04/09/09 03:13 PU1Rvcp+
横レス失礼します。
>>653の方の意見が気になりましたのでレスさせて頂きます。
>宇宙人が友好的か、どうかで家族の絆の意味も変わる。
>絶望の危機が、情報だけなのと実際になのか、では意味が違う。信仰を取り戻すのだって、同様でしょ。
これを書いた方でしょうか?
私は>>554の方が言うとおりグラハム達にとっての絶望の危機は変わらないと思います。
だって、宇宙人がどうあれ彼らが危険にさらされたのは事実で、それによって絆が再生され信仰を取り戻したのも事実なのに。
彼らにとっては実体験なのです。宇宙人の真意はともかく。
情報が不足しがちな田舎町を舞台にしたのも、情報が実体験に勝っていることの怖さもわかります。
前にこの映画のことを書いてあるHPのURLが載っていましたが、その事にも触れていましたよね。
私達の視点ではなく、グラハム達の視点で見れば宇宙人の真相に拘る必要もないと思います。
それに、宇宙人の真相は知る由もありません。私は友好的な場面は見られなかったのでこの説には疑問が残ります。
もちろん、宇宙人が善であろうと、悪であろうと、"恐怖"には違いはありませんし、
それを克服することで過去、家族、信仰を取り戻したことは揺ぎ無い事実です。
私自身は、監督は"恐怖"として宇宙人を使っていると思います。あえて"悪"ではなく"恐怖"だと思います。
私はこの映画はそういう映画だと思います。細かい部分を言えばきりがありませんし、それは解読ではなく想像の世界だと思います。
映画とは見る事によって、何かを得て、それを実生活に役立てていくものだと私は思います。
でなければ、約2時間がもったいないじゃないですか。頭で考えるのも良いですが、度が過ぎると、道を間違えると煮詰まって変な方向に行ってしまいます。
映画を見た結果、心が廃れていくのは悲しいじゃないですか。
これはあくまでも私の意見ですので、お気になさらずに。
それでは、長々と失礼しました。