03/02/26 22:17 mMqSLUuG
読売新聞2/26(水)夕刊より
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2時間ドラマ ヒットの秘けつ聞く
連続ドラマの多くが苦戦する中、民放各局の2時間サスペンスドラマが好調だ。
1月からの平均視聴率は、最も高い「火曜」が19・7%に達し、最下位の「女と愛」でも12・5%
「世の中が殺伐として常識を超えた事件も多い。
普通の生活を送る人は、それを消化しきれず、
2時間で解決するドラマで、ある種のカタルシス(浄化)を求めている」と分析する。
若者対象の連続ドラマと異なり、視聴者は中高年層の女性が多い。
「人生で様々な経験を経ているので、半端なことは書けない。
夫のリストラや子供の非行など、ドラマ以上の現実の重みを意識している」
今や敵は国内ドラマに限らない。高視聴率でも、低く見られている可能性はある
サスペンスで大事なのは、「リアリズムと滞りなく見られるストーリー展開」の二つ。
「ストーリー運びや役者の芝居で、視聴者が『ちょっと変だな』と思った瞬間、チャンネルを替えられてしまう。
どうすれば普通に見えるかをいつも考えている」。
結末まで引っかからず、素直に見られる作品なら、まず視聴率は合格点だそうだ。