05/02/26 07:31:10
幸村は家康を討ち取ったところで徳川家には秀忠がいて磐石だと言うのは幸村も言っていたし、
秀忠が信之を嫌っているのも知っている。
家康を殺せば必ず信之にまで累が及ぶという事を分かっていたから、始から殺す気はなかったのではと。
天下に、そして天下人である家康に真田という家を、真田左衛門佐幸村という男を
知らしめるだけで充分という思いだったのではと思う。
最後の「父上、これでよろしゅうございまするな」という言葉は
「家康を殺さなかったが、(真田家にとっては)これでよかったのですよね」
という問いかけだったのではと思う。