04/09/09 10:42 6/HdepUU
>>618
知性がある相手を、善であろうと悪であろうと恐怖だから、判断せずに攻撃。
ある種、アメリカ的発想ですな。
鯨食うヤツは善であろうと悪であろうと皆、野蛮ですか。
命の危機とはいえ、ただ獣的に敵を倒すことだけに終始するのは、人間性の放棄でもあると思うんだけど。
この映画における、直接的な人類攻撃描写の無さが、ヒッチコック的な遠隔表現なのか、どうかが判断の分かれ目でしょう。
私はわざと避けているように取ったのです
問題は、こちらの精神の行き着く先まで批判しておいて、
私の意見だから、気にするな、と言ってのけてしまえるところ。
そういう心の廃れ方には気づきませんか。
で、君はこの映画を観て、何を得たの?
私は情報における狭窄視野の恐怖と、今のアメリカのひとつの国民性への理解と、
信仰が、懐疑も信用も、成功(宇宙人撃退)と失敗(妻の事故)で左右される危ういものであること、人間の心弱さと、
愛は物理的要因に非常に強く作用し、望んでいた形への回復を目指すこと、を考え得た。