08/02/01 08:40:13
外国語と日本語のニュアンス云々を別にしたら、字数制限のある字幕より断然吹き替えの方が多くの情報を伝えているのは確かでしょうな。
日本では「外画字幕至上主義」が横行しちまってますが、原語も理解出来ないくせにそっちがいいなんちゅうのはカッコつけてるだけなんじゃないスか?
最良の手段は外国語を理解出来るようになる事なんですが・・・。
字数制限がある事は意訳になり、時には全く違う科白になってしまう・・・ちゅうわけですな。
「燃えよドラゴン」からわかりやすい例をひとつ。
オハラと対戦するリー師父。
オハラはデモンストレーションとして板を叩き割る。
リー師父の科白「Boards don’t hit back.」
意味はまんま「板は打ち返さない」ですな。
動く人間を相手にした格闘能力と板を割る力は全く別物である、と言いたいわけですな。
それは截拳道の哲学に通ずるわけであります。
この時の字幕は
「決着をつけよう」
でした・・・。