02/08/20 21:09
「いっ……痛!ぁ…あ、痛…ああ!」
シンジはけたたましく悲鳴を上げる。流石にこれはまずかったか?
しかし、指を抜いてやると、苦しい息の下からシンジは言った。
「……やめ…るんですか…?」
俺は答えられなかった。
「………やめなくっても、いい、のに…」
お兄さんが自分にしてくれているという、その事実が嬉しいから。
……その後のシンジの呟きを総括すると、そう取っても良いらしかった。
それで俺は、答えの代わりにうんと深いキスをしてやった。
「ん……」
そのまま手を伸ばして、さっきの続きをはじめる。
「ア……あ、あァん…!」
前から後ろから、出来るだけ優しく愛撫してやると、シンジの目尻に泪が光
った。そしてそのまま、シンジは解放してしまった。
「は……っ、は、んあ……」
恍惚として、電信柱に捕まって立っているのがやっとのようだ。
しかし俺は手を止めない。だいぶ弛緩してきた蕾に、指をもう一本増やして
差しこむ。くっと指を曲げて、シンジの中味をかき回した。
「おにい…さんっ、もう…やめて!やめ…」
泪をはたはたと散らしながら、シンジは必死に言い募った。