03/06/25 09:17 zIu0Ne26
作り手にとって良い映画とは沢山お金が入る映画でつ。
地方、国、世界の中にあって様々な思考や嗜好があり
それらに対応して「受け」をとる為に当然映画には様々なヴァージョンが
存在するのでありまつ。
ワタクシがはじめて見た「ブレードランナー」は当時500円の「二番館」と呼ばれるもので
一本立てでありました。たぶん一番長いヴァージョンだったものではないかと思われまつ。
アメリカ人に不評なハリソン・フォードのもさもさしたモノローグ、ユニコーンの夢を見て、
プリスに鼻の穴へ指を突っ込まれ、シャイニングな風景に旅立つ、これがワタクシの
「ブレードランナー」でありまつ。
人はしばしば人生の重大な局面において予知夢やデジャビュを経験いたしまつ。
ユニコーンの夢はさふいうものだとワタクシは思っておりまする。
デッカードがレプリカントだといふ説は面白いし監督がそうだといふのなら
そふなのでせうが、さふいうオチなら90分は長すぎる。
日本のユーザーにとって「ルーク!ワシがお前の父親じゃ」「またそれかYO!」
ってなもんですらい。