06/07/29 19:20:35 bMZJ4XHO0
ｹﾀｾﾞｸ｢失礼する｣
ｻﾞﾋﾞｾﾞｸ｢あら、あなたは？｣
ｹﾀｾﾞｸ｢ZECT所属のｹﾀﾛｽｾﾞｸﾀｰと言う。ｶﾞﾀｯｸｾﾞｸﾀｰとはお前か？｣
ｻﾞﾋﾞｾﾞｸ｢違いますわ。私はｻﾞﾋﾞｰｾﾞｸﾀｰですわ。ZECT所属の精鋭部隊ｼｬﾄﾞｳを率いてますわ｣
ｹﾀｾﾞｸ｢ｼｬﾄﾞｳ？ああ、例の…しかし精鋭部隊とは呼べないな
たいした活躍も見せずに完全調和などとどうでもいい事にこだわる隊など…｣
ｻﾞﾋﾞｾﾞｸ｢な！？お言葉ですが完全調和はとても組織にとって重要な物だと思いますけど？｣
ｹﾀｾﾞｸ｢組織に貢献できない完全調和などｺﾞﾐ同然だ｣
ｻﾞﾋﾞｾﾞｸ｢何ですって！？｣
ｶﾞﾀｾﾞｸ｢騒がしいな、どうしたんだ？｣
ｹﾀｾﾞｸ｢…お前がｶﾞﾀｯｸｾﾞｸﾀｰか？｣
ｶﾞﾀｾﾞｸ｢そうだが…お前は誰だ？｣
ｹﾀｾﾞｸ｢私の名はｹﾀﾛｽｾﾞｸﾀｰ。あなたが最強のﾗｲﾀﾞｰのｾﾞｸﾀｰですか…
あなたには期待しています。あなたの力は組織にとって大きい存在ですからね｣
ｻﾞﾋﾞｾﾞｸ｢(何あれ？私の時と全然態度が違う！？)｣
ｶﾞﾀｾﾞｸ｢期待するのは勝手だがそれが組織のためになるとは限らんぞ｣
ｹﾀｾﾞｸ｢…どういう事ですか？｣
ｶﾞﾀｾﾞｸ｢私は組織にために動くわけじゃない。私の資格者である新のためにしか動かない
だからお前が思ってるような活躍はしないかもしれんぞ｣
ｹﾀｾﾞｸ｢…それはつまり資格者に意思次第であなたが組織を裏切る可能性があると？｣
ｶﾞﾀｾﾞｸ｢裏切る？勘違いするな。私は新のためにしか動かないといったはずだ
最初から組織のためになど動いてない｣
ｹﾀｾﾞｸ｢…もし裏切るような事があれば私と大和がお前達を始末する。
後悔する事になるぞ｣
ｶﾞﾀｾﾞｸ｢笑わせるな。そうなれば後悔するのはお前の方になる
飼い主に尻尾を振る犬が意思の強い狼に勝てると思うな
私はこれで失礼する。新が呼んでいるからな｣
ｹﾀｾﾞｸ｢…………｣
ｻﾞﾋﾞｾﾞｸ｢(ﾌﾝ、いい気味…って笑ってる？)｣
ｹﾀｾﾞｸ｢なるほど…つまり資格者をZECTに忠実にさせればｶﾞﾀｯｸの力は組織のためにあり続けるという事か…
いくら狼と言えど鎖で繋いでしまえば問題ない…ﾌﾌﾌﾌ…｣