04/12/09 14:57:36 9kFtvfts
>>96とそっくりのベストだよおれ。嗜好が近いのかな。なんじゃろ？
まず１位、「ミスティック・リバー」 ここ最近、抜群の完成度。イーストウッド最高作。
映画史上最も冷徹な突き放し。演技よりも構成がほぼ完璧。凡庸なカットが一つもない。
２位、「悪い男」 本作と「ミスリバ」が今年のベストを競った。キム・ギドクの最高傑作。
３位、「ニワトリはハダシだ」 森崎東健在。長尺ながら全く飽きさせない演出。とても映画的。
４位、「スパイダーマン２」 サム・ライミの作家性が爆発。近年稀に見る異色傑作である。
５位、「美しき冒険旅行」 歴史に残すべき名画だ。
６位、「春夏秋冬そして春」 キム・ギドクの衰退の分岐点にもなったが・・・。
７位、「テキサス・チェーンソー」 かなり面白いリメイク。個々のディテールが秀逸。
８位、「スクールオブロック」 家族で楽しめるアメリカ映画。とにかく元気をもらえる。
９位、「リアリズムの宿」 演技が達者で感動。独特な時間の表現は他に類を見ない。
10位、「キルビル２」 タランティーノの集大成的作品。観て損はない。
次点「ソドムの市」（高橋洋）
ワースト「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」 どう考えてもこれは出来損ないの
文芸大作にしか思えてならない。とりあえずアカデミー賞おめでとう。
そしてもう一つ、「華氏９１１」 これはマイケル・ムーアに対してではなく、こんな平凡な
記録映像にパルムドール最高賞を贈った審査員のイカレポンチな価値基準に対して。あんたら最近狂ってるよ！