06/12/27 15:59:34 41npLmVb
多分、この作品をお話し・ファンタジーとして客観視すると、106みたいになるのかもね。
個人的にはこれは「クロとシロの宝町における他人事のお話し」ではなく、宝町=自分の属する世界、
登場人物に自分を引き付けて考えるような、作品なんだと思うけど。
例えば、宝町はどこにでもある。職場、学校、部活、業界その他もろもろ。
どんな世界だって、従来通用していたやり方に対抗する(そして従来の価値観から見ると到底受け入れられない)
新しいものが出ている。それにどう反応するのか。
自分の中にも奇麗な光の部分と汚い闇の部分がある。
そして、汚い闇に魂を売る方がより強い自分になれるのかも、と思うことも。
そういう風に自分に引き付けて考えられるようにあえて抽象的な設定にしてるのでは。