06/07/19 05:30:12 ZGy/o2/3
ヽ(・ω・)/ 100!
\(.\ ノ
101:名無シネマさん
06/07/19 14:12:09 zscdD2zy
>>98
その論理を適用すれば、
面白かった映画は全てよい脚本のおかげと言えてしまうぜ。
ヒッチコックの場合はヒッチコックの演出ありきの脚本なわけだから
それを単純に「よい脚本」としてしまうのは異論があるね。
ヒッチコックに最適化されたという意味で「よい脚本」であったことは異論はないけど。
102:名無シネマさん
06/07/19 21:32:16 T/5Pc1CO
>>90
そういうのを優れた監督がつまらない映画を撮ったと言う。
103:名無シネマさん
06/07/20 00:13:30 p3Q6hlGe
>>16の反論マダーーー!!!?
104:名無シネマさん
06/07/20 00:34:09 kS5RhLNM
日本人は人間を魅せるのは得意だか、人間を描くのは苦手。
105:名無シネマさん
06/07/20 00:51:01 vXSL5w0T
>>89
例えるなら「AI」にしてくれ
106:89じゃないけど
06/07/20 00:57:02 kS5RhLNM
>>105
あれはまあまあだろ。
107:名無シネマさん
06/07/20 04:29:57 YXrcKmWN
>101
まォ、脚本という点ではサイコは1より2のが優れてるしな。
人にもよるだろうけど、1を観た上で2を観ると2のが良かったりする。
108:名無シネマさん
06/07/20 04:32:48 YXrcKmWN
>105
例えるなら1941にしてくれ
109:名無シネマさん
06/07/21 00:14:00 mzj5FOdh
何故か製作が一番大事って意見が出てこないね。
110:名無シネマさん
06/07/21 00:21:20 YFJF42cU
脚本重視派の多い国の俳優ほど演技派が多く、
役者重視派の多い国の俳優ほど大根が多い。
111:名無シネマさん
06/07/21 00:22:31 X46pb6aj
編集が一番大事
112:名無シネマさん
06/07/21 03:25:11 mmrT01vL
>>109
話が終わっちゃうから
113:名無シネマさん
06/07/21 20:13:08 J8cxOEJV
一番大事なのは優しさ
114:名無シネマさん
06/07/22 00:28:45 GywEsVMz
>>110
>役者重視派の多い国の俳優ほど大根が多い。
コレはどうせ日本だと言いたいんだろうが
>脚本重視派の多い国の俳優ほど演技派が多く、
ここはどの国だと考えているのかな?具体例を
挙げないとただの思いつきですよ。
115:名無シネマさん
06/07/22 01:06:29 falRfEV7
>ここはどの国だと考えているのかな?具体例を
>挙げないとただの思いつきですよ。
英や露。
116:名無シネマさん
06/07/22 01:38:05 nELT14cM
>役者重視派の多い国の俳優ほど大根が多い。
確かにキャスティングを先にしてから中身を考えるというTVドラマと同じ要領で製作される動員最優先の作品もあるのじゃなかろか。
複数のTVスポンサーを納得させるには「視聴率が取れます」が最重視されるのと同じで、××製作委員会という複数のスポンサーを
納得させるために「数が取れる」タレントを配役するんじゃないのかな。
117:名無シネマさん
06/07/22 02:20:19 GywEsVMz
単に好きな国を挙げてるだけだろ。
ロシアの演技派俳優って誰よ?
118:115じゃないけど
06/07/22 07:51:19 Y+p7pKIM
>>117
>ロシアの演技派俳優って誰よ?
ソ連映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」に出てる俳優達は演技上手いと思う。
ソ連映画だからロシアの俳優とは限らないけど・・・
監督はグルジア出身らしい。
119:名無シネマさん
06/07/22 12:33:18 hf9JqCQh
>キンザザ
「クー!」の言い方が巧すぎ!俺にはあんなこと出来ない
120:名無シネマさん
06/07/22 13:48:27 3gc9gxSJ
>>1よりも中世の人の方が頭良さそうよね。
121:名無シネマさん
06/07/23 00:39:26 3Pjc0Cr9
結果的な面白さが一番大事とか、空気の読めないマジレスして話しを終わらせちゃ駄目?
122:名無シネマさん
06/07/23 11:02:34 9ZiqwR26
まあ>>1が定期的に同じようなスレ立てて同じカキコして、
ヒマな人がレスするだけのスレだから
テキトーに終わればよろし。
123:名無シネマさん
06/07/23 22:05:45 MONXf5Fh
>>70>>80
手本見せてやれ!
124:名無シネマさん
06/07/24 01:29:32 XgmlJ4JN
>>123
一切共感出来ないのに、何故気を使ってやる必要があるのかと。
125:名無シネマさん
06/07/25 00:10:35 xM3sxIo9
>>124
>>70や>>80が>>69や>>76と同意見である必要はない。
>>70や>>80自身のランキングを書いて、
説得力のある文章や理由付けの手本を見せるべき。
126:名無シネマさん
06/07/25 07:23:57 yrHgDz/v
>>125
面白いねこの人
ホンモノの○○だ
127:名無シネマさん
06/07/25 08:15:39 RWKFOovU
つーか、>>67のテンプレをもっと活用してやれよ。
128:名無シネマさん
06/07/25 11:54:16 ovouYaEr
アカデミー脚本賞は良作ぞろいでしたっけ。
129:名無シネマさん
06/07/25 17:39:59 AwFI9KXH
三谷やクドカンみたいに舞台からTVドラマや漫画原作までこなす脚本家が
出てきたから
脚本家板作って、舞台映画TVなどの区別なくやらなきゃな
130:名無シネマさん
06/07/25 22:20:17 7I15EHuI
>>127
ありがとう。
使われなくて嘆き悲しんでたとこだ。
131:名無シネマさん
06/07/26 00:12:38 aqzA1R4E
1.撮影
2.照明
3.脚本
理由:映画は活動写真(映像芸術)だから。劇映画は芝居だから。
132:名無シネマさん
06/07/26 00:35:41 Vt/09/iv
1.脚本
2.映像
3.演技
理由:一スジ、二ヌケ、三ドウサと言われているから。
133:名無シネマさん
06/07/26 11:14:31 bUMk+x2M
1演技 2脚本 3映像 だと思う
134:名無シネマさん
06/07/27 10:24:19 4mi9h7nt
脚本は映画の命(TIM)
135:名無シネマさん
06/07/27 10:56:59 H5E/I3SP
マイケル・ウィンターボトムの映画ってストーリー微妙なのに
いつも雰囲気だけで最後まで見てしまう
演出うまいのか
136:名無シネマさん
06/07/27 15:06:20 a2LzXIKU
テレビドラマ板の類似スレでは>>1と同意見の人が多いですよ。
137:名無シネマさん
06/07/27 15:36:47 0kepXPwe
映画は1の様に片寄った観方しか出来ない奴
マジで可哀想だと思う
138:名無シネマさん
06/07/28 09:44:44 liPZDs3z
>>1
そのモデルになった人物に会ってみたいわ。
139:名無シネマさん
06/07/28 12:38:22 mqw6XWLc
1のいう事が正しければ、名作の映画化なら素人が撮って中途半端な役者が演じても
それなりの映画が出来る事になる・・
でもそうならないでしょう。
場面の見せ方、つなぎ方のテンポも大事だし、話の筋がよくても役者がヘボくて見て損した
みたいな映画も多い。
140:名無シネマさん
06/07/28 12:47:46 x2ElSPys
好きな俳優が出てるだけじゃレンタルで済ませちゃうな。
141:名無シネマさん
06/07/29 01:30:59 1MlzQe0X
好きな役者が出てるって理由でDVDでレンタルすることあるけど、
脚本や演出が糞だと損した気になる。
142:名無シネマさん
06/07/29 08:09:57 W46FRh4j
脚本が良くても演出が悪いと駄目。
演出が良くても脚本が悪いと駄目。
143:名無シネマさん
06/07/29 08:39:18 FrzNB2x1
二流の脚本でも演技によって深みがますときがアルマーニ
144:名無シネマさん
06/07/29 12:55:45 k+x/EqEy
映画じゃないけど、昔TVで
三谷幸喜の脚本をいろんな監督で撮るという実験シリーズがあったな。
ストーリーラインが同じなのに監督によってここまで面白くなくなるのか、と感心した。
ただ、台詞やらシーン割りやら設定やら、けっこう監督によって違っていたので
これを同じ脚本のドラマ、と言ってしまうのはちょっと違和感があったのも事実。
実際、監督にそこまで自由にいじる権限ってあるのかね。
145:名無シネマさん
06/07/29 14:33:10 GJLxuRur
ある
146:名無シネマさん
06/07/29 22:22:35 FrzNB2x1
が、しかし
147:名無シネマさん
06/07/29 22:53:01 A/c83Mf0
>>144
「三番テーブルの客」だね。
テレビ畑の人は、脚本に忠実に撮って、
なおかつ面白さを引き出してたのにくらべ、
映画畑のヤシは、伊丹十三とか井筒とか、
自分の個性出そうとヘンなことやりすぎ。
テレビ畑でも片岡Kのはダメダメだったし、
映画畑でも和田誠は忠実にやってた
(和田はイラストレーター本業だけど)
ホイチョイが表作って、誰と誰がダメで~みたいな評価してたな~
148:名無シネマさん
06/07/30 10:21:52 DolBxWF6
>>144>>147
それって脚本だけじゃなく俳優も同じだったの?
149:名無シネマさん
06/07/30 10:58:57 FdWSwG/U
同じ脚本、同じ監督で、俳優だけ変えて数作の映画撮ってみるのも面白いかも。
150:名無シネマさん
06/07/30 11:13:30 G1EYvFb+
>>148
俳優も全員違った。
同じ脚本を違う監督で、というより
同じ原作を違う監督で、といった様相だったな。
151:名無シネマさん
06/07/30 16:28:01 wqH8vxk+
>三番テーブル
アンドリュー堺を演じるのは、岡田真澄に固定されてることが多かった。
他の人がやったときもあったが。
植木等とかルー大柴とか
152:名無シネマさん
06/07/31 11:48:19 3WK5S3X5
映画も演劇みたいにダブルキャストがあってもいいと思う。
153:名無シネマさん
06/07/31 12:15:10 t9c5unXh
脚本は映画の設計図。
作家の創造的な部分というのは、実はそれほど無い。
監督やプロデューサー、原作者の意見をまとめて形にするのが脚本家。
どんなにダメダメな映画でもハッとするような台詞や映像があれば、それは名作。と、勝手に思ってる。
154:名無シネマさん
06/07/31 23:26:26 TGAF8pLu
>>152予算の無駄。
155:名無シネマさん
06/07/31 23:33:51 BrxSjjW6
脚本も演出も大事ッすよ。
156:名無シネマさん
06/08/01 10:38:39 EEz/L0Ke
>>1
華と存在感の違いを論理的に説明せよ。
157:1
06/08/01 17:14:41 vPzBmkZB
>>156
華
オードリー・ヘップバーン>キャサリン・ヘップバーン
木村功>三船敏郎
存在感
キャサリン・ヘップバーン>オードリー・ヘップバーン
三船敏郎>木村功
158:名無シネマさん
06/08/01 21:26:46 J0wguAR4
必死にageてるねぇ
その執念深さだけは認めるわ
159:名無シネマさん
06/08/02 00:16:14 7zPLTP5r
好きな俳優が沢山いる俺も>>1に同意。
160:名無シネマさん
06/08/02 00:57:38 DJvqZFq8
笠原和夫や野沢尚は黒沢明や小津安二郎ぐらい評価されるべき。
161:名無シネマさん
06/08/04 08:15:02 146l8jys
>>132
1.ホン(脚本) 2.カオ(俳優) 3.クミチョウ(監督)
というのもあるらしいね。プロデューサーから見た「売れる」映画の条件。
岡田裕Pの著書に書いてあった。
162:名無シネマさん
06/08/04 17:29:12 VSV87nH3
>>161
内容的な成功も、数字的な成功も脚本が一番大事って事ね。
163:名無シネマさん
06/08/06 19:07:17 WOSMfNLP
劇映画は脚本、ドキュメンタリー映画は監督。
164:名無シネマさん
06/08/07 23:51:44 LjBvV77L
俺は好きな女優見るために映画見る。
165:名無シネマさん
06/08/08 00:22:50 8Ni39kAj
動物俳優がいるぐらいだから、監督に演出力があれば、俳優なんて人間なら誰でも出来るのかも。
166:名無シネマさん
06/08/08 01:20:49 FwxxJwKc
ロバート・エヴァンズが「くたばれ!ハリウッド」で脚本が本当のスターだって言ってたな。
167:名無シネマさん
06/08/08 01:33:33 5d40DkN6
昔のスピルバーグみたいにスターに頼らなくても客呼べた監督こそ真の名監督。
松本人志がスピルバーグがスターに頼るようになって残念だって言ってた。
168:名無シネマさん
06/08/08 01:36:46 bAL4lS1A
te
169:名無シネマさん
06/08/08 01:39:22 o28kM9ME
一つには絞れないと思うよ
脚本が良くても、役者がヘタレでどうしようもない場合もあるし
脚本がいまいちでも女優が綺麗だったり役者が良かったりすると
まあまあの作品になると思う
170:名無シネマさん
06/08/08 01:46:56 bAL4lS1A
おお書き込めた。
脚本と演出は広さ・深さみたいなもので,比べるものではないと思う。
音楽・役者も一応深さかな。
171:名無シネマさん
06/08/11 17:17:33 ThNhbEiy
テレビドラマ板の類似スレに比べて書き込みが少ないね。
172:名無シネマさん
06/08/11 23:26:10 pqqHDWyj
殆ど>>1の自演だからね
賛同者も居ないし
173:名無シネマさん
06/08/12 00:14:22 IE35Rrol
>1と>1のIDのレスををどう読んでも
何故映画にとって脚本が大事なのかさっぱりわからん
174:名無シネマさん
06/08/12 00:30:27 82Q/NVNu
>>1は単に役者萌えの椰子を叩きたいだけだから。
175:名無シネマさん
06/08/12 00:39:15 TMNXYAF8
>>1に同意
俺はホラー映画が好きだが、ホラーも脚本に重きを置いて映画を観る
怖いだけで整合性を無視した映画は駄目だと思ってる(黒沢清とかw
ホラー映画スレを見てると、ホラー映画は怖ければいいと思ってる奴が多くて嘆かわしい
176:名無シネマさん
06/08/12 07:11:42 0xlpWyKP
演技力に拘るような奴は邦画なんか観ないのが正解。
よく外国の俳優は外国語で喋ってるから、
演技が上手く感じるって言うけど、
俺の友達の英語ペラペラの売れない俳優が、
「日本の俳優は本当に演技が下手だ。」
って言ってた。
177:名無シネマさん
06/08/14 02:55:37 vHmGrtkx
昔は脚本が大事と思っていたが、最近は「脚本で魅せる映画もある」の方が正しいように思えてきた。
178:名無シネマさん
06/08/14 13:07:09 4Xkj1fMu
脚本で魅せる映画、演出で魅せる映画、映像で魅せる映画、役者で魅せる映画、音楽で魅せる映画・・・
色んな映画があっていい。
179:名無シネマさん
06/08/14 13:30:16 sKEb1uZZ
>>177 >>178
そうだよね。
脚本がないと企画は始まらないだろうけど。
180:名無シネマさん
06/08/14 13:37:30 x67b3ddK
クリスマスツリーに例えると脚本は木の幹で根が企画かな
枝の飾が見栄えのいいスター俳優や魅力的な演出や音楽ってところか。
181:名無シネマさん
06/08/14 14:22:33 sKEb1uZZ
>>180
なるほど。
確かに、ツリーのてっぺんのスター(笑)がまぶし過ぎて、ツリーの全体像に注意が向かない映画もあるよね。
182:名無シネマさん
06/08/14 14:41:52 x67b3ddK
そうそうww
183:名無シネマさん
06/08/14 19:49:56 XdM8zR8p
脚本家=作曲家
監督=指揮者
役者=歌唱者、演奏者
184:名無シネマさん
06/08/14 21:21:52 K0IJ32Uo
照明=照明
大道具=大道具
小道具=小道具
音声=音声
プロデューサー=プロデューサー
・・・・・変わらんなぁ
185:名無シネマさん
06/08/15 01:52:50 it68asnt
幹というか大まかな形→脚本
枝ぶり葉ぶり→演出
花や実→役者
根→撮影
ってのはどう?
186:名無シネマさん
06/08/15 02:03:55 wF6S86LQ
監督が大事
脚本をどう絵にぶち込むかも監督次第
役者の演技をそれでいいか、取り直しかを判断するのも全て監督
187:名無シネマさん
06/08/15 02:05:12 wF6S86LQ
最高の脚本おれに撮らせてみ
最低に映画に仕上げる自信があるぜ
素人だからなww
188:名無シネマさん
06/08/15 02:16:16 geznYnSW
>>186
その才能ある監督をアサインするのはプロデューサーかな?
189:名無シネマさん
06/08/15 04:05:55 7aUeGJUI
映画はあまり詳しくないのですが、
パルプフィクションの脚本ってよくできてますよね?
190:名無シネマさん
06/08/15 09:18:28 YQROK4Vx
どんなに技術が高くても、脚本が駄目だったらゲド戦記みたいになるってことか。
191:名無シネマさん
06/08/15 13:19:03 s5jMG12y
宮崎駿の最近の「もののけ」「ハウル」「神隠し」なんかは筋があると言えるのか?
脚本だけ読んだら「なんじゃこりゃ」な作品じゃないかな。
ほとんど画力だけで最後まで引っ張っているように思う。
ヲタという程じゃないけど、あの画のタッチは好きだから、ひいき目な言い方かも知らんが。
192:名無シネマさん
06/08/15 13:19:23 NpCbXzch
監督党の反論ばかりで、俳優党の反論が少ないな。
アイドルオタクは匿名掲示板ですら自己主張出来ない奴等なんだな。
193:名無シネマさん
06/08/15 20:03:50 vx5GIOEk
>>1は素人。
映画マニアはストーリーより映像に拘る。
194:名無シネマさん
06/08/15 23:19:30 sYxCwhby
素人以前に、自分の主張を論理立てて
説明することも出来てないでしょ
「役者好きは嫌い」
「自分はとにかく脚本を重視する(何故そう思うかは書かない)」
「こんな有名人が脚本は大事だと言っている」
この3点しか書いてない
195:名無シネマさん
06/08/16 02:12:59 ARvDNzje
俺は>>2にハゲドウだな。
196:名無シネマさん
06/08/16 10:26:25 mZd7cbr9
お笑い芸人や歌手が出演してても、いい映画はいい映画。
つまりは役者のダメさは他の部分でカバー可能。
197:名無シネマさん
06/08/16 13:18:47 AnkjZQJo
>>196
問題は「いい映画」の定義(好みとも言う)が人によって全然違うので、さっぱり意見の一致を見ないということだな。
「あれはヒットしなかったけど、いい映画だったよな」
「バカ、ただのクソ映画だろ、コケて当然だろ」
「なに、てめぇ、おもてへ(以下略
198:名無シネマさん
06/08/16 21:49:59 eyQOsqVr
目を覆いたくなるような大根は困る。
199:名無シネマさん
06/08/17 00:26:17 R3crTbPS
>>189
氏んでこい
200:名無シネマさん
06/08/17 00:52:42 ahRC5ZLd
200げっと?
脚本は担保だよ。
たいした脚本無しで優れた映画作ったケースも稀にあるけど、
それ無しで、企画が進行すること自体も稀である
201:名無シネマさん
06/08/17 12:58:51 A8jENKu2
E.T.の脚本は秀逸。
202:名無シネマさん
06/08/17 16:02:19 MO16j5rU
チャイナタウンの脚本のよさがわからないのですが、
どこがすごいんですか?
203:名無シネマさん
06/08/17 21:29:33 bpeViTYD
>>202
ラストで女が死ぬと(だっけ?)、すべてがストップして、うやむやになるところじゃないかw
204:名無シネマさん
06/08/17 22:19:34 YjxY/xpq
脚本が大事とか言っている奴は素人の厨房
205:名無シネマさん
06/08/18 13:38:04 CmhpUwRi
脚本がいい=台詞がいい
ってことなんでしょうか?
206:名無シネマさん
06/08/18 16:48:41 LRJAe2jP
>>202
もしかして、ハリウッド流の脚本の教科書っぽい本を読んだ?俺は何冊か読んだけど、
ほとんど全ての本で理想の脚本の例に挙げられているよね「チャイナタウン」。俺なんか
あまりにどの本にも記述があるので初めて映画の方を観たw だいたいどの本でも共通
して挙げられているのはチャイナタウン、刑事ジョン・ブック/目撃者、逃亡者とかだよね。
俺は大好きな作品なのでチャイナタウンについては書き出すとキリが無くなるんだけど、
脚本上見事だなと思わされるのは、実に多くのシーンが二重の意味を持っていることかな。
各シーンが、物語の進行を描写するという表面上の働きと同時に、後に物語で意味を持つ
ことになる人物の特徴を描いたり話の伏線として働いており脚本全体が緊密に関わって
いる。各シーンを観ながら、そこで描写され提示されている情報が、後に来るどの場面に
効いてきているか考えながら見直すと面白いよ。単に「こうなりました→それからこうなり
ました→そしてこうなりました…」という表面的なスジの流れの説明に終わっていない事が
分かる。大抵の脚本でも心掛けられている事なんだけど、チャイナタウンはそれが際だって
徹底していると感じる。
あと、個人的に上手いなぁ…と思うのは、主人公が車中で口論するとき、女が嘆息しながら
ガクッと頭を前のめりにハンドルに預けてしまい、その勢いで無意識にクラクションを鳴らし
てしまってビクっとなる→ラストで、警官の制止を無視して車を発進させる女…夕闇せまる
なか去ろうとする車めがけて発砲する警官…主人公の男らの現在位置からは良く見えない
闇の彼方で車の物音がして、鳴り響き始めるクラクション…ていう展開だな。(もっとも、この
ラストは現場で監督が変えたものらしいけどw…でも先立つ口論の場面での描写が伏線に
なるよう活かされていることに変わりは無いよね 汗)
207:名無シネマさん
06/08/18 18:09:36 BytFoR+X
脚本が良いだけで、演出が悪い映画=面白いだけで個性が無い芸人。
演出が良いだけで、脚本が悪い映画=個性的なだけでつまらない芸人。
208:名無シネマさん
06/08/18 19:05:57 2GZVD6vj
>>206
質問ですけど、その伏線は初見で皆分かりましたか?
209:206
06/08/18 19:47:48 qbOS2qIY
>>208
ま・さ・か !(w
俺は頭が悪いので、実は話のスジを追い切れないまま観て居ることが良くあります。
映像や雰囲気重視なところもあるので、細かい所の辻褄などが解らないままでもわりと
平気で楽しめてしまうタチです。むしろ、勉強と思って分析するようなつもりで観始めても
途中で映画に惹き込まれてしまって困るくらいです。
チャイナタウンの場合、水の利権を巡るスキャンダルや入り組んだ登場人物など、話自体
が俺には難しかったうえ、日本語字幕の情報量の限界もあったと思います(イイワケ)が、
要するにどういうストーリーなのか全容を把握できたのは何回も観てようやく…でした。
でも、だからと言って細かい辻褄や細部は徹底的に描かれていないと気が済みません。
初見では「伏線だ」とか「理解」しながら観ては居ないけれど、ちゃんと「感じ」ては居る気が
します。意識下のレベルで情報は画面から受け取っている…という感じでしょうか。だから
>>206で例に挙げたラストとか、頭で言葉にしながら分かっているわけでは無いのだけれど、
何が起きているのかは映像で映し出される前に初見でもちゃんと分かっている。
適切に情報が伝えられていたから=伏線が機能したからですよね。全編に渡って細かい
ところでいちいち各場面に連関があって、観る度に「うまいこと仕込んであるなあ」と新たに
伏線の存在を気付きます。こういう作品には何て言うか「厚み・深み」のようなものを感じて、
スジも結末も既に知っているのに何度観ても楽しめる気がします。むろん、初見の時の
ハラハラドキドキや、謎の解決を知りたい衝動とは違う次元での観賞に変わっているわけ
ですが。
伏線が初見で皆分かったか?というと、全然です。でも観なおすと、何故自分が作品を
楽しめたのかの理由が後から分かる。その理由が例えば伏線の発見だったり…まぁモノ
が伏線だけに、初見では見かけ上のストーリーを進める場面に見えているウラに忍ばされ
ているからこそなんですがw 支離滅裂になりました.済みません。
210:名無シネマさん
06/08/18 21:47:28 2GZVD6vj
>>209
丁寧な回答ありがとうございます。
私も「話のスジを追い切れないまま観て」しまうタイプですw
本作は2回しか観ていないですけど。
なんか、引っかかる作品だなぁ、というカンジはしていたのですが、そうか、伏線があちこちあるんですね。
もっぺん観てみよう。
211:202
06/08/21 09:51:50 8mYDwITf
>>206
レスありがとうございます。
私は脚本関係の本は読んだことないです。
「チャイナタウン」はジャック・ニコルソンが好きなので見たのですが、
私はあんまり技術的なことがわからないので、
この作品の脚本が評価される理由がよくわかりませんでした。
解説していただいて理解することが出来ました。
ちなみに私が脚本面白いと感じたのは、
「パルプ・フィクション」「ジャングル・フィーバー」です。
212:名無シネマさん
06/08/21 10:28:12 yZbB6JAD
脚本が一番大事には同意するけど、役者の演技力、演出次第でそれなりに面白くなると思う
213:名無シネマさん
06/08/21 10:45:40 1KtI/Wqm
レザボアなんかもずっと倉庫のシーンだけど役者の演技力で見てて飽きない
214:名無シネマさん
06/08/21 11:02:58 mK13bVCI
要は演技でも脚本でも演出でも観客を引き込ませたら作った奴の勝ち
215:名無シネマさん
06/08/21 11:16:45 mvMibZjq
作品とは脚本、技術、役者の3つのバランスが大切
分かり易く表現すると・・・・・
脚本が凄く面白くても、画像が汚く、音も変だったら、作品ぶち壊し
画像がやたらと綺麗でも、大根役者だったら作品ぶち壊し
役者がやたら上手くても、ストーリーが面白くなければ作品ぶち壊し
いい作品は、3つのバランスが程よくとれている
そういう意味でいうと学生自主映画は3つのレベルを下げて考えないといけない
脚本も面白くなく、役者もカメラも下手・・・今は、それでいいんだと思う
自ら脚本の腕を上げていけば、技術も役者もレベルをあげればいい事
あわてなくていいと思う。まずは己を磨くこと・・これが一番難しいけどね
本職の監督?、ディレクターでも、3つのバランスを考えられる人は
非常にすくなくなりました
予算内に収めるとか、早く撮影を終わらせるとか、なんだか、そういうことで
優秀な監督とかが決められているのが今の業界じゃないでしょうか 残念です
216:名無シネマさん
06/08/21 16:13:13 4AZWirZS
映画はセリフが一番重要。ハリウッド映画を例にとると、「誰も死を避けて通ることはできない」「最大の罪は弱さだ」などは何度も繰り返し使われている。
こういった衝撃の真実を映画のセリフの中に織り込むと、映画の格が一段上がるのだよ。
217:名無シネマさん
06/08/22 00:44:50 sraICbyq
>>216
確かに決め台詞があると、引き締まりますね。
あと、ものごとの継承を表すために同じ台詞が違うシーンで使われるのもいいですね。
スーパーマン・リターンズにもありましたね。
「父は子に、子は父に・・・」って、もともと聖書の言葉ですよね(クリプトン人がなんで聖書なんだよ、というツッコミはなしネ)。
あれでグッと来た人もいたはず。
「あれ、お前そんな立派なこと言う柄だっけ」みたいなときもありますけどw
218:名無シネマさん
06/08/22 01:46:58 F6aNGvkI
脚本が蕎麦なら、演出は汁。
219:名無シネマさん
06/08/22 01:53:02 sraICbyq
薬味は?
220:名無シネマさん
06/08/22 01:56:47 F6aNGvkI
>>219撮影。
221:名無シネマさん
06/08/22 02:08:20 sraICbyq
そば湯は?
222:名無シネマさん
06/08/22 02:08:43 F6aNGvkI
いや音楽かな?
223:名無シネマさん
06/08/22 02:14:10 F6aNGvkI
>>221パンフレット
224:名無シネマさん
06/08/22 02:19:34 sraICbyq
おしぼりが役者ってことでいいかな?
225:名無シネマさん
06/08/22 02:20:01 F6aNGvkI
蕎麦=脚本
汁=演出
薬味=音楽
具=スター
蕎麦湯=パンフレット
226:名無シネマさん
06/08/22 02:36:10 QBb53VXh
麺inブラックっていうカップめんがあったな…
227:名無シネマさん
06/08/22 07:18:03 /mzDtSTG
どう見てもプロデューサーのほうが重要だが
228:名無シネマさん
06/08/22 09:01:32 s9CjbiOH
蕎麦=役者
汁=撮影・照明
薬味=音楽
具=特殊効果
板さん=演出
レシピ=脚本
蕎麦湯=ローリングの主題歌
229:名無シネマさん
06/08/22 13:08:11 ko6qj3Rw
MIBの中で、小人宇宙人がクレジットカードの裏に書かれた契約内容を、神託のように唱和するシーンがあったが、このようなシーンが映画を引き立てるんだよ。
見るものを考えさせるってことが映画には重要になる。
たとえば森元首相がビールとつまみを手に持ってインタビューに答えたが、「ありゃ何だ?」と視聴者が考えるからいいんだよ。
だがあまりにも訳の分からないシーンの挿入は逆効果になる。
230:名無シネマさん
06/08/22 14:29:55 ko6qj3Rw
「自由な社会で生きることを望んでいる人々を支援する意志を捨てた場合、われわれは国家の精神を失う」
これは米大統領の演説からの引用だが、このような脚本が映画にも無ければ観客は満足しないんだな。
骨太の脚本とは根底に理念が有るんだよ。だからこそ観客は満足と感動を覚えるんだってこと。
231:名無シネマさん
06/08/22 21:25:57 LfkG9nEL
スレチガイ承知で書くけど、確かに決め台詞があると画面も引き立つのだけど、アメリカって歴史がない国だから、こういう重々しいステイツメントが必要なんじゃないかな。
そういうローカルな理由による決め台詞の必要性もあるような気もする。
>「自由な社会で生きることを望んでいる人々を支援する意志を捨てた場合、われわれは国家の精神を失う」
実に説得力があるというか、もっともらしく聞こえるよなぁ。
こういう理由で侵略されたら、かなわんよw
232:名無シネマさん
06/08/23 02:45:09 yjX/p8qX
>>231
たしか「クリムゾン・タイド」の中で、「我々は民主主義を守るが、実践する必要は無い」と
部下に言い切る艦長がいたよな。建前と本音、あるいは制度上かかえ込んでいる矛盾の
ようなものを極限状況(核ミサイルを発射するか?忌避すべきか?)の中で鮮やかに浮き
出させていたね。あの映画のセリフにはタランティーノがいっちょ噛んでたな。
233:名無シネマさん
06/08/23 14:31:34 DCGlrZbA
説教調ではない、観客に考えさせるセリフをいくつかピック・アップしてみよう;
「選択など幻想に過ぎない。権力者とそうでない者が作り上げた幻想だ」「平静を装った外見のすぐその下に、完全に抑制を失った我々が居る。それが真実なのだ」マトリックス・リローデッド
「脳内の化学反応はある感情を示し、論理や理性を圧倒する」「“希望”は人間の典型的な妄想、最大の強みでもあり弱さの源」マトリックス・リローデッド
「人は一つの大きな魂を共有しているのかも知れない、いくつもの顔を持った一個の人間」「だれもが救われたいと願っている、炎の中から引き出される墨のように」シン・レッド・ライン
「この世に完璧な人間はいない、完璧な意志のみがあるのだ」ロビン・フッド
「いつ死んでもいいように生きていれば、ずいぶん人生は変わってくる」「老いるのを怖がるのは、それまでの人生に意味を見出すことができないからだ」モリー先生との火曜日
「真実が全て正しいとは限らない。真実は苦痛でしかない」テイラー・オブ・パナマ
「彼は自分自身を信じている。俺は自分を信じてない」プラトーン
234:名無シネマさん
06/08/23 14:40:27 EKruGItE
「彼は言った。『俺は神は信じないが神が怖い。』
俺は神は信じるが怖いのはカイザーソゼだけだ。」
俺自身は幽霊は信じてないけど怖いんだ。
235:名無シネマさん
06/08/23 17:19:54 1RdgSSKk
>>231
>アメリカって歴史がない国だから、こういう
っつうより、多民族国家なんで無理やり虚構でもいいからまとめておく必要があるからじゃない?
>>233
乙
ひょっとして、心に残る台詞の収集が好きなの?
まとめて公開するのもいいかも。
でも、マトリックス・リローデッドは演説が多いせいか、その分だけ決め台詞も多くてあまり心に残らなかったよw
236:名無シネマさん
06/08/23 19:52:56 ta8TB+jw
演出の上手い監督は大根どころか素人にも名演技をさせる。
でもな、演出の下手な監督は演技派俳優使え!
237:名無シネマさん
06/08/23 20:39:22 PrArCl8r
北野武の脚本は秀逸。
238:名無シネマさん
06/08/23 23:13:38 v6moU1iG
映画なんだからカット割、編集が一番大事じゃないか?
舞台なら脚本、演技、演出が重視されるが
映画の場合ストーリが薄かろうが、演技が下手だろが、
見せ方、テンポで十分魅せられる、だから監督のセンスが一番判る
239:名無シネマさん
06/08/23 23:29:35 XYoUjSg6
カット割りもカメラワークも知らない素人監督でも
脚本が良ければそこそこ見られる作品になるよ
240:名無シネマさん
06/08/24 23:56:31 FoSQ1+td
>>239
しかし、その脚本が優れていることが、撮影する前にどのようにして評価されるかが問題だな。
結局のところ、いい脚本かどうかは映画にしてみるまで分からんのじゃないか?
241:名無シネマさん
06/08/25 00:12:04 Fh6gHcMF
読んでみればわかるんじゃないの?
素材が良ければ刺身でも食えるが、悪けりゃコッテコテにアレンジするしかなくなる。
242:名無シネマさん
06/08/25 00:39:55 F8rHjzI8
>>241
その割には「はぁ?」な脚本が多くないかw
特に最近の邦画。
脚本が見分けられたら、それだけで立派に食っていけそうな気がする。
ハリウッドにはシナリオ・ドクターやシナリオ・アナライザーという職業があるらしいが。
243:名無シネマさん
06/08/25 01:11:35 6HxPGwW/
>>240
それをヨめるかどうかが、まさにプロデューサーに本来求められる資質であり手腕じゃ
なかったのかな。
本を読んで脳内映画化し、興行面での可能性や具体化可能であるかを事前に予測して
(突き詰めれば予算の問題に行き着くかな)企画化を検討し、それらの観点から要修正の
箇所や改善ポイントにつき現場をコントロールして作品に反映させるよう努力する。
資金調達、企画の進行責任者に過ぎないプロデューサーで本がヨめない人の場合、
作品の内容面については監督に全てお任せになってしまい、上に書いたような検討項目
についてのコントロールが全くできず、作品の出来栄えは映画にしてみるまで分からん
ということになってしまう。
もちろん実際に撮影されて完成する過程で多くのものが付け加わったり(失われたり)
して、事前に完璧な予想などは出来ないし、またフタを開けるまで何がヒットするか分から
ないのが映画だけれど、ちゃんと本のヨめるプロデューサーなら脚本段階で或る程度は
完成予想図みたいなものを観ることができ、そのヨみの冴え具合が打率3割なら大プロ
デューサー、みたいな感じ。
244:名無シネマさん
06/08/25 01:25:23 Fh6gHcMF
たとえば、去年「運命じゃない人」って映画があったけども
かなり拙い演出にも関わらず、ホンが練られてるだけに
全編見終わっても割とスマートな印象を受けたな。
ただ邦画全般的にまともな話が多い気がするな
「はぁ?」は突き抜けたほうがおもしろいんだけどね
245:名無シネマさん
06/08/25 14:25:08 lccevWGS
脚本だけが良い映画って例えば何?
246:名無シネマさん
06/08/26 02:08:50 9bJ5wCOv
野沢尚の脚本は秀逸。
247:名無シネマさん
06/08/26 03:03:30 0na6xGii
梶原一騎の原作は秀逸
248:名無シネマさん
06/08/26 10:20:02 u0+vX87w
役者が大根なのは演出で誤魔化せても、
脚本がつまらないのは演出で誤魔化せない。
249:名無シネマさん
06/08/26 14:34:33 +t+QbbAD
役者が大根なのは演出で誤魔化す>覆面にする、鬱の設定にする、聾唖者にする、自閉症気味にする、多動性障害にする、といったところか
主人公クラスだったら演出で誤魔化すのは無理があるよなぁw
250:名無シネマさん
06/08/26 23:27:26 eisnMpDF
>>249
主人公ほかの配役ありきな企画の場合もあるから、そのあたりは難しいというか、
一概には言えないかもしれませんね。その場合には企画先行で脚本執筆自体が
従属的になり得るし、とにかくスターさえ出ていれば固定客が喜ぶとか、プロモの
一環なので映画は箔づけのためだけで、採算すら取れなくても全体としてはOK
とか、映画の作品的な完成度や評価が初めから必ずしも重視されていない場合も
ありえるわけですから。
251:名無シネマさん
06/08/28 08:35:22 qXPM1U9L
>>250
元映画会社で脚本書いてました。今は演劇の仕事ですけど。
確かに企画先行型の映画は多いです。
脚本家の足を引っ張る要因は他にもあって、私の経験した例を少しだけ上げると、
■スポンサー
主に、主人公が自社の製品を使うシーンを入れてくれって事なんですが、
タイアップ先の観光地なんかがある場合は悲惨です。
あっちの観光地に行って、東京帰ってまた違う観光地へとか。
■芸能事務所
カッコ悪いシーンはやらせません、悪人のまま終わるのはNGです等。
■役者本人
セリフ増やして下さい、出番増やして下さい等。
脚本家ってそんなに偉くないんですよ。
プロデューサーの中には「書かせてやってる」と思ってる人が沢山いますし、
改悪注文と分かってても逆らえません。次から仕事が来なくなるだけですから。
ただ、私が脚本家だからそう思うだけかも知れませんが、
良い脚本を用意する→良い役者と良いスタッフを集める
っていうやり方が、作り方として失敗が少なく無難な気はします。
現実にはそうはならないんですけども。
252:251
06/08/28 08:45:49 qXPM1U9L
書き込んでから思いました。物凄く愚痴っぽいとw
要するに色んな人が色んな利害で行動するので、
駄目なんですね。脚本家も含めて。
253:名無シネマさん
06/08/28 22:43:21 MgZUfg+s
>>252
女優は男優に比べてワガママな人が多いって本当ですか?
254:名無シネマさん
06/08/28 23:28:07 tmT4YHT+
脚本が一番大事なのに脚本家の地位が低いってのは問題だな。
255:名無シネマさん
06/08/28 23:57:15 uosAw1Yt
だれも「何故脚本が一番大事か」を書けてない、書いてないから
問題でもなんでもない。
このスレは>>1のバカっぷりを確認するためだけに見てるよ。
256:名無シネマさん
06/08/30 04:24:48 1e1NRwEu
>>255
構ってほしいちゃんが、また一人w
お前の方がバカっぽいぞ。
どうだ、これで満足かw
257:名無シネマさん
06/08/30 21:57:02 Sm2YJ1fQ
「Mr.エンジェル/神様の賭け」の脚本は良く書けている。
258:名無シネマさん
06/08/30 22:03:31 SyzdaPsh
>>16は逃げた模様。
259:名無シネマさん
06/09/01 20:17:30 35R457Ul
映画板は演劇板の逆で演出の地位が高いね。
260:名無シネマさん
06/09/02 04:26:14 lcqOlc1h
>>251
脚本家って一番ワリを喰うんだよね。
いざ現場にはいるとやっぱり監督は尊重されるし、
現場に口出しし過ぎると動かなくなるから、
プロデューサーは脚本段階でガンガン口出しする。
スポンサー云々の政治的なことも含めてね。
(それでも、>>251 に書かれているようなことは、
理由がハッキリしているから、まだマシだと思う。
中には本当に理不尽な、趣味としか思えない注文もある)
そして苦労した結果が監督に変更されて、それでも、
脚本クレジットは脚本家だから、観た素人は
全て脚本家が書いた通りと思う……。
かなり神経摩滅するんで、愚痴言ってもいいと思いますよ(w
261:名無シネマさん
06/09/02 05:01:58 sYK52ujs
脚本家が監督も兼ねれば脚本の改悪が少し減らせる。
脚本家が製作も兼ねれば脚本の改悪がかなり減らせる。
262:名無シネマさん
06/09/02 08:37:03 EOX41a3L
スポンサーは金も出すけど、口も出すだからな・・・
263:名無シネマさん
06/09/03 21:07:55 xLO4QJsL
>>237
武の書いた脚本は、シナリオライターのお手本になるようなものでは
決してないぞ。
「あの夏、いちばん静かな海」の脚本と称するモノは
紙ッペラ一枚程度のあらすじ
(脚本家の笠原和夫が痛烈に批判していた)、
「シナリオ」に掲載された「キッズ・リターン」の脚本も
登場人物の出入りもハッキリ書かれていないような
大雑把なもの。
あれは本人が監督として取り纏めているからこその完成度であり
(そういう演出力・構成力は評価すべきだと思うけど)、
脚本の出来が秀逸なわけではないだろう。
264:名無シネマさん
06/09/04 07:08:58 SYcW7SVh
>>1
違うだろ!それはハッピーエンドに拘る奴の特徴だ。
265:名無シネマさん
06/09/04 12:58:25 y4auYh6r
>>264
ハッピーエンドマニアは他人の意見を聞かない椰子が多いよな。
あと、善悪がハッキリ分かれるような映画を好む奴は馬鹿が多い。
266:名無シネマさん
06/09/04 13:09:16 Pay2WTki
これからは脚本家支配の時代だ!
267:名無シネマさん
06/09/04 15:48:08 nEI7wKAk
「カサブランカ」はボガートとバーグマンがいなければ成立しない。
268:名無シネマさん
06/09/04 16:17:00 vNgNdVYJ
映画に一番影響力のあるのはスポンサー。日本はスポンサーがずっこけてるから、映画も当然ずっこけている。当たり前のこと。
269:名無シネマさん
06/09/04 22:14:27 36+3O7ol
カメラが大事なんじゃないの?
カメラがないと映画の撮影は出来ないよ。
270:名無シネマさん
06/09/04 22:21:44 YM2PqUtO
はいはい
271:名無シネマさん
06/09/05 00:36:48 Nc9lo+hA
カチンコが大事なんじゃないの?
カチンコがないと映画の撮影は出来ないよ。
272:名無シネマさん
06/09/05 02:01:37 pMF9uSeE
いまやアニメならカメラ無くても作れるよな。
(実は昔から、シネカリグラフのアニメとか、
カメラが無くても、作れてた。しかも、実験映画の嫌みのないものが)
273:名無シネマさん
06/09/05 18:18:57 3dqFeew+
ポップコーンが大事なんじゃないの?
ポップコーンがないと映画の鑑賞は出来ないよ。
274:名無シネマさん
06/09/05 19:15:11 QxT9ziH1
ハッピーエンドマニアは論理のすり替えが得意。
275:名無シネマさん
06/09/05 20:26:42 4KLooVhC
スポンサーが大事なんじゃないの?
銭がないと映画の撮影は出来ないよ。
276:名無シネマさん
06/09/05 20:33:49 5T6knSTt
目が見えないと映画は作れないよ。
目が一番大事。
277:名無シネマさん
06/09/06 01:02:33 0Fn+agQy
フェイスオフは脚本がすげーアホだけど、
それに輪を掛けたアホ面俳優2人と、
B級演出が大得意なアホ監督のおかげで、
厨房に大人気の映画になってる。
脚本なんて大して重要じゃないという証左だな。
やはり役者と監督が映画のキモだろう。
最もフェイスオフの脚本では、
役者や監督がどんなに頑張っても
まともな映画は作れないから、
やっぱり脚本も大事なのか?
よくわかんなくなってきた。
278:名無シネマさん
06/09/06 01:16:43 iZX2QQEc
「フェイスオフの脚本がアホ」というのはどういう根拠で?
279:名無シネマさん
06/09/06 05:20:50 sw3Q8USm
>>276
スティーヴィー・ワンダーの趣味は映画鑑賞だが?
280:名無シネマさん
06/09/06 05:29:55 sw3Q8USm
IDがスティーヴィー・ワンダーだ。
281:名無シネマさん
06/09/06 22:42:36 xhcJuUXR
>>279
映画鑑賞が趣味の奴は全員映画作れるのかよ!
282:名無シネマさん
06/09/06 22:58:23 3Z9omQXL
盗作しても面白い作品を作ればいいか、つまらなくてもオリジナル脚本を評価するか
どちらを支持する? 俺はどちらも支持しない。
世界の北野に盗作疑惑噴出
スレリンク(cinema板)l50
283:名無シネマさん
06/09/08 00:38:22 7oOhspOZ
>>282
俺もどっちも支持しない。
284:名無シネマさん
06/09/08 11:09:52 cQxadR78
>>251
模倣犯のあの終わり方もジャニーの圧力なのかな?
285:名無シネマさん
06/09/08 12:00:34 ZjLm9KAn
映画の出来を左右する最大の要因は脚本にある と思っていた村上龍は、
それをアンゲロプロスに確認しようとした。
村上龍「映画で一番大切なことってなんですかね?」
アンゲロプロス「考え抜くことだ。」
286:名無シネマさん
06/09/08 12:44:39 aLVamBZT
>>251
企画や脚本の段階ではまだそんなに金がかかってないので、
そこで完成度を上げておけば、糞みたいな内容に制作費かけて
コケる確率が減るのにね。
日本映画のプロデューサーは、ビジネスマンとしてはかなり無能だと思う。
会社や人のお金を運用して何億円ものプロジェクトを動かすのに、ノリと丼勘定で
仕事するような感じ。金の流れも不透明だし。
ロストインラマンチャ見てると、映画に出資した個人投資家達が出てきてるが、
日本映画みたいな危ないものに投資したい奴はあまりいないだろう。
287:名無シネマさん
06/09/08 13:29:47 CVwZ0qeh
映画の著作権はまず脚本家にある
288:名無シネマさん
06/09/08 14:40:20 w/Lbte27
>>284
決定稿にはカプセル爆弾を口に含んで爆発とあった。
ただ中居をキャスティングする時点で、制作側にもひどい残酷描写はできないと
予測できてただろうし、その辺はすんなりいったんじゃないの?
ネットでは批判的な意見が多い模倣犯だけど、個人的にはかなり良く
まとめられた脚本だと思う
原作が膨大な情報量だから、2時間にまとめてしまうとどうしても内容が
薄く平坦になってしまうところだが、そこを匿名性と仮想性を前面に出すことで
カバーするというアイディアは秀逸だと思った。
289:名無シネマさん
06/09/08 22:56:25 P97LsbnD
このスレ、最近になってレスが多くなったね。
290:名無シネマさん
06/09/09 07:50:01 q+So/N9c
>カプセル爆弾を口に含んで爆発
それがどうしてああいう風になるんだろう。
ともあれ情報サンクス。
291:名無シネマさん
06/09/09 21:20:47 fxFhJHo9
>>285
それ聞いて感動して泣いた、なんて言ってたな、馬鹿龍が。
考え抜くことと脚本って同じ様なもんだろ?
脚本は、何も考えなくても手足が勝手に動いて書いてくれると思ってるのかね?
「だいじょうぶマイフレンド」の脚本はたしかにそんなかんじだけど
292:名無シネマさん
06/09/09 23:26:04 QDT6s7Fy
>>269
つラジオドラマ
293:名無シネマさん
06/09/09 23:56:17 iPuLcpl9
脚本がつまらないと他が良くても無意味。
294:名無シネマさん
06/09/10 08:58:04 6pef3NKt
>>288
あの捨て子も配慮から生まれたのかな?
295:名無シネマさん
06/09/10 10:40:28 +goDmyuL
考え抜くことってのは脚本だけじゃないだろ。
脚本で映画が決まるほど楽じゃない。
キャスティング、人物の動き、カメラの動き、ロケ地の選定、予算の組み方、
撮影スケジュール、宣伝、もろもろ全てだろ。
296:名無シネマさん
06/09/10 10:41:52 gNIpxUtM
>考え抜くことと脚本って同じ様なもんだろ?
ゴダールはたしか脚本をちゃんと書かないんじゃなかったけ?
映画を作るのに、映画以外の媒体を通す必要は必ずしもないわけで。
ニュアンスの違いを完璧に指し示す言葉に反応した、小説家としての村上龍が馬鹿だとは思わんけど。
297:名無シネマさん
06/09/10 18:13:41 LL4T8rg0
ゴダールや北野を例に挙げて、
脚本の重要性を否定する人間が多いが、
ゴダールや北野の脳内に優れた脚本があるのを分かって欲しい。
298:名無シネマさん
06/09/10 18:29:40 w0sVQ6H2
「脚本」を評価するってことは、
文字で書かれた「脚本」を読んで評価することでなければ
ならないはずなんだけどね
(だから、出来上がった映画だけを観て「脚本」の良し悪しを
述べることは本来はできないはず)。
脚本なし(大まかな構成台本はあった)の即興的な演出で作られた
「M/OTHER」に対し、毎日映画コンクールが監督の諏訪敦彦および
主演の三浦友和、渡辺真起子に「脚本賞」を与えるという
暴挙に出たことがあった。
このときは、シナリオ作家協会が
「三浦や渡辺が一文字でも脚本を書いたのか」
と毎日映画コンクールに抗議したらしい。
299:名無シネマさん
06/09/10 18:31:22 DKLDZU4M
シナリオシステムで映画を制作するべき。
300:名無シネマさん
06/09/11 00:20:32 H63KXLmJ
映画は詩である、という考え方からすれば脚本はいらない。
301:名無シネマさん
06/09/11 00:36:04 rpaSPPXN
>>297
ゴダールは手帳にコンテを描きまくってるし、
北野は劇画から盗作しまくってる。その上、ゴーストライターまで使ってる。
スレリンク(cinema板)l50
302:名無シネマさん
06/09/12 14:59:03 CxUgmjUr
>>300
映画は詩じゃない。
303:名無シネマさん
06/09/12 19:25:29 7XMo6DkC
映画は詩である。映画は絵画である。映画は音楽である。
304:名無シネマさん
06/09/12 19:54:08 Tt6lPf8J
映画は金儲けである。
出資者にカネを出させるためにシナリオは必要。
305:名無シネマさん
06/09/12 20:09:37 kgptLk0+
304にどうい
306:名無シネマさん
06/09/12 23:03:57 XI9A+SRu
それ以前に、本がないとPすら説得できない。ただし馴れ合いは除く。
307:名無シネマさん
06/09/12 23:50:41 R6BnTkIB
それ以前に、映画はスタッフワークによる創作作業である。
脚本は、そのための設計図という側面もある。
設計図(脚本)あってこそ、各スタッフがイメージを共有し、
撮るべき場面に何が必要かを判断して適宜動くことができる。
Pや出資者を説得するには企画書段階でも事足りるかもしれないが。
308:名無シネマさん
06/09/13 01:11:01 8UkUzFov
映画は活動写真。
309:名無シネマさん
06/09/13 01:16:27 IBlm3eyL
設計図があっても、絵作りは監督によってまったく異なる。
脚本を読んだだけでは、作業ダンドリの見通しはついてもイメージの共有までには至らないことがほとんど。
ストーリーボードを作成する監督はごく僅かであり、大部分の現場は監督のフィーリングで右往左往することになる。
かくして、何を言い出すか分からない監督に応える(やり過ごす)ために邦画の照明は陰影のないのっぺらぼうとなる。
310:名無シネマさん
06/09/13 01:28:09 Tf2Hfn7R
その伝だと世界的にも即興性の強い監督の絵はのっぺらぼうってことになるな。
311:名無シネマさん
06/09/13 01:58:11 PshzIThz
プリプロ段階で時間が取れないようなケースはしょうがないだろうけど
ある程度の映画だとコンテくらい準備するでしょ。
ただ最終的には監督のイメージを映像化するわけだから、
コンテがあっても現場では気休めにしかならないっていう話は聞くよ。
ま、撮影監督が全てを取り仕切ってる現場もあるけどねw
312:名無シネマさん
06/09/13 02:18:59 IBlm3eyL
脚本の話から少し外れるが。
邦画のダメなところの1つは、プリプロダクションを軽視していること。
脚本の練り込みや絵作りのための試行錯誤の時間が取れない。
そもそも、時間を取らずに現場でエイヤで撮影する習慣のまま来ている。
スタッフが現場で完徹三日、といった悪戦苦闘ぶりには素直に敬意を表すべきだとは思う。
しかし、プロデューサーなどがプリプロをしっかりやっていれば、そのようなことの多くは回避できるものだ。
一流の監督であれば、現場に来た途端、カット割が思い浮かんでそのまま撮影に入ってスケジュール通り仕上げられ、しかもヒットを飛ばせるだろう。
毀誉褒貶あるが、スピルバーグなどは多分このタイプだと思う。
監督に実績があり人望もあれば、スタッフも喜んでインスピレーションに付き合ってくれるだろう。
が、ぽっと出の監督には無理をしないで付き合うようにするのが普通だ。
最近の邦画は一時よりも盛り返しがある。
が、TVで大宣伝をしたイベントのような映画ばかりが注目されるようでは、邦画の「復活」は手放しでは喜べない。
(アート系はともかく)プログラムピクチャは製作体制を安定したものにしないと、より多くの観客を集めることは難しいと思う。
外れを少なくするには、現場の奮闘努力だけではなく、システム(脚本を重視してプリプロで検討が加えられる体制)でカバーすることが必要だ。
313:名無シネマさん
06/09/13 03:38:13 6eRar/RL
>>307
脚本つきの企画書が主流だぞ。企画書だけで予算がつくなんて、よっぽどの巨匠だろ。
アンタ、アマか?
314:名無シネマさん
06/09/13 04:08:41 jRqzxn6d
映画製作に一番大事なのはお客を楽しませることだと思う
儲けとか会社がどうのこうのとかの話は別物だろ
最近の日本の映画がダメなのは監督とか作ってる人のオナニー映画になってること
他人を満足させてなんぼの世界だろうよ
315:名無シネマさん
06/09/13 06:01:34 d+Zu9y4b
日本は脚本を軽視し過ぎ。
日本アカデミー賞でも脚本賞は照明賞や録音賞と同レベルの扱い。
316:名無シネマさん
06/09/13 12:08:39 hYWtSd6U
すてきな片想いっていう映画知ってる人誰かいませんか?内容教えて下さい
317:名無シネマさん
06/09/14 05:37:16 2kBIe8Qe
フィルムが大事なんじゃないの?
フィルムがないと映画の撮影は出来ないよ。
318:名無シネマさん
06/09/14 21:19:50 2Li9pN/U
そんな事言うなら空気も水も大事だぞ
319:名無シネマさん
06/09/15 00:43:22 y+rOVSd3
映画館が大事なんじゃないの?
映画館がないと映画はモニターで鑑賞することになっちゃうよ。
320:名無シネマさん
06/09/15 14:27:08 3PKGqiMc
今の日本では映画は家で観るのが主流。
321:名無シネマさん
06/09/15 21:03:48 q0uIz+0g
宝塚・四季板の類似スレのレス数を追い抜かしました。
322:名無シネマさん
06/09/16 02:08:17 2liORTxY
>>317
これからはフィルムなくなるよ。
323:名無シネマさん
06/09/16 17:39:05 pH5H6fPK
これからはDVが普通になるのかね。
324:名無シネマさん
06/09/16 18:03:06 ApErr5y4
今の日本じゃ才能ある奴は脚本家や映画監督にならないでゲームデザイナーか漫画家になる。
325:名無シネマさん
06/09/16 18:47:25 eEueSHjl
映画は興行収益が一番大事。それ以外にはない。
326:名無シネマさん
06/09/16 19:08:57 pH5H6fPK
>>325
黒字になる事が大事、ヒットしても製作費使い過ぎで赤字になったら無意味。
327:名無シネマさん
06/09/16 19:14:09 ApErr5y4
>>326
「興行収入」と「興行収益」の違いが分からない馬鹿発見!
328:名無シネマさん
06/09/17 01:33:31 Tl16autW
>>322
マジレスすると、フィルムは当分なくならないよ。
デジタルはまだ問題が山積みで、解決の目処が全然立ってない。
配給側はなんとかフィルムレスを急ぎたいが、
興行側が断固阻止してる。
業界では、最低でもあと10年は無理と言われている。
329:名無シネマさん
06/09/17 01:36:29 Tl16autW
それも、あくまでも日本での話で、
世界レベルだとフィルムレスはまず不可能とまで言われてる。
世界中の上映施設のインフラがデジタル化される事はまずありえないから。
330:名無シネマさん
06/09/17 02:00:17 RfSadCVq
>>317とは別の意味で映画はフィルムだと思う。
この場合邦画で00監督作品とクレジットされるのが洋画(ハリウッド)の映画では00フィルムとクレジットされるように。
映画としての作品作りが大切だと思う。
私は映画としての志がない作品はフィルム撮影だろうがHDだろうがフィルムでは無いと思う。
331:名無シネマさん
06/09/17 07:09:49 GxE97XGq
映画は独創性が一番大事。
332:名無シネマさん
06/09/17 07:48:46 9WN2gS7Y
そんなこと言って、世界の盗作師・北野の新作は観に行くんだろ。
333:名無シネマさん
06/09/18 00:44:14 bNGTPCmS
>>331
まぁね。
334:名無シネマさん
06/09/18 02:30:21 sVueI1hm
んだな。
335:名無シネマさん
06/09/18 04:29:04 wbSc+3CP
独創的と独りよがりは紙一重だよな。
大部分は独りよがりでは?
いわゆるアート系に多いが。
プログラムピクチャなら、筋はマンネリでも、それなりに楽しませてくれれば、それでいいのではないかな。
336:名無シネマさん
06/09/18 12:31:16 v/lTirCb
盗作<独りよがり
337:名無シネマさん
06/09/18 14:13:02 FomZxZgu
「筋はマンネリ」って、要するにドラマの「お約束」「あるある設定」は盗作っちゅうことやな。
盗作でも何でも面白けりゃそれでいいだろ。
338:名無シネマさん
06/09/18 18:15:40 bTNxzXiF
聖林ではシナリオを10回ぐらい書き直すらしい。
339:名無シネマさん
06/09/18 20:09:47 yNOR+yhu
ゆでたまごなんて黒澤明朴李まくりだもんな。
340:名無シネマさん
06/09/19 00:46:47 EsDWOipC
盗作も繰り返されればスタンダードになる、ということで終了。
341:名無シネマさん
06/09/19 17:59:52 gW9xq7+j
役者が出演依頼を引き受けるか断るかは脚本と出演料で決める事が多い。
342:名無シネマさん
06/09/19 18:13:54 +iD0dm3F
>>1
職人芸と言われたものを
アイドルの人気というふうに置き換えている
ってことかな?
343:名無シネマさん
06/09/19 18:24:47 m58WSldz
>>342
意味が分からない。
344:名無シネマさん
06/09/20 12:23:11 k88kjQxk
>>342
誤爆?
345:名無シネマさん
06/09/20 15:58:31 dyFMd0bL
脚本なくしてヒットなし。
346:名無シネマさん
06/09/20 16:16:29 MPUAtEWy
脚本ダメでも、トム・クルーズの名前で大ヒット。
347:名無シネマさん
06/09/20 16:22:50 5rfIhvF9
テーマやシナリオじゃなく、カメラ・編集・音響・・という映画的なテクニックだけで
魅了する映画もあるのでは?
「サイコ」などはそういうタイプの映画だと思うんだが
348:名無シネマさん
06/09/20 16:23:22 dyFMd0bL
脚本あってもヒットなし。
349:名無シネマさん
06/09/20 18:17:19 YvcWmfIO
脚本家の好きなように書かせて映画撮れば良作が増える。
350:↑
06/09/20 19:01:31 lrOeQqSj
有り得ない。
351:名無シネマさん
06/09/21 06:14:30 qc7Ltb39
同意。
352:名無シネマさん
06/09/21 06:21:15 BU+eBQ4+
質問させていただきたいのですが
このスレは邦画を題材とした意見を言って大丈夫でしょうか?
流れ的には「邦画の脚本について→洋画との違い→翻訳などの問題」
といった流れで意見させていただきたいのですが可能かどうか?
脚本全般の意見として洋画、邦画わけへだてなく意見を交わす場なのであれば
退散させていただきます
353:名無シネマさん
06/09/21 06:31:42 RdhsiAdt
無問題。なぜなら2chだから。時々、口汚いアラシもくるけど、
清濁併せ呑む姿勢で意見交換しませう。
354:名無シネマさん
06/09/21 07:26:47 BU+eBQ4+
ご回答ありがとうございます
では、長々と書かせていただきます
日本の脚本はどこがいけないのか?
この問題に関して、現代の日本語が確立した時期が遅いといった理由があげられます
では、これはどういった内容か?を説明したいと思います
今現在使われている日本語があります、しかしこの言葉を使い始めたのはいつか?
原型は古来の日本語ですが、時代と共に変化して標準語として日本語が確立されたのは
ちょっと昔のことです
さらに現在の文化にも影響が考えられます(欧米化)
これが脚本と大きく関係しているのか?といった問いがくると思われますが
大きく関係してきています。
では、洋画やアメリカのニュースを見ていて気づくことはありますか?
この質問に日本語の脚本と洋画などの脚本との大きな、致命的な差が隠れています
では答えを書きましょう
スピーチなどを見て不自然な部分、日本と違う部分を感じたことはありませんか?
そう、決め台詞で大盛り上がりする状況です。
アメリカの映画ではよくこういった場面が多く取り入れられ、大統領のスピーチでも
こういった場面が多く見られます
では、これのなにが問題なのか?
それは言葉、文章の流れなど、日本語と英語の大きな違いが生まれているからです
日本でスピーチをやった場合、あそこまで盛り上がることは不可能といっていいでしょう
では何が違うのか?
それは文化と言葉の持つ意味や使い方です
もしもアメリカのスピーチを日本語訳で聞いた場合あなたは盛り上がれるか?
これも難しいでしょう、日本にはこういった文化や言い回し方がまだ作られていません
更に、日本語で訳した場合、完璧に訳せるのかというと、それも不可能です
英語の単語には意味があります、しかし、日本語でとらえるその意味と、アメリカ人がとらえる
意味とでは若干ながら違うニュアンスだったりします
355:名無シネマさん
06/09/21 07:28:56 eHNSFE5o
○
O
o と
。 ,. -ー冖'⌒'ー-、 思
,ノ \ う
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } ,r=-、
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く /,ミ=/ オ
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 〃 / タ
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ 〃 / で
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、〃__/ あ
人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\ っ
. / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ た
/ | |::::::|\、_________/' /:::::/〃
356:名無シネマさん
06/09/21 07:31:07 BU+eBQ4+
これを説明するにはアメリカの文化を知らなければいけないので
そのまま直訳しても、感動したり興奮したりできないわけです。
そう、つまり日本語は表現などの技術は優れているが
言葉全体の流れによる感情の盛り上がりなどを作るのに、適した言葉ではないと言えるわけです
しかしこれは現段階での日本語についての意見なので、今後変わってくることもあるでしょう
小説などでは表現のしかたが上手かったりして、評価も高くなりますが
セリフのみでそれを表現する方法がない、つまり細かい言葉を説明する大まかな言葉の使い方について
まだ、未熟な部分があると考えられるのではないのか?
なのでアメリカで感動するスピーチシーンなどが無い邦画では
脚本として弱い部分があるのではないか?と考えられます
一つのセリフで全てを説明するには現段階での日本語では上手くいかない
言葉での盛り上がりを作る事を、まだ日本語で表現しきれていない
これが邦画の脚本の足りない部分と解釈してください
更に問題点をあげていきます
それは言葉の浸透性と使用頻度などです。
アメリカで「I LOVE YOU」と言ったら言葉の意味通り解釈できます
しかし日本語で「愛してる」と言ったらどのように思うでしょうか?
寒い、ダサい、キモイなどが大多数を占めると思います
これは普段から使われにくい言葉だというのが理由にあげられます
日本人は自分の気持ちをあまり表に出さないという独特の文化があります
ということは、使われにくい言葉を使われると、どんな反応をしていいかわからず、うやむやが生まれ
言葉を直接解釈することが他の国の文化に比べて難しく、素直に受け取ることが出来ない
ということになります。ここまではご理解いただけるでしょうか?
結果的に決め台詞の「強さ」というものが欠けてしまっているということです
これが日本の脚本が変になりがちな理由と考えてみてもいいと思います
357:名無シネマさん
06/09/21 07:33:40 BU+eBQ4+
これの解決策は文化を変えることですが容易にできることではありません
これからの脚本の向上はじっくり待つのが得策です
ですがこれからお子様を育てていく上で、多くの人が感情を表させる表現を上手く教えれば
実現する日も近いかもしれません
では、日本語で素晴らしい脚本を書くことは不可能なのか?
それは違います、上手い言葉の使い回しを学べば作ることはできるでしょう
ですが、日本の文化や、言葉の浸透率を理解していないと難しいと考えます
落胆させるようですが、現代の日本語では素晴らしい小説は書けても素晴らしい脚本を書くのは難しい
と思います、しかし、古来から使われている言葉を使えば可能になるかもしれません
時代劇などで今の変化し続ける言葉よりかはしっかりとした意味合いを持つ昔の言葉を使えば
ちゃんとした脚本を書くことも可能だと思います。
以上、脚本の問題点と解決に至るまでの内容を書かせていただきました
(注 私は短期間ですがアメリカへ行って英語を習ってきました
ですのでこのような意見が出たと解釈してください、それと私は日本語が大好きです
日本独自の表現方法や、言葉が持つ意味合い、文章の深さなど
それは英語を学んできてよりいっそう強まりました、ですのでこの記述は日本語をけなしているのではなく
日本語の足りない部分を書いたと解釈ください)
358:\____________/
06/09/21 07:41:26 DP8um/YE
∨
|/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・
| . : )'e'( : . |
` ‐-=-‐
/ \
||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\\. \ ∧_∧
||. .\\ \ ( ;´Д`) (オイ、なんか変なのがいるぞ)
. \\ \ / ヽ.
. \\ / .| | |
. \∧_∧ (⌒\|__./ ./
( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧
. _/ ヽ \ ( ) うわー、こっち見てるよ
359:名無シネマさん
06/09/21 08:45:39 eW0aNZo+
BU+eBQ4+は香ばしい。
360:名無シネマさん
06/09/21 09:01:40 tJdMNX0t
荒らしなんか気にしない、気にしない・・・
>>356>>357
脚本はあくまで設計図だから、完成度を求めるのは酷だと思います。
一方、小説はそれ自体が作品であり完成品なので、比較する対象としては
不適かと思われます。ただ、あなたの意図は十分に読み取れました。
足りないからこそ、日本語は脚本向きの言語だと捉えることはできませんか?
イメージに自由な広がりを持たせることができるのでは?
共通概念を複数人員に固定する力が弱いから、グループ作業に弱いと考えるのは
独裁者の非民主的価値観では?
時代劇も言語的には現代劇化してますから、過大評価するの如何なものかと・・・
361:名無シネマさん
06/09/21 09:04:05 tJdMNX0t
訂正
過大評価するのは如何なものかと・・・
362:名無シネマさん
06/09/21 10:27:05 BU+eBQ4+
>>360
>脚本はあくまで設計図
その発想は思い浮かびませんでした・・・
脚本向きな言語、と考えるのには少し無理があるような気がします
確かにイメージに広がりを持たせることは可能ですが
見る側にとって広すぎるという印象を持つのも事実だと考えます
と、ここまで書きましたが
実のところ脚本について無知です
長々と書いたのは日本語に足りないものについての説明で、脚本として
どういったものが完成された作品か理解していません。
とりあえず、誤解させるような文章を書いたことをわびさせていただきます
質問をさせていただきたいのですが
脚本の概念とは何か?
自分の解釈ではセリフを主体とした文章と理解してるのですが、いたしがた確証がありません
ストーリーや、全体の細かい流れ、その他もろもろも含んだ物が脚本という文章になるものなのでしょうか?
以上をお答えしてもらい、理解したうえでまた書き込ませていただきます
363:名無シネマさん
06/09/21 10:45:00 xORn7EqA
日本語が足りない?
日本語の奥深さが分かっとらんようじゃ。
俳句でも勉強してみたら?
ひとつの言葉の中に、アルファベットの記号を越えた宇宙が存在するのじゃ。
364:名無シネマさん
06/09/21 10:48:12 BU+eBQ4+
>>363
脚本、つまり言葉のみで説明する場合?においての足りないであって
日本語自体が足りないわけではありません
確かに日本語は奥深いものなので大好きですよ
365:名無シネマさん
06/09/21 10:53:55 QoEmmFNg
>>364
脚本は簡単に言うとシーン、ト書き(人物の行動、他)、台詞で構成された文章です
書くと長くなるんでとりあえずこれ見て下さい
URLリンク(ja.wikipedia.org)
366:名無シネマさん
06/09/21 10:59:10 xORn7EqA
黒澤の「七人の侍」や「用心棒」なんかの脚本読んでみんしゃい。
映像がまざまざと浮かぶような見事な、これぞ”完成された”脚本である。
367:名無シネマさん
06/09/21 11:02:57 BU+eBQ4+
>>365
しかと読ませていただきました
わざわざありがとうございます。
しかし感想としては、作品の中核を担う時点で
かなり完成された物が要求されるのではないでしょうか?
それと、またしても質問なのですが、このスレの方は脚本の
どこが一番大事だと感じられるのでしょうか?
セリフやト書き?など、
全部含めて脚本ですが論じる話題としては、あまりにフィールドが広すぎます
どこが重点的ならより良い脚本になりうるのか?を教えていただきたい
368:名無シネマさん
06/09/21 11:09:28 f7WTGnCW
ニートが熱い議論をしております
369:名無シネマさん
06/09/21 12:43:10 wRnUZrQE
日本語を使うのは糞い野蛮人ってことでFA?
370:名無シネマさん
06/09/21 13:55:25 r/DL6UUX
脚本というときに;
1.すでに完成されて我々が映画館やDVD等で観ることの出来る作品を評価して、
テーマやストーリーやキャラクターなど、主に「おはなし」としての映画の内容を
指して言う場合。
2.まだ撮影されておらず、作り手の頭の中にしか存在しない構想・アイデアを、
映像として具体化するために必要となる一連の作業を実現するにあたり必要な
仕様書・基本設計図として言う場合。
大雑把に以上の二通りの意味で「脚本」という言葉が使われて混乱があると思う。
前者の意味で脚本≒ストーリーと捉えると、実際に撮影・編集を経て完成作品と
なるまでの過程で監督はじめ各スタッフの技量や創意工夫、俳優の資質など多くの
要素が付け加えられ、組み合わされ絡み合わされるので、完成した映画から判断して
「どこまでが脚本の成果で、どこからが脚本以外による成果か」を厳密に区別して
脚本の善し悪しを評価するのは難しい。最終的には「気に入るか、入らないか?」と
いう観客個々人の好みの問題に還元されてしまいがちでもある。
後者の意味で脚本≒映画の設計図と捉えると、まずこれが無いことには一つの事業
として企画を立ち上げる事ができず、映像化の作業段階においても、携わる各スタッフが
「何を、どのようにフィルム(或いはビデオ)に撮影しようとするのか」イメージを頭に描いて
準備することも出来ない。つまり脚本が存在しない事には、名作も駄作も撮影のされよう
が無いと言える。ヒッチコックや小津の様に、極めて緻密に完成作品のイメージを構想
して脳内試写まで出来るタイプの監督でも、いざ実際に大勢の人手と手間を要し、資金や
スケジュールを調整しなければ実現できない撮影以降の段階に進むために、脚本を
必要とするのはこのためである。
ただややこしいのは、実際には様々な作られ方で映画が出来ている点で、監督やプロデュ
ーサーが自らの構想を実現するため脚本に関与する場合から、企画先行で後から脚本が
書かれる場合もあるし、撮影段階でも偶然性や即興の要素を多く採り入れるスタイルの
場合もあるなど、「典型的なケース」というものを想定して脚本について論ずるのは難しい。
371:名無シネマさん
06/09/21 16:05:12 RmMRCxk+
映画はテレビドラマや演劇に比べて、脚本の重要度は低いと思う。
何よりも脚本の重要度が高いのはラジオドラマ。
372:名無シネマさん
06/09/21 20:02:11 tkAM31V+
要するに、これからの脚本家は、文字だけ綴るんじゃなくて、ストーリーボードも描かにゃならん、っちゅうことやね。
ついでにパソコンを操れて、プレヴィズもできれば尚可、ってなもんかw
え、違うの?
373:370
06/09/21 22:11:44 CKPxIhlR
>>372
はい、少し違うと思いますw
上に書いた通り、監督が自分で撮るつもりで脚本を書く場合もあるし、先にテーマや予算が
決まっている中で脚本書きを依頼されるなど様々なケースが考えられるわけですが、
仮に最終的には同一人物になるとしても、一応は脚本と監督には機能的な役割分担が
あります。脚本家は文字で綴るのが勝負、そこから一部のイメージを具体化してみたり
するのは演出の領域でしょう。監督の意向を受けて、あるいは監督自身が書くのでない
限り、必要以上に演出の領域まで出しゃばった記述は、敬遠されます。というか売り込み
の脚本としては欠陥品です。企画が進行して、最終的な撮影台本の段階まで進んだ場合
は具体的な演出や撮影の指示に類する事柄まで書き込まれていることもあります。
それより何より、最低限ディベロップメント段階としての予算を付けて貰わないと、文字を
超えた作業は頑張る分だけ脚本家の持ち出しになってしまいます。それではチトつらい
ものがあります。食うに困らない身分の人ならそれでも良いですが、プロの仕事とは呼べ
ませんよね。
大和屋竺という脚本家の著作によると、脚本家を焚き付けて第一稿を書かせ、それを持って
売り込みに歩き回り、売れないとなると脚本家への稿料支払いはバックれたままドロンする
非道なプロデューサーが暗躍していたりなんて事もあったようです。仕事が次々に廻って
くる状況ならマシですが、そうでないとすると悲惨ですね。
374:名無シネマさん
06/09/22 02:59:11 E6oKCgws
橋本忍「複眼の映像」は面白いですね!
URLリンク(www.amazon.co.jp)
黒澤明の特徴であった共同脚本という特異なプリプロダクションの内情が詳しく書かれています。
非常に興味深い内容です。
本スレ住人なら是非読まれたし。
375:名無シネマさん
06/09/22 15:52:00 H6WiPW0h
>>354
あなたの論旨を要約すると、下記のようなことになりますか?
●日本文化および日本語には直接的な言い回しを避ける土壌があり、
アメリカ映画によくある「決め台詞で大盛り上がりする」感動的
シーンを脚本に導入しにくい、また導入したとしても不自然になる。
従って、台詞で表現できる感動に限界がある。
ゆえに、日本の脚本は駄目だ。
↓論を組み立てる要素を分解すると;
○直接的な言い回しを避ける性質を持つ言語では、話し言葉で表現できる
感動に限界がある。
○「決め台詞で大盛り上がりする」感動シーンのない脚本は、優れた脚本
であるとは言えない。
→ 以上2つ、どちらにも異論がありますが、まずはこの認識で正しい
かどうかをお聞きしたい。
また、下記に関しては明らかに認識のずれがあると思います。
>時代と共に変化して標準語として日本語が確立されたのは ちょっと昔
明治時代にいきなり標準語が全国民に強制されたわけではなく、参勤
交代や物流を通じて地方と江戸とは常に交流しており、お互いに言葉
が通じなかったのではありません。江戸期も江戸言葉の演劇は日本中
を廻って演じられていましたし、全国に流通していた物語本=黄表紙
などに書かれている当時の江戸の話し言葉は今とあまり変わりません。
376:名無シネマさん
06/09/22 16:44:11 +FL9uiTf
現代日本語で使われてる接続詞の大部分は、外国語の翻訳のために作られたもので、
明治期以降のものだ。それまでの助詞だけで論理構造を作る日本語とは違ってしまった。
それから日本語は江戸期以前のほうが曖昧さが少なく論理的だったぞ。
377:名無シネマさん
06/09/22 16:47:24 LHGf9/zj
>>373
>脚本家を焚き付けて第一稿を書かせ、それを持って
売り込みに歩き回り、売れないとなると脚本家への稿料支払いはバックれたままドロンする
非道なプロデューサーが暗躍していたりなんて事もあったようです。
現状もそれに近い。雀の涙。コンテストに別ペンネームで応募したほうがまだマシ。
378:名無シネマさん
06/09/22 16:53:58 LHGf9/zj
脚本予算に関して言えば、アメリカは天国。
例えば、B級アクション作品でさえ10人前後の脚本スタッフがいる。
メインクレジットされるのはチーフや責任者だけだが、ギャラに問題はない。
まるで日本の漫画家のアシスタントチーム。
379:名無シネマさん
06/09/22 17:23:37 yWSETXpq
脚本だけにアシが必要。失敬!
380:名無シネマさん
06/09/22 20:19:16 1xq7Wdnu
聖林じゃ脚本の直しが上手い事はPの絶対条件。
しかし、日本じゃ脚本を改悪してばかりの馬鹿がP。
381:名無シネマさん
06/09/22 20:22:10 S9CxHLVy
三谷幸喜さんの作品を有名声優が無許可で舞台公演
スレリンク(voiceactor板)l50
382:名無シネマさん
06/09/22 20:44:41 Ln3hG2e/
ドキュメンタリー映画にもシナリオがあるって本当ですか?
383:名無シネマさん
06/09/22 20:57:24 DbbzzQaI
構成台本はあるけど、台詞はナレーション部分のみ。演出意図をフォローするためには必須。
384:名無シネマさん
06/09/22 23:55:32 +wQVIcPZ
ドキュメンタリーと言っても、ぶっつけで取材することはまずない。
事前取材をして大まかな「ストーリー」を作る(取材中に手直しすることもある)。
このため撮影は再現が多い。
「やらせ」をやっているのはNHKだけではない。
取材側の都合や「絵になる」構図で、作業したり、歩いてもらったりは普通。
昔、NHKのドキュメントで「青年団」が悩むときはいつも車座になる、と揶揄されたことがあるw
385:名無シネマさん
06/09/23 02:19:20 lIe84qZt
うろ覚えだが、民放でヤンキーにカツアゲの「やらせ」をしたとかいうのが問題になったことがあったな。
しかし、ヤンキーがカツアゲを日常的にやっているのであれば、それは再現であって「やらせ」ではないよな。
386:名無シネマさん
06/09/23 02:20:25 Hcs6dOtG
「ノロイ」は…
387:名無シネマさん
06/09/23 07:13:41 FYewqhZV
>>378
脚本を練る上で漫画家のプロダクションシステムのようなものは有効だと思うが、
製作会社の理解はそこまで進まないかもね。
388:名無シネマさん
06/09/23 09:59:49 kuPjRCxz
撮影、演出一つでどんな駄作本でも名作に変わる。逆も然り
389:名無シネマさん
06/09/23 12:13:33 pxUOVrGa
駄作本から名作が生まれた実例を挙げてみろ、ハゲ。香ばしい奴だなw
390:名無シネマさん
06/09/23 12:24:09 qEQCj5mV
>>385
そぉーなんですよでお馴染のアフタヌーンショーですな。(歳がバレル)
391:名無シネマさん
06/09/23 18:43:38 EsZg/ab7
>>389氏に同意。
駄作本から面白い映画が生まれる事はないと思うな。
392:名無シネマさん
06/09/23 20:10:31 2EE34FbZ
>>389
そう言われているよね。オレもそんな気はするのだが。
出来上がった作品を観て「こんな映画、そもそも脚本がスカじゃないの」って思うことはある。
しかし、脚本だけを読んで「こりゃモノにならんよ」って、どうやって証明するのか(そもそも観客には、そういう機会はないわけだが)。
失敗作どころか珍作とまで言われる「幻の湖」は、名脚本家・橋本忍が書いて監督しているんだからな。
実は「駄作は作ってみなけりゃ分からない」っていうのが真実なのでは?
393:名無シネマさん
06/09/23 20:14:36 rq3XVQmS
名作本から駄作映画が生まれることはあるだろうけどね。
394:名無シネマさん
06/09/24 10:00:08 cbdY+NRM
松本人志は面白い脚本書きそう。
395:名無シネマさん
06/09/24 10:09:59 Zcw52XW5
>>392
それは脚本という素材そのものの判断じゃないの?
例えば、それに添付された企画書に”監督 ○○”とビッグネームがあった場合には
また全く違う反応のされ方すると思うよ。
396:名無シネマさん
06/09/24 10:34:36 UD3F1Fel
>>394
なわけねーだろ
オタキモいんだよ
397:名無シネマさん
06/09/24 15:31:21 McZU4v6W
シナリオアナライザーとか、シナリオドクターとか呼ばれる職業が、あちらさんにはあるらしいが、どんな仕事するのか知ってる人いる?
398:名無シネマさん
06/09/24 15:37:19 QfFSr3jf
ググレカス
399:名無シネマさん
06/09/24 16:28:41 fn1U5d4g
>>398
ググった上で聞いてんだろが。さっさと受験勉強に戻れよ。
400:名無シネマさん
06/09/24 16:30:36 QfFSr3jf
もっと深くググレカス
401:名無シネマさん
06/09/24 23:01:10 pZMkrg9C
URLリンク(www.story-arts-sciences.com)
402:名無シネマさん
06/09/25 19:14:58 e5FaA9Cf
>>401さんの御蔭でシナリオアナライザーの意味は分かった。
でも、シナリオドクターの意味が分からん。
403:名無シネマさん
06/09/25 19:17:04 1lSRWYTC
ググレカス
404:名無シネマさん
06/09/25 19:58:09 +slAFnJV
演出党が多いって事は、玄人が多いって事だな。
405:↑
06/09/25 20:39:45 ++r+P65j
ごめん、大雑把で消化できない。
406:名無シネマさん
06/09/26 00:49:32 UMqrUQ1o
>>404
玄人なら撮影・照明党だろ。
407:名無シネマさん
06/09/26 01:46:13 0IqHIs3/
玄米
408:名無シネマさん
06/09/26 02:31:13 XAEoPMfU
>>402
っていうか、本当に興味あるなら本を読まれては如何?
URLリンク(www.amazon.co.jp)
ドクターは、後から助っ人参加してヨワいところを直すリリーフ専門のライター
もともとブロードウェイのお芝居(=プレイ)等で、戯曲(=プレイ)から舞台化し、
テスト公演してみて結果が思わしくない時に、本公演の間際に急遽呼ばれて手直しを
する専門のプレイ・ドクターというのが居る。それの映画版。火消し屋さん。
409:名無シネマさん
06/09/26 20:07:33 SmlTfLUX
>>388は逃げた模様。
410:名無シネマさん
06/09/26 23:01:06 vIdk/9IJ
思い出したやんけ! そや、早よ挙げろっちゅうねん。
411:名無シネマさん
06/09/28 17:29:30 8Wx9CmVf
日本にもシナリオドクター必要だね。
412:名無シネマさん
06/09/28 19:08:55 KBPb7ZxA
>>411
改悪屋になりそう。
413:名無シネマさん
06/09/29 19:52:07 spDLw2t3
日本の脚本のレベルは絶望的に低い。
邦画がつまらないのは脚本が原因。
414:↑
06/09/29 20:06:57 RpfgT3YH
なるほど
で、具体的にどう言う所が絶望的に低いの
教えてちょ
415:名無シネマさん
06/09/29 20:07:51 YBUzVraT
>>382-385
ドキュメンタリー・文化映画やTV番組における「構成」「再現」の実際はよく分からないよね。
フィクションと違い作品の方向性によって手法が変わるんだろうけど・・・。
土本典昭のインタビューとか読むと、昔は平気で綿密に台本と仕込みを組んで「再現」
していたことが分かるよ。作品によってはほとんどドラマとして構成している。
今ならもっとドラマ調で「作り」だと分かる風にやらないと「やらせ」扱いされるかもね。
93年頃に問題になったNHKのムスタンにせよ、あの程度の「作り」は普通に
やっている(やっていた)のが実際のところらしいな。
いまだにたまに「やらせ」が問題になるけど、劇映画以外の映像における「演出」
の是非については永遠に決着は着かないんじゃないの?
416:名無シネマさん
06/09/29 20:10:42 9aLzwfzM
>>414
日本の映画はプロットがちゃんと仕組まれてないって委員田隠者?
417:名無シネマさん
06/09/29 20:17:48 YBUzVraT
>>401 >>408
アメリカのように厳格な職能になっていないだけで、日本でもストーリーアナリストや
シナリオドクター的な作り方はしているのでは?
名前が出ないのにプロットや下書きを書いたり直しをやった話はよく聞く。
アメリカでは名前が出ている人以外にも複数のライターがいるとはよく聞くが、
日本も似たようなところはあるのではないですか? ただし関わっている人間がそんなに多くないだけ。
逆にライターに払うギャラが勿体ないから監督が書くとか、監督のギャラが少ないので
脚本まで書いてその分まで取るとか、無名な人が妙に大作をやっているので
調べてみたらただの監督の友人だとか、そんな話ばっかし。
まあ、向こうの業界がいかに巨大なシステムに支えられているかということだわな。お金に余裕があると違うね。
418:名無シネマさん
06/09/29 20:26:53 zbguiDAc
日本で複数人脚本はあまり聞かないな。
せいぜい一人か2人。
昔は4,5人でやった大作もあるが。
あと、日本人は脚本を直されるのを嫌う。
監督が脚本に納得せず、その人と手を切って自分で書いてしまうパターンがある。
これはよくないね。
スポンサー集めのとき、脚本の修正を求められることがある。(←最近の某大作もその例だ)
要は読んで面白くないからなのだが、相手の求めるまま直すと、
今度は自分たちの映画じゃなくなってしまうと、その要求を突っぱねる。
で他をあたる、と。
まあ言い分は確かに合ってるのだが。
自分の世界をしっかり描きたいのか、
おたく層も一般層も両方もぎ取る、普遍的なヒットを狙うのかので、また変わってくる。
個人の作家性を大事にしたい制作陣があつまると、おおきな脚本の修正はないだろうね
419:413じゃないけど
06/09/29 20:30:52 FusCI2rW
>>414全てが絶望的。
420:名無シネマさん
06/09/29 20:57:26 RpfgT3YH
あっそう
421:名無シネマさん
06/09/30 00:01:55 4srAfFm5
脚本を軽視するPに明日はない
422:名無シネマさん
06/09/30 00:17:12 F4GPnV8f
>>418
>要は読んで面白くないからなのだが、
つうかさ、脚本読む能力って誰にでもあるものじゃないのに、
しったかぶりして訂正要求出すわけでしょ。
必要なのは、脚本を読む能力があって、ちゃんと脚本にダメ出しできて、
しかも、理不尽な(読む能力のない)スポンサーなどからの要求から、
脚本家を守りつつ、きちんと金は出させる能力のあるスポンサーでしょう。
423:名無シネマさん
06/09/30 01:25:02 iLXHp50Y
スポンサーもシナセンの通信教育受ければいいのさ。
424:名無シネマさん
06/09/30 01:34:42 yqveem2d
Pって脚本の勉強した事があるの?
425:名無シネマさん
06/09/30 01:39:56 NIBOE8ab
>>422
>きちんと金は出させる能力のあるスポンサーでしょう。
ん? 末尾の行は文意が不明。この「スポンサー」とは「プロデューサー」の打ち間違い?
・・・きちんと金は出させる能力のあるプロデューサーでしょう。
なら意が通りますが?
426:422
06/09/30 01:47:34 F4GPnV8f
>>424
経験を積んでプロデューサーになった人なら、脚本を何冊も読み、
それが作品になったらどうなるかを知ってます。
それが勉強。自分で書ける必要はない。
>>425
はい、おっしゃる通りの大間違いです(大汗)
427:名無シネマさん
06/09/30 13:15:28 nLMBsBvF
>>426
>経験を積んでプロデューサーになった人なら、脚本を何冊も読み、
>それが作品になったらどうなるかを知ってます。
そのはずなんですが、それでもゴミ映画が山のように作られてしまうのが不思議ですよねw
一流のプロデューサーは一握りで、後は二流、三流だと理解すればいいの?
428:名無シネマさん
06/10/01 00:15:18 P3wVs75f
>>427
いや、ちょっとはそれもあるが、
>理不尽な(読む能力のない)スポンサーなどからの要求から、
>脚本家を守りつつ、
ということができない方が大きい。
映画だけで儲けられなくなった(四社体制の崩壊)のと、
テレビ・広告業界の権力が及んできたことによって、
映画屋が「餅は餅屋」と、仕事を預けてもらえなくなったことから。
つまり、スポンサーを初めとする権力に弱くなったわけ。
一番良くある話は、脚本家・監督・プロデューサー間の話し合いで、
ちゃんと分かってる同士で脚本の方向性が決まりつつあったのに、
次回の話し合いで、突然、プロデューサーが
スポンサーのダメ出しを持ち出して、紛糾するってケース。
429:名無シネマさん
06/10/01 08:37:36 CCs49SKX
ここ数年の駄作って、「なんで誰も止めなかったんだ」ってのが多くある。
売ることに関してのプロ連中をまず説得できなけば、それは駄作だろう。
作ってる奴らよりも多く見てるからね。
マトリックスなんかも、脚本完成してから2年くらい製作会社を説得して
お金を出させたわけだし。
430:名無シネマさん
06/10/01 10:22:47 akJCMLHv
デビルマンで観客を呼べると思った奴等はホームラン級の馬鹿。
431:名無シネマさん
06/10/01 12:17:53 E9t+4fBR
>>429
「 作ってる奴らよりも多く見てる」「売ることに関してのプロ連中」
ってどういう立場の人のことを言ってるの?
製作・配給会社のスタッフのこと?
>マトリックスなんかも、脚本完成してから2年くらい製作会社を説得
脚本をエージェントに登録して方々の製作会社にプレゼンして、
プロデュース先が見つかって制作がスタート、
ってのはどんな脚本(企画)であってもほとんど条件は同じでは。
(↑アメリカの場合ね)
それでもなお、「こんな安直な企画が……」って思うような
駄作感満点の作品が多く作られてしまうのは何故なのか、
ってところから問わねば意味ないよ。
「売ることに関してのプロ連中」を説得できなければ、
その企画が日の目を見ること自体あり得ないんだから。
>>430
「デビルマン」完全映画化という企画自体は、
海外も含めて人気の高い伝説的コミックの映画化として
観客を呼べるポテンシャルはあったと思うよ。
(だからこそ、製作発表の時点で海外からも配給のオファーが
相次いだ、とも報道されたわけだし)
それを、あんな低クオリティな作品に仕上げて公開した
「東映」という会社の体質は致命的にダメだと思うけど。
432:名無シネマさん
06/10/01 14:32:38 ZoqiwWjt
「マトリックス」なんてシノプスだけ見せられたら、「こりゃ、当たるわ」って判断できないよね、ふつう?
ワーナーでは兄弟の実力が分からんから、まず「小品を作ってみろ」っていうので出来たのが「バウンド」だったと聞いてる。
そうは言っても、どうなるか分からん大作をぽっと出の新人に任せたわけなんだから大したもんだ。
433:名無シネマさん
06/10/01 15:15:06 M1LrOx1S
単なるヲタ映画やろ。
434:名無シネマさん
06/10/01 15:22:35 4hzP1E1x
映画ヲタがプロ中のプロの中に紛れ込んでるってのが素晴らしいな。
サムライミにしてもjuonの件では向こうじゃ バッカジャネーノw 呼ばわりされたと思うけど
ちゃんと当てちゃったし。
日本ってそういうセンスが無いんだよね、今のところ。
435:名無シネマさん
06/10/01 16:41:59 IEkrH6CY
>>432
脚本は当初理解されず、兄弟はマンガ読ませたんだよね。
コンテって事になってるけど、ほとんどマンガに近いものだと思う。
アメコミ作家も参加したし。
その過程で本も分かりやすくなっていった可能性もあるね。
436:名無シネマさん
06/10/01 17:53:29 ZoqiwWjt
>>435
なるほど。
「マトリックス」のストーリーボードを見ると、結構クセがあるタッチだよね。
最初に作ったのも、あんな「マンガ」だったんだろうな。
にしても、プレゼン時点で内容を理解していたのは兄弟だけだよね。
ワーナーは「バウンドがまともに出来上がったのだから、何とかなるだろ」ってGOを出したのかな。
なかなか太っ腹だ。しっかし、外してたら悲惨そのものだったろうなぁ。
やっぱ、これからの脚本家はコンテも切れないと大作のプレゼンは通らないかもw
437:名無シネマさん
06/10/01 18:19:36 R4FR5KRl
>1にボロクソ叩かれてる役者重視派の反論が無いね。
438:名無シネマさん
06/10/01 19:33:48 aEkj6s/8
反論する余地なし。ただしアイドル映画は・・・
439:名無シネマさん
06/10/02 01:11:29 BQqJOTxW
>>437
奴等は芸能系の板に住んでいる。
440:名無シネマさん
06/10/02 03:55:51 jpkQ5DNH
>>435
ハリウッドの絵コンテ屋にはアメコミ作家が起用されることが少なくないみたいだよ。
遊星から物体X(83年)でもアメコミ作家が参加してるとメイキングで言及されているよ。
441:名無シネマさん
06/10/02 17:24:27 fy1TiLKy
脚本や演出が糞でも、好きな俳優が見れただけで、満足する馬鹿が映画をつまらなくしている。
442:↑
06/10/02 17:45:10 kDmlEJqi
てことは、70年代のジャニヲタが原因ってことになるな。
443:名無シネマさん
06/10/03 01:05:05 1qyBOaum
いや、80年代のアイドルオタクが原因だろ。
444:名無シネマさん
06/10/03 01:24:02 1fDuy7ko
演出の大切さを分かってる映画板住人はドラマ板住人よりレベルが高いな。
あいつらは下手な演技を見ると全て役者のせいにする。
半分は演出家が悪いのに。
445:名無シネマさん
06/10/03 01:45:50 T7D/r/GI
まあ、テレビの演出って、ロクなのねえからな。
本当に、驚くぐらい。これは殺人的スケジュールのせいとかもあるんだろうな。
446:名無シネマさん
06/10/03 08:03:40 dHH6O5G9
最近の映画監督だと、橋口亮輔なんかは構想・取材に何年もかけて、
脚本・演出もかなり手を込んで作ってると思うんだけど。
寡作なのはイタイが、ここまで入れ込む映画監督って、今の日本にいる?
447:名無シネマさん
06/10/03 10:25:43 cTv/gRDQ
>>444
役者のクセに演出とケンカもできないのが悪い。
448:名無シネマさん
06/10/03 13:37:55 Ueh1sXg5
役者のクセに演出とケンカするな。
449:名無シネマさん
06/10/03 13:50:52 wmFT+kyG
>>446
それって単に仕事依頼が来てないだけじゃないの?
プロの映画監督ではないよな
450:名無シネマさん
06/10/03 15:39:57 dHH6O5G9
>>449
いや、橋口監督ってシグロっていう自己資金調達型の映画制作・配給会社に所属してるから、
シナリオ上がればすぐに映画は作れる体制ではあるんですよね。映画制作期間以外は給料出るし。
仕事依頼はTV局や大手映画会社から来るけど、大方断ってるそうですよ。
451:名無シネマさん
06/10/03 15:57:11 nW2uG612
仕事せずに給料もらえてるのか…うらやましい
452:名無シネマさん
06/10/03 18:05:51 1GVDS9gS
>>446
みんな普段は色んな細かい仕事で生活してても、仮に低予算で短いスケジュールでも「本編」に
なるとそれなりには気合を入れるよ。たとえビデオ撮りでも単館でも劇場用はやはり特別なんだよ。
>>451
給料といっても最低保証でしょ。それだけで生活できる金額ではないはず。
453:名無シネマさん
06/10/03 18:11:16 Ueh1sXg5
シグロの製作姿勢は頭が下がる。だが、配給力が弱いから劇映画もヒットしない。
劇映画については大手の力を借りるべきだ。トップの頭が固いのが難点。
454:名無シネマさん
06/10/03 18:21:14 1GVDS9gS
>>450
>仕事依頼はTV局や大手映画会社から来るけど、大方断ってるそうですよ。
本人としてはキー局やメジャーのプロデューサーとゴチャゴチャやるのが面倒で
イヤなんですかね。ああいう所には結構うるさい人がいるから。
TV育ちの監督(ディレクター)はプロデューサーや主演俳優が色々言ってくるのはそれはそういう
もんなんだと初めから思っているけど、本編の人は合わないことも多いらしい。
最近は深夜枠やBSで本編の人を趣味で(?)使ったりもするから、そういう仕事も
来てるんじゃないですかね? でも面倒だからやらないと。
いつのまにか2ドラやTV映画すら撮れなくなった人も多いし、逆に言えばたかが一監督ふぜいが
キー局やメジャーを動かすのは不可能(あくまでお仕事をもらう側)なのが現実なわけで、まだ向こうから自分の名前に期待されてお声
が掛かるだけ恵まれてると思うけどな。橋口さんは普段は何で生活しているんだろうね?
455:名無シネマさん
06/10/03 18:26:01 1GVDS9gS
>>453
東陽一の「わたしのグランパ」にはシグロも入っていた。シグロとしては
赤字を広げない範囲内でコツコツ記録映画や劇映画を作っていければ良い
という考え方ではないのですか? 独立プロなんか儲かるものじゃないしね。
456:名無シネマさん
06/10/03 18:26:49 SmoI8Jrd
三池がカップスターだか、ペヤングのセンスのかけらもないCMを撮っていて、
落胆させられた。
三池ほど名が売れていても、金のためにあんな事までせにゃならんのだな、と
情けないにも程がある。
リドリー・スコットなんかもCM撮っているけど(つーかそもそもCF監督なんだが)
ちゃんとそれらしい映像にはなってるしな。
457:名無シネマさん
06/10/03 18:32:37 T7D/r/GI
>>456 だって、基本的に三池って何でもする人じゃん
458:名無シネマさん
06/10/03 18:35:35 jGK3qx+T
食品メーカーはスポット量が勝負だから制作費に大金突っ込めないでしょ。
あんな楽な仕事でいい金になるならアルバイトとして上々だと思うが?
オファーが来るだけでも十分立派。
459:名無シネマさん
06/10/03 18:39:24 nW2uG612
CMなら相米も清順も、あの黒澤でさえも撮ってるし
別に不思議じゃないんだけど、数年に一本の本編だけで
どうやって食えてるのか不思議でしょうがない
しかも構想・取材に何年もかけられる余裕まであるなんて…
いいパトロンでもついてんのか
460:名無シネマさん
06/10/03 18:51:44 dHH6O5G9
>>454
今月から日本テレビで始まる「14才の母」って、当初は橋口亮輔に脚本だか演出の依頼が来たって噂は本当かな?
ガセだろうけど、ちょっと見てみたいな、橋口演出の志田未来の演技ってw
461:名無シネマさん
06/10/03 18:56:26 T7D/r/GI
>>459
>いいパトロンでもついてんのか
それが橋口となると……いや、なんでもない、なんでもない!!!
462:名無シネマさん
06/10/03 19:16:29 dHH6O5G9
【新作準備中】橋口亮輔【ぐるりのこと。】
映画作品・人板にスレッドあるようですね。
カキコが3つしかないけどw
463:名無シネマさん
06/10/03 19:26:34 T7D/r/GI
>>462
お、梨木香歩やんのか。ちょっと興味あるな。
464:名無シネマさん
06/10/04 10:31:50 6piJh6Of
>>461
ハッシュ!で相当収入があったんじゃない?
制作費1億2千万で確か10億以上興行収入やDVD売上があったはず。
465:名無シネマさん
06/10/04 15:12:05 Ei40hJwC
残念だが、興行収入は単館作品で平均以下。DVDはレンタル屋の売り上げがほとんど。
つまり、シグロサイドの取り分は1億以下。
近年、10億以上の利益を出した単館公開作品は「アメリ」ぐらいだよ。
466:名無シネマさん
06/10/04 16:14:53 6piJh6Of
>>465
一応全国公開(シネコン含む)もされたし、フランスでの全国上映や海外上映もあったみたいだけど・・
467:名無シネマさん
06/10/04 17:43:43 /jYKTHhE
>>465
いつも不思議なのが、キー局などのメジャー資本でもない限り、映像コンテンツの制作(製作)
なんか儲かるものじゃないのに、なんであんなに自分でやりたい人が多いのだろう?
ワークショップだの映画の大学(院)だのでは何を教えているのか。
>>466
日本のコンテンツの海外進出は喜ばしいことだが、しかし海外への販売それ自体では
ほとんど利益は出ない。にも関わらず近年、やたら海外マーケットへの進出を煽るのは、恐
らくは役所からの補助金が目当ての可能性がある。オタキングあたりに煽られて官界も業界もまた無駄なことをしている。
468:名無シネマさん
06/10/04 19:07:47 6piJh6Of
>>467
いやいや、橋口亮輔のハッシュ!に限ってはカンヌ映画祭の商談で条件良い配給先決まったから、
全く儲からない補助金目当てとは言えないんじゃない?一応全仏300館で上映したらしいし。
469:名無シネマさん
06/10/04 21:08:38 upVS8tZR
海外での利益は、青い目をした配給がほとんどもっていった。
470:名無シネマさん
06/10/04 22:13:32 3jNsTdNs
脚本>>俳優>演出>撮影>音楽
471:名無シネマさん
06/10/04 23:18:31 wVJ684BZ
日本も本気で脚本家や俳優を育てるべきだね。
472:名無シネマさん
06/10/04 23:33:43 gwg6HUFX
>>470
現状は・・・P>D>C(P)>W
473:名無シネマさん
06/10/06 22:13:25 Jp5Rvb6w
長い間、ヨーロッパの音楽の中心は声楽でした。世俗音楽において楽器は
伴奏として早くから使われてはいましたが、歌うのや、踊るのは貴族や民衆
であっても、伴奏は楽士によって奏されることが多く、自らの楽しみのために
演奏をするアマチュア器楽奏者はあまりいませんでした。が、ルネッサンスの
人文主義者たちが神を恐れずに自分の感覚を信じたとき、「器楽=人間を
堕落させるもの」という伝統的なイメージは影を潜め、15世紀の終わり頃から
急激にアマチュア器楽奏者の数が増え始めます。人文主義者たちが自らの
手本としたプラトン、アリストテレスなどのギリシャの哲学者たちが、「器楽は
情操教育に欠かせない」として器楽を擁護していたことも器楽が人文主義者
に受け入れられた一因に違いありません。 賤しい職業音楽家の楽器は、高貴
な人たちにふさわしいように、そして演奏がより簡単になるように改良が加えら
れていき、ヴィオラ・ダ・ガンバやチェンバロ、リュートなどのアマチュア楽器が
誕生します。それに対して管楽器全般(トランペット、サクバット=トロンボーン、
コルネット=木管の多孔トランペット、ショーム=オーボエ)やフィードル=ヴァイ
オリンなどはプロフェッショナル音楽家のための楽器であり、プロがアマチュア
のための楽器を演奏することはあっても、アマチュア貴族がプロ楽器を演奏す
ることはありませんでした。16世紀中頃には楽器の一つでも演奏できることが
教養ある宮廷人としての条件の一つとなります。それとともに、楽器を巧みに
演奏することのできる楽士は貴族の教師として、また立派な教養人の一人と
して宮廷社会の中で確固たる地位を築きはじめます。
474:名無シネマさん
06/10/06 23:11:04 EfzBBTuT
そして連中は労働組合を結成しストを打ちます。しかし、本質的には世の中に存在
しなくとも日常の生活には困らない類の職種であったが故に、彼ら哀れな楽士たちの
ストは広く大衆に訴えて支持を得ることができませんでした。やがて連中は先鋭化し
全楽連を名乗り武装闘争も辞さない姿勢へと傾斜して行きますが、このため民衆からは
ますます疎まれる存在と成り果ててしまったのです。この状況を目ざとく見て取った貴族
たち旧来の支配者層は、身動きの取れなくなりつつあった全楽連の幹部に接触し、おだて、
懐柔して分裂工作に乗り出します。所詮は楽士の集まりに過ぎない労働組合など、海千
山千の貴族達の前には赤子も同然でした。思うように状況が進展しないなか焦りを募らせ
ていた全楽連の幹部達の中には、彼らの小さな王国の中で指導的立場に就くやいなや、
専ら自己の保身に走り、私利私欲のため仲間を犠牲にすることも厭わない者どもが多く
現れたのです。こうして全楽連は、後に有名な「金玉三つ」派と「サオ二本」派とに分裂し、
後世まで永く遺恨を残す内ゲバに明け暮れることとなります。