06/08/02 01:58:28 ja8KAJY40
「矢文のようだな。お前宛だ。読んでみたらどうだ?」
読みたくありません
だってのに……
「はい、加賀美」
カブトが血まみれの文を俺に手渡したのであった
放 課 後 体 育 館 裏 に て 待 つ
「うわ~コレって告白の手紙……じゃ、ないか」
カブトはまだギリギリ常識人らしい
いや、文章だけ見ればそう取れなくもないが、矢文で、新聞や雑誌の切り貼りの文字だと
「なんていうか……果たし状?」
「ふん!良い度胸だ!日本式の決闘の申し込みとは……受けて立つ!」
俺の手から手紙を掠め取る神代
あ、興奮したからか、盛大に血が吹き出た
制服にかかるから止めて欲しい……というか保健室行け
「相手が放課後と指定している以上、次の襲撃はないだろう。安心しろ」
「っていうか、次の授業は田所先生だから、サボったら撲殺だよ」
あぁ……八方塞がり
―放課後
時計の針が憎い
俺は……
1 生徒会室に行く
2 体育館裏に行く
3 学園は危険なので逃げる