06/02/22 14:15:42 IMFbBtO3
その「ブルー・バッキング・システム」は正確にいうと「カラー・ディファレンス・システム」ね。
まぁ、純粋な青色を再現するために透過式のブルースクリーンを使用しているけど、重要なのはそこではなく
ブルースクリーンで撮影した後のカラーフィルムをYMCのモノクロフィルム三本に分けるところにある。
それぞれのフィルムを見てみるとY、Mのフィルムの背景が黒くCの背景は透明になっていて
Cのフィルムの背景をオプチカル的な何かの過程(ここはよく分からない)を踏んで黒くし
さらにそれら三本のフィルムを元のカラーフィルムに戻すと背景が黒いカラーフィルムになる。
ということは既に雌マスクがかかった状態のカラーフィルムが出来上がったのと同じなのだ。
それを背景素材と合成すれば煙やガラスといった半透明のモノも合成できる……。
といった様な事を旧スターログの森まさあき氏が書いていた記憶がありんす。