08/06/17 17:28:37
【相棒効果で各局が刑事サスペンス物に必死】
2・3年前まで各局のお荷物だったサスペンスドラマが再び脚光を浴びている。
テレビ朝日の相棒効果である。
フジテレビもTBSもサスペンスドラマに前向きだが日本テレビは
読売新聞社の意向で廃除して作れなくなったしまった。
毎年、生きるを主眼にしている24時間テレビの事もあり刑事ドラマは作れなくなったようだ。
しかしドラマを作るのが上手いフジテレビもTBSも中々テレビ朝日の土曜ワイド劇場のように、
数字がとれない。
テレビ朝日上松道夫 取締役編成局長はこう語る。
「そう簡単にいかないと思いますよ。サスペンスドラマは普通のドラマと根本的に違います。
演出や脚本が2点3点しかけを用意するので脚本にあったロケ地などふんだんに確保しなければならない。
カット割りが主流の若者向けドラマになれたプロデューサならきついですね。むしろホラー映画に近いですね」と語る。
確かにテレビ朝日の2時間ドラマを見た後では、天下のフジの2時間ドラマでも
テレビ朝日には適わない。
「うちは何十年とこのドラマを作り続けていますからね、鬼の長谷部さん(長谷部安春氏)など
徹底的に教育されていますから、最近だと日本テレビさんがサスペンスを辞められたので有能な
演出家を社員になりました。この分野は磐石です。」と語る。
サスペンスよりも若者向けドラマに力を入れてきたフジテレビとTBS
何事も蓄積の力は大きいようである。
週刊新潮