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大阪人からみても、大阪人は「あつかましくて派手」‥心斎橋で意識調査
心斎橋で意識調査
大阪人からみても、大阪人はあつかましくて派手-。今月七日に開店したそごう心斎
橋本店を訪れた大阪人を対象に、追手門学院大学と企業が実施した「ブランド意識調
査」で、こんな結果が出た。集計した学生リーダー、喜名亮さん(20)は「ステレオタイ
プの“大阪人”と大阪人が自覚する“大阪人”はほとんど一緒だった」と驚いていた。
調査は同大経営学部の学生と、出版社「アスカ・リサイクル文化社」(大阪市)が共同
で実施。そごう心斎橋本店のオープン日前後の計四日間、同店近くの御堂筋で十二人
の学生が買い物客を対象に、大阪人やブランド品、心斎橋のイメージについてアンケー
ト用紙に記入を求め、計七百二十七人の男女から回答を得た。
学生らは「外部から見た大阪人のイメージ」を「あつかましくて派手」「ブランド好きで安
物好き」と規定。大阪人を対象にした今回の調査でも、「あつかましい」「派手」「ブランド
好き」との意見が約七割以上を占めた。
ただ、「アニマル柄」は好きでないと答えた人が83%で、喜名さんは「大阪人は好きだ
というイメージがあり意外だったが、回答者の女性でもアニマル柄を着ている人は少な
かった」と実感。
心斎橋については「若い人の街」「汚い」「人ごみが多い」という意見が多数。イメージは
「やや良い」「すごく良い」が85%を占めた。
アスカ・リサイクル文化社の企画担当、田中健一さん(28)は「心斎橋は魅力を感じてい
る人が多い、潜在力のある地域。今後もブランドの街として発展するのでは」と分析して
いた。
産経新聞 2005/09/17