06/07/16 23:30:42 AXDc2Ijd0
「てへ☆」
犯人はいたずらが見つかったような子供の顔で笑ったそうな
「タイタニックごっこだと思えば☆カガミンはジャック役で。良かったねー主役だよ!」
「思えるかーーーーー!それ死んじゃうだろ、俺」
「カガミン、私を助ける為に自分から手を離して……ヨヨヨ」
「蹴るな!俺の船にしがみついてる手を蹴るなーーー!!」
悪魔だ。この娘は人の皮を被った悪魔じゃーー
「カガミン……ゴメン、ふざけてる場合じゃないよね」
「さ、サソード……」
撤回、三行前の言葉は撤回
やっぱ根は良い子だよ、サソードは
俺はサソードが伸ばした手を握る
サソードは俺を引き上げようと、俺の近くまで体を寄せると
「ふぅ~☆」
「ひゃっ!?!」
俺の耳に息を吹きかけた
「あ、駄目だよ、カガミン。手を離しちゃ」
瞬間、俺が見た空は、気を失いそうなほど真っ蒼だった
『ハッハッハ、気を失いそうなくらい―か。新は詩人だねぇ』
あ、走馬燈
「そうだ……ギアナへ行こう」
変人達に負けない力を得るために
―ボッチャーーーン!!
好感度
サソード ☆☆☆ UP!