04/03/19 16:46 KHEoMl5c
今から10年ぐらい前、
・仮面ライダーが若手クリエーター雨宮慶太の手によりZO・Jと映画化。
新世代のライダーとして受け入れられる。
・円谷プロがアンドロメロス以来、12年ぶりにTV特撮新シリーズ
「グリッドマン」を放映。
いよいよ次はウルトラマンの新シリーズかと期待されつつも、
結局アメリカとの合作「ウルトラマンパワード」でお茶を濁される。
しかし、着ぐるみの写真の段階では、このハリウッド製ウルトラマンに
多大に期待しちゃった人も多かったのではないだろうか?
更に同時期に中国でウルトラマン人気が爆発。中国版の新作も作られる
のではないかと期待され、「大空を愛したウルトラマン」「私が愛した
ウルトラセブン」「ウルトラマンになりたかった男」などの番組も作られ
ついに「ウルトラセブン」がSP番組として復活。
ますます新作TVシリーズの期待が高まっていた。
・京本政樹氏が特撮マニアであることがすっかり世間にも認知され、
自ら製作総指揮を勤めた「骸骨戦士スカルソルジャー復讐の美学」を制作。
「女バトルコップ」「大予言・復活の巨神」「ドス竜」とかオリジナルビデオ
の特撮モノが出たのもこの時代だろうか。また、ヒーロー役者宮内洋が、
「ヒーローは教育番組である」という持論を発表しメディアに露出しだしたりもした。
・平成ゴジラシリーズはすっかり定着。しかし、ここへ来てハリウッドで
ヤンデボン監督により映画化されるため一旦中止かと言われつつも進展せず、
結局、国内では「vsスペースゴジラ」が作られる。また、ゴジラ以外の特撮映画と
いうことで「ヤマトタケル」が作られシリーズ化かと思われたがかなわなかった。
この時期ファンは川北特撮への不満がタマって頃でもなかろうか。
そこへガメラ復活!無謀にも自ら〝特技〟監督と名乗る男により
新たな時代を迎えようとしている頃でもあった。
この時代をきっかけに、ガキとして特撮モノを楽しんでいた人が
真の特オタとなった人も多いのではないか?