07/08/18 17:57:01
Hテレビのデジタル加入者よ!!いいニュースだ!!
岩手民放番組 地デジ放送できず/Hテレビ(2007/08/18 デーリー東北)
ケーブルテレビ(CATV)会社のHテレビ放送(本社青森県H市、S社長)が、
20日から岩手県北で始まる民放4局の地上デジタル放送の本放送に合わせ、
地デジ番組をケーブルで再送信(放送)できない見通しであることが17日、分かった。
岩手民放4局から区域外の再送信について同意を得られていないため。
同社は「視聴者である市民のニーズに応えるため、粘り強く交渉を続けていきたい」としている。アナログ放送の再送信は従来通り。
同社はこれまで、業務区域内で受信可能なNHK総合・教育と青森県内の民放三局、
岩手県の民放四局のアナログ放送を再送信してきた。
地デジについてもアナログ放送と同様、ケーブルで流す方針で、青森、岩手両県の放送各局に再送信への同意を要請。
このうち、NHK総合・教育と青森県内の民放三局からは同意が得られ、
青森県南で地デジ放送がスタートした八月一日から再送信を始めた。
一方、岩手民放四局については十七日現在、同意を得られておらず、
二十日からの岩手県北での地デジ本放送開始に合わせた再送信は事実上、困難な情勢だ。
S社長は「八戸と岩手県は歴史的にも生活、文化、経済面でも密接な関係がある。
アンテナを上げれば見られるのに、ケーブルでは駄目というのは不合理で、視聴者も納得しないだろう」と訴えている。
CATVが民放の県域を越えて地デジ番組を流す区域外再送信をめぐっては、
大分県のCATV四社が福岡県の民放四局に同意を求めたものの、
交渉が難航し総務相裁定に持ち込まれるなど、各地で両者の対立が表面化している。
岩手民放四局のうち、I放送(本社I市)は「全国的な問題であり、総務相裁定や民放連の対応を見ながら検討する必要がある。
区域外再送信の影響を考えると、青森県内の民放も関係ないとはいかない。お互いに納得できる結論を出したい」(W技術局長)としている。