07/04/05 13:13:43
知的障害の長男餓死？旅館従業員の母親を逮捕
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熊本県警水俣署は５日、知的障害者の長男に約１か月間食事を与えず放置したとして、
同県水俣市古城、旅館従業員宇田川小波容疑者（４９）を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。
長男は死亡しており、同署は餓死した可能性が高いとみて、保護責任者遺棄致死か
殺人容疑に切り替えて捜査する方針。
調べによると、宇田川容疑者は３月上旬ごろから今月４日にかけ、長男宇田川慶一さん（２３）に食事を与えず、
必要な治療を受けさせなかった疑い。慶一さんはやせており、死後数日とみられる。
宇田川容疑者は容疑を認め、「以前は１、２日に１回、弁当２個を渡していた。ここ１か月は帰宅せず、
食事を与えていなかった。もしかしたら死んでいると思っていた」と供述している。
宇田川容疑者は慶一さんと２人暮らし。慶一さんは障害のため、一人では生活できなかったという。
３月になって、宇田川容疑者が借りている市営住宅で室内灯が夜もつかない日が続いたことから、
民生委員が不審に思い、今月２、３日に市に通報。市職員３人が４日午後５時ごろ訪れたところ、
慶一さんが寝室であおむけの状態で布団をかぶって死んでいるのを見つけ、１１０番通報した。