06/08/14 21:37:59 ZDNcLLd6
「愚作とはみなさない」という多元主義もありなわけだ。
そうだな、原作を読んだことはないけど、類推するに、彼女に衝撃をあたえた
事象がいくつかあって、それら事象へのある人々の見方との同一性を注意深く
避けたいという深層の思いが色濃く表れてるんだろうな。特に最近の作品で。
そしてその深層の思いに抵触する恐れのあるように見える作品を、自分の見解
と同一視されることを恐れている。「転向した」などとみなされることは論外だ。
恐怖。テラーとかテロルとかいう言葉に近いものだろうな。
物理的なテロルに喚起されて、その恐怖から逃れるために懲罰を与えるべき敵を
捜し求めるようになったら、それこそ「テロル」に支配されているのだ。
いまのこの人の考えは、こんなところかな。