06/11/27 23:43:01 UAJnzLpA
今日観てきた。観客は私以外0!!
結構大きな映画館なのだが、貸切になってしまった。なんと言う贅沢!
しかし喜んでばかりはいられない。この問題が、既に日本人にとって、過去のものとなってしまって
いる証左なのかも知れないのだから。
内容だが、贔屓目に見ても、極めて残念ながら、劇場用のドキュメンタリーとしては物足りない。
ニュース映像を繋いで一本のフィルムにしたという感じだ。大画面で見る必要を感じなかった。
途中、目頭が熱くなるシーンが幾度も有ったが、それはかつて何度も涙した、同じ映像なのだ。
この監督ならではの、才気溢れるシーンというのが、ほとんどなかったのが残念だった。
この作品は、海外にこの問題を提起するには充分な内容だが、拉致問題に強い関心を持つ者には、
新たな発見はないだろうと思う。
又、お母様の早紀江さんの心情を知るには、『めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる』を読む方が、
より深く、切実に感じることが出来るように思う。英訳を望みたい。
何れにしても、めぐみさんが、専用機に乗って、日本の地に降り立つその日が、一日も早く、明日にでも
訪れることを、心から願っている。