04/08/25 13:30 96YkKF0K
アポロ13の事について宇宙航空研究開発機構(JAXA)に質問したメールの返答が帰ってきましたので、転載させていただきます。
>2004/8/25
>
>○○様
>
>宇宙航空研究開発機構(JAXA)ウェブサイトをご利用いただき、ありが
>とうございます。
>
>お問合せの件ですが、「ロケット発射時に落ちる白い付着物」は、ご指
>摘のとおり「氷」になります。これは、空気中の水分がロケット本体の
>冷たい表面部分に冷やされてついた霜が落ちてきたものです。
>
>JAXAのH-IIAロケットの場合ですと、本体部分に燃料となる-253℃の液体
>水素と、酸化剤として-183℃の液体酸素を収容するタンクを搭載してお
>りますので、断熱材で覆われているとはいえ、表面が冷えて、上記のよ
>うな状態が発生します。一般に、極低温の液体燃料を使用するロケット
>では同じような現象が見られます。
>
>アポロ13号の打上げに使用されたサターンVロケットも、燃料のRP-1
>(ケロシン)と、酸化剤である液体酸素を搭載していますので、極低温
>の液体酸素タンク付近では、冷やされた空気中の水分が霜となって、
>落ちてきていると思われます。
>
>以上、ご参考になれば幸いです。
>今後ともよろしくお願いいたします。
>
>宇宙航空研究開発機構(JAXA)
やはり皆さんの仰るとおり「液体酸素や液体水素が低温な為」でした。
最初に質問されたのは>>93でしたが、自分の勉強になりましたのでアポロ13について書き込んだ皆様と、
質問に答えてくれた宇宙航空研究開発機構に感謝の意を表します。