
06/11/10 22:42:00 YDV1vxO+
>>656
否ねくれてるねえ。
他人の褌ってのは、既存のマンガや小説で映画を作る
って事を伝えたつもりなんだがねえ。
そういうのもギブ&テイクって言うのかい?
ならば日本に脚本家は必要ないな。
これだけ多くのマンガが出回っているんだから!

659:名無シネマさん
06/11/10 22:53:09 GMXbU9n+
脚本なんか最低限の筋があれば後は何とかなる
所詮映画の出来は演出次第

660:名無シネマさん
06/11/10 23:05:28 YDV1vxO+
そういう事言うから、邦画が堕落するんだよ。

661:名無シネマさん
06/11/10 23:18:53 GMXbU9n+
50年代60年代の全盛期の映画だって脚本なんて
陳腐なもんばかりなんだよ
邦画が堕落したのは単におまえのような鑑賞眼のない低脳が増えたせい

662:名無シネマさん
06/11/10 23:55:56 gD74fzLK
>>661
お次は捨てぜりふかい?
>50年代60年代の全盛期の映画だって脚本なんて陳腐なもんばかりなんだよ<
それを演出がカバーしたって言い分かい?

>邦画が堕落したのは単におまえのような鑑賞眼のない低脳が増えたせい<
「鑑賞眼のない低脳」に迎合して堕落させたのは何処の誰だ?
演出家か?監督か?

663:名無シネマさん
06/11/11 00:04:01 fhkGN4wj
>>662
>それを演出がカバーしたって言い分かい?

そうだよ清順や川島は言うに及ばず
小津や成瀬のような巨匠だって脚本は陳腐なものばかり
映画で重要なのはあくまでどう観せるかなのだよ

>演出家か?監督か?

演出家=監督の水準が低下してるということだろう


664:名無シネマさん
06/11/11 00:08:36 fhkGN4wj
邦画じゃないがわかり易い例としてキューブリックの「シャイニング」
原作者のキングが
全面的に企画に加わった「シャイニング」をそれぞれ見比べてみるといい

少しは映画の本質が何であるかが見えてくるだろう

665:名無シネマさん
06/11/11 00:17:23 fhkGN4wj
まぁ「原作に比べてつまんなかった」というありがちな感想を抱きがちな
奴らは映画が活字ではなく映像のメディアということを踏まえて
自分の映画の観方が
根本的に間違ってないかどうかを自問自答してみることだ

666:名無シネマさん
06/11/11 00:19:29 fLinEg4d



 木曜に比べて随分とレベルが落ちた議論してるねw





667:名無シネマさん
06/11/11 00:21:34 fhkGN4wj
あんな方向性がまったくズレた意味のねー議論延々と繰り広げても
しょうがねーだろw

668:名無シネマさん
06/11/11 00:39:34 fLinEg4d



>>667=アマチュア





669:名無シネマさん
06/11/11 00:45:26 fhkGN4wj
>>668
何か持論を展開してくれよ
一行レスばっかじゃつまんねーだろw

670:名無シネマさん
06/11/11 01:11:59 4bYGo7YP
脚本は設計図。設計図がなくても掘っ立て小屋ぐらいは作れるが五重塔は立たない。
設計図を紛失したせいで修復すら満足にできない、それが五重塔。

脚本の中身が曖昧だと・・・
スタッフィング、ロケ地、衣装、小道具などの選定に余計な時間と予算が必要になる。
各部署でドンブリ勘定が横行したり、予算不足に陥る。スタッフの感性に頼った作品は大概、
ヒットせずに赤字決算になる。脚本を何度も書き直して予算不足になる作品とは根本的に
問題の質が異なる。


ID:fhkGN4wj「脚本はペラペラですが、僕の映像センスで傑作にしてみせます!」

P「はあ? 自腹で撮れ、ボケ」


671:名無シネマさん
06/11/11 01:17:05 fhkGN4wj
脚本がいらねーとは一言も言ってないだろ
脚本はシンプルなありふれたものでもよい
脚本の中身にこだわっていい映画を作ろうと模索するのは愚の骨頂だと言っている

オリジナルの脚本なんかなくても原作を借用すればたたき台としては十分なの



672:名無シネマさん
06/11/11 01:19:22 xAP8oqqQ
横槍だが、清順や川島が成瀬のランク下かのような言い分が気になった

673:名無シネマさん
06/11/11 01:25:36 fhkGN4wj
まぁ脚本なんかろくすっぽなくてもカサヴェテスやガス・ヴァン・サント
みたいにセンスだけで傑作を仕上げちゃう監督もいるがね
もちろんメジャーじゃそんな映画は撮れないけど

674:名無シネマさん
06/11/11 01:29:10 fhkGN4wj
>>673
どっちが上かどうかはどうでもいいが
一番わかり易い例を最初に持ってきただけ

当の成瀬の映画も脚本はほとんどオリジナルじゃなくて
原作をたたき台にしてるでしょ

675:名無シネマさん
06/11/11 01:34:50 fLinEg4d



カサヴェテス-元脚本志望&息子が遺稿を元に予算を集めた
サント-万年低予算作家
ID:fhkGN4wj-自演ミス乙





676:名無シネマさん
06/11/11 01:41:47 fhkGN4wj
>>673
とはいえ日本で成瀬より演出力が凄い監督なんて思い浮かばんけどな
強いて言えば小津ぐらい?
自分自身は清順や川島の映画は成瀬の映画と同じくらい好きだけど

677:名無シネマさん
06/11/11 01:46:08 fhkGN4wj
>>675
まぁ「アメリカの影」や「ラストデイズ」を観てごらんよ

678:名無シネマさん
06/11/11 01:46:15 fLinEg4d




 誤爆馬鹿のアマチュアについては以降スルーでヨロ





679:名無シネマさん
06/11/11 01:48:11 fhkGN4wj
>>678
ぷっw
お前みてーな話にならないアホはもういいよw

680:名無シネマさん
06/11/11 01:55:31 xAP8oqqQ
演出力と言われても抽象的すぎて、一概には誰々が凄いとは言えないが・・・

単に成瀬が海外で取り上げられたという理由で
清順、川島、中平、増村、喜八というようないわゆる職人監督と
差別化されている風潮には違和感をおぼえる

681:名無シネマさん
06/11/11 02:10:03 fhkGN4wj
>>680
つーか成瀬自身が職人監督じゃね?
清順、川島、中平、喜八
あたりはやはりどちらかというと奇形だと思うんだよ

奇をてらわずに人物の心理描写を人物の仕草、風景、シチュエーション等で
的確に表現できるのは成瀬がずば抜けてるだろう

増村はよくわからん
作品によって演出法が全然違うような気がする
「清作の妻」と「最高殊勲夫人」なんかはまったく異質だし

ただどの作品にも共通して言えるのは人間の情念・狂気を引き出す
のに長けてるという感じ

682:名無シネマさん
06/11/11 02:42:57 xAP8oqqQ
成瀬自身が職人だと思うからこそ、変に芸術家扱いされてるのはどうなんだって話
またスタイルの違いで好みがわかれることはあっても、そこをすぐに優劣にまで言及する
のは安易すぎると思うんですわ

まあスレ違いだわな・・・

683:名無シネマさん
06/11/11 02:51:16 fhkGN4wj
まぁ優劣自体はどうでもいい話
単に小津なんかとともに成瀬の評価も一般に確立しつつあると思うので
巨匠という言い方をしただけ

あと増村の映画もほとんどが原作をたたき台にしてるわな
上に挙げられた監督たちの作品を色づけるのはあくまでも
それぞれの個性に基づく演出だと思わんかい?

684:名無シネマさん
06/11/11 02:58:37 xAP8oqqQ
読み返してみたら、俺が単に言葉尻とっただけだな・・・まあ悪かった

685:名無シネマさん
06/11/11 03:00:06 dBWKB7Yw
監督やスタッフのスキルによって色々じゃないの?

とりあえずの脚本だけで、後は現場での演出だけで作品に仕上げるには、スタッフも監督と気心が知れていなきゃ、うまくいかないだろうし。
そういう監督とスタッフの組み合わせが実現するのは稀なケースじゃないかな。

多くの場合は、脚本の「練り」を繰り返していく必要があると思う。
「名匠」の作品はともかく、邦画の中で、いわゆる万人向けの娯楽作では、プリプロが不十分な作品が目に付く。
邦画復興とか言われるけど、素人目にも「なんか、見切り発車で強引にまとめたカンジ」な作品が多いよ。

監督の頭の中をもっぱら信頼して制作される作品はあっていいと思うし、そういう名人が出ることは邦画に良い影響を与えると思う。
でも多くの場合、撮るべきシーンを事前に検証しながら進めないと、製作体制のスキルは上がらないだろう。
プレビジュアライズは邦画の世界ではほとんど普及していないけど、有効な手法だと思う。
スキルが伴っていないのに、スタイルだけ「作家性」にお任せでは、良い作品は増えないよ。

686:名無シネマさん
06/11/11 03:16:39 fhkGN4wj
>>685
>でも多くの場合、撮るべきシーンを事前に検証しながら進めないと、製作体制のスキルは上がらないだろう。

これは脚本でなくて演出の問題じゃないかな?
演出のスタイルは別に即興だけじゃないから

>プレビジュアライズは邦画の世界ではほとんど普及していないけど、有効な手法だと思う。

プレビジュアライズ自体も演出の問題に還元できるでしょ

脚本自体は大抵の映画では必要なんだよ
ただ別にオリジナリティなるものにこだわる必要はないってこと

そしてやっぱ監督の役割はかなり大きいよ
いくら優秀なスタッフを揃えても
監督の頭の中で演出の段取りの構想がしっかりしてないと撮影も美術も録音も
演技の振り付けもなんにも進まないから

687:名無シネマさん
06/11/11 03:23:14 fhkGN4wj
>とりあえずの脚本だけで、後は現場での演出だけで作品に仕上げるには、
>スタッフも監督と気心が知れていなきゃ、うまくいかないだろうし。

いや監督とスタッフの息があってなきゃいい作品なんか撮れないんだって
だからこそいったん成功すると
同じスタッフで何本も映画を撮ったりするわけでしょ


688:名無シネマさん
06/11/11 03:32:35 9R0y9Brw
>>670
ウケタw 

>>685
アマチュアの妄想に付き合うなんて、キミは優しいね。でもアホを増長させて罪深いかも。

689:名無シネマさん
06/11/11 03:41:26 fhkGN4wj
じゃプロらしくどこがおかしいのか逐一言及してくれたまえよw
一行レスで野次ってばっかいねーでさw

690:名無シネマさん
06/11/11 03:41:55 9R0y9Brw
勝手ながら続きを

fhkGN4wj「僕の演出力でヒット作を連発します。ですからスタッフは毎回、固定で!」
   P「はあ? テメエで雇え、ハゲ。うぜえから消えろ。」


691:名無シネマさん
06/11/11 03:45:07 fhkGN4wj
まぁヒット作になるかどうかはしらんが出来る限りその条件でないと
いい映画なんか撮れないわな
それが呑めないからつまんねー作品ばっか量産するハメになるんじゃねーのw

692:名無シネマさん
06/11/11 03:47:15 dBWKB7Yw
>>686-687
「あるべきレベルの監督」と「現状の多くの(あるべきレベルに至ってない)監督」の話が、ちょっとゴッチャになっているかもね。

プレビズの話は確かに演出に類するかもしれないけど、脚本の練り込みを含めて、プリプロが不十分であることを言いたかったわけよ。
気心の知れた監督とスタッフ同士の組み合わせでやっているクルーはOKなのよ。
今後とも、巧みな連携で制作していけばいいし、観客も次作に期待して待てばよい。
しかし、そういう組み合わせは少ないはずだ。
だからこそ、脚本の完成度を上げるべきなんじゃないかな。

ま、話を極端にすれば、名人の監督は「とりあえず」脚本でいいけど、そうではない監督には「完成度が高い」脚本が必要、ということかなw

693:名無シネマさん
06/11/11 03:49:04 fhkGN4wj
それとも単なるヒット作だけを量産してーなら脚本の出来云々じゃなくてマーケティングの
問題になっちまうけどなw

694:名無シネマさん
06/11/11 03:58:46 fhkGN4wj
>>692
>ま、話を極端にすれば、名人の監督は「とりあえず」脚本でいいけど、
>そうではない監督には「完成度が高い」脚本が必要、ということかなw

ただ面白い映画を増やすためには名人の数自体を増やすべきだろう

それにはそういった名人が生まれる土壌として昔みたいに
映画の製作本数自体も増える必要がある
邦画の上映数も少しづつ増えているし今は少しづつ
いい方向に進みつつあるとは思う

695:名無シネマさん
06/11/11 04:09:30 r1zGFLzl
>>692
>ま、話を極端にすれば、名人の監督は「とりあえず」脚本でいいけど、そうではない監督には「完成度が高い」脚本が必要、ということかなw

何も分かってないな。「名人」ほど脚本にはうるさい。もちろん、往年のプログラムピクチャー
でも松林宗恵や古澤憲吾のように、適当なホンほど力量を発揮する職人もいたが、そういう人はあくまで例外だ。

>>694
>邦画の上映数も少しづつ増えているし今は少しづつ
>いい方向に進みつつあるとは思う

「三丁目の夕日」みたいに練られていなくてもヒットすればファンがチヤホヤする
ので、いい方向どころか今のライターは本当に甘やかされているのが現実。

696:名無シネマさん
06/11/11 04:13:48 HEgQn8eV
テレビドラマ板では「14才の母」が役者は魅力的だけど、つまらないドラマの代表格に認定されました。
役者は魅力的だけど、つまらない映画の代表格と言えば?

697:名無シネマさん
06/11/11 04:17:07 dBWKB7Yw
>>695
いいねぇ。昔の話は勉強になるから、もっと聞かせてほしい。

「話を極端にすれば」で分かるように、監督(とスタッフの組み合わせ)も千差万別であることは承知で書いたのだけどねw
伝わらなかったとは残念。

698:名無シネマさん
06/11/11 04:21:19 r1zGFLzl
>>694
>名人が生まれる土壌

「名人」とかいう個性に期待するのもいいが、シナリオ(ストーリーテリングやディテール)に
関しては、アメリカの映画やドラマみたいにカネを掛けて取材してネタを突っ込んで叩かない限りどうにもならん。

「名人」を生みたければ、古今東西の文学(古典からエンタテインメントまで)
と映画のパターンを渉猟して頭に突っ込んでいる人間を沢山作らないと
何も書けない。つまりは日本の今の教育制度と社会環境では難しい。
こんなに映画を自由に観られる国もそんなにないのに、ライター志望者の大半は何も観ていない。
さらに観るだけでは駄目で、パターンの組み合わせを自由に操作できる才能が
必要となる。いま持て囃されている三谷や君塚もそれしかやっていない(しかもあざとい)
そして昔はもっと巧い人が山のようにいた。
今のアメリカ人にはそういう「教養」は無いけど(日本のマジメな映画研究者や留学生によると、
向こうのフィルムスクールの連中の「無教養」さには呆れるらしい)、その代わ
りに商業的にプロットを叩いていくメソッドや慣習だけは発達している。アメリカの映画・TV産業はそうした地力で成立している。

699:名無シネマさん
06/11/11 04:27:09 fhkGN4wj
>>695
>「三丁目の夕日」みたいに練られていなくてもヒットすればファンがチヤホヤする
>ので、いい方向どころか今のライターは本当に甘やかされているのが現実

あんたの考える練られた脚本とは?
観客のレベルに映画の質は一定程度は依存するのだとは思う
とはいえ観客の足が映画館に向いて
映画の製作数が増えてこないことには
観客の目も肥えてこないし連動していい作品も産まれてこないのでは?


>何も分かってないな。「名人」ほど脚本にはうるさい。

それは演出の手順を頭の中でまとめるか文章の形で
大まかにまとめれてるのを好むかといった程度の違い
だと思う
脚本家の作った素の脚本に依存するような名人はいない

脚本がどんなにすごくても演出力がなければいい作品は産まれない

700:名無シネマさん
06/11/11 04:30:24 r1zGFLzl
>>697
>監督(とスタッフの組み合わせ)も千差万別であることは承知で書いたのだけどねw

そら、北野武みたいに、思いつきのアイデアだけを喋って、それをアンカーが
仮台本にしてまとめてくれて、しかも予算もたっぷり使える人なら、適当なホンでも許されるわな。
途中でどんどん追加して変えていけばいいわけだしな。

でも現実に他の監督が同じ事をやるとみんな破産だろうな。>>670

701:名無シネマさん
06/11/11 04:31:19 WVboVHLm
>>699
>脚本がどんなにすごくても演出力がなければいい作品は産まれない
すぐにそういう相手が言ってもいない極論にしちゃうから、あんた、
嫌われてんじゃないの?

702:696
06/11/11 04:33:33 HEgQn8eV
みんなシカトする(T_T)

703:名無シネマさん
06/11/11 04:36:24 fhkGN4wj
>アメリカの映画やドラマみたいにカネを掛けて取材して
>ネタを突っ込んで叩かない限りどうにもならん

そんなことしたって今のハリウッドなんかつまんねー作品ばっかじゃん
邦画の方がまだ全然マシ

>三谷や君塚もそれしかやっていない
こいつらテレビ畑の脚本家は演出家では全然ない
作品がつまんねのーはそのため
映画の演出を何も知らねーから

704:名無シネマさん
06/11/11 04:36:44 WVboVHLm
>>702
だってそのテレビドラマ板の認定自体、間違ってるもの。
「14歳の母」なんて、役者、別によくないじゃん。
みんな、すごい、あざとい芝居してるじゃん。

705:名無シネマさん
06/11/11 04:37:23 r1zGFLzl
>>699
>あんたの考える練られた脚本とは?

個人的に山田洋次は好きではないが、ただし「男はつらいよ」などを何本も観ると、
ワンパターンのフリをして毎回、いろんなことを試みていることがよく分かるよ。
マンネリを期待する客もそうでない客も双方が満足できるようになっている。

>観客の目も肥えてこないし連動していい作品も産まれてこないのでは?

う~ん、そこがな・・・今の観客はどうも映画に甘いような気がするんだけどねえ。
まあ一般の観客(視聴者)のレベルなんか今も昔も変わらないので、作り手の緊張感が落ちているんだろうな。

>それは演出の手順を頭の中でまとめるか文章の形で大まかにまとめれてるのを好むかといった程度の違いだと思う

分かったようなことを書いているけど、大体の監督はキッチリ叩かれたホンでないと
撮れないもの。その都度、現場で考えていくと恐ろしく労力と時間を無駄にしてしまう。
木下恵介などは脚本が適当だったといわれるが、木下は自分で書いて自分で撮るからそういうことをやっても許される。

706:名無シネマさん
06/11/11 04:38:57 dBWKB7Yw
>>698
お、ほとんど賛成だな。
確かにアメリカは制作の枠組みが発達しているようだね。
これは行けそう、となると組織的に山のようにマニュアルを書き下ろす文化のなせる業かな。

名人は(またまた語弊を承知で言うけどw)ほっといても名作を造るのよね。
そうではない、普通の人がそれなりの作品を作るには磨き上げるための工程が必要になる、ということだと思うよ。

よく言われるけど、日本は小説や映画に行くべき才能がマンガに流れてしまうからね。
評判のいい邦画もあるようだけど、楽観はできない。

と、ノンビリ綴っていたら、レスがドンドン進んでいるようだなw

707:名無シネマさん
06/11/11 04:40:13 r1zGFLzl
>>703
>邦画の方がまだ全然マシ

どこが「マシ」なの? もっとも、日本映画を海外の映画祭に持っていくと、
「こんなミニマリズムで撮れるなんて凄い」とそういう文脈で感心されるらしい。
海外の人は日本や台湾の映画をミニマリズム映画としての面白さとして受容している、らしいよ。

708:名無シネマさん
06/11/11 04:40:27 HEgQn8eV
>>704
そんな事に拘らないでよ。

709:名無シネマさん
06/11/11 04:40:36 fhkGN4wj
>こんなに映画を自由に観られる国もそんなにないのに、ライター志望者の大半は何も観ていない。
>さらに観るだけでは駄目で、パターンの組み合わせを自由に操作できる才能が

これが問題なんだよ
そしてこのことはライターではなく監督についてよりいえること
パターンの組み合わせは本当に重要で監督志望者は昔の名作から
カッティングやモンタージュ
の手法を徹底的に研究すべきなのだ

710:名無シネマさん
06/11/11 04:44:02 r1zGFLzl
>>706
>よく言われるけど、日本は小説や映画に行くべき才能がマンガに流れてしまうからね。

それは少し違うでしょ。漫画家は「絵」が描けないと駄目だからね。

ただ、大手出版社の新人漫画家の作り方(持込で面白そうな奴がいると、直しに直しを
重ねて自社の賞に応募させて2~3年掛けてデビューさせる)は、シナリオライターや
新人作家の作り方にとてもよく似ている。
読者アンケートという「視聴率」もはっきり出てくるしね。

711:名無シネマさん
06/11/11 04:46:24 fhkGN4wj
>>707
>「こんなミニマリズムで撮れるなんて凄い」とそういう文脈で感心されるらしい。
>海外の人は日本や台湾の映画をミニマリズム映画としての面白さとして受容している

これは全然いいことじゃないか
日本映画は昔から大作はそれほど得意じゃない
むしろ得意のミニマリズムにこだわったB級志向の味のある作品
を追及するべきなのだ

大味の大作を見たきゃハリウッドから輸入しとけばいい

712:名無シネマさん
06/11/11 04:50:36 r1zGFLzl
>>711
>これは全然いいことじゃないか

でも、それは単に欧州やアメリカのような社会的なテーマがとても苦手というだけかも
しれないよ。本当に「いいこと」なのかどうかは何とも言えない。

>大味の大作を見たきゃハリウッドから輸入しとけばいい

また知ったかを・・・ハリウッドに「大味の大作」なんか実際は少ないのにねえ。
「父親たちの星条旗」なんか日本映画で撮れないだろ。

713:名無シネマさん
06/11/11 04:52:14 WVboVHLm
思うに、いま、世界的に最も脚本作りに手間をかけて、それに見合った成功を得ているのは
ズバリ、ピクサーだ。
ピクサーの映画を見れば、多人数で時間をかけて脚本を練り上げることの大切さが
分かろうというもの。
よくできたお手本ですな。
そこがつまらないという人がいてもおかしくないが。実際、俺はちょっとつまらない。

714:名無シネマさん
06/11/11 04:57:40 fhkGN4wj
>「父親たちの星条旗」
数少ない例外であるイーストウッドを挙げんなっつーの
もっとも大作の様相を呈してはいるが本質は
いつものように個人の内面の葛藤を描いたミニマリズムの映画だと思うがね

他にあげてみ。大味でない大作の例をw

715:名無シネマさん
06/11/11 04:58:43 dBWKB7Yw
「大味の大作」って、ブラッカイマー製作なんかのことかなw

でも、彼がプロデュースする「大味」系は予算があっても日本じゃ撮れないよね。
それは「大作はそれほど得意じゃない」だけじゃなくて、シナリオハントから製作のマネージに至るまで、基礎体力が日米では違いすぎると思うよ。
アメリカの映画界も(ニューシネマが台頭した頃)落ち込みが激しかったけど、マニュアルを積み上げて盛り返してきた。
が、日本は積み重ねをすることなく落ち込んだよね。
強引に言い切っちゃうけど、それは>>698が述べている「メソッド化」しなかったかどうかの違いが大きいと思うよ。

>>713
同意。3D云々じゃないね(「カーズ」はイマイチ乗れなかったけど)。

716:名無シネマさん
06/11/11 05:02:48 r1zGFLzl
>>714
つか、お前が言う「大味の大作」って具体的には誰の映画だよ。どうせ、>>715が言
うようなブラッカイマーとかそんなのしか観てないんだろ。
今年のアカデミー賞候補作のどれも日本映画では絶対に撮れない映画ばかりだぞ。

717:名無シネマさん
06/11/11 05:07:15 HEgQn8eV
ターミネーターやマトリックスなんてフランスやイタリアも作れないと思われ。

718:名無シネマさん
06/11/11 05:09:39 fhkGN4wj
>>705
で、山田洋二が優れた映画作家だと思うかね
自分は彼の映画を観ても映像から喚起されるものが何もない
同じ職人監督である成瀬とかとは大違い
目をつぶってたって理解できるような映画は映画ではない

>作り手の緊張感が落ちているんだろうな

作り手の緊張感が落ちるのは手抜きをしても観客がそれを受容してしまうから
すなわち観客のレベルが低いことの証左

>その都度、現場で考えていくと恐ろしく労力と時間を無駄にしてしまう
>大体の監督はキッチリ叩かれたホンでないと
>撮れないもの

これは脚本家の脚本を筋書き通りにそのまま撮影するってことではないのだよ
脚本はあくまでも骨組みであって演出がしっかりしてないと映画にならないの
その演出手法は台本ではなく監督の頭の中にあるものなの

719:名無シネマさん
06/11/11 05:09:59 dBWKB7Yw
ま、一言でいうと
本場のアカデミー賞と日本アカデミー賞の差だわなw

またまた強引に比喩すれば、米映画界(映画を作ってんのは米だけじゃないのは知ってるヨ)は(メソッド化の)台地の上に山脈が連なってるけど、邦画界は平地にところどころ山が突き出している状態かな。


720:名無シネマさん
06/11/11 05:12:13 HEgQn8eV
山田は優れた映画作家でしょ。

721:名無シネマさん
06/11/11 05:12:24 fhkGN4wj
>今年のアカデミー賞候補作のどれも日本映画では絶対に撮れない映画ばかりだぞ

何にせよ「映像」作品として今年のハリウッドの作品で観るに値するのは
イーストウッドの映画のみ

722:名無シネマさん
06/11/11 05:13:27 dBWKB7Yw
>>718のレス後半の「監督」は「あるべき」監督像(あるいは、かつて多くいた名人たち)のことだよね。

723:名無シネマさん
06/11/11 05:14:48 fhkGN4wj
だからメソッド化したところでろくに面白い作品なんかねーだろ
マニュアル化で心を揺さぶるような作品を作れるかw

724:名無シネマさん
06/11/11 05:17:58 r1zGFLzl
>>721
やたら映像主義を強調するあたりはリュミエール厨か。ストーリーテリングや
ディテールを観ない表象厨がどれだけ日本の映画評を退廃させたことか。

725:名無シネマさん
06/11/11 05:20:03 r1zGFLzl
>>723
かといって「ミニマリズム」日本映画に「心を揺さぶる」ような映画なんか
そんなに多くもないけどな。

726:名無シネマさん
06/11/11 05:24:29 fhkGN4wj
>>722
力量のない監督の手引書として練られた脚本は一定限度では有効なんだろう
だがいま観たいのはかつての「ゴッドファーザー」や「タクシードライバー」なのだ

>>724
映画における「物語」や「ディテール」はあくまでも「映像」に宿るのだと思うよ

727:名無シネマさん
06/11/11 05:26:26 dBWKB7Yw
最後は各自の映画の好みの話になりそうだなw

まぁ、ピクサーだって、名人芸で頑張っているわけじゃないだろうし。
イーストウッドが戦闘シーンを現場処理だけで仕上げたとは、とても思えんし(そもそも、あそこは彼が演出したのだろうか?)。
何度も脚本(やらストーリーボードやら)を叩いたのは想像に難くない(現場を見たわけではないので推測だが)。

「映画は監督のモノなのか、プロデューサーのモノなのか」とか、意見が分かれるのはこの辺じゃないかな?
語り出すと結論が出ない話になりそうだw

728:名無シネマさん
06/11/11 05:28:49 ZRJUR4yk
好みの話だろ。

729:名無シネマさん
06/11/11 05:31:55 HEgQn8eV
>>727
ハリウッド映画は例外的にプロデューサーの物で、それ以外の映画は監督の物。

730:名無シネマさん
06/11/11 05:37:44 r1zGFLzl
>>726
>だがいま観たいのはかつての「ゴッドファーザー」や「タクシードライバー」なのだ

だったら尚更ホンを叩かない限りは駄目だろ。「タクシードライバー」の後半の転調
にせよ、ディテールとキャラクターを練りに練って出てきたものだ。

>映画における「物語」や「ディテール」はあくまでも「映像」に宿るのだと思うよ

そこを誤解して脚本やキャラクターを叩く能力のない奴が映像だけは凝ったり、
俳優の演技や柄にだけ頼るから日本のインディーズは駄目なんだろ。
どこかのTVドキュメンタリー出身監督みたいに力量の無さを舞台裏まで明かすこ
とで持っている奴とか。あそこまで自分と楽屋裏をウリにしないと生き残れないんだろうけど。

731:名無シネマさん
06/11/11 08:11:16 OUNyiyJc
脳内巨匠に一晩中付き合ってる暇人ばかりか?
幼稚な発言を繰り返すコイツ→ID:fhkGN4wjは一本も作ったことないド素人。
ビデオの自主制作レベルの集団すら指揮できないと思われる。

732:名無シネマさん
06/11/11 09:21:11 fLinEg4d




ほら、言わんこっちゃない。基地外をスルーしとけば無駄レスせずに済んだのにw





733:名無シネマさん
06/11/11 09:23:39 N8/y7XFu
日本でテーマ性とエンターテイメント性、更にリアリティとオリジナリティ両立させられる脚本書ける奴なんて居るのか?
個人的に河瀬直美や橋口亮輔なんかは頑張ってると思うけど、絶対全国ロードショーで大ヒット飛ばせるわけでもないし。
橋口なんて「リアルなゲイ」扱ってるだけで大手に配給避けられたりゴールデン地上波放送出来ないこの国で何を期待しろと・・

734:名無シネマさん
06/11/11 09:59:41 Iw1esX+j
私は橋口亮輔大好きだけど、全国ロードショーで大ヒット飛ばせる映画は
作って無いと思うよ… それは少女漫画家を少年ジャンプで連載させろと
いうようなもんだと思う(変な例でごめん、上で漫画との比較があったから)



735:名無シネマさん
06/11/11 10:36:32 fLinEg4d




河瀬さんは子供と旦那の養育に夢中ですが、何か?





736:名無シネマさん
06/11/11 12:00:24 N8/y7XFu
>>735
あれ、今「殯の森」ていう介護問題扱った新作撮影中ってHPで観たけど・・
>>734
確かにああいうテーマで「セカチュー」並に大ヒットするとは思えないんですが・・
日テレで「14才の母」なんてエグイテーマ扱えるなら、「ハッシュ!」なんてチョロイもんじゃない?
って思ったもので。あのドラマ、かなり橋口監督の手法取り入れてると思うんですよねw

737:名無シネマさん
06/11/11 14:54:36 7n4N1FIX
>>731
あれは金曜日の夜にしばしば開催される「チキンレース」だよ。
誰が最初に眠りこけて落ちてしまうか競うレースねw
1つのネタに固執するヤツが現れると突如開催される。

738:名無シネマさん
06/11/11 17:46:05 wgj68rUM
演芸で先ず重要なのは、最低限の演技力って、言うよね。

739:名無シネマさん
06/11/11 20:54:27 fhkGN4wj
>>730
だから映像表現と活字による表現は全く別物なんだってw
いくら優れた小説を書く作家でもそいつが優れた絵画も描けるかどうかは全然別の話だろう

あんたの言い分だと脚本さえ固めて確立されたメソッドに従えば「タクシードライバー」は誰が撮っても「タクシードライバー」
になるし「ゴッドファーザー」は誰が撮っても「ゴッドファーザー」になるわな

監督がスコセッシやコッポラである必然性はなくどこぞの馬の骨に撮らせてもまったく
同じレベルの作品が撮れるってわけだ

あんたは上の方でブラッカイマーを馬鹿にしてたが現実にブラッカイマーは今の
ハリウッドの稼ぎ頭の一人だしあんたの考えをもっとも実現に近づけるのはブラッカイマー
がしきるような製作体制だろう


740:名無シネマさん
06/11/11 20:55:50 Z28cgT+B
立て看板 設置させてください、<(_"_)>ペコリ

『  ☆彡 目も見えず、耳も聞こえぬお人が、桜の木に抱きついている。
桜を、見たい、聞きたい、と言う。
さて、どうやって桜を見せようか?

☆彡 坐禅と見性 四十六章 公案見性
スレリンク(psy板)
而二不二(ににふに)、不二而二(ふににに)、
二ではない(不二、ふに)、一の如し(一如、いちにょ)、それは、ほとけさま(さとり)のことです、どうですか、参禅していきませんか?
問う。
『 この場に坐したままで、30メートル先のローソクの炎を吹き消せ。 』
答える。     ・・・と。

☆彡沢木興道老師のなぞなぞ?

アメリカに 「我が妻は我が父の母なり、我が父は我が子なり、我が妹は我が孫なり」 という言葉があったそうな。

☆彡碧巌録(へきがんろく)第45則 趙州布衫(じょうしゅうふさん)

【本則】
禅僧「万法は一に帰す。では、一はどこに帰しますか」

趙州「私は若い頃、青州に住み、一領の布衫(実務着、サラリーマンなら背広と言うことかと)を作った。  その重さは7斤(4.2kg)もあった」

また、あるひと(ジャック、ラカン) 曰く(いわく)
「世界をキリストが支えている。キリストを聖クリストファーが支えている。では、その聖クリストファーを支えているのは何?」という謎々と同じかと。

‥‥……━★ 友好スレ

精神世界で癒される第16章仙界の癒し大混浴場(バトルなし)
スレリンク(healing板)

741:名無シネマさん
06/11/11 21:47:17 WVboVHLm
>>739
>>701

742:名無シネマさん
06/11/11 22:21:07 fhkGN4wj
少し例を挙げてみるか

AとB二人の人間が会話をするというシチュエーション

パターンⅠ
①ミディアム・ショットでテーブルを挟んで座ってる二人の人間を映す
②Aに対するクローズアップ、会話が一端区切れるまでショットを継続
③切り替えしてBに対するクローズアップ、同じく会話が区切れるまでショットを継続
④再び全く同じアングルでAに切り返す
⑤以下会話が終了するまで②から③の過程を延々と繰り返す
ショットの間隔は会話の長さに依存する

パターンⅡ
①カメラを固定してAをクローズアップで映して短い台詞を言わせる
②カメラを移動させながらクローズアップでBを映し歩きながら喋らせる(顔が上下に移動しているので歩いてるのがわかる)
③再びフィックスショットでAを映す(カメラアングルは①が右なら正面若しくは左にする)短い台詞を言わせる

④再びBをクローズアップで映す。ただし今度はカメラを固定してみる。Bには何も喋らせない
⑤Aに台詞を言わせながらBに近づくところをミディアムショットで映す
ショットの間隔はカッティングのリズムに合わせて決めそれに伴い台詞は映像の全体のリズムに調和するように
何を喋らせるか決める

743:名無シネマさん
06/11/11 22:28:31 WVboVHLm
煽りでも何でもなく言うが、こりゃ本当に素人まるだしだ。驚いた

744:名無シネマさん
06/11/11 22:29:09 fhkGN4wj
パターンⅠは脚本だけ良ければいい映画を撮れるという奴の撮り方
特にテレビ畑の奴等はこういう撮り方をやりがち

パターンⅡは映像を重視しあるシチュエーションで最適の演出をするために
どう撮るかを考え抜く人間の撮り方

印象に残るのはどちらの手法に基づく映画であろうか?

745:名無シネマさん
06/11/11 22:33:27 fhkGN4wj
>>743
極々大雑把に言えばこんなもんだろ?
違うというなら具体的に指摘してみな


746:名無シネマさん
06/11/11 22:33:36 8onlovKV
ただテーブルを挟んでるだけなのか、
相互に行動を起こしつつの会話なのかが
明らかに違うから、同じ場面として
比較すること自体ナンセンスだろ。

この本の熟読をお勧めする。
「エンターテイメント映画の文法―ヒットを約束する脚本からカメラワークまで」
URLリンク(www.amazon.co.jp)

747:名無シネマさん
06/11/11 22:37:22 WVboVHLm
>>745
違う。まず、
>極々大雑把に言えばこんなもんだろ?
ここが違う。
ひとつ言えば、どちらの例もクローズアップが多すぎ。
一般例にも何にもならない。
あとは>>746の言う通り。
ド素人だなあ……。いや、驚いた。本当に驚いた。

748:名無シネマさん
06/11/11 22:38:25 fhkGN4wj
>>746
ただ会話をするというシーンを考えた場合映像重視の奴はテーブルを
挟んでというようなシーンは極力作らない
必ず何らかの行動を入れる
映像間隔に自信のない奴はテーブルを挟んでというシーンを多用しがち

テレビドラマとか最近のハリウッドのラブコメみたいなのを観ればよくわかる

749:名無シネマさん
06/11/11 22:40:52 8onlovKV
ヴェンダースの「パリ、テキサス」も観たことがないんだろうな。

750:名無シネマさん
06/11/11 22:43:26 fhkGN4wj
>>747
実際に今の映画を観てみ
特にドラマ系の映画を
驚くほどクローズアップ過多だから
あんな背景に何も移ってないような映画なんか会話を聞いてれば理解できる
つまんねーのは当たり前

パターン2は同じようなクローズアップを多用してるようにみえながら
カメラアングルを工夫したりショットの間隔にメリハリを利かせることで
思った以上に観られる映像になるんだよこれが

751:名無シネマさん
06/11/11 22:44:58 fhkGN4wj
>>749
「パリ、テキサス」のどのシーンよ?

752:名無シネマさん
06/11/11 22:48:19 H/CuwJ1A
>>739
メソッド体制の結果としてヒットが出てくるようになれば、その上に名人も出てくるようになるでしょ。
そんな話じゃない?

メソッドがそのまま名人製造機になるわけがないのは、このスレにいる人は皆分かっているから心配しなくていいだろ。
クッキーの型ヌキでポンポン、「ゴッドファーザー」が造られるわけないし、ヘンな絡み方は止めようよ。

753:名無シネマさん
06/11/11 22:50:27 WVboVHLm
>>750
アップやバストショットを多用したドラマはよく見るけど、
こういう風にちょっとした会話のシーン(のつもりでしょ?)で、
クローズアップを多用したドラマは一般例としてはあまり見ないぞ。
クローズアップって、どれぐらいのアップか知ってる?

ついでに言うと、テレビドラマとかって、
役者に動きをつけて変化を出そうとして、すごい不自然な演出してるのも多いよ。

本当、最近、「演出」に興味を持ち始めた中学生なみのこと、書いてるねえ。
読んでて、こっちが赤面。いやー、きみ、恥ずかしいよ。

754:名無シネマさん
06/11/11 22:50:45 8onlovKV
「パリ、テキサス」で最も印象的な会話シーンと言えば、
観ていたならば説明しなくとも当然分かるだろう。
映画のクライマックスだしね。

語るに落ちる、とはこのことか。

755:名無シネマさん
06/11/11 22:51:45 WVboVHLm
>>754
おれもどこのこと言ってるか、すぐ分かったよ。

756:名無シネマさん
06/11/11 22:53:25 fhkGN4wj
>>753
ちょっとした会話のシーンというのが何を指すのかは知らんが
会話が延々と続くようなのばっかだよ
最近の映画は

>役者に動きをつけて変化を出そうとして、すごい不自然な演出
あくまでもアップの合間にね

757:名無シネマさん
06/11/11 22:55:16 fhkGN4wj
>>754
最期のマジックミラー越しに喋る場面か
で、その例を持ち出していったい何を言いてーの?

758:名無シネマさん
06/11/11 23:02:59 fhkGN4wj
大体役者をまともに動かすような演出ってどんなレベルだよw

759:名無シネマさん
06/11/11 23:05:03 fhkGN4wj
動かすような→×
動かすことすらできない→○

760:名無シネマさん
06/11/11 23:05:25 WVboVHLm
こいつ、何を言っても無駄だ。

>ちょっとした会話のシーンというのが何を指すのかは知らんが
君が言ってることの方が何を指すのか知らんよ。

>>役者に動きをつけて変化を出そうとして、すごい不自然な演出
>あくまでもアップの合間にね

何を一人で納得してるのやら。
引き中心でひどい動きの演出してるのも、多いぞ。
動き出すタイミングがなってないのとか。
動く前や動いた後の二人の距離や身体の向きが、不自然なのとか。
さらに細かく言うと、「ここで立ち止まって振り返る」という演出が酷いのとか……。

でも、そんなことに気を遣うほど繊細に演出を観れないだろうな。
ものすごく鈍感そうだし。
おれはもう付き合えないけど、君はまず、自分がどれほど馬鹿にされても仕方ない
ぐらいの恥ずかしいことを得々と書いてるか、自覚すべきなのだが……。

無理なんだろうなあ。

761:名無シネマさん
06/11/11 23:05:50 8onlovKV
>>757

>ただ会話をするというシーンを考えた場合映像重視の奴はテーブルを
>挟んでというようなシーンは極力作らない
>必ず何らかの行動を入れる
>映像間隔に自信のない奴はテーブルを挟んでというシーンを多用しがち

上記の君の理屈からすれば、
お互いに目線すら合わさないマジックミラー越しのあの場面は
映像感覚に自信のない、安直な演出なのか?

念のために言っておくが、ヴェンダースはドイツを代表するような
作家性の強い監督だし、「パリ、テキサス」は84年のカンヌで
パルム・ドールを受賞した作品だぞ。

762:名無シネマさん
06/11/11 23:11:35 fhkGN4wj
>>760
いちいち全部挙げるのが倒だから一番目立つクローズアップの例を挙げたまで
>動き出すタイミングがなってないのとか。
>動く前や動いた後の二人の距離や身体の向きが、不自然なのとか。
>さらに細かく言うと、「ここで立ち止まって振り返る」という演出が酷いのとか……。

あるシーンを例に挙げていちいち比較しながら説明するのが面倒だからだよ



763:名無シネマさん
06/11/11 23:16:39 fhkGN4wj
>>761
だからどんな演出をするのかは通常撮りたいものとの関係で決まるんだよ
二人の人間がマジックミラー越しに会話するというシーンが必然性に
基づくものなら当然そうしたシーンを入れるだろ

そうじゃなくて演出力の不足を誤魔化すため必然性に基づかない一定の演出法が多用されている
ということを言っている

764:名無シネマさん
06/11/11 23:25:35 fhkGN4wj
>>760
ついでに言っとくとアップでは間がもたなくなって役者を動かしてみれば
ことごとく失敗するってことだろ

それはここで演出力の不足を誤魔化すための手法を引き合いに挙げた例への
反証としては筋違い

765:名無シネマさん
06/11/11 23:43:46 WVboVHLm
>fhkGN4wj
反論はもうしないから、君が幸せなように納得してくれていいんだけど、
急にひとつだけ、気になったことがある。良かったら答えてね。
君、大昔、映画板がまだひとつだった頃、“チーズトースト”とか呼ばれてなかった?

766:名無シネマさん
06/11/11 23:48:03 8onlovKV
だから、
「お互いが動き回りながら会話する」場面も
「2人がじっとテーブルで向かい合って話す」場面も
そのストーリーやキャラクターや演出意図という
必然性によって選ばれるものであって、
君が前に挙げたパターンI、IIの例はそもそも別の場面であって
比較対象にならない、と前にも書いた。

実際、パターンIのカット割りはチープすぎるとは思うが、
「2人がじっとテーブルで向かい合って話す」場面で
もっとクリエイティブな演出をする監督だって当然いるだろう。

パターンIIも、格別優れているとは思えない。
そもそも、セリフまで「カッティングのリズムに合わせて」決めるって、
脚本家の意図を無視してセリフを勝手に変更するってこと?
セリフを(カサヴェテスのように)役者の即興にゆだねるでもなく。
テンポ感のある会話の応酬にしたいのなら、そういう風に
脚本家に注文するべきで、脚本家の了承を得ずに
監督が脚本を書き換える、というのは業界のルールに反してるよ。
脚本家もプロだからね。


767:名無シネマさん
06/11/11 23:54:11 WVboVHLm
>>766
いや!パターンⅠってけっこう独創的ですよ。
クローズアップだし、何よりも、セリフを跨いでないんだぞ。珍しい。
こういうカット割りを見たら、「あ、なんか狙ってるな」と思うなあ。

それより、チーズトーストじゃないのかしら……わくわく。

768:名無シネマさん
06/11/11 23:57:09 /oimHhYq
(;´Д`)ハァハァ
脚本家を掘りたい

769:名無シネマさん
06/11/11 23:59:58 8onlovKV
>>767
言われてみれば、パターン I は「オー!マイキー」の演出ですねw
クローズアップの1セリフ1カット切り返しって。

770:名無シネマさん
06/11/12 00:20:47 DS3PUODO
>>766
>そのストーリーやキャラクターや演出意図という
>必然性によって選ばれるものであって、
>君が前に挙げたパターンI、IIの例はそもそも別の場面

まぁあくまでクローズアップの必然なき多用という例にこだわったけど
比べる対象が悪かったかもしれん

>「2人がじっとテーブルで向かい合って話す」場面も
これは演出力の不足を見越してあらかじめそういうシーンが多くなるように
設定しているとしか思えない場合も多いわけでその意味で必然性がないといったから
会話が食い違ってるな
ヴェンダースのような全体の構成の中での必然性に基づくシーンの挿入とは違う意味でね
つまり全体の構成としてはテーブル越しの会話を入れる必然性はなく他に選択肢はあるはずなのに
無理やりそのように会話のシーンを設定するという意味

>そもそも、セリフまで「カッティングのリズムに合わせて」決めるって、
>脚本家の意図を無視してセリフを勝手に変更するってこと?

あくまでも映画は映像で観せるのが基本だと思うから必要があるなら変更を
迫るべきでしょ
脚本の段階で中々そこまで細かく設定できないだろうし
脚本家に注文するにしてもその段階で監督の構想を反映させるわけだから
結局は演出の全体の構成の問題ということになる



771:名無シネマさん
06/11/12 00:22:54 0FrN9BXo
>>767
パターンⅠは、いかにも時間がない収録スケジュールだけこなさないといけない
スタジオドラマのディレクターがやりそうなカット割だよね。
コンテに凝って演技を付けたり特機を使ったりする時間がないので、通しで
芝居させてスイッチングでテンポだけ出す。
今どき、こんなにベタなことをするディレクターは逆に珍しいだろ。昼ドラ
でもやらんのじゃないか?

772:名無シネマさん
06/11/12 00:25:27 0FrN9BXo
>>770
だいたい、字コンテで机上でカット割を語っても読む人間には具体的なイメージが
湧きにくいので不毛だから止めろ。

773:名無シネマさん
06/11/12 00:27:14 DS3PUODO
>>769
中々伝わんねーな
パターンⅠの切り返しは片方の会話が一区切り終了することが基準となる
一個の台詞とは限らない

クローズアップってのは顔面丸写しから大体首から少し下くらいが見えるまでくらいを
想定ね

774:名無シネマさん
06/11/12 00:31:17 fguzPj/+
>>770
ねえ、答えてよ。“チーズトースト”じゃないの?
逆に、ドンピシャだったから答えられないわけ?
>>771
普通はセリフ、跨ぎますよ。
スイッチングなら、必然的に最初の一声だけでも跨がざるを得ない。
クローズアップで全く跨がないのは、小津映画並みに個性的に見えると思う。
んで、>>769氏の意見を組み入れると、マイキーと小津の世界に共通するモノが
見えてくるのだ。いや、まあ、冗談ですがw

775:名無シネマさん
06/11/12 00:31:39 DS3PUODO
>>771
カット割りは言葉での説明がメンドクセーんだもん
でも結構あるよ
映画にせよテレビドラマにせよ

776:名無シネマさん
06/11/12 00:35:03 DS3PUODO
>>774
まぁ大体交互に二人のアップをいったりきたりのシーンを想像してくれよ
揚げ足取りだってわかってんだろ?

で、チーズトーストって何?


777:名無シネマさん
06/11/12 00:36:57 fguzPj/+
違うの? 本当に違うのかあ……。なーんだ。感動の再登場かと思ったのに。

778:名無シネマさん
06/11/12 00:43:05 DS3PUODO
それにしてもテーブル越しのシーンにしてもAが黙って聞いてる姿を
Bが喋ってる背後から半身くらいまで映すくらいのことは
してもいいと思うんだがな

結構台詞に集中してる間はあんなチープなショットですら下手すりゃ
見逃しちゃうもんなんだよ

779:名無シネマさん
06/11/12 00:53:36 Tcz5CovC
素晴らしい!
これぞメソッドの生きた実例だ。
このような取り組みが現場で行われていけば、邦画の再興も夢ではないかもしれない。
期待したい。

780:名無シネマさん
06/11/12 01:05:30 fguzPj/+
>>779
うむ!普通は
「会話シーンでも、よくある単調なバストの切り返しはつまんねえだろ?
やっぱ演出の工夫って大事だよ」
で済むことが、ここまでレスのやりとりとして練り上げられ、
しかもその中に、悔しさや錯乱や子供っぽいプライドを感じさせるとは、
なかなかのもんですな。

781:名無シネマさん
06/11/12 01:07:42 fguzPj/+
ちなみにこうした点が実にかつてのチーズトースト氏っぽいんだけど……。
まあ、あまりに古くて独りよがりになってしまう話は、もうやめましょう。

782:名無シネマさん
06/11/12 01:18:08 Tcz5CovC
メソッドって、名人が無意識にやっていることを、名人でない者が箇条書きにして「あーでもないこうでもない」とセオリーを抽出してみるわけだからネw
100人くらいが、その箇条書きを読めば、1人くらいは「次の名人(見習い)」が生まれるかもしれない。
残りの99人も「そっか、しょうもないカット割しちゃいかんなぁ」と考えて駄作を造るのを控えるかもしれん。
もちろん、箇条書きを読みもせずに、いきなり傑作を撮る名人が突如として出現するやもしれぬ。これまた期待だw

783:名無シネマさん
06/11/12 05:31:10 bbttSzqW
また不毛なレスを繰り返していたんだね。
そんなに暇を持て余してるなら、連絡しあってビデオで自主映画でも撮れよ。
脚本を軽視する奴がどこまでチームを統率できるか実験してみるのも一興かもよ。
恐らく「何で判らないんだ、そうじゃないだろ!」とか「ほら、あの映画の
あの場面のように」とか恥ずかしい監督っぷりを披露してくれるぞ。
相手にイメージを伝える作業を軽視する奴なんてそんな程度だ。プロにはなれない。
とはいえ、テレパシーの超能力でもあれば別かもねw

784:名無シネマさん
06/11/12 13:16:16 fplxObk9
いやいや。
少年が大人になるには、こういう時期が必要なんです。
見守りましょう。
あ、あとプールサイダーは別に泳ぐ必要はないでしょw

785:名無シネマさん
06/11/12 14:46:59 mU7TVBhq
>>564
逆にキャスティングディレクターの俺は>1の意見に賛成です。

786:名無シネマさん
06/11/12 16:16:49 DJWnVNds
脚本も無いのにキャスティングできるわけねえだろ、ド素人がw
もっとマシな嘘つけよw

787:名無シネマさん
06/11/12 16:50:34 bbttSzqW
>>785
契約書なしでも出演交渉はできるし、応じてもらえる。
しかし、脚本なしで出演交渉するCDなんか聞いたことないし、応じる事務所もない。
アダルト業界の話なら理解できるが、Vシネですら通用しない嘘だぞ。
早く大人になれよ。

788:名無シネマさん
06/11/12 18:50:20 fplxObk9
テレビドラマでは良く聞く話だけどな。脚本なしでキャスティングだけ決めるのって。
ま、ドラマと言っても、バラエティでのスケ取りと同じような感覚なんだろうが。
最近の映画ではテレビドラマと境目がないのが多いから、あり得る話なのだろうか?


789:名無シネマさん
06/11/12 19:21:00 mU7TVBhq
>>786-787
だから、俺は>1の意見に賛成だと言っているのだが?

790:名無シネマさん
06/11/12 19:22:20 jAeENAcU
>>786>>787は日本語が解らないのだろうか?

791:名無シネマさん
06/11/12 20:30:45 mU7TVBhq
>>790
そうとしか思えない。

792:名無シネマさん
06/11/12 20:42:20 fplxObk9
いやいや。
何を書いてもぶっ叩いてやろうと手ぐすね引いて待っていただけですよ。
休日の趣味ですから。

やっぱり週末はスレが(無駄に)ヒートアップしますねw

793:名無シネマさん
06/11/12 23:18:03 fguzPj/+
先に主演が決まっていて脚本を書くケースなんて、いくらでもありますけど。
てか、Vシネに限らず、映画はそっちの方が圧倒的に多いですよ?

794:名無シネマさん
06/11/12 23:20:52 fguzPj/+
ああ、でも、細かい部分までのキャスティングは脚本があった方がいいですね。
まあ、それでも、驚くほど細かく誰と誰と誰を出すようにと、決められてること、
ありますけどね。

795:名無シネマさん
06/11/12 23:33:01 fplxObk9
やっぱ、キャスティングありきは資金調達の問題かな?

P:キムタク主演です
S:よし!1億出そうじゃないか

P:えーと、この脚本は絶対自信があります。通常のドラマですと、男がいて、それを思う女がいるわけですけど、この本ではどちらも幽霊でして・・・以下略
S:なんだかピンと来ないなぁ、1500万でいい?ホントに客入るの?TVに売ってDVDにしても元取れないんじゃない?頼むよ

796:名無シネマさん
06/11/13 00:13:05 v3Mg72/t
このスレ勉強になるな
小津作品をなんど見ても肌に合わないと感じるのは、
あの正対するカメラによる切り替えしの連続にイライラするからと
思っていたが、本当は”アップでセリフを跨がない”ということに
会話のテンポを崩されてるように感じるからなんだな・・・

ま、独り言ですが

797:名無シネマさん
06/11/13 04:01:40 IJUv4Dwa
テレビドラマにキャスティングDなんかいるのか? 
主役が決まってから脚本を練るなんていう映画作品で、そもそもキャスティングDを雇うか?
アホくさ。

798:名無シネマさん
06/11/13 05:38:24 W8u7hal6
いや、テレビドラマでも映画でもキャスティング・プロデューサーって
普通にいますし、仕事してますよ。事実として。

799:名無シネマさん
06/11/13 06:12:11 IJUv4Dwa
Pの一人がキャステイングを仕切るなら理解できるけど、>>785はDだと自称してる。
また脳内だな。


800:名無シネマさん
06/11/13 07:05:45 ZLHGa3a+
>>799
キャスティングディレクターって職業は実在する。

801:名無シネマさん
06/11/13 07:19:03 ZLHGa3a+
てか、キャスティングプロデューサーなんて肩書きの人、いるの?

802:名無シネマさん
06/11/13 09:15:46 cItcGvtc
>あの正対するカメラによる切り替えしの連続
これがもう既に独特で違和感を感じるけどね

803:名無シネマさん
06/11/13 09:51:31 cItcGvtc
観客の無意識のうちの予測を裏切るショットをあえてつなげるってのは
ゴダールや清順なんかもよく使う手だけどね

厳密な意味での台詞の終了と切り返しのタイミングの関係は意識した
ことなかったから今度小津作品を観た時に確認してみるか

804:名無シネマさん
06/11/13 09:58:04 cItcGvtc
でも小津映画にクローズアップのショットなんてあったっけ?

805:名無シネマさん
06/11/13 14:41:24 IJUv4Dwa
さすがに3連投は寒いが・・・Tショットについては「東京物語」のリュウさん

806:名無シネマさん
06/11/13 15:09:46 SgsFoqDY
連投よりも、言葉尻とって悦に入ろうとしてるのが寒い

807:名無シネマさん
06/11/13 15:36:19 IJUv4Dwa
もう冬だな

808:名無シネマさん
06/11/13 19:27:36 rcZsX4dE
このスレは他人のカキコをちゃんと読まないでレスする不躾な人が多いね。

809:名無シネマさん
06/11/13 19:41:53 Mf00CXk4
映画は脚本が一番大事、
映画学校でタケミツってやつがそう力説してたから、
たぶんそうじゃないだろうって
現場のADが言ってました。

あたしもそうおもう。

810:名無シネマさん
06/11/13 19:56:20 ahJcIGIt
不毛な議論の無限ループだな。
脚本と演出、両方良ければ最高じゃないか。
それで問題無いだろう。

811:名無シネマさん
06/11/13 22:43:58 BIOU5y2r
一番だから何なの?

会社は社長が一番、株主が一番、社員が一番
どうでもいいじゃない?

自分がやっていることが一番と思いたいのは誰しも同じだけどね
大して意味ないよ

812:名無シネマさん
06/11/14 00:27:58 CWW048pD
>>810
それは誰でも理解できてる。問題は脚本家を「本屋」と呼んで軽視する
製作サイドにあると思う。演出家依存と作家主義が混同されている。
自筆脚本を演出土台にしない監督を作家として扱う日本的作家主義の弊害。
ナムジュンパイク以来、映像作家という造語の発生が更なる誤解を招いた。

813:名無シネマさん
06/11/14 00:52:45 yaDI7MLg
ナムジュンパイクを持ち出しても誰も知らないと思われ。
このスレでは映像作家は対象外と思われ。
>問題は脚本家を「本屋」と呼んで軽視する製作サイドにあると思う。
その話が無限ループ!

814:名無シネマさん
06/11/14 00:58:01 dmxzskZF
脚本が良くても、演出が悪いと駄目。
演出が良くても、脚本が悪いと駄目。
水掛け論ですね。

815:名無シネマさん
06/11/14 01:19:44 UXW0RzDW
別に>>814みたいなこと誰でも分かってるから、今さら得々と書く必要はないんだよ。
このスレとしちゃ、脚本に一番と言ってもいいぐらいの重点を置いた作り方を考えてみたり
(それはもちろん、他の点を軽視しろという意味ではない。ワカリマスネ?)
脚本の重要性を改めて認識してみたり、あるいは脚本を使わない映画の作り方にも
「目に見えない脚本」というものがあるかどうかを考えてみたり、そういう、
映画作りの中での脚本というものの役割に思いを馳せ、あーだこーだ言って、
面白い意見が出ればいいのよ。ま、おれは>>1じゃないですが。

816:名無シネマさん
06/11/14 01:35:50 HCBj+CQN
>>813
>問題は脚本家を「本屋」と呼んで軽視する製作サイドにあると思う。

TVのスタジオドラマは、ラジオドラマ以来の慣習で局プロと脚本家の力が強い。基本的にはライターは
局プロの言いなりだが、もちろん名前が大きくなるとその限りではなくなる。
昔は映画の監督中心主義を嫌ったライターがTVに移ることが多かった。
ディレクターは基本的にはただ現場で演出をする人(もちろん演出の手腕の才能の中身はそれなりに問われるが)
もちろんTVでも、この間亡くなった久世のような巨匠然としている有名ディレクターは別格。

TV映画(刑事ものなどのパターンドラマ)や2ドラの場合はまた別で、局プロと主演俳優の力が強い。
どんなに現場で威張っていても監督は所詮はパシリ。局プロや主演俳優に嫌われると仕事は来なくなるし、
自分で局や制作会社に企画を上げる力はない。脚本家は監督のさらにその下となる。
もちろん、新藤兼人のように自社(近代映協)で受けた企画を自分で書いてしまう人もいることはいるが。

本編は(もちろん余りに脚本家が偉い場合は例外となるが)今も昔も原則として監督絶対主義。
ただし最近はTV的な作り方をするのか作品によってはそうでもなくなっているようだ。

817:名無シネマさん
06/11/14 01:57:15 HCBj+CQN
>>813
映像作品(TV・映画・Vオリ)においては、脚本家は一般的に損な立場におかれること
が多い。Vオリも発注したメーカー側のPと主演俳優の力が強く、さらに
作品を請けた制作会社のP>監督>脚本家 なので、雰囲気は2ドラに近いようだ。

昔の映画界でも、監督の直しを拒否して「一字一句変えずに撮りなさい」と
いえるクラスの脚本家は一握りしかいなかった。
TVで視聴率か賞を取れるようにでもならない限り、脚本家の力が強くなることは有り
得ない。しかも大家になればなったでギャラが高止まりして仕事が来なくなる。

脚本家は労が多い割には全然いいことがない(苦笑) 

818:名無シネマさん
06/11/14 02:16:20 MGuWeK9r
そこまで悪くないよ。法的には監督には認められていない著作権を脚本家は持っているし。
ハリウッドや韓国のスターシステム作品では監督よりも脚本家のギャラが高いし。
国内的な知名度なんかに騙されずに、良い脚本を土台にして良い俳優を使った良い演出が
実践されれば、再び邦画も・・・無理?

819:名無シネマさん
06/11/14 02:16:22 yaDI7MLg
>>815
納得。ループも楽しみのひとつなんだ。(そこから何かが飛び出すかも知れない期待)
それを受けて>>816ー817が問題提起している訳だ。で、どうしたら良いと思う?
現状分析は過去ログ読めば一通り出尽くしてる。
そっからどうすればより良い方向に向かって行けるのか、
もう現状分析から脱却しようよ。

820:名無シネマさん
06/11/14 02:27:36 MGuWeK9r
>>819
現状分析というよりも情報交換と捉えればいい。現状は刻々と変化してるし。
時々、アマチュア(脚本軽視論者)の相手をするから脱線するだけの話。

過去の類似スレの結論としては「良い企画・脚本を各自が効果的に売り込む」か
「自主制作して発表する」かの二通りになってる。

821:名無シネマさん
06/11/14 02:36:27 HCBj+CQN
>>818
>法的には監督には認められていない著作権を脚本家は持っているし。

一口に「著作権」と言っても、そこから色んな権利が派生していて実に分かりにくいですよね。
ただし、脚本は著作物として認められる・作品そのものの著作権は製作者にあるが、
演出は著作物として認めないというのは興味深い解釈だとは思う。
「監督に著作権を与えよ」と言っても、演出者の創意(権利)がどこにあるのかは法的には定めにくいのでないか?

>>819-820
法や業界的な慣習など、所詮は当事者や世間の合意を裏打ちして妥協点を決めているに過ぎないわけで、
「映像作品には台本が不可欠」と粘り強く世間にアピールしていくしかないのではないかな? 
ただ業界のPも「ホンヤなんかいくらでもいる」ぐらいにしか思ってないし、実際、プロット書きや下書きに使い捨てても
使い捨てても下からライター予備軍なんか上がってくるわけで、買い叩かれる土壌が出来ちゃってるんだよねえ。
いざとなれば監督に書かせりゃ済むし、局プロの中には自分で書いて自分で通してしまうPまでいるわけで。
逆に「ではアメリカなどでは何故ライターは力を持てるのか?」を調べた方が早いかもしれないよ。

822:名無シネマさん
06/11/14 02:40:33 MGuWeK9r
訴訟かますからでしょ?

823:名無シネマさん
06/11/14 02:42:40 MGuWeK9r
あと、協会・組合が強力でしょ?

824:名無シネマさん
06/11/14 04:01:21 EeJENcZe
何においてもこの世の中は支え合って出来てるんだ

825:名無シネマさん
06/11/14 18:10:00 uyjrO5Xl
>>815
>>1>>2で演出の大切さを認めているしね。

826:名無シネマさん
06/11/14 20:12:47 WIGVtP4V
で、上手いって脚本家って日本にいるのか?
テレビじゃなく映画で

827:名無シネマさん
06/11/14 20:24:23 5pGH60x/
昔はいたね、
脚本出身で原作から映画用にするのも上手で
オリジナル物の文学性も良くて、
作家にも転向して直樹だか芥川賞もらった人が。
いまはどうなんだろうね。

828:名無シネマさん
06/11/15 00:17:38 eySTaUHU

橋本忍、犬塚稔、笠原和夫、星川清司、小池一夫・・・


829:名無シネマさん
06/11/15 11:12:21 jP10Q3hW
1.脚本
2.監督
  2-1編集(尺)
  2-2演出
  2-3意図
3.役者
4.撮影

この順序は譲れない

830:名無シネマさん
06/11/15 11:18:35 f7NyJO6H
>>829
そこを何とか譲って下さい。

831:名無シネマさん
06/11/15 11:49:36 eySTaUHU
黒澤明 『シナリオの書き方』
 
日本シナリオ作家協会1952年6月より一部
 僕は、映画におけるシナリオの地位は、米作における苗作りのようだと思っている。
 弱い苗から絶対に豊かな稔りは期待できない。
 弱いシナリオから絶対優れた映画は出来上がらない。
 シナリオの弱点はシナリオのうちに退治しなければ映画を救うべからず禍根を残す。これは絶対である。
 いかに優れた演出をもってしても、いかに演出に当たって努力しても、それを救うことはできない。
 とにかく、映画の運命はシナリオにおいてほとんど決定されるのだ。
(中略)
 最後に、日本映画のシナリオの今日の不振は根本的に作家精神の貧困から来ていると思う。
 己の心を己の言葉を持って語る、この一線を守り通す以外にシナリオを守り育てる道はない。
 そして作家精神こそ日本映画の貴重な種である。

832:名無シネマさん
06/11/15 11:55:36 eySTaUHU
脚本をそのまんま使って、リメイクしようとする角川春樹に故・黒澤監督の祟りが・・・

833:名無シネマさん
06/11/15 18:35:17 8jTomg3K
1.金主
2.プロデューサー
3.その他

この順序も譲れない

834:名無シネマさん
06/11/15 20:06:21 1Kp9aX/F
1952年か。
50年過ぎても未だにこういうスレが続くのも、
日本の映画制作会社の閉鎖体質かもな。

835:名無シネマさん
06/11/15 20:54:58 aUUMWbpw
創作文芸板の脚本家の卵達の書き込みを見ると、
シナリオドクターみたいな直すのだけ上手い人に
脚本を直されるのが嫌な人が多いのが分かる。

836:名無シネマさん
06/11/15 21:00:40 GSN/NH/T
そりゃ誰だってイヤだよ

837:名無シネマさん
06/11/15 21:17:08 y/Y//ruu
>>834
ライターの力が弱いままなのは、単純にプロデューサー・監督(ディレクター)が自分の言うことを聞かな
いライターを嫌うだけでしょ。映画でライターの方が偉かったなんて、新人や若
手が撮る場合とか、故八住利雄とか高岩肇とか新藤兼人とかの巨匠ぐらいじゃないの?
その代わりに同じPや監督とチームになれば延々と仕事が続くけどね。
今だと山田洋次もよく他人に脚本を提供するけど、あの場合も山田の方が偉いんだよね。監
督(ディレクター)は山田が書いた通りに演出するだけ。山田ぐらいになると演出家を外せる。
TVはまた違うけど、今度は巨匠になればなったで仕事が減る。>>816

>>835-836
結局、所詮は代わりなんかいくらでもいる商売でしかないんだよ。誰もいなけりゃ監督に書かせるだけ。
あるいはどんなに粘って書いても撮影中に監督に変えられればそれでオシマイ。もちろん台本に直しの書き込みや号外が貼ってあれば原形は
立派にあるわけだけど、その印刷台本を丸ごと差し替えられることさえあるわけで。
Pでも自分で書いて済ませる奴までいるんだしね。山田耕大(こがねみどり)なんか今はそっちが本業だ。

838:名無シネマさん
06/11/15 21:20:03 y/Y//ruu
>TVはまた違うけど、今度は巨匠になればなったで仕事が減る。>>816

→このアンカーはむしろ>>817 の方が適切だな。

>>835
直されるのがイヤなら、TVの有名ライターほど偉くなるしかない。
あのレベルだと「一字一句変えてはいけない」世界になる。

839:名無シネマさん
06/11/15 22:07:32 b9iRX5RB
野沢尚は北野武に「その男、凶暴につき」の脚本を大幅に変えられけど、
面白い映画になったから、なんとなく許せたらしい。

840:名無シネマさん
06/11/15 22:22:06 I78d2D/Y
そんなに脚本直されたくなきゃてめーで演出も担当しろよw

841:名無シネマさん
06/11/15 23:53:28 HFdUjYE8
>>839
同じ年に、「ラッフルズ・ホテル」を
村上龍に勝手に書き換えられたときは
激しく怒ったらしいけどねw

842:名無シネマさん
06/11/16 00:26:57 fJPJiMBa
>>835
2ドラなどの場合、脚本家も了解して挙げた原稿の後で局・制作会社のPと監督で直しを入
れてしまい、それがそのまま印刷されて台本になることさえあるという。
こういうやり方をされると、脚本家も納得尽くの元原そのものが地上から消えてしまうわけだ。ひ
どい場合だとクランクインに台本が間に合わずに号外を出しながら撮影ということさえある。

井上ひさし・山田太一・朝間義隆・山田洋次の「キネマの天地」など、途中でスタッフから
脚本に異議が出て、急遽、朝間・山田が途中を書き換えて台本の現物が丸ごと差し替えになっている。既に
現場に作業を渡したひさし・太一は蚊帳の外で、しかも号外ではなく台本丸ごと差し替えでオリジナ
ル自体が消えてしまった。これもライターはガッカリするだろうな。

843:名無シネマさん
06/11/16 01:04:08 fJPJiMBa
>>840
アメリカは編集・脚本家・撮影監督・俳優・プロデューサーetc出身の監督が普通にいるが、
日本は演出部(助監督)の経験がないとなかなか監督はさせてもらえない。
こうした慣習を一朝一夕に変えるのは難しい。助監督経験があるのにライターになって以降は自
分ではほとんど演出しなくなった人もいる(荒井晴彦・山田太一・田向正健ら)
ただし山田太一などは「一字一句変えてはいけない」脚本を書くので、現場の外から演出家を遠隔コントロールしているに等しい。
ト書きが演出メモの如く「こう撮らざるを得ない」ようにビッシリ書いてあるようだ。

脚本家のせめてもの自己主張ということなのか、シナリオ作協の雑誌である「シナリオ」「ドラマ」では、脚本
家も納得している段階の決定稿しか載らない。途中で一方的に「男たちの大和」を
外された野上龍雄・井上淳一がオリジナルを「シナリオ」に載せて意思表示したこともある。
監督が自分で書いて現場で号外で直して原型が存在しない場合には完成作品からの「採録」が載ったりもしますね。
著作物などに掲載されているシナリオについては、どの段階のものなのか判断に迷うことも結構ありますね。

844:名無シネマさん
06/11/16 01:13:58 lW++axaF

「脚本家の権利を蔑ろにしたプロデューサーに対しては、一切、脚本を提供しない。
 アメリカ・韓国の脚本家はこの方法で地位を確率した」

 これしかない! 協会がやらないなら組合でやればいい!


845:名無シネマさん
06/11/16 01:24:19 8LNyPjCr
ハリウッドでは脚本を10回書き直す事も珍しくないって、本当ですか?

846:名無シネマさん
06/11/16 01:27:53 VDbfN+Gx
昔、「新宿鮫」の脚本は
文庫本として出た「シナリオ・新宿鮫」(←完成稿)
と、シナリオ誌上に荒井晴彦が掲載させた
荒井版脚本の2種類が公に入手可能になってて
読み比べると興味深かったですね。

847:名無シネマさん
06/11/16 01:30:58 lW++axaF
>>845
書き直しは何回でもするが、他人による無断変更は許されない。著作権の侵害確定。

848:名無シネマさん
06/11/16 01:43:24 fJPJiMBa
>>844
それをやるなら、日本シナリオ作家協会(現理事長=西岡琢也)・日本脚本家連盟(現理事長=金子成人)・
日本放送作家協会(現理事長=市川森一)の三大協会が一斉に示威行動に出ない限り無理。
でも、日本では「スト破り」する脚本家なんかいくらでもいるんだよorz
何より「じゃあプロデューサーや監督で書くからいいよ」「ライター志望の奴に
プロット書きや下書きさせますが何か」ということで済んでしまう。
だいたい、今の監督はライターともいえないようなセミプロの友人と書いたり平気でするんだよ。
その方が無理を聞いてくれるので余計なお金も掛からないんだよね。

>>846
シナリオの活字化はどの段階のものを底本にしているのかよく分からないことが多
いですね。角川春樹は角川文庫には実際に現場に配布された台本(当然、脚本家も納得済の決定稿)をそのまま
入稿させていたようだけど。だから随所で本編と違っていたりした。
春樹は文庫の印税として少しでも脚本家にギャラを上乗せしてあげたかったのだろうな。

849:名無シネマさん
06/11/16 06:24:57 lW++axaF
>何より「じゃあプロデューサーや監督で書くからいいよ」「ライター志望の奴に
プロット書きや下書きさせますが何か」ということで済んでしまう

アホかオマエ。糞脚本が量産されることになることになるだろ。
それとも多数の秀作例でも挙げてくれるかい? アマは週末だけ来いよw


850:名無シネマさん
06/11/16 09:10:11 KU0jU4Va
>>848 
コピペ
黒澤明 『シナリオの書き方』
日本シナリオ作家協会1952年6月より一部
 僕は、映画におけるシナリオの地位は、米作における苗作りのようだと思っている。
 弱い苗から絶対に豊かな稔りは期待できない。
 弱いシナリオから絶対優れた映画は出来上がらない。
 シナリオの弱点はシナリオのうちに退治しなければ映画を救うべからず禍根を残す。これは絶対である。
 いかに優れた演出をもってしても、いかに演出に当たって努力しても、それを救うことはできない。
 とにかく、映画の運命はシナリオにおいてほとんど決定されるのだ。
(中略)
 最後に、日本映画のシナリオの今日の不振は根本的に作家精神の貧困から来ていると思う。
 己の心を己の言葉を持って語る、この一線を守り通す以外にシナリオを守り育てる道はない。
 そして作家精神こそ日本映画の貴重な種である。


プロとかアマとかいう問題以前に、848は貧困人格。ガセばかりで目障りだから失せろ。



851:名無シネマさん
06/11/16 11:39:13 0bPL5Fkk
>>849-850
>>848ではないが、彼は別に「そうやってプロデューサー側が対応するから構わない」
っつうニュアンスじゃないだろ。そのことを認めてないだろう?
糞脚本になろうが、連中がそういう対応しかねないってことも、問題のひとつにしてるでしょ?
プロ・アマ以前に、大人としてのまともな読解力がなきゃ、いかんのじゃないか。
荒そうとしてるのなら、別だけど……。

852:名無シネマさん
06/11/16 11:46:23 lW++axaF
>何より「じゃあプロデューサーや監督で書くからいいよ」「ライター志望の奴に
プロット書きや下書きさせますが何か」ということで済んでしまう

現実にこんなことしてるプロデューサーが春樹以外にも存在するとでも思ってるのか? アホ。 

853:名無シネマさん
06/11/16 11:57:37 0bPL5Fkk
>>852
読解力不足を指摘されて、今度は違う方向(>>848の現実認識)から攻めてきたか。
やっぱり基本的に荒らしたいだけなんだね。
だから、答えても仕方ないけど、いちおう、現実の話だけしておくと、
ライターが不当に扱われて結局、監督が書いちゃうというケースはありますよ。
それこそ、掃いて捨てるぐらい。
「男たちの大和」なんて例を挙げなくても、そのへんの安手のビデオ作品から何から
うんざりするぐらいあるケースです。
キャリアのあるライターが書かなくなったら、予備軍の若手に書かせることになるっしょ。

854:名無シネマさん
06/11/16 12:00:08 0bPL5Fkk
>>853
自己レス。
4行目以降は、「じゃあプロデューサーや監督で書くからいいよ」
最後の1行は、「ライター志望の奴にプロット書きや下書きさせますが何か」
に対応した話ね。
普通は読めば分かると思うけど、念には念を入れて(苦笑)

855:名無シネマさん
06/11/16 15:07:42 fJPJiMBa
>>851
>糞脚本になろうが、連中がそういう対応しかねない

日本のプロデューサー・監督(ディレクター)も、口だけなら>>850みたいなことは言うでしょ?
でも実際には自分の言うことを聞かない奴は外すだけ。ベテランのPでも、
「最近の若い奴は基礎教養も無いし筆力も無い」と自分の旧知のロートルなライターと組んで
上げようという人なんかいくらでもいる。
この場合は未知数の(しかも実力も不安な)人を避けて自分の納得のいく台本を挙
げてくれる人を選んでいるわけだけど、単に「自分の言う通りに書いてくれる」
だけで脚本家を選ぶPや監督(ディレクター)なんか珍しくもないのでは?
友人と書くだけならまだ良い方で、自分のオンナに書かせる監督までいるみたいだし・・・。

856:名無シネマさん
06/11/16 15:10:14 fJPJiMBa
>>852
TVだけど、栗原美和子(原夏美)みたいに自分で書いて自分で通してしまう人は実際にいる。ク
レジットに名前が出ないだけで、印刷台本の時点でPDの筆が入ったものが現場に
渡っていることも珍しくない(らしい) 既に途中から脚本家は蚊帳の外で原形も消えてしまっている。
映画では山本又一郎(水島力也)も自分で書いて自分で通していた。
単純に「ライターに払うギャラがない」「安い監督料だけでは可哀想なのでライターの
クレジットも上げてギャラの足しに」というだけで監督が書くこともある。

「一字一句変えてはいけない」有名ライターやタレント的にチヤホヤされる売れっ子
もいるものの、今も昔もライターなんか使い捨てなんだよ。Pや演出家と親しいだけで上げ底
してもらっている人もいれば、その下には賞をもらったけどプロになれなかった人やデビューした
けどすぐに消えた人だって山のようにいるんだしね。
なぜ脚本軽視が通るかというと、90年代以降、弱いシナリオでも視聴率が取れれば勝ちみたい
な風潮が強くなってしまったので、そもそも「いいシナリオ」とは何なのか? の定義も曖昧になってきた部分もある。
本編にせよニュアンスで誤魔化す風潮が強いと感じますよ。日本にもハコ書きなどの伝統はあるのに、出来上がったもの
にはアメリカのような理詰めの面白さがないんですよね。やはりネタを突っ込む過程でのお金の問題でしょうか?

857:名無シネマさん
06/11/16 15:43:22 lW++axaF
>>853
実例が「男たちの大和」だってか?製作の元締めの名前を判った上でワザとボケてるんだろ、オマエ。
長文で連レスしておいて他人様を荒らし呼ばわりするボケ方も失笑ものだぞ。

858:名無シネマさん
06/11/16 15:54:32 WaEDrhx2
>アメリカのような「理詰めの」面白さがないんですよね

この一言でお前の映画製作の才能が皆無だということがわかったw
悪いことは言わねーから小説家でも目指しとけw

859:名無シネマさん
06/11/16 16:12:42 sibBWP4D
>>853>>856
ID変えてまで4連投するなよ、恥ずかしい奴め。スレタイから察するに藻前自身が荒らしで確定。
「男たちの大和」と栗原美和子を実例に挙げるという痛さに免じて許してもらえ。

860:名無シネマさん
06/11/16 16:56:22 lW++axaF
脚本家不要論をしつこく吹いて、誰かに構ってもらいたいだけだろ。
週末だけの御来場かと思ってたがw

861:名無シネマさん
06/11/16 17:11:16 fJPJiMBa
>>860
脚本家不要論を説いている人など誰もいない。「なぜ日本では脚本家の地位が
向上しないのか」「なぜ脚本家は使い捨てられるのか」についての理由から考えている。

結局、グダグダな脚本でも視聴率が取れたり興行的に当たればそれでいいわけで、
内容で切磋琢磨する機会が減少しているんだと思う。放送・映画における脚本の賞にせよ実際は
ただの人気投票になってしまっているのが現実。
仮にプロのライターが自分たちなりの技術に則ってシナリオ講座の生徒や自分の弟子を叩いても、現実の映
画やTVの創り手は自分の使いやすい人を使うだけだもんね。
専門家が自分たちなりのポリシーに基づいて後輩や弟子に技術を継承しても現場から「そん
な古くさいものは使えない」と却下されればそれで終わり。「お金が掛かる」
「意思疎通が面倒くさい」というだけでプロのライターが忌避されることさえある。

何より90年代以降に「いいシナリオ」についてのある種の鉄則というか、共有幻想が
崩れてしまったように感じますよ。一方で古い人は段取りばかりでアクチュアルじゃなかったりね。

862:名無シネマさん
06/11/16 17:14:30 lW++axaF
一人でやってろ。

863:名無シネマさん
06/11/16 17:19:40 fJPJiMBa
>>862
具体的な反論も無く荒らしたいだけか。

864:名無シネマさん
06/11/16 17:23:02 0bPL5Fkk
>>857
え……? 君、「男たちの大和」の例を言おうとして、
角川の名を出したんじゃないの? じゃなきゃ、ごめんね。
あと、このやりとりの中からどういう文脈で脚本家不要論
とやらが出てくるのか不思議。
>>859
おれのこの書き込みはID、戻してるの? どうやって?
わざわざ自演のためにどっかに行って>>855-856書いたわけですか。
いくらなんでも、そこまで暇じゃないよ(苦笑)

865:名無シネマさん
06/11/16 17:24:41 0bPL5Fkk
あ、fJPJiMBaと数分差で重なっちゃった。これはきっと、
自演のために二社以上と契約してるってことになるんだな(w

866:名無シネマさん
06/11/16 18:55:35 b7Mdqap0
自称超能力者の巣窟。

867:名無シネマさん
06/11/16 21:31:19 LUnSVbIt
>>835
日本にシナリオドクターなんているの?
っていうか、邦画の現状はドクターが手を入れても、つまらん脚本だらけっていうことなの?

868:名無シネマさん
06/11/17 01:47:27 s6/EQvp4
ついに平日まで肝アマが粘着し始めたか・・・

869:名無シネマさん
06/11/17 12:47:02 aflZQR9L
>>867
日本の脚本家は直されるのを嫌がるからシナリオドクターがいないって事だ。

870:名無シネマさん
06/11/17 13:27:16 o3rCcdKm
>>869
脚本家は不当に扱われているという話が何度も出てきているのに、それは違うでしょ。
そんな、脚本家を尊重した理由で「いない」のなら、日本はもっと脚本家にとっていい国。
実際は、シナリオドクター的なことは、監督やプロデューサーによって行われてきたから。
そして、シナリオの素養のある監督やプロデューサーがいなくなってきた現在、その弊害が出てきている。

871:名無シネマさん
06/11/17 13:37:40 o3rCcdKm
あと、>>835の言う創作文芸板の状況は知らないのだが、
本当に直すのが巧いのなら、文句はあまり出ないんじゃないかな。
むしろ、直された方は勉強になるし、
プロとしてやっていくには、そう思えるぐらいの切り替えが必要かと。
実際、マキノ雅裕とかは現場で物凄く直していたらしいけど、
そのことで脚本家から文句が出たという話は、あまり聞かない。
それまでに脚本を練り上げる時間があまりなかったという状況もあるし、
直しが巧かったから。

872:名無シネマさん
06/11/17 14:34:14 FWfHuKVj
脳内素人連レス乙

873:861
06/11/17 15:50:35 Alaynd10
>>870 
>実際は、シナリオドクター的なことは、監督やプロデューサーによって行われてきたから。

日本に職能としてのシナリオドクターはいないが、ノークレジットで他の脚本家・監督・P等が直しを入れることで、
実質的にそうした役割は行われてきた。助監督に直させる監督もいた。

>そして、シナリオの素養のある監督やプロデューサーがいなくなってきた現在、その弊害が出てきている。

監督(D)やPがおかしな方向の駄目出しばかり要求するとか、TV等では視聴率重視で
ヌルいシナリオや視聴者に合わせたシナリオの方が重用されるとか、自分の言うことを聞く人しか使わないとか、
色んな理由はあるでしょうけど、もっと根底の部分で「いいシナリオ」に対するある種の鉄則
や共有幻想が業界の内外で崩れているような気がするんですよね。
専門家が軽んじられる傾向があるというのは、もっと本質的な部分で、いわゆるプロ的な「巧いシナリオ」
というのが忌避されている可能性があるように感じる。
仮に職業的な脚本家が自分の技術と段取りで生徒や弟子を叩いても、Pなどから「もう
こういうのは古いんだよね」として却下されればそれで終わりなわけですよ。
今のTVなんか完全にそういう世界でしょ? しばしば、作劇的な巧さよりもドラマの中に籠められた
同時代的な気分とか、視聴者に与えたムーブメントの方が評価される。
で、案外にそういうシナリオが放送関係の賞などでは評価されたりもするわけで。

874:861
06/11/17 15:52:48 Alaynd10
またTVとは正反対の例になるが、是非は別として、例えば立教系の黒沢清等が撮ってい
るような映画は、旧来の商業的に「巧いシナリオ」というテーゼからは絶対に出てこないと思
うんですよね。これは矢口史靖や古厩智之とかもそうでしょ?
これまた、そういう作品ほど海外の映画祭などでは評価されたりもするわけで、シナリ
オに対するある種の前提というのがそもそも崩れつつあるように感じる。
これは旧来の「ベタ」な作劇をバカにするような層が何故か「いま会い」や「三丁目」にはハマ
る風潮と裏表にあるような気がするんですよね。
「若い」監督などの場合、自分が撮るためのシナリオ以外はもう要らないような
気もする。かといって昔ながらの段取りでキッチリ組んでいくシナリオを書いても、
もう今の日本映画では撮りきれないとも思いますしね。
中島丈博氏などは昼ドラでそうした段取りのキッチュを極めるという方向に行ってしまった。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch