06/12/17 14:34:04 DBJmffuZ
>>32
ご明答です。
筒井氏のSF連作を愛読していたそうです。
硬からず柔らか過ぎず、それでいて女の子らしい雰囲気も漂う文体ですね。
ネタバレしない程度に「メロディーライン…」を簡単に紹介しますと
3篇共通の主人公はドキドキラジオ・パートナーで親友の
青木小緒里さんから名前を借用して、小緒里(さおり)・とても気が
強いけれど心の優しいユッコの理想女性像を担った高校2年生の女の子です。
第1話は放課後の高校を、第2話はテレビ局を舞台にしたサスペンスタッチの
コメディーで、第2話のみユッコ本人も登場。
最終話「悲しきキューピッド」は前2作とは趣向を変えて何と小緒里が
お見合いをさせられてしまうというお話で、そこはかとなく
ハーレクインロマンスの香りもする短編です。