仮面ライダーバトルロワイヤル THE NEXT Version.6at SFX
仮面ライダーバトルロワイヤル THE NEXT Version.6 - 暇つぶし2ch600:支援
08/06/24 18:21:48 jLyYhLbZ0

          ┌、      「'、
            \ヽ、    ! '、  
            ヽ \  __! Y  ̄{
             \ゞ´  ト_}  ヾ:、
                /, , '  __ノ /、::ヽ     お前の支援をwwwww
             {、 {-‐'~)  (:::::::::`:::i     ちょ・・・荒らし扱いしないでwww
              ト' ` ̄´   `ヽ::_::::!
                  V-'∨¨「T一_`::::::Y
             l∨ー'l_,ノノ /_::/]-─-、
        , -‐'アヽ、`L/」.-‐<_´  /´( ひノ
       / /::ノ>'7''¨て ̄´,-、ヽ_ゝ、 `
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| て二ノチ=ー-≧、__   /:;;;:::::::`:::::-::::::::::::::::
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 ゝ、_   `ト  !:::::::::::;/´〃_〃 \:::::::::::::
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601:名無しより愛をこめて
08/06/24 18:26:07 lFZ0ZZiv0
投下乙
風間のチェックの速さに笑いましたw
ヒビキさんが一人になりましたが、これが吉と出るか凶とでるか。
信司は愛すべき馬鹿ですw はい
GJ!

602:名無しより愛をこめて
08/06/24 18:28:07 3goK8tpa0
投下乙です!
風間がハイパーゼクターを…まぁ使えないけどどうするのかなぁ?

いや、今一番心配なのは響鬼さん!変身した後ポロリをフォローしてくれる奴がいないぞ!やばいぞ!

603:名無しより愛をこめて
08/06/24 18:30:42 lDUH0lpX0
投下乙です。
むさ苦しさに不満を抱いてる風間に笑いました。それどころじゃないだろうw
響鬼さんは相変わらず飄々としていていいですね。
GJです


604:名無しより愛をこめて
08/06/24 18:45:59 4kzcuNRDO
投下乙です!
三者三様の思惑や心情の描写が良かったです!
風間、真司の事馬鹿ってw
ヒビキさんはやっぱり何だか頼れる感じがしますね。
さらに分割された集団がこれからどうなるのか、先が楽しみです!
GJ!!


605:名無しより愛をこめて
08/06/24 18:47:49 95c9BiXT0
58 :名無しさん@THE NEXT:2008/05/26(月) 01:25:22 ID:/ocLlSJ+0
通常の期限を一週間にしているから、延長した人も何とか10日以内に書き上げられるのかも知れませんね
取りあえず、次のテンプレに「飽くまで緊急措置なので可能な限り延長は避けるようにしてください」
とか、「延長が慢性化している書き手には注意が行く事もあります」
とかを付け足してみたらどうでしょう
流石に、「延長する」と言う行為をあんまり軽く見て欲しくないので


59 :名無しさん@THE NEXT:2008/05/26(月) 01:30:06 ID:/ocLlSJ+0
>>57
一応、「次は出来るだけ気を付けよう」位は考えるようにして欲しいです・・・


60 :名無しさん@THE NEXT:2008/05/26(月) 01:30:09 ID:YdUkBTJw0
とりあえず、半年ROMってくださいね。

流石に、「執筆する」「スレを運営する」と言う行為をあんまり軽く見て欲しくないので。


606: ◆N4mOHcAfck
08/06/24 19:06:58 +xhDDLGn0
感想の数々、ありがとうございます。

状態表の時刻が朝になっていますが、文中で触れた時刻と矛盾するので
午前に修正します。

607: ◆deggScNisI
08/06/24 19:51:36 3goK8tpa0
山本大介、歌舞鬼、桐矢京介、三田村晴彦 延長願い…ます

今日中には…今日中には…!

608:名無しより愛をこめて
08/06/24 19:55:25 lFZ0ZZiv0
>>607
了解しました、お待ちしています。

>>606
修正乙です

609: ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:14:56 7/+cv2v80
>>606
投下&修正乙です!
それぞれの考えや行動がらしくてGJです!
ヒビキさん単独行動ですが、吉と出るか凶と出るか…

>>607
了解いたしました、楽しみにお待ちしております!

ただ今から五代雄介、城光 投下いたします。

610:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:15:50 lFZ0ZZiv0
 

611:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:17:25 7/+cv2v80
引き戸に嵌められた磨り硝子から漏れるぼんやりとした陽光が、旧式の家屋の一室を照らしている。
そこに座り込み、何事かを思案するように黙ったままの男女。
美しい顔立ちにどこか獰猛な雰囲気を纏った女――城光は疎ましげに腹部の包帯を見つめる。
研究所で出会った男に付けられた傷。不死生物である彼女にとって致命傷にはなり得ないが、じくりとした痛みが体を苛む。
幸いなるかな、民家にあった救急箱で出来る限りの手当てはしたものの、完治には時間が掛かるだろう。
驚異的な生命力を持つアンデッドも、首輪の制限の元では人間の治癒能力と大した差はない。
光は赤い唇を噛み締めた。つくづく、あの男に北條の身柄を取られたのが悔やまれる。
圧倒的な堅さに目視出来ないほどの素早さを兼ね備え、自分と息吹鬼、そして傍らの男を相手にしてあしらって見せた。
現状唯一とも言える、忌々しい首輪を外す方法を断たれた事に苛立ちを覚えながら、同じくありもので手当てを施している男を見やる。
男は手際よく包帯を巻き終えると、まっすぐに光の目を見つめ返して口を開いた。

「……それで、貴方はこれからどうするんですか?」
「聞いてどうする。お前こそ何か目的はあるのか」
「俺は、研究所にいたあいつを倒します。 俺たちの代わりに捕まったあの人を助けないと」

黒い重たげな前髪から覗く双眸は、先ほどあれだけ痛めつけられたにも関わらず強い決意を宿している。
その事が、僅かに光にこの男へ興味を抱かせた。

「言っただろう、無茶は止せ。今の私たちが向かっても勝てるとは思えん」

この事実を口に出す事は光の矜持を少なからず傷つけた。
だが、放送に聞くブレイドの死、北條の言葉、そして何よりも対峙した研究所の男の強さに認めざるを得ない。

612:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:18:08 7/+cv2v80
「ありがとうございます……それでも、行かなくちゃいけないんです。もう、誰の笑顔も失いたくないから…」

微笑んでみせる男。――その笑みは、全身に負った怪我の痛みに少々歪んでいた。
光は嘆息する。そんな状態で、一体どうやって戦えるというのか。
自分の強さを過信するのは愚かな事だ。その力に引き摺られて自らを失うのならなおさら。
ふと、光の脳裏に少年の姿が浮かぶ。闇の力と本来の自分の持つ甘さに惑わされる弱い存在。
だが、自分の弱さを自覚してなお、向かっていくのはもっと愚かだ。

「……なら、少なくとももう少し休んでいく事だ。あの様子なら、すぐに殺されるということもあるまい」

そんな光の言葉に、男は優しさを感じて笑みをいっそう深くした。

「そういえば、自己紹介がまだでしたね。俺は五代雄介。いつもは名刺があるんですけど……」
「名刺? そんなものはどうでもいい。 ……城光だ」

ひとなつっこく告げる五代に対して、ぶっきらぼうに返した光はおもむろに自分のデイパックを引き寄せて中身をあさり始めた。
つかみ出した乾パンを少し日に焼けた畳の上に放り出し、溜息をつく光を見て五代が尋ねる。

「いらないんですか?」
「こんなものでは腹の足しにもならん。お前にやる。私は他の餌を探す」

そう言って立ち上がろうとした光の目に、デイパックから覗く白地に金の浮き彫りが施されたカードデッキ――ファムのデッキが映った。
儚げな佇まいの少女、長田結花の顔が思い出される。イブキと共に脱出はしたが、彼女の変身手段はここにある。
――最も、あのようにかよわいただの人間が、変身した所で戦えるとは思えないが。

613:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:18:49 7/+cv2v80
「お前、私にどうするつもりかと尋ねたな」
「え? はい」
「私は研究所に居た他の人間を探しに行く」

唐突な光の言葉に五代が目をしばたたく。光は目線をデッキに注いだまま言った。
単独行動は危険だと知った光は、おそらくまだ研究所周辺にいるだろう二人を捜索する事を選んだ。
結花はともかく、イブキは多少なりとも戦力になる。
それだけが理由ではない。光は縋るような結花の態度に我知らず庇護欲を抱いていた。

「じゃあ、俺も一緒に探しますよ。二人一緒の方が危険が少ないでしょう?」

申し出る五代に、勝手にしろと言わんばかりに立ち上がる光。

「あ、食べ物探すんですか?俺も……」
「お前は休んでいろ」

ぴしゃりとそう言い捨てて、光は部屋を出て行った。


※※※


光の背中が見えなくなって、五代は部屋に一人残された。
研究所で行われていた戦闘に思わず加勢したが、少女を庇い戦う光はやはり優しい心の持ち主だった。
虎に似た異形の姿に変化した事には少し驚いたものの、こうして出会ったばかりの自分にも口は悪いが労わりの言葉を掛けてくれる。
自分を助けてくれた彼女の力になりたい。五代はそう思っていた。

614:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:19:25 lFZ0ZZiv0
  

615:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:19:26 V+IGehtPP
 

616:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:19:57 7/+cv2v80
ふと、投げ出されたままの光のデイパックに目が止まる。口が開いたままのそれ。中身が僅かに見える。
五代ははっと目を見開き、デイパックにいざり寄った。
見えたものは、少し大ぶりのカード。
繊細な縁取りの中に、意匠化された様々な生き物が描かれたもの。剣崎が持っていたカードと同じ種類の物だ。
思わず手に取り眺める。二枚あるうちの一枚には、青と金に輝く甲虫様のものが描かれており、嫌が応にも剣崎を思い出させた。

「これは……」
「何をしている?」

頭上から降ってきた声に五代が弾かれたように顔を上げる。
ビーフジャーキーの袋を抱えた光の鋭い眼差しが五代を見下ろしていた。
手に持っているカードに気が付いた光が、目を細めて尋ねる。

「お前、それを知っているのか?」
「……はい、俺と……一緒にいた、剣崎さんが持っていたものと同じ類のカードです……」
「剣崎……ブレイドか」
「!? 剣崎さんと知り合いなんですか!?」

今度は五代が勢い込んで光に尋ね返す。光が僅かに頷くと、五代は俯き、カードを握り締めて呟く。

「剣崎さんは……俺と、殺し合いを止めるために戦っていたんです。笑顔を守るために……それが『仮面ライダー』なんだって。
 でも、俺が……あの人を殺してしまった……俺の力が足りないせいで……!!」

617:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:20:41 7/+cv2v80
切れ切れに、低く呟く五代の言葉に光は眉をひそめる。
五代はそれを、剣崎を守れなかった自分への憤りだと解釈した。自分のしてしまった事を悔やむのは簡単だ。それでも。

「それでも、俺はあの人の思いを無駄にしたくない! だから、辛くても、戦い抜くって決めたんです」

再び顔を上げ、強い決意を込めてそう告げる五代。悲しみと痛みの果てに導き出した自分の道。
不屈の精神が瞳に輝く。

「――どういう事だ?」

だが、その瞳をまっすぐ見つめたままの光の声は、あくまで冷ややかだった。

「ブレイドは『白い怪物』と共にこの殺し合いに乗っている、と私は聞いた」

光の言葉が耳を打った瞬間、自分の心が凍りつく音がしたような気がした。
こめかみがズキリと痛み、見開いた目が乾く。どくん、どくん、という胸の鼓動がやけに大きく聞こえる。
剣崎さんが、殺し合いに乗っているだって?

「……一体、誰がそんな事を」

自分でも驚く程硬い、冷たい声だった。光はそんな五代の様子を訝しみながらも答えを返す。

「研究所に来る時に私に着いて来た、結花という人間だ。そいつも、誰か他の者から話を聞いたと言っていた」
「そう……ですか」

618:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:21:17 lFZ0ZZiv0
   

619:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:21:18 7/+cv2v80
五代は拳を握り締める。動揺を治めようと目をきつく閉じるが、瞼の裏の闇の中に、『白い怪物』――ダグバが浮かぶ。
ダグバと対峙した時に流れ込んできたイメージを続けざまに思い出し、五代は戦慄する。
黒い姿のクウガ。それが一体何を意味するのかは、今の彼にはわからない。
ただ、その闇の色が自分の心を侵食していくような感覚がひたすらに恐ろしかった。
夜空の元、ダグバの蹂躙と剣崎の死を前に感じた絶望と憎悪が五代の胸に蘇る。
『仮面ライダー』として人を守るために戦い果てた剣崎が、『白い怪物』と組んで殺し合いに乗っている。
何者かが故意に、そんな情報を流したのだとしたら。
その『誰か』に対して湧き上がる、様々な負の感情を歯を食いしばる事で押さえつけ、不信がる光に無理に笑顔を作ってみせる。

「……剣崎さんは、そんな事はしていない。剣崎さんと俺は、その『白い怪物』と戦っていたんです。どこかで、何か誤解があったに違いありません」

目を伏せたまま、それでもきっぱりと断言する五代。光は何も言わずに座り、持っていた袋を開ける。
ばりっ、という乾いた音が部屋に響いた。


※※※


五代はそれきり黙ったまま、背を向けて手元のカードを見つめている。

無論、光は額面通りに五代が剣崎を殺したなどとは思っていない。
彼女が不信に思ったのは、こちらで手に入れた剣崎の情報と、五代の語る話が全く異なっているという点だった。
光はアンデッドである。BOARDの仮面ライダーとは敵対関係にある。
そのため、ブレイドである剣崎の事を特に知っている訳ではなく、多少の違和感を感じつつも光は結花からの情報を受け入れていた。
先の発言も、五代を頭から疑ってのことではない。

620:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:21:24 V+IGehtPP
 

621:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:22:22 +xhDDLGn0
 

622:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:22:23 7/+cv2v80
結花は動揺していたし、彼女に剣崎の事を伝えたその人物も、こういう状況なら偽りの情報を流し漁夫の利を得んとする事も充分ありえる。
だからこそ、実際に剣崎と行動を共にしていたという五代へと純粋な疑問を投げかけただけの事だった。
対する五代の反応。力及ばず剣崎を守れなかった自分と、殺した相手への怒りにも見える。
だが、それだけではない。光は、五代がそれを不自然な形で心に閉じ込めている事を察していた。

(何かに怯えている……?)

怯えているとしたら、剣崎を殺したという『白い怪物』に?
――違う。先ほど見せた強い決意は嘘ではない。ならば、一体何に?
しばし五代の背中を見ていた光だったが、考えても仕方がないと目線を外した。
五代の言う『白い怪物』。ブレイドを下したというその強さは気がかりではあったが、現在の問題ではない。
今なすべき事は、出来うる限り早くイブキと結花と合流し、戦力を増強する事。
そして、研究所にいる男を倒して北條を奪還する。首輪を外して、このゲームから脱出するために。

「光さん、そろそろ行きましょう――俺はもう大丈夫です」

光の思惑が伝わったのか、五代が口を開く。その顔にはまた何時ものように、頼もしげな笑顔が浮かんでいた。

笑顔の下で自分を殺し、望まぬ戦いに身を投じる男と、戦うために存在する誇り高い獣の化身。
二人の交わりが何をもたらすのかは、まだ誰にも解らない。


623:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:22:41 lFZ0ZZiv0
    

624:コントラスト  ◆yFvLIBbl9I
08/06/24 20:22:53 7/+cv2v80
【城光@仮面ライダー剣】
【1日目 午前】
【現在地:B-7 研究所西の民家】
[時間軸]:40話、トライアルについて知った後
[状態]:膝などに軽い擦り傷。腹部に裂傷(中程度:応急手当済み)。
[装備]:カードデッキ(ファム)
[道具]:基本支給品・トランシーバー・ラウズカード(スペードQ/K)
[思考・状況]
基本行動方針:このゲームから脱出し、金居とは正統なバトルファイトで決着をつける。
1:長田結花・イブキとの合流を目指す。
2:首輪解除にもっとも近い道を選ぶ。五代と共に、北條の奪還。
3:他の参加者とは必要以上に関わる気はない。邪魔ならば排除するが基本的に放置。
4:剣崎の死、北條の言葉、乃木との戦闘から首輪制限下における単独行動の危険性を認識。
5:五代の態度に僅かに興味。

625:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:23:10 V+IGehtPP
 

626:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:23:53 +xhDDLGn0
 

627:コントラスト  ◇yFvLIBbl9I 代理
08/06/24 20:26:08 lFZ0ZZiv0
【五代雄介@仮面ライダークウガ】
【1日目 午前】
【現在地:B-7 研究所西の民家】
[時間軸]:33話「連携」終了後
[状態]:全身打撲、負傷度大(応急手当済み)、疲労中程度。小程度の動揺。
[装備]:警棒@現実、コルトパイソン、ホンダ・XR250(バイク@現実)
[道具]:警察手帳(一条薫)
[思考・状況]
基本行動方針:絶対殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る
1:北條(名前は知らない)を救出。
2:城光に協力。そのため、共に長田結花・イブキと合流する。
3:白い未確認生命体(アルビノジョーカー)を倒す。
4:金のクウガになれなかったことに疑問。
5:ダグバを倒す。
6:長田結花の剣崎への誤解を解きたい。
※第四回放送まで、ライジングフォームには変身不能
※ペガサスフォームの超感覚の効果エリアは1マス以内のみです。また、射撃範囲は数百メートル以内に限られます。
※ドラゴン、ペガサス、タイタンフォームには変身可能。ただし物質変換できるものは鉄の棒、拳銃など「現実に即したもの」のみで、サソードヤイバーやドレイクグリップなどは変換不能。
※葦原涼の「未確認生命体事件」の終結を聞き、時間軸のずれに疑問を持ちました。


628:コントラスト  ◇yFvLIBbl9I 代理
08/06/24 20:27:25 lFZ0ZZiv0
以上です。
お手数ですが、どなたか本スレへの転載をお願いいたします。



以上で代理投下、終了します。

629:コントラスト  ◇yFvLIBbl9I 氏代理
08/06/24 20:27:34 V+IGehtPP
猿さん規制のため、こちらに投下させていただきます。

【五代雄介@仮面ライダークウガ】
【1日目 午前】
【現在地:B-7 研究所西の民家】
[時間軸]:33話「連携」終了後
[状態]:全身打撲、負傷度大(応急手当済み)、疲労中程度。小程度の動揺。
[装備]:警棒@現実、コルトパイソン、ホンダ・XR250(バイク@現実)
[道具]:警察手帳(一条薫)
[思考・状況]
基本行動方針:絶対殺し合いを止め、みんなの笑顔を守る
1:北條(名前は知らない)を救出。
2:城光に協力。そのため、共に長田結花・イブキと合流する。
3:白い未確認生命体(アルビノジョーカー)を倒す。
4:金のクウガになれなかったことに疑問。
5:ダグバを倒す。
6:長田結花の剣崎への誤解を解きたい。
※第四回放送まで、ライジングフォームには変身不能
※ペガサスフォームの超感覚の効果エリアは1マス以内のみです。また、射撃範囲は数百メートル以内に限られます。
※ドラゴン、ペガサス、タイタンフォームには変身可能。ただし物質変換できるものは鉄の棒、拳銃など「現実に即したもの」のみで、サソードヤイバーやドレイクグリップなどは変換不能。
※葦原涼の「未確認生命体事件」の終結を聞き、時間軸のずれに疑問を持ちました。



630:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:31:13 lFZ0ZZiv0
読了

投下乙です。
城光と五代の心理描写お見事。
長田さんを何気に心配する城光がなんともまあw
GJ!

631:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:35:30 V+IGehtPP
代理投下かぶったーw すみません。
投下&代理乙です。

剣崎はまたしても死んでから他人に影響を与えるか……。
剣のライダー勢が脱落&頼りにならないしな現状、虎姐には奮起を期待したい所です。
グロンギの活躍で影の薄い五代も頑張れ。超頑張れ。

632:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:41:43 4zSXqWgpO
投下乙です。
相変わらず前話の流れをいかした繋ぎ、GJです!
無事に二人はイブキさん達と合流できるのか……
暗躍しているのが志村だと五代は気付くのか、非常に気になるところです

633:名無しより愛をこめて
08/06/24 20:48:03 pcbDM1EK0
投下&代理乙です。

不安定さが残る五代が、城光相手にどうするのかと思いましたが、
協力体制を組む事にして、再度戦いへ。
五代を待つのは、光か闇か。
続きが楽しみです。GJでした。




634: ◆deggScNisI
08/06/24 21:22:22 3goK8tpa0
投下&代理投下乙です!

五代どうなるかなぁ…堕ちちゃうかぁ?堕ちちゃうのかな!
城光姉さんのかっこよさが剣勢の救いな気がします、本当
研究所組と合流できるかどうか、これからが楽しみです!

山本大介、歌舞鬼、桐矢京介、三田村晴彦 投下します

635:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:23:24 3goK8tpa0
―俺の名前は歌舞鬼。人の為に鬼となり…人に絶望し、仲間を裏切り外道となった男。
まぁ結局は響鬼との対決に敗れて、挙句の果てには最後の最後で甘さを捨てられずに、ヒトツミにバリバリグシャグシャバキバキゴクン。
と、なるはずだったのが生きながらえ、こうして殺し合いに参加させられている。その割には多少の騒動があるとはいえ平和な物なのだが。
仮に神様がいるとしたら、一体俺に何させようってのかねぇ?―


アマゾンと合流した俺は今現在の周囲を確認してみる。辺りにはまるで俺達がいるこの場所を、木々達が守るかのようにそびえ立っている。
本来は動物達の休息場所?とでも言うのだろうか。この場所なら休むのも悪くない。
とりあえずの安全を確認すると俺はアマゾンのデイパックを漁る事にした。
持ち主であるアマゾンは横たわっている二人の少年に付き添ったままで、こちらを気にする様子はない。
支給品の確認を改めて行なう。いくらなんでも変てこな紙芝居だけって事はない筈。何かしら使える物があるはずだ、俺の烈節のように。
中に入っていたのは透明の…あーいや、これは水だな確か。俺に支給されたものと同じやつだ。
それに地図やらなんやら…要するに俺のと内容は同じだったわけだ。ただ一つの物を除けば。

黒い持ち手に、朝日に照らされキラリと光る銀の刃。この短刀がアマゾンに支給された武器なのだろう。
だが…この短刀の刃はあまりにも、短い。辛うじて先端が見えているという程度だ。
デイパックから取り出し、軽く振るってみる。使い勝手は悪くないが、使い道が見えてこない。
だが何度か振るっているうちに今まで短かった刃が突然伸び、俺は驚いて思わず声を上げてしまった。
何かごそごそと作業していたアマゾンは、その声に何事かと思いこちらを見ていた。
俺は何でもない、と手で伝えるとアマゾンは再び何かの作業に没頭する。

どうやら振るっているうちに、持ち手についている引き金のような物を押し込んでしまったらしい。
引き金を引くと刃が飛び出し、使用できるという仕組みか。なかなかよくできていると感心する。
俺は刃を元に戻し、少し考えて懐にしまいこんだ。あまり必要とも思えないが、いざという時には使えるかもしれない。


636:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:24:25 3goK8tpa0

デイパックの中身を元に戻し、再びアマゾンを見やる。アマゾンは未だに何かをゴリゴリと…擂っているのか?あれは。

「おいアマゾン。何作ってるんだ?」

興味本位で訊ねてみる。アマゾンは振り向き、何か伝えようとしていたが、少し苦い顔をして再び擂りはじめた。
どうやら言葉が思い当たらないらしい。まぁアマゾンに思い当たる言葉と言えば「アマゾン」か「カブキ」か「ケケー」程度の物だろうが…
つまり少なくともアマゾンや俺に関する物では無いらしい。さて何だろうか?まぁ大体の見当はついてるんだけどな。
俺の予想通り、アマゾンは完成した『それ』を、未だ目覚めぬ少年の身体へと塗りつけていく。

「『クスリ』、か?」
「…!アウ!ク、『クスリ』!」

何かピンとくる物があったらしい。アマゾンは何度も頷くように首を振り、『クスリ』を少年に塗りつける。
しかしあの少年は確か…アマゾンとつい先ほどまで戦っていたはずだ。
少年の側に置かれた仮面がそれを証明するかのように不気味に光っている。

「なぁ、アマゾン。おめぇ何で自分で傷つけた相手を治療してやってるんだ?」

アマゾンは手を止め、悩みだす。直後に俺は(まずい事を言ったな…)と思った。
俺はアマゾンの側に近づき、頭をクシャクシャと撫でる。

「わりぃわりぃ。難しい理由なんてわかんねーし、いらねーよな。おめぇが治したいから治す。それでいい」

ニッと笑うとアマゾンもそれに連られて笑顔になる。いい笑顔だ。
アマゾンは再び少年を治療し始める。これでいい。下手に考え込んで、暗い顔になってほしくない。
俺の我侭なのかもしれないが、アマゾンには笑っていて欲しい。子供のように。


637:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:25:30 3goK8tpa0
子供といえば、だ。並んで横たわっている二人の少年を見比べる。どちらも歳はそれほど離れてないような気がする。
仮面をつけ、アマゾンと戦った少年と…途中で気絶していた少年。この二人には何か接点があったのだろうか?
今まで一緒にいたのかもしれないし、或いは…仮面の少年が気絶していた少年を襲った犯人なのかもしれない。

(嫌な考えだ…大体、子供を戦わせようって考えが気に食わねぇ)

確かに、そういう考えや育て方もあるのだろうが…少なくとも俺は嫌いだ。
腰をドッガと下ろし座り込む。とりあえずはこの二人の少年が目覚めるのを待つために―

          *   *   *

アマゾンの治療が終わってしばらくして、気絶していた少年がゆっくりを身を起こす。どうやら気がついたようだ。

「よう、気がついたか?」
「…あれ…俺…う、うわあ!?」

気がついた少年は隣に横たわっていた仮面の少年に気がつくと、物凄い勢いで飛びのいた。
反応から察するにどうやら先ほどの嫌な考え通りらしい。まったく気に食わない話だ…

「殺されて…!?いや、俺は生きて…あ、こいつケガを!?いや、治されて…?」
「おいおい、落ち着けよ。おめぇが気絶してて、俺が助けた。おめぇの隣に寝てるのは、アマゾンと…あ、そこの半裸の男の名前な。
 アマゾンと戦ってた少年だよ。何か知ってるのか?その仮面の少年の事。まぁまずはおめぇの名前が知りたい所だがな」

錯乱している少年をなだめてやる。まずは情報が必要だ。例えどんな些細な情報であろうと―

「なんでこいつを治したりしたんですか!こいつは化け物…いや、確か魔化魍?そうだよ!魔化魍なんだこいつは!」

…こいつは驚いた。起きてそうそう何を言い出すかと思えばまさか魔化魍発言とは。
だが俺の知る限りわざわざ仮面を被る魔化魍なんて聞いた事がねぇ。何か勘違いしているみたいだな。


638:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:25:31 lFZ0ZZiv0
  

639:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:26:31 3goK8tpa0

「まぁ、そいつが魔化魍かどうかは置いておこうぜ。それよりおめぇの名前だよ名前。名前が呼べないと不便だろ、色々と」
「え…お、俺の名前は、きりや、桐矢京介」
「そうか、京介ってのか。俺の名前は歌舞鬼。人を護る事が仕事の『鬼』、だ」

魔化魍という言葉を知っているなら、まず間違いなく『鬼』という言葉には反応するだろう。問題はどう反応するか、なんだが―

「え、鬼!?もしかしてあの緑と赤の鬼が、あん…じゃない、貴方なんですか!よ、よかった。これで助かった…」

京介は安堵からか、へなへなと座り込む。うーん、鬼に嫌悪の感情はないようだ。ないようだが…
なんとなーくだが、気に食わない。まるで護ってもらうのが当然であるかのような、その言い草が。
まるで俺が大嫌いな大人の連中のようだ。第一印象は悪いぜ。

「…え、なんで!なんで貴方は鬼なのに魔化魍を放置するんですか!今のうちに倒すなり、最低でも縛るなりしないと!」

京介の言いたい事はわかるし、まぁ正論なんだろう。
だが俺はどうにも仮面の少年を拘束する気にはなれなかった。
無差別に襲い掛かる魔化魍のような人物なら京介が生きているはずがないのだから。
理由があるのならば、聞いてみたいものだ。こんな少年が殺し合いに乗ってしまうほどの、理由を。
まるで動こうとしない俺に京介は見切りをつけたのか今度はアマゾンに話しかけはじめた。

「貴方…アマゾンさんでしたっけ?アマゾンさんもそう思うでしょう!こんな危ない奴は放置しちゃ駄目なんです!」
「ガウ?」
「アマゾンにそんな難しい事聞くなよ…アマゾンは言葉が不自由なんだぜ?」


640:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:27:10 lFZ0ZZiv0
   

641:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:27:33 3goK8tpa0

京介は拳をわなわなと震わせ…涙を流し始めた。随分と感情の起伏が激しいな、こいつは…

「俺…まさか本当に三田村さんが人を殺す人だなんて…思ってなくて…それに…魔化魍だなんて考えもつかなくて…
 こいつは、人を騙して、人を殺す!そんな奴なんですよ!だから…っ!」

突然の涙にアマゾンはオロオロしている。なるほど、仮面の少年の名前は三田村。
三田村と京介は短い間とはいえ一緒に行動し、三田村が裏切ったといったところか。
俺は腰を上げるとポロポロと涙をこぼす京介に近づき、先ほどのアマゾンにしてやったように乱暴に頭を撫でた。

「そんな簡単に泣くんじゃねぇよ…三田村だって何か訳があったんだろうし、それを聞いてから判断しても遅くないだろう?
 それに本当に殺し合いに乗ってるなら、お前を生かしたりはしないさ。大体こんな種族の魔化魍いねぇし」
「…でも…俺…」
「デモもストライキもないだろ。まぁ会ったばかりの俺を信じろってのも難しいだろうがよ…ちょっとは頼ってくれよ、な?」

俺はまだ涙目の京介の頭をさらに乱暴に撫でる。一皮剥けば中身は歳相応の少年、か。
難しいお年頃って奴なんだろうなぁ、素直になったほうが楽なのによ…

「まぁ、今は待とうや。この三田村が目覚めるのをよ」

          *   *   *


642:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:28:17 lFZ0ZZiv0
    

643:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:28:34 3goK8tpa0

まるで腰を掛けてくださいと言わんばかりの切り株に俺は座り込んでいる。
左側には未だに目覚めぬ三田村少年。アマゾンの治療の効果がどれほどのものかはわからないが、そろそろ目覚めそうな気がする。
右側には京介がアマゾンに対して意思疎通を図ろうと四苦八苦している。うーん、目と目で通じ合うとか、無理なもんだろうか?

「やっぱりこういう人と話すときはまずは言語能力を確認するべきだよな…よし!」
「ガウ?」
「…トウキョウ」
「(ピク)!」
「歌舞鬼さん見ました!?東京に反応しましたよ!アマゾンはやっぱり言葉がわかるんだ!」

…俺はどういう反応をしてあげればいいのだろうか。ただ一つ分かる事はこのやり取りが限りなくアホらしいという事だけだ。

「な、なんですかその疑いの眼差しは!」
「いや、アマゾンが言葉わかるのは俺知ってるしな。ところでトウキョウってなんだ?」
「え?歌舞鬼さん、またまたご冗談を…」

京介がニヤニヤしながら再びアマゾンと触れ合っている。まぁ、いいか。笑う余裕ができただけ、めでたいめでたい。
なんとなく、俺は三田村の仮面を手に取ってみる。蛇の頭を模した、お世辞にもいい趣味してるとは言えない仮面だ。
こんな仮面があっちゃ笑顔にはなれねぇだろうなぁ…三田村は。

「…あ…、か、歌舞鬼さん…」
「ん?どうした?」

その声に首を右に向けると京介が口をポカンと開けて俺の後ろを指差している。
その隣ではアマゾンが今にも飛び掛らんとばかりに両手を向けている。

「おいおい、どうした。熊でも出たかぁ?」

だが俺が後ろを振り向く前に、今まで手の中にあった蛇の仮面が無くなった。
ふんふんと頷きながら俺はゆっくりと身体を回す。


644:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:29:18 lFZ0ZZiv0
    

645:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:29:36 3goK8tpa0

予想通り、三田村が蛇の仮面を抱え、こちらを睨んでいた。

「お目覚めか…三田村よ。まずは自己紹介といこうか?俺は人を護る事が仕事の…」

俺の言葉を無視し、三田村は仮面をゆっくりと被る。その仕草はなんとなくだが、親の言葉に耳を塞ぐ子供のように見えた。

「人の名前くらいは聞いてくれよ、寂しいなぁ」

蛇の仮面を装着した三田村…蛇小僧ってとこか?三田村は右手を振り上げ、俺の顔面一直線に振り下ろす。
俺は咄嗟に左手でその拳を受け止める。…あれ?受け止められたぞ?
もう少し衝撃がくると思っていたのだが、これでは本当にただの少年の攻撃だ。
三田村の(まぁ蛇の仮面だが)白い目が驚きで丸くなったような気がした。
今度は左手の正拳が俺に襲い掛かる。俺は首だけを動かしその拳を避ける。
俺は空いている右腕を三田村の腰に回し、正拳の勢いを利用して後ろに放り投げる。

「歌舞鬼さん!」
「カブキッ!」
「手ぇ出すな。俺一人で相手する」

立ち上がりながら俺は加勢しようとする二人を制する。さて、三田村が立ち上がってくる前に確認しとかねぇとな。
全部が全部見てたわけじゃねぇが、三田村のこの蛇仮面を装備した状態はアマゾンの変身した姿と互角の戦いを繰り広げていたはず。
その三田村の攻撃を鬼の姿になってすらいねぇ俺がこうして捌ききれるわけがない。
それに三田村の仮面越しに感じた驚きの表情。恐らくは力を発揮できていないのだろう。だがそれはつまり…

―キィーーーッン……―

音角を手甲に当て、音波を生み出し、額にかざしてみる。本来ならば鬼の紋章が額に浮かび、体中に鬼の力が漲るのだが…感じられない。
あぶないあぶない、これで『歌舞鬼ッ!』と宣言して変身できなかったらと考えると…かっこわるくて泣けちまうぜ。


646:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:30:42 3goK8tpa0

「歌舞鬼さん!なんで鬼に変身しないんですかっ!相手は魔化魍なんですよ!」

京介の叫び声が聞こえるがとりあえずは無視。変身できない、とわざわざ言う必要はないだろう。
アマゾンが京介をこれ以上戦いの現場に近づかせないように手で遮っている。乱入の心配はしないで済みそうだ。

投げ飛ばされた三田村がようやく起き上がる。力を発揮できないだけじゃなく、どうやら体力自体ろくに回復していないようだ。

「おい三田村無理すんな。フラフラじゃねぇか…何がお前をそこまで動かすんだよ?なな、俺にだけでいいから教えてくれよ」

三田村は歩きながら…いや、本人は駆けているつもりなのだろう。
だが悲しいかなその速度は歩行するのとほとんど変わらない。
右手から繰り出される腕だけの正拳を俺は受け止めず、あえて避ける。
腰も入っていない。仮に食らったとしてもダメージ等無いに等しいだろう。

今度はえぐるような…(豆腐もえぐれねぇぜ、そんなのじゃ)…左手の拳を俺は右手で抱えるように押さえつける。
左手を三田村の首に絡ませ、ぐいっと引き寄せる。見方によっては抱擁にも見えるかもしれんね。

「三田村…三田村、なぁ頼むよ…おめぇみたいな若いのが、なんでそこまでボロボロになってまで…戦う?」

三田村は言葉に耳を貸すことはなく、唯一自由な右手を俺の腰に駄々をこねる様にぶつけてくる。
が、どうやらそれはフェイクだったらしくーっ!―

「三田村、それは犯則だっ!くぅ、この意地っ張り!蛇!蛇頭!」

俺は三田村から離れると右手で股間を押さえる。
そう、あろうことか三田村はあの組み合った体勢から膝蹴りを俺の股間にぶつけてきたのだ。
流石の俺もこれは痛いし、ちょっと怒ったぞ!

「ちっ、しょうがねぇな。京介!三田村の名前なんてんだ?」
「えっと…確か晴彦、晴彦です!」
「そうか、晴彦!晴彦くん!晴彦ちゃん!はるちゃん!晴彦さん!」

647:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:31:43 lFZ0ZZiv0
    

648:泣く少年 ◆deggScNisI
08/06/24 21:31:46 3goK8tpa0

色々と名前を呼んでみる。一瞬だが、晴彦が反応した。
俺はその隙を逃さず両足を大きく広げながら飛び込み、晴彦の胴体を挟み込む。
その勢いに任せたまま晴彦の背中を叩きつけ、馬乗りのような体制になる。
これが魔化魍との戦いなら雨のような打撃を繰り出す所だが、相手が相手だけにそうはいかねぇ。
すっ、と両手を晴彦の仮面に掛ける。意外な事に仮面は簡単に取り外す事ができた。
中から出てきたのは晴彦の素顔。疲れが溜まりに溜まっているのだろう。目の下に隈ができ、折角の端整な顔立ちが台無しだ。

「やっぱこうやって顔と顔を合わせないとちゃーんとしたコミュニケーションは取れねーぜ。この仮面は俺が没収する」

その言葉を聞いた瞬間、まるでどこにそんな力が残っていたのか、晴彦が馬乗りの不利な体勢から強引に起き上がる。
俺はというと晴彦が起き上がる寸前に転がり、ほんの少しだが距離をとっていた。蛇の仮面は勿論離さない。

「…返せ…」
「ようやく口を開いたなぁ、晴彦。この仮面がそんなに大事か?それとも、勝つために必要不可欠だからか?」

晴彦は小声で返せ…と呟くばかりで何も答えてくれない。だが後一歩で何か崩れそうな気がする…
そんな予感ともう一つ感じたもの…悪寒だ。晴彦から今までとは桁違いの気迫を感じる。
それほどまでに大事なのか、勝ち残り、得られる物が。そこまで執着できる物がある事が、ほんの少しだけ、羨ましい。

「返せっ!」

両手を広げ、晴彦が俺に襲い掛かる。その速度は今までのどの動きよりも素早い。
だが悲しいかな、俺はその攻撃を受ける事はない。俺は晴彦と衝突する寸前に素早く身を屈め、踏み込む。
晴彦はその動きに即座に反応する事ができず、俺の背中を転がるように飛び越え、地面へと投げ出される。

「晴彦…何のためだ?金か?権力か?それともただ生き残りたいがための執念か?」
「五月蝿い!」

649:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:32:02 7FQQWLFD0
『僅かばかりの不信』において指摘が。

>>584
×族するということなのだろうが
○属するということなのだろうが

650:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:34:49 lFZ0ZZiv0
   

651:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:39:58 lFZ0ZZiv0
晴彦は再び立ち上がり、俺に襲い掛かる。今度はさっと横に避け、すれ違う瞬間に足を引っ掛けてやった。
またしても晴彦は地面に倒れこむ。

「違うよなぁ、おめぇみたいな若いのがそこまで一生懸命になれるとしたら、一つだよなぁ」

地面にうずくまり、それでも尚、立とうとする晴彦の側へと近寄り、しゃがみ込む。

「女か」
「!」

晴彦が顔を上げ、俺を見る。当たりだな…よかった、ここで外れたらかっこわるかった。

「俺の知り合いにも愛した女の為に鬼を一時やめた奴がいた…。愛かぁ、羨ましい限りだぜ」
「だから…どうした!」
「聞いて驚け。おめぇのその真っ直ぐな気持ちが気に入った!どうだ、俺達と一緒に行動しねぇか!」

その言葉に晴彦だけじゃなく、京介も驚きの表情を浮かべている。だが変えるつもりはねぇぜ!

「歌舞鬼さん!本気ですか!?そいつは…」
「まぁ、京介は黙ってな。晴彦…おめぇは勝ち残りたいんだろ?だったら丁度いいじゃねぇか。
 最後の最後、後は俺達だけって時まで…協力しようじゃねぇか?どうだ?」

晴彦はまだ渋っている。渋る理由はねーと思うがなぁ…

「何故、そんな提案をする…」

ようやっと口を開いたかと思えばそんなことか…

「おめぇが気に入ったからだよ。最後までおめぇの進む姿を見てみたい。それじゃ悪いか?」

652:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:40:35 lFZ0ZZiv0
ま、半分嘘だけどな。こんな危なっかしいの放っておけねぇって、マジで。
このまま一人で進ませたらそのうちパンクしちまう。誰かが側にいてやらねぇと…
三田村はまだ何か聞きたい事があるようで、ゆっくりと言葉をつづる。

「お前は、『正義の味方』なんだろう?そんなのが、僕を助けるなんて…」
「悪いが、鬼は別に『正義の味方』じゃねぇ…と、少なくとも俺は思っている。
 自分が護りたい物を護るために戦う、それが鬼だ」

そう、護りたい物があるからこそ、響鬼達はあれだけ強かったんだと今なら思える。
そこにあるのは…まぁ、正義もあるのは確かだろうが、それだけじゃない。
愛とか、ともすれば執念とか、或いは使命とかも…ともかく、正義だけの味方じゃねぇんだ。
だから、『正義の味方』じゃなく、『鬼』なんだと思う。

「ともかく決定事項だからな、こいつは返すぜ」

蛇の仮面を晴彦の側に置く。晴彦はその仮面を抱きかかえるようにうずくまり…泣いていた。
誰かの名前を呟いたような気がしたが、聞かなかったことにする。

「アマゾン、京介。悪いな勝手に決めちまって」
「…ガウ!」
「そうかそうか、流石アマゾンだ。よくわかってるなぁ」

まぁ本当に理解してくれたかはわからないが、アマゾンは優しい奴だし多分同意してくれてるだろう。
問題の京介は…ふてくされた顔をしている。やはり一度裏切られたというだけあって、そう簡単に迎え入れる事はできないのだろう。

「歌舞鬼さん…あいつはいつか必ず…」
「ま、安心しな。どうなろうとおめぇの身は護ってやるからよ」

そういう問題じゃ…と京介が呟くがその顔はどこか嬉しそうな気がした。

まぁ、あれだな。時間も時間だし…


653:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:41:02 lFZ0ZZiv0

「とりあえず飯にするか、な!」

【山本大介@仮面ライダーアマゾン】
【1日目 現時刻:朝】
【現在地:F-6エリア】
[時間軸]:アマゾン本編1話終了後
[状態]:健康、1時間変身不可(アマゾン)
[装備]:ギギの腕輪、コンドラー
[道具]:ルール説明の紙芝居、基本支給品
【思考・状況】
基本行動方針:ケケー!
1:……ガウ!
【備考】
※言葉は人と会話をしていけば自然と覚えます。
※コンドラーはナイフやロープ代わりになります。
※ギギの腕輪を奪われるとアマゾンは死にます。
※第一回放送をまるで聞いていません。



654:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:41:31 lFZ0ZZiv0
【桐矢京介@仮面ライダー響鬼】
【1日目 現時刻:朝】
【現在地:F-6エリア】
[時間軸]36話、あきらに声を掛けた帰り
[状態]:疲労大、軽い擦り傷、空腹。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品(食料紛失) ラウズカード(スペードの10、クラブの10)
【思考・状況】
基本行動方針:生き残る
1:歌舞鬼、アマゾン、三田村と共に行動する。
2:激しい恐怖(特にダグバ・ゾルダに対して)
3:三田村に対し少し警戒。
4:響鬼が助けてくれることへの僅かな期待。
【備考】
※自分を助けてくれた男性(水城)の生存の可能性は低いと予想
※食料は移動中に紛失しました。

【三田村晴彦@仮面ライダー THE FIRST】
【1日目 現時刻:朝】
【現在地:F-6エリア】
[時間軸]:原作での死亡直前から
[状態]:全身に強い疲労、胸に強い痛み、1時間変身不可(コブラ)
[装備]:特殊マスク、鞭
[道具]:基本支給品・不明支給品×1
【思考・状況】
基本行動方針:彼女を救いたい。
1:望みを叶える為にも、バトルロワイヤルに生き残るしかない。
2:生き残る為に歌舞鬼、アマゾン、桐矢と共に行動する。
3:いざとなれば迷わない……はず。
【備考】
※変身制限がある事をなんとなく把握しました(正確な時間等は不明)


655:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:42:42 lFZ0ZZiv0
飯の準備をしつつ…ふと、疑問が浮かぶ。俺は何のために…晴彦や、京介、アマゾンを護りたいと思うんだ?
そこには愛も正義も…ないなこりゃ。まさか、罪滅ぼしとでも思ってるのか?俺。
あー、くそっ、上手い言葉が思い浮かばない…ともかく護りたいから護る!それでいい!

響鬼ならこういう状況でどう動くんだろうか?考えるだけ無駄か、わかりきっている。
あいつの事だからきっと迷うことなく、誰かを護るんだろうな…
晴彦の真っ直ぐな思いも、響鬼の真っ直ぐな生き様も、俺には眩しくて、ちょいと羨ましいぜ…

俺にはあるか?そんなものが。だが、それを見つけられない限り…俺は中途半端なままに終わる気がする。
死ぬ事に恐れはないが、晴彦達を放って死ぬ事だけは、できそうにない気がした。




656:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:43:28 lFZ0ZZiv0
【歌舞鬼@劇場版仮面ライダー響鬼】
【1日目 現時刻:朝】
【現在地:F-6エリア】
[時間軸]:響鬼との一騎打ちに破れヒトツミに食われた後
[状態]:健康、1時間変身不可(歌舞鬼)
[装備]:変身音叉・音角、音撃棒・烈翠
[道具]:基本支給品(ペットボトル1本捨て)、歌舞鬼専用地図、音撃三角・烈節@響鬼、GK―06ユニコーン@アギト
【思考・状況】
基本行動方針:子供は護る。
1:アマゾン、三田村、桐矢と行動する。
2:俺はこの状況下で、何がしたい?
3:響鬼と決着をつけてみるのもいいが、今のままでは勝てない気がする…
4:そういやモモタロスはついて来てねぇな。
[備考]
※歌舞鬼専用地図はアルファベットの部分が歌舞鬼にもわかるよう当て字の漢字が使われているだけです
※モモタロスに同情の念は抱いていません。虚をついて水容器の毒味をさせたぐらいにしか思ってません。
 また、名前を聞いていないので死んだことも知りません。
※変身制限がある事をなんとなく把握しました(正確な時間等は不明)



657:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:44:04 lFZ0ZZiv0
以上です。代理投下してくださった方、ありがとうございました
さるさん手ごわくなったなぁ…



以上で代理投下終了

658:名無しより愛をこめて
08/06/24 21:49:41 7FQQWLFD0
『コントラスト』において指摘が。

>>611

×自分と息吹鬼
○自分と威吹鬼

659:泣く少年 ◇deggScNisI代理投下
08/06/24 21:50:24 lFZ0ZZiv0
読了

投下乙
京介のKYっぷりがいかにもw
カブキ……そうだよな。子供が参加しているって、きにくわねーよな。
各人の描写が丁寧でよかったです。
GJ!

660:名無しより愛をこめて
08/06/24 22:24:16 4kzcuNRDO
投下乙です!
歌舞鬼の飄々とした態度に覗く子供への優しさがいいですね!
結構なでこぼこチームですが、うまいことまとまるでしょうか。
アマゾンとコミュニケーション取るのは難しいぞ京介w
GJ!!

661:名無しより愛をこめて
08/06/24 22:32:06 pcbDM1EK0
投下&代理乙です。

お子様×2、野生児の面倒をみる羽目になったカブキさん、
どこぞの引率の先生のようで、「とりあえず飯にするか、な!」には、笑ってしまいました。
GJでした。

662:名無しより愛をこめて
08/06/25 02:36:51 tAVj6FT00
/   //   /   //    ______     /   //   /
 / //   /|   r'7\ ,.ヘ‐'"´iヾ、/\ニ''ー- 、.,   /    /
  /   / |  |::|ァ'⌒',ヽ:::ヽrヘ_,,.!-‐-'、二7-ァ'´|、__
`'ー-‐''"   ヽ、_'´  `| |:::::|'"       二.,_> ,.へ_
         /  //__// / / /      `ヽ7::/
 か っ も  |  / // メ,/_,,. /./ /|   i   Y   //
 ァ  て う.  |'´/ ∠. -‐'ァ'"´'`iヽ.// メ、,_ハ  ,  |〉
  |  約 ク  ヽ! O .|/。〈ハ、 rリ '´   ,ァ=;、`| ,ハ |、  /
  |  束 ソ   >  o  ゜,,´ ̄   .  ト i 〉.レ'i iヽ|ヽ、.,____
  |  し  ス  /   ハ | u   ,.--- 、  `' ゜o O/、.,___,,..-‐'"´
  |  た  レ  |  /  ハ,   /    〉 "从  ヽ!  /
  |  じ  は  |,.イ,.!-‐'-'、,ヘ. !、_   _,/ ,.イヘ. `  ヽ.
 ッ .ゃ .立   |/     ヽ!7>rァ''7´| / ',  〉`ヽ〉
 ! ! な  て   .',      `Y_,/、レ'ヘ/レ'  レ'
   い  .な    ヽ、_     !:::::ハiヽ.   //   /
   で   い   ./‐r'、.,_,.イ\/_」ヽ ',       /  /
   す      /    `/:::::::/ /,」:::iン、 /    /
          〈  ,,..-‐''"´ ̄ ̄77ー--、_\.,__  /
      ,.:'⌒ヽ ´         | |  , i |ノ   `ヾr-、


663:名無しより愛をこめて
08/06/25 23:42:39 tECfYA7N0
感想少ないな

664: ◆deggScNisI
08/06/26 00:17:26 kzDNYQfG0
ゴ・ガドル・バ 予約します

665:名無しより愛をこめて
08/06/26 00:22:51 oQfRbGBPO
了解です!楽しみにお待ちしております。

666:名無しより愛をこめて
08/06/26 00:24:44 1HhGVE6M0
お待ちしています!

667:名無しより愛をこめて
08/06/27 02:45:13 xpAed2DBO
遅ればせながらGJ!でした
珍しい一人称SS、歌舞鬼らしさがバリバリに出てたと思います
子供達を上手く纏める歌舞鬼のカリスマ性から、歌舞鬼の少しおどけた面まで、素晴らしい描写だったと思います。
響鬼や鬼という存在の認識の仕方まで、とても丁寧な描写で、凄く読みやすかったです
また目が離せないチームが一つ増えたw
またの予約を楽しみにしています
最後にもう一度、GJ!でした

668:名無しより愛をこめて
08/06/27 14:50:58 ZblPcnrJO
age

669:名無しより愛をこめて
08/06/27 18:43:02 2H2vyZC/0
最近予約少ないなー
楽しみにしてるのに

670: ◆N4mOHcAfck
08/06/27 18:56:43 ogvpEf0tO
東條悟、木場勇治、海堂直也、北崎を予約します。

671:名無しより愛をこめて
08/06/27 19:00:31 ZblPcnrJO
>>669
ならお前が書け
この愚図

672:名無しより愛をこめて
08/06/27 21:11:06 0yoRk/Hg0
避難所の返事がないのにチャットにいたりしないよな?

673:名無しより愛をこめて
08/06/27 21:39:15 2H2vyZC/0
>>671
僕はこんな長文で奥がストーリーはとても作れないよ
なんせ中2だからさ

674:名無しより愛をこめて
08/06/27 21:42:49 StSFzWW30
>>670
楽しみにしてます!
がんばって下さい。

675:名無しより愛をこめて
08/06/27 23:20:47 5sNubNZ6O
>>672
なんか返事が必要な事柄あったっけ?

676:名無しより愛をこめて
08/06/27 23:54:15 PUgPISE40
>>670
楽しみにしております!
執筆頑張ってください!

677:名無しより愛をこめて
08/06/28 02:20:54 NvRmFy2n0
>>675
特に何も無い。

678: ◆aj6Zn5J.vQ
08/06/28 21:59:16 fXgUq30k0
皆さん投下乙です。
風見志郎、加賀美新予約します。

679:名無しより愛をこめて
08/06/28 22:23:52 tN6jF68dO
>>678
了解しました!
楽しみにお待ちしてます!

680:名無しより愛をこめて
08/06/28 22:46:16 RKVUbOQi0
>>678
楽しみにお待ちしています。
頑張って下さい!

681: ◆CIPHER0/kY
08/06/28 23:16:34 S9Sr0z/aP
乃木怜治、北條透、五代雄介、城光、和泉伊織、長田結花、ゴ・バダー・バを予約します。

682:名無しより愛をこめて
08/06/28 23:48:06 tN6jF68dO
>>681
了解です、投下を楽しみにお待ちしてます!
頑張ってください!

683:名無しより愛をこめて
08/06/28 23:49:10 gsIdrBOI0
>>681
がんばって下さい!
投稿楽しみにしています!

684:名無しより愛をこめて
08/06/28 23:50:00 HEiU9NZQO
>>681
バッタがクウガへのリベンジをやるのかどさくさに紛れて乃木に挑むのかWktk

685:名無しより愛をこめて
08/06/29 04:03:39 2ULCM8BM0
/   //   /   //    ______     /   //   /
 / //   /|   r'7\ ,.ヘ‐'"´iヾ、/\ニ''ー- 、.,   /    /
  /   / |  |::|ァ'⌒',ヽ:::ヽrヘ_,,.!-‐-'、二7-ァ'´|、__
`'ー-‐''"   ヽ、_'´  `| |:::::|'"       二.,_> ,.へ_
         /  //__// / / /      `ヽ7::/
 か っ も  |  / // メ,/_,,. /./ /|   i   Y   //
 ァ  て う.  |'´/ ∠. -‐'ァ'"´'`iヽ.// メ、,_ハ  ,  |〉
  |  約 ク  ヽ! O .|/。〈ハ、 rリ '´   ,ァ=;、`| ,ハ |、  /
  |  束 ソ   >  o  ゜,,´ ̄   .  ト i 〉.レ'i iヽ|ヽ、.,____
  |  し  ス  /   ハ | u   ,.--- 、  `' ゜o O/、.,___,,..-‐'"´
  |  た  レ  |  /  ハ,   /    〉 "从  ヽ!  /
  |  じ  は  |,.イ,.!-‐'-'、,ヘ. !、_   _,/ ,.イヘ. `  ヽ.
 ッ .ゃ .立   |/     ヽ!7>rァ''7´| / ',  〉`ヽ〉
 ! ! な  て   .',      `Y_,/、レ'ヘ/レ'  レ'
   い  .な    ヽ、_     !:::::ハiヽ.   //   /
   で   い   ./‐r'、.,_,.イ\/_」ヽ ',       /  /
   す      /    `/:::::::/ /,」:::iン、 /    /
          〈  ,,..-‐''"´ ̄ ̄77ー--、_\.,__  /
      ,.:'⌒ヽ ´         | |  , i |ノ   `ヾr-、


686:名無しより愛をこめて
08/06/29 19:07:30 2ULCM8BM0
             /::.::.::/:// .::.::.::.::.::.:./ ! .::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::.
      \   ゝ‐<::./::./ .::.::.::.::\/  | .::.::.::.::.::.:: /::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.:::
      \ 〃 / _  ヽ:/::.::.::.::.::.:/\  |::.::.::.::.::.:: /::.::.:: |::.::.::.::.::.ヽ::.::
      {{ / / __ ヽ ',.::/::./   `ー |::.::.::.::.:: / |::.::.:/|_::.::.::.::.:l::.::
.   ─  |  ! /r ) } |イ斤テ左≡ォz /::.::.::.::/ 斗七 !::.::.::.::.::.::.|::.::
.         ∧ ヽヽ _/ /::! レヘ :::::::::/ /::.::. /    j /  | .::.::.::.::.:: |::.::
.     , -―ヘ  `ー   /.::.| rー'゚:::::::/ /::.:/   テ左≠=ヵ::.::.::.::.::. |::.::
____/   {     /.::.::.| ゞ辷zン //    う。::::::7 /イ .::. |::.::.::.|::.::
彡_/     ヽ    イ ::.::. |             /ヘ:::::::/  |.::.::.:|::.::.:∧::.
〃   V    ヽ    ヽ.::.: |              ヾ辷:ン /:l::.::./!::.:/
 l    {      ∨  }__.::.|\     <!         ・ /::.l::|::./│/
 ヽ   ヽ     {      ̄ ̄ ̄`ヽ _         イ::.: l::|:/ j/
、 \   \    }           ) / ̄ ̄ ̄l7::.:|::.::.j::l′ /


687:名無しより愛をこめて
08/06/30 18:53:01 TD+0Vbbb0
本スレでも毒吐きでも、雑談はもっと盛り上がってもいい

688:名無しより愛をこめて
08/06/30 19:43:06 flu64gLX0
その辺は読み手が気を利かせないと

689: ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:25:26 A119uj8+0
投下します。

690:交錯した時間 ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:25:51 A119uj8+0
「糞…喰い損ねたか…」
苛立つガオウに気づくことなく近寄ってくる三人。
「何だ、この跡は?」
なぎ倒された木々を金居は怪しむ。
「向こうからやって来たか」
ガオウは三人の前に飛び出す。
「お前は!」
驚く侑斗をよそにガオウはマスターパスを手にとるが何の反応もしない。
「何?」
「変身には制限がかけられているんですよ」
「何だと?」
「こちらは変身出来ます。話し合いましょう」


691:交錯した時間 ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:26:24 A119uj8+0
* * * * * *
「…つまり、お前は俺から見たら過去のガオウなのか」
「未来の俺があの赤鬼達に喰われたなんて信じられんな」
「主催者は時間への介入さえ可能というわけですか…ガオウさん、私達と行動しませんか?」
「何だと?」
「変身制限がある以上、個人の行動は大変です。それに、時の列車に詳しい方は一人でも多く一緒にいた方がいいと思いますよ」
「俺の制限が解けたらお前らを喰うかもしれんぞ?」
「そのときは俺が相手になってやるよ」
侑斗はゼロノスのベルトを見せつける。
「いいだろう…時の列車を見つけたら俺が頂くがな!」
ガオウはゼロノスのベルトを見る。
(いざとなったら奴の列車を頂くという手も…)
侑斗は香川とガオウを見る。
(とりあえず変身制限の間は闘わないで済んだが…香川さんはどうするつもりなんだ?)
金居はガオウを見る。
(この男は…使えそうだな…)
香川はガオウを見る。
(まさかもう一人の時の列車に関係する人物に会えるとは…桜井君を守る盾としては充分過ぎる実力。もしくは、この人のパスさえ手に入れられればあるいは…)


692:交錯した時間 ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:26:58 A119uj8+0
【牙王@仮面ライダー電王】
【1日目 現時刻: 朝】
【現在地:F-4エリア北部】
【時間軸】:最終決戦前。
【状態】:全身にキックによるダメージ、ガオウに2時間変身不可。 リュウガに2時間変身不可。
【装備】:ガオウベルト
【道具】:マスターパス、基本支給品一式、ランダム支給品1~3(未確認)、リュウガのデッキ、コンビニから持ってきた大量の飲食料
【思考・状況】
基本行動方針:全て喰らい尽くした上で優勝
1:適当に歩き回り、参加者を喰らう。最終的にゴルゴス、死神、影山も喰う。
2:一文字、ハナ、加賀美新、風間大介、天道総司を倒したと思われる参加者、モモタロスを倒したと思われる参加者を喰らう
3:機会があれば煩わしい首輪を外す。
4:とりあえず侑斗達と一緒に行動して時の列車を探してみる。邪魔なら喰う。
5:ガオウライナーかゼロライナーを手に入れて村上も喰う。
※会場のどこかに時の列車(予想ではガオウライナー)が隠されていると推測しています。
※未来の自分が電王にやられたことを知りました。
※変身に制限がかけられていることを知りました。
※木場の生存には未だ気づいていません


693:交錯した時間 ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:27:40 A119uj8+0
【香川英行@仮面ライダー龍騎】
【1日目 現時刻:早朝】
【現在地:F-4エリア北部】
[時間軸]:東條悟に殺害される直前
[状態]:強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。
[装備]:神経断裂弾(三発)、シグザウアー SSG-3000
[道具]:煤けた首輪、双眼鏡
[思考・状況]
1:殺し合いの阻止
2:侑斗の生存を優先。
3:北崎(名前は知らない)を倒す。
4:東條、北崎(名前は知らない)、ガドル(名前は知らない)を警戒
5:五代雄介に一条薫の死を伝える。
6:金居は信用できない。邪魔になるなら切り捨てる。
7:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。
8:ガオウライナーも脱出に使える。機会があればマスターパスを手に入れたい。
[備考]
※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。
※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。
※神経断裂弾の残りの弾数、首輪の損傷具合は不明です。
※死者の蘇生に対する制限はスマートブレイン社の詭弁。首輪はそう簡単には外せないと考えています

694:交錯した時間 ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:30:22 i6im35ak0
【桜井侑斗@仮面ライダー電王】
【1日目 現時刻:早朝】
【現在地:F-4エリア北部】
[時間軸]:最終回直後
[状態]:深い悲しみ、強い決意。ハナ、デネブの無事に安堵。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品×2、ゼロノスカード4枚、不明支給品1~3(確認済・このメンバーでは戦闘に役に立たない)
    一条の支給品0~1(確認済・このメンバーでは戦闘に役に立てない)
[思考・状況]
1:殺し合いの阻止
2:香川と行動しつつ仲間との合流を目指す
3:自分と同じ顔をした少年(桐矢)への疑問。保護が必要ならそうする。
4:北崎(名前は知らない)、ガドル(名前は知らない)を倒す。
5:五代雄介に一条薫の死を伝える。
6:金居は気に食わないが戦力が必要。坊やって言うな!
7:ガオウに警戒しながらも当面は共に行動。
[備考]
※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。
※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。


695:交錯した時間 ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:31:04 i6im35ak0
【金居@仮面ライダー剣】
【1日目 現時刻:早朝】
【現在地:F-4エリア北部】
[時間軸]:45話終了後
[状態]:疲労と負傷共に中。
[装備]:なし 
[道具]:基本支給品×2、コーヒーセット、デジタル一眼レフ(CFカード)、望遠レンズ
    Lサイズの写真(香川の発砲シーン)
[思考・状況]
1:可能な範囲で殺し合いの内幕をさぐる。
2:橘とは会いたくない、というか知り合いに会いたくない。
3:東條が参加者を減らしてくれる事に期待。
4:利用できる参加者は利用し、障害となる参加者は状況によっては殺害する。
5:三人を利用して上手く生き残る。邪魔になるなら殺す。
6:香川英行の高い知能ならば首輪を解除する方法を思いつくのではと期待。
7:二人の戦闘力に僅かに落胆。 ガオウに期待。
[備考]
※香川・侑斗と簡単な情報交換を行いました。しかし、仮面ライダーとの敵対や東條と約束を交わした事など、自分に不利になる情報は伏せました。
※ライフル・首輪を香川に譲渡しました。
※桐矢と侑斗は別人だと認識しています。


共通思考
※不特定多数の人物が利用する電車はリスク回避のために使用しない。

696:交錯した時間 ◆kMr1QQsLJM
08/06/30 20:31:32 i6im35ak0
投下終了です

697:名無しより愛をこめて
08/06/30 20:39:00 brVFzqC10
>>696
投下乙です。


正直、リレーになっていないほどガオウと侑斗の思考が変だと思います。
組むにしても、心理描写、組むまでの理由が弱すぎます。
侑斗から事情を聞いていた香川教授が誘うのも、正直キャラからしてないかと。
思考の矛盾は修正が必須だと思いますが。

これ以上は議論スレでお願いします。

698:名無しより愛をこめて
08/06/30 21:21:46 5cwpp+Gk0
>>697

投下乙です。



これ以上は議論スレでお願いします。

お前は何が言いたいんだとw

699:名無しより愛をこめて
08/06/30 21:34:49 +yxUgm8O0
>>698
お前こそ何が言いたいんだ。

700:名無しより愛をこめて
08/06/30 22:20:31 D1EkEuPC0
間違えてプロットを貼っちゃったんだろう
きっとそうだ

701:名無しより愛をこめて
08/07/01 01:42:16 LViPNtfZ0
感想が一つもなしで指摘、議論だけか

702:名無しより愛をこめて
08/07/01 01:46:55 1D4y1Yic0
や、プロットにどう感想しろと

703:名無しより愛をこめて
08/07/01 02:42:55 0PfJw5em0
お前ら文句言うだけで自分で書こうとはしないんだな
それで何か変わるわけねーだろ

704: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 08:22:57 qGcO+1/G0
修正版投下します

激しい戦闘の音が鳴り響いた。
「近くで戦ってますね」
香川達は慎重に近づく。
「糞…喰い損ねたか…」
苛立つガオウに近寄ってくる三人。
「向こうからやって来たか」
ガオウは三人の前に飛び出す。
「お前は!」
驚く侑斗をよそにガオウはマスターパスを手にとるが何の反応もしない。
「何?」
「変身には制限がかけられているんですよ」
「何だと?」
「こちらは今、変身出来ます。話し合いましょう」
ガオウは侑斗を見る。
(ゼロライナーの主か…生身で戦うのは危険だな)
「いいだろう。少しくらいなら話に付き合ってやる」


705: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 08:23:56 qGcO+1/G0
* * * * * *
「…つまり、お前は俺から見たら過去のガオウなのか」
「未来の俺があの赤鬼達に喰われたなんて信じられんな」
「主催者は時間への介入さえ可能というわけですか…ガオウさん、私達と行動しませんか?」
「何だと?」
「香川さん!?何を言ってるんですか!こいつは危険です!」
「変身制限がある以上、個人の行動は大変です。それに、時の列車に詳しい方は一人でも多く一緒にいた方がいいと思いますよ」
「俺の制限が解けたらお前らを喰うかもしれんぞ?」
「解ける前に俺が倒してやるよ!」
侑斗はゼロノスのベルトを見せつける。
「制限が解けるまでで結構です。私はいろいろと話を聞いてみたいもので…」
ガオウはゼロノスのベルトを見る。
(いざとなったら奴の列車を頂くという手も…)
「面白い…また喰えるようになるまでは一緒にいてやる」
侑斗は香川とガオウを見る。
(とりあえず変身制限の間は闘わないで済んだが…香川さんはどうするつもりなんだ?こいつは信用出来ない。少しでも危険な素振りを見せたら…)
金居はガオウを見る。
(この男は…使えそうだな…)
香川はガオウを見る。
(まさかもう一人の時の列車に関係する人物に会えるとは…桜井君でなくともこの人物を説得出来れば…もしくは、この人のパスさえ手に入れられればあるいは…)


706: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 08:25:11 qGcO+1/G0
【牙王@仮面ライダー電王】
【1日目 現時刻: 朝】
【現在地:F-4エリア北部】
【時間軸】:最終決戦前。
【状態】:全身にキックによるダメージ、ガオウに2時間変身不可。 リュウガに2時間変身不可。
【装備】:ガオウベルト
【道具】:マスターパス、基本支給品一式、ランダム支給品1~3(未確認)、リュウガのデッキ、コンビニから持ってきた大量の飲食料
【思考・状況】
基本行動方針:全て喰らい尽くした上で優勝
1:適当に歩き回り、参加者を喰らう。最終的にゴルゴス、死神、影山も喰う。
2:一文字、ハナ、加賀美新、風間大介、天道総司を倒したと思われる参加者、モモタロスを倒したと思われる参加者を喰らう
3:機会があれば煩わしい首輪を外す。
4:とりあえず制限が解けるまで侑斗達と一緒に行動してみる。邪魔なら喰う。
5:ガオウライナーかゼロライナーを手に入れて村上も喰う。
※会場のどこかに時の列車(予想ではガオウライナー)が隠されていると推測しています。
※未来の自分が電王にやられたことを知りました。
※変身に制限がかけられていることを知りました。
※木場の生存には未だ気づいていません


707: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 08:25:40 qGcO+1/G0
【香川英行@仮面ライダー龍騎】
【1日目 現時刻:早朝】
【現在地:F-4エリア北部】
[時間軸]:東條悟に殺害される直前
[状態]:強い決意。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。
[装備]:神経断裂弾(三発)、シグザウアー SSG-3000
[道具]:煤けた首輪、双眼鏡
[思考・状況]
1:殺し合いの阻止
2:侑斗の生存を優先。
3:北崎(名前は知らない)を倒す。
4:東條、北崎(名前は知らない)、ガドル(名前は知らない)を警戒
5:五代雄介に一条薫の死を伝える。
6:金居、ガオウは信用できない。邪魔になるなら切り捨てる。使えるようなら説得して仲間にする。
7:侑斗を生存させるため、盾となるべく変身アイテム、盾となる参加者を引き入れる。
8:ガオウライナーも脱出に使える。機会があればマスターパスを手に入れたい。
[備考]
※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。
※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。
※神経断裂弾の残りの弾数、首輪の損傷具合は不明です。
※死者の蘇生に対する制限はスマートブレイン社の詭弁。首輪はそう簡単には外せないと考えています。

708: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 08:26:15 qGcO+1/G0
【桜井侑斗@仮面ライダー電王】
【1日目 現時刻:早朝】
【現在地:F-4エリア北部】
[時間軸]:最終回直後
[状態]:深い悲しみ、強い決意。ハナ、デネブの無事に安堵。全身に中程度のダメージ、中程度の疲労。
[装備]:なし
[道具]:基本支給品×2、ゼロノスカード4枚、不明支給品1~3(確認済・このメンバーでは戦闘に役に立たない)
    一条の支給品0~1(確認済・このメンバーでは戦闘に役に立てない)
[思考・状況]
1:殺し合いの阻止
2:香川と行動しつつ仲間との合流を目指す
3:自分と同じ顔をした少年(桐矢)への疑問。保護が必要ならそうする。
4:北崎(名前は知らない)、ガドル(名前は知らない)を倒す。
5:五代雄介に一条薫の死を伝える。
6:金居は気に食わないが戦力が必要。坊やって言うな!
7:ガオウに警戒しながらも香川を信用し当面は様子見。
[備考]
※変身回数、時間の制限に気づきましたが詳細な事は知りません。
※剣世界の事についておおまかな知識を得ましたが、仮面ライダーやBOARDの事など金居が伏せた部分があります。


709: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 08:27:54 nnY9n5Tb0
【金居@仮面ライダー剣】
【1日目 現時刻:早朝】
【現在地:F-4エリア北部】
[時間軸]:45話終了後
[状態]:疲労と負傷共に中。
[装備]:なし 
[道具]:基本支給品×2、コーヒーセット、デジタル一眼レフ(CFカード)、望遠レンズ
    Lサイズの写真(香川の発砲シーン)
[思考・状況]
1:可能な範囲で殺し合いの内幕をさぐる。
2:橘とは会いたくない、というか知り合いに会いたくない。
3:東條が参加者を減らしてくれる事に期待。
4:利用できる参加者は利用し、障害となる参加者は状況によっては殺害する。
5:三人を利用して上手く生き残る。邪魔になるなら殺す。
6:香川英行の高い知能ならば首輪を解除する方法を思いつくのではと期待。
7:二人の戦闘力に僅かに落胆。 ガオウに期待。
[備考]
※香川・侑斗と簡単な情報交換を行いました。しかし、仮面ライダーとの敵対や東條と約束を交わした事など、自分に不利になる情報は伏せました。
※ライフル・首輪を香川に譲渡しました。
※桐矢と侑斗は別人だと認識しています。


共通思考
※不特定多数の人物が利用する電車はリスク回避のために使用しない。

投下終了です

710:名無しより愛をこめて
08/07/01 08:33:02 Mg4t8T+80
修正版、乙です。

ですが、正直小手先の言葉を少し弄っただけで、
問題点が解決しているとは思えません。
なにより、修正版は本スレではなく仮投下スレに落とすものです。
投下の前に、まずは基本的なルールとマナーを確認して来ては頂けませんか。
基本的なことはすべて、このスレの>>1->>4までとそのリンク先に書かれています。

まずは議論スレにおいでになって、トリップ付きで修正の意思を伝えた上で
きちんと修正なさったものを仮投下スレに投下して
投下した旨を本スレに報告してください。
議論スレや修正スレに書き込めない場合は、あらためてこちらで相談してください。

議論スレと仮投下スレの場所については>>3をご覧下さい。

711:名無しより愛をこめて
08/07/01 08:59:42 GiRipqzgO
乙です。

正直修正が足りなくこのままでは採用は無理かと思います。
他の方が言われますように先ずはルールにしっかりと目を通す事が必要かと。

712:名無しより愛をこめて
08/07/01 13:06:46 BVmfw5cLO
そこまで言うならテンプレにレベルの低い作品は即破棄です。を付け加えたら?


713:名無しより愛をこめて
08/07/01 17:19:13 Mg4t8T+80
>>712
>>3

714:名無しより愛をこめて
08/07/01 20:57:48 eVKA9TiM0
修正内容に問題なさそうだから別によくね?

715:名無しより愛をこめて
08/07/01 21:33:48 lghZHuEa0
>>714
>>710-711

716:名無しより愛をこめて
08/07/01 21:44:10 8ksQyWLL0
>>715
だから問題点解決するだけの記述あるんだからよくね?
細かいルールは次回から気をつけてもらえばいいじゃん。

717:名無しより愛をこめて
08/07/01 21:50:01 DuM7FLc50
>>716
>>710-711

718:名無しより愛をこめて
08/07/01 21:50:18 lghZHuEa0
>>716
本気でいっているの?
小説にすらなっていないものが、問題ないか。

719: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 21:51:29 g96lrPqj0
面倒臭いから破棄でいいですよ。
ここまで馬鹿が多いとやりにくいな。
次はちゃんと馬鹿のレベルに合わせた作品にしますよ。

720:名無しより愛をこめて
08/07/01 21:58:07 0BJaGKC20
>>719
そのレベルに合わせた作品とやらを是非とも宜しくお願いいたします。
期待しておりますので。いやいや本当に。

721:名無しより愛をこめて
08/07/01 22:01:51 5td6iGll0
>>719
Never come.
あ、もしかして英語だから分からないかw

722: ◆kMr1QQsLJM
08/07/01 22:31:45 Tp6q40tS0
作品の良し悪しは別として、暴言は良くないと思います
それと、そのトリップは簡単過ぎますので、偽者防止のためにも
変える事をお勧めします

723:名無しより愛をこめて
08/07/01 23:15:32 2R96JbR/0
こんな低級荒らしのことで盛り上がれるんだったら普段も雑談してたらいいのに
このロワの毒吐きの音沙汰の無さはすごいや

724:名無しより愛をこめて
08/07/02 00:27:31 r0XDJULqO
ちょっと聞きたいんだけど、誰が異議を申し立てたら破棄とか変更になるの?
ダークカブトが出た時、結構な数の異議が出たのに完全スルー。
なんで?


725:名無しより愛をこめて
08/07/02 01:03:41 c2A0/hX60
当たり前の事だけど、異議は「誰が」ではなく「何を」申し立てたかの問題だよ。
あと、ちゃんとした手続きを踏んでいるかどうかって言うのもある。

ダークカブトの件は、意義を申し立てた側がきちんとした根拠も示せず前後との矛盾も特になく
なおかつ擁護意見に対して「破棄すべき」と言うだけで筋の通った反論ができなかった。
つまり手続きにのっとって論破されたから無効、というだけ。

今回は逆に、意義に対して回答もせず、問題点の修正も不十分、つまり決定的な結論の出ていない状態で
書き手さん自身が破棄を決定したから破棄されただけのことだ。
加えて、テンプレに明記されてる手続きを尊重をしなかった、というのもあるけどね。

726:名無しより愛をこめて
08/07/02 12:41:54 r0XDJULqO
前回は論破ってよりも、何言っても無駄だから引っ込んだんじゃないの?
今回の方が全然問題無いないと思うけどな。前回は、ダークカブトゼクターとパーゼク同時に出してたし、ダークカブトゼクターの出し方も変だったし、問題点有りすぎなのに、保護者多数で完全スルー。

727:名無しより愛をこめて
08/07/02 13:02:28 L/d5EXj2O
>>726
異義を唱えた連中の大半が議論スレに参加してすらいない時点で引っ込むも糞もない

それどころか多数の擁護意見完全スルーでwiki管理フォームに破棄申請するとかルール違反するし

728:名無しより愛をこめて
08/07/02 19:05:18 l1ERFOwp0
どうでもいいが、この板から出て行け!

729:名無しより愛をこめて
08/07/02 19:43:27 So3Yes9N0
>>726 はっきりいって、ここはオナニーロワだからね >>725とか>>726みたいな信仰心の
厚い人間しかいない、上から目線で言いくるめようとするだけ、良くする気なんてないんだから
黙ってオナニーみてるしかないよ。 ライダー好きを自称する連中が腐ってるんだから
よくわからんね

730:名無しより愛をこめて
08/07/02 20:05:27 l1ERFOwp0
一通り読んだ。前回通しているのに今回は通さないのはおかしいな
第三者の意見だから参考になるぞ

731:名無しより愛をこめて
08/07/02 20:25:53 m9c+nKOc0
845:元書き手◆cW9wr8uD4A 07/02(水) 09:00 Ezfsgvn00 [sage]
あの、このスレで暴れるならまだしもここの書き手の方のトリつけて自演して
他のスレを荒らすのはやりすぎではないですか?
ここの荒らしは人としてどうかと思いますよ。

もし、私と違い、このスレを見限っていない書き手の方がまだ残っていらしたら
こんな荒らしに負けずに頑張ってください。

849:07/02(水) 19:52 l1ERFOwp0 [sage]
>>845
は? 何でそんなこと言われないといけないのか説明してもらいたい。
証拠もないのに人としてどうか? 

そこまで言うなら行ってやるよ、もう行ったけどな

732:名無しより愛をこめて
08/07/02 20:50:54 So3Yes9N0
>>730 だから無駄だって毒吐きの管理人までグルになってコミュを結成してるんだから
オナニーならmixiとかでやれよって言っても、新たな信者を掴み絶賛されたいから、
いつまでも2chの板に固執してるんだぜ、とにかく頭が悪いという事に自覚が無いから
、また自覚してるからこそなのか常時上から目線、仮面ライダーという既存の借り物で
よくある企画に乗っただけで心から書き手とか言っちゃっう真性たちなんだから

733:名無しより愛をこめて
08/07/02 20:53:08 So3Yes9N0
2931 :やってられない名無しさん:2008/06/28(土) 13:44:38 ID:???0
俺も書き手デビューは14で中2だったぜ!



……それが今じゃハタチかあ、年くったな

↑ こんな奴ばかり筋金入りの低脳集団だからな

734:名無しより愛をこめて
08/07/02 20:55:39 JkTqNkuk0
とりあえず本当に自演なのかどうかを説明してもらわないとな。
本当にそうならば出ていってもらわないと。
だが、もし間違いだったら誰がどう責任とるのかな?
ここの責任者がクラインスレに詫びでも入れるか?

735:名無しより愛をこめて
08/07/02 20:58:14 L/d5EXj2Q
詫び入れるのは喧嘩売った奴だろJK

736:名無しより愛をこめて
08/07/02 21:01:49 EaAdNi9s0
>>735
責任者が一言くらい詫びろや。
書き手の面倒も見られない奴がこんな企画の責任者やってんじゃねえよ!

737:名無しより愛をこめて
08/07/02 21:02:49 btmnuR0/0
>>736
責任者なんていないぜ?

738:名無しより愛をこめて
08/07/02 21:15:05 l1ERFOwp0
とりあえず喧嘩売ってきたやつか責任者に匹敵するほどの影響力をもつ誰かが謝罪にこいよ
個人の行動だから無視とか言うなら、そいつを足切りすると考えていいんだな?

739:名無しより愛をこめて
08/07/02 21:16:04 XJT9C/9r0
URLリンク(klein-bottle.rakurakuhp.net)
これがクラインスレにいた◆kMr1QQsLJM氏の書かれた作品です。
こちらのスレに書かれた作品と比べてみれば一目瞭然かと思いますが。

740:名無しより愛をこめて
08/07/02 21:23:04 DFFmsuBs0
>>739
読んだよ。どちらもどうしょうもない駄文。
同一人物に間違いないですね。わざわざ証拠をありがとうございます。
早く詫びろや!

741:名無しより愛をこめて
08/07/02 21:28:03 hPmp9aCO0
>719で破棄宣言が出ているので終了。

742: ◆deggScNisI
08/07/02 23:38:07 925gIWAZ0
ゴ・ガドル・バ 投下します

743:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:39:19 925gIWAZ0
薄暗い道路をゴ・ガドル・バはバイクで走り抜ける。
バイクを従わせている腕は右腕のみ。左腕はというと…ガドルのバッグの中だ。
先ほどのゼロノスとの戦闘により左腕を切断されたガドルは傷を癒すため、地図に記された保養所を目指していた。
病院に向かう事も考えたが、ある事実が病院に向かう事を断念させた。
ゼロノスと同行していた香川から、取引の代償として受け取った首輪探知機。
その首輪探知機が病院の周りに多くの参加者がいる事を探知していた。
本来ならば多くの者と戦える事はガドルにとって願ったり叶ったりな事なのだが…なにぶん状態が悪い。
左腕の欠損もそうだが、全身に広がる疲労も無視できない。おまけに変身もできないのだ。
もっとも、完全に変身できないわけではない。香川から受け取った首輪探知機以外の代償、オルタナティブゼロのカードデッキ。
これを使えば戦う事自体は可能だろう。だがそれでは意味が無い。

(本来の力を出し切れぬ状況で戦い、それが何になる?その状態で勝っても負けても、得る物は悔いだけだ)

ゴ・ガドル・バの目的はあくまでも強き者と戦い強くなる事。そしてダグバを倒す事だ。
その為の糧にならない、ただ自分の身を護るだけの戦いなど、ガドルには意味が無い。
だがダブルライダーやオルタナティブゼロ、ゼロノスとの戦い。彼らのような強き者との戦いは正にガドルが望む戦いそのものであった。
願わくば再び彼らと…いや、まだ見ぬ強き者とでもいいし、クウガでもいい。戦いたい、ガドルの本能はそう呟く。
だがその本能を理性で抑え、ガドルはバイクを北へと走らせる。空はいよいよ明るくなり、夜の時間は終ろうとしていた―

          *   *   *


744:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:39:34 C7XoIOIR0
 

745:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:40:18 C7XoIOIR0
  

746:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:40:55 925gIWAZ0
風と一体になるように、バイクは走る。
馬とは違う、その走り。ガドルは運転に慣れ余裕ができると、次第にこのバイクという物が中々良い物だという事を実感できるようになってきた。
単に移動手段として優れているだけではない。言葉にできないが、あえて言うならば浪漫という奴なのだろうか?

(バダーが気に入るもの頷ける…)

ゴ・バダー・バ。現代の馬ともいえるバイクを愛した彼は、自らのゲゲルにもバイクを使い、殺戮の限りを尽くした。
そんな彼もあと一歩という所で、クウガに敗れた。そう、敗れたはずなのだ。
だが彼の名前がダグバや自分の名前と共に名簿に載っていた事は事実。しかしそれがどうした。
何故だとかどうしてといった感情はない。あるのは自分が求める強き者が増えたという事だ。
彼の実力は十分理解している。同じ『ゴ』として、しのぎを削るのも悪くない。
強き者との戦いに思いを寄せるガドルを現実に呼び戻すかのように、場違いな音楽が流れ出す。
こんな音が鳴ったままでは参加者を呼び寄せてしまうかもしれない…ガドルはそう考え、バイクを止めてバッグを漁る。
その動作はまるで長年片腕であるかのように淀みが無く、ガドルの適応能力の高さを物語る。
音源の正体は携帯であり、何やら女の声が聞こえてきていた。
その声は煩わしいが、内容が内容だったので、ガドルは一語一句漏らさぬように、その放送を聴いた。

          *   *   *

放送を聴き終え、ガドルは息を一つ吐くと、空を見上げた。空は明るく、これから一日が始まる、そんな思いも過ぎるが…

(この空を見ることなく、絶えた者もいるのだな…)

ガドルにとっては電車の情報は興味を引くものではない。禁止エリアの情報も、少なくとも今の自分の場所を考えると関係ないと言える。
だが死亡者の情報は…この中に或いは強き者がいたかもしれない、そう考えると惜しく感じた。
出会うことなく絶えてしまった者達を想いつつ、ガドルは携帯を操作する。
携帯を取り出したついでに首輪探知機を使用し、辺りの状況を確認する事にしたのだ。


747:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:42:02 925gIWAZ0

一つ、反応があった。

ガドルは辺りを、いや、反応があった方向だけを見つめる。だが人のいる気配はない。
しかし地面にほんの少しだけ違和感を感じ、ガドルはその場へゆっくりと近づく。
近づくにつれ違和感の正体がはっきりする。周りの土と比べると、その場所だけ何かを埋めたようになっているのだ。
しばらく悩んでいたが意を決し、携帯を懐に仕舞い込み、土を掘る。
一度掘り返したのだろうか?意外なほど土は柔らかく、右腕だけでも簡単に掘り起こす事ができた。
眠っていたのは、男だった。所々に火傷のような傷があり、中でも胸にできた傷は特に痛々しい。恐らくはこの傷が致命傷となったのだろう。
だがそれほどの傷を負って死んだにも拘らず、男の顔は…自分を貫き通した顔をしていた。

(…強き者であったのだな、貴様も。先の放送のどれかが、貴様の名前なのだろう…)

ガドルはしばらく男の顔を見つめた後、周りの土を再び男に被せ、掘り起こす前と同じ状態にする。

(貴様と戦えなかった事が惜しい。せめて…貴様と戦い、生き残った者とは、戦ってみたいものだ)

ガドルは何事も無かったかのようにバイクの元へ戻り、再びエンジンをかけて走り出す。
本来なら首輪の反応等無視し、まっすぐ保養所へと向かうべきだったのだろう。
だが強き者が数多くこの地にいる。その事実がガドルの精神を高揚させ、傷ついた肉体に少なからず、影響を与えていた。

          *   *   *


748:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:42:13 C7XoIOIR0
   

749:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:43:45 925gIWAZ0

しばらくバイクを走らせると灰色の建物が見えてきた。派手な看板等は無く、質素な印象を受ける。
地図と照らし合わせ、この建物が目指すべき保養所だということがなんとか確認できた。
バイクは建物の裏手へと運んでおく。こうしておけば少なくとも表から見た限りでは誰かが中にいると即座に気づかれる事はないだろう。
ガドルはバイクを隠すとバッグだけを手に持ち、再び保養所の表へと戻る。

(…うん?)

来たときには保養所自体に目が行き気がつかなかったが、よくよくみるとあたりにはタイヤの跡がいくつか残されている。
中には地面が削れたような跡もあり、どうやらこの場所で戦闘が行なわれたらしい。
もしかしたら、この施設内に残っているかもしれない。この戦闘を行なった参加者が…
ガドルはオルタナティブゼロのカードデッキをいつでも取り出せるようにし、警戒しながら中へと踏み込んだ。

ロビーはこざっぱりとしていて、ソファーや小さなテーブル、そんな中で目を引くのは古ぼけた大時計といった所か。
外とは裏腹に中は随分と綺麗なものだ。中も多少は荒れていると考えていたガドルは拍子抜けした気分だった。
そのままガドルは一階を探索し…探索を終える頃には警戒心をすっかり解けていた。
右手に握られた首輪探知機のおかげだ。一階を探索している間、常に探知機の反応を見ていたが、結局一度も反応する事は無かった。
探索中、誰かがいた形跡はあったが、あいにくこれといった物は見つからない。随分前にこの場を後にしたらしい。
階段をギシギシと軋ませながら、二階へ移る。その右手には探知機は無い。
既に安全と分かったという事もあるが、電池の減りが思っていたよりも早く、乱用は禁物のようだ。
ガドルは階段に一番近い部屋を選び、ドアを開ける。質素ではあるが、陽の光が差し込み、悪くはない部屋だ。
バッグを部屋に放り出し、座り込む。このまま休んでもよかったが、先ほど一階を探索している間に見かけた浴場―

(…一度味わってみるのも悪くはない、か)

ガドルは部屋にあった備え付けの浴衣を手に取り、階下の浴場へと歩を進めた。

750:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:45:27 C7XoIOIR0
    

751:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:46:50 925gIWAZ0
浴場の入り口は二つあったが、なんとなく青いのれんが掛けられた方を選ぶ。
片腕だけで器用に衣服を脱ぎ去り、棚の中に置いてある篭へと放り込んでいく。
ガラガラとガラスの戸を開けると青い空が見えた。露天風呂、という奴だろうか。
ヒンヤリとした石の感触を素足に感じ、ガドルはキョロキョロと辺りを見渡し、目当ての物を見つける。
こういう所ではまず身体を清めるもの、と記憶している。この状況で気にする必要があるかどうかは別として。

流し場にいくつか置いてある木製の椅子に腰を下ろし、目の前の加賀美を見つめる。
自然と鍛えられ、盛り上がった筋肉が外気に震えている。
左肘から先は欠損し、注意深く見ればそこかしこに小さな傷もできている。
ガドルは左肩にできた切り傷にそっと触れてみる。自身の治癒能力はある程度制限されてはいるが、健在のようだ。
時間さえ掛ければ、あるいは左腕を接合する事も可能かもしれない、そんな事を考えつつ蛇口を捻り、桶にお湯を溜める。
お湯に浸したタオルに石鹸を滲み込ませ、なるべく傷口には触れないようにしながら身体にこすり付けていく。
今度は別の蛇口を捻る。シャワーから勢いよくお湯が飛び出し、身体に纏わりついた汚れや垢を泡と一緒に流していく。
そのまま頭を濡らし…手が止まる。目の前には二つボトルがあり、恐らくどちらかがシャンプーと呼ばれる物なのだろう。
だがもう一つは?仮に間違えた所で何の問題も無いとは思うが…ガドルは悩んだ末に両方とも使い、髪を泡立て、洗い流していく。
身体を清め終わったガドルは立ち上がり、風呂へと向かう。確かに身体を清めるのは悪くはない、が―

752:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:47:33 925gIWAZ0

(分からん、何故単なるお湯に身体を浸ける事をリント達は好むのだろうか?)

右足をゆっくりとお湯へと浸ける。多少熱く感じるが、我慢できないほどではない。
そのまま左足。しばらくそうして仁王立ちをしていると、少しずつだが身体に熱がこもってくる。
そのまま腰を下ろし、風呂の中の段差に座り込む。下半身は完全に浸かりきった形だ。

(なるほど…確かに、悪くはないな)

多少傷口に沁みるが、緊張が解される感覚が心地よい。左手の負傷が無ければ全身を浸からせていた所だろう。
しかしこの心地よさ。もしも全身を浸からせていたらあまりの心地よさに眠ってしまうのではないだろうか。

「おぉ~……」

思わず声を漏らし、ガドルは初めての温泉を堪能した。

753:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:47:58 C7XoIOIR0
     

754:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:48:19 925gIWAZ0
少々長湯しすぎたようで、ガドルは多少のぼせてしまっていた。
もやもやとする頭で浴場を抜け、身体を乾いたタオルで拭いていく。

(風呂とは心地よいが、危険だな…)

そう心に刻み込みつつ、浴衣に着替え、二階の部屋へとふらふらとした足取りで戻っていく。
部屋にたどり着き、扉を閉めた所でついに限界を向かえ、バタリと倒れこんでしまう。
這いずるようにバッグの側まで近づき、左腕とカードデッキを取り出し、カードデッキは懐に仕舞い込む。
これで突然の襲撃にも備えられるだろう。そして左腕は傷口とピタリと合う所で固定させる。
治癒能力が健在ならば、こうしておけば目覚めたときには接合されているかもしれない。そう上手くいくとは思えない、が…
ともかく、今の状況でやれる事はやった。ガドルはそう判断し、身体を休めるため、ゆっくりと目を閉じた。


755:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:48:41 0Yexi+M7P
 

756:休息 ◆deggScNisI
08/07/02 23:48:58 925gIWAZ0
【ゴ・ガドル・バ@仮面ライダークウガ】
【1日目 現時刻:午前】
【現在地:C-3保養所二階】
[時間軸]:ゴ・ジャーザ・ギのゲゲルを開始後
[状態]:左腕の肘から先を破損。右足部装甲破損。全身の負傷中。ぽかぽか。睡眠中。
[装備]:オルタナティブゼロのデッキ、基本支給品×1、首輪探知携帯、YAMAHAのT MAX
[道具]:破損した左腕
[思考・状況]
基本行動方針:強き者と戦い、強くなる。
1:リントの戦士を倒す。
2:再びあの二人と戦う。
3:桜井侑斗と決着をつける。
4:戦闘を繰り返し、強くなる。
5:最終的にダグバを倒す。
備考
※ガドルは自分にルールを課しているため、抵抗しないただのリントには攻撃しません。
※バイク(YAMAHAのT MAX)は保養所の裏手に隠されています。


757:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:49:14 C7XoIOIR0
       

758: ◆deggScNisI
08/07/02 23:49:52 925gIWAZ0
投下終了です…誤字脱字、矛盾点等のご指摘よろしくお願いします。
支援してくださった方々、ありがとうございました

759:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:51:40 C7XoIOIR0
>>751
投下乙

まずは指摘から。
>>751で、加賀美とありますが、鏡の間違いでしょうか?
あと、左腕はゼロノス戦でなく、ダブルライダー戦で失われています。

それはさておき、男のサービスシーンww
ガドルの風呂シーンの力の入れように吹きました。
描写も細かいw
GJ!

760:名無しより愛をこめて
08/07/02 23:59:17 4x1ougxS0
投下乙!
こう、何というか男男しい風呂と言うのもいいものだなw
それはそれとしてもガドルかっこいい。この掘り下げをいかした今後の活躍にきたいだぜ。

761:名無しより愛をこめて
08/07/03 00:02:17 CpVTKOgx0
投下乙です。
気になった点が一つ。
以前の話で、首輪探知機能の適用範囲は500mという記述がありましたが
病院周辺の参加者の首輪を感知するのなら500mでは足りないのではないかと思われます。
(一度病院の近くまで行った、という文があれば良いかも)

そして感想ですが、
ガドルさん初めての温泉www和んでる姿を想像して吹いたw
書き出しのカッコよさとのギャップがまたたまらない!
素晴らしいサービスシーンでした、GJです!

762: ◆deggScNisI
08/07/03 00:10:41 FOcrvpSw0
書き込めるかな…?

ご指摘ありがとうございます!一時投下スレの方に修正稿上げておきました。
鏡はともかく…左腕と探知機範囲の勘違いは本当に申し訳ないです…

763:名無しより愛をこめて
08/07/03 00:17:17 gULsFanZP
サービスシーンキターw
和みシーンのくせにやけに風格があるのは流石ガドル閣下。
でも傷がひどくならないかな……グロンギだから大丈夫か。
この先の動きに要注目ですね。乙でした。

764:名無しより愛をこめて
08/07/03 00:32:06 +Q/PudASO
投下乙です!

ガドルのかっこいい入浴シーンktkrww
今はただ休息を取ることにしましたが、この後大暴れなるか!?
面白かったです!GJ!

しかしヒビキさんに続きガドルまで……
ライダーNEXTが男のサービスシーンに定評のあるロワになるのも時間の問題だな!

765:名無しより愛をこめて
08/07/03 00:44:19 PStEx0vW0
>男のサービスシーンに定評のあるロワ
勘弁してくれよwwww

次のサービス要員は牙王辺りか?

766:名無しより愛をこめて
08/07/03 03:02:22 uSzeVoMkO
GJです。マターリ癒されました

767:名無しより愛をこめて
08/07/03 07:34:40 khA7mp8O0
さあさあ早く謝罪しろよ。
結局自演ではないと証明されたんだからよ。
ライダーロワの削除依頼でも手土産にして謝りに来いよ!

768:名無しより愛をこめて
08/07/03 09:06:54 tCVwbdrHO
他スレに迷惑かけといて
普通に作品投下できるなんて素晴らしい企画ですね

769:名無しより愛をこめて
08/07/03 10:05:06 +wRmnsEs0
指摘です。
>>741
×(バダーが気に入るもの頷ける…)
○(バダーが気に入るのも頷ける…)

埋められていたのは一条さん…だったか。
なんという因縁。
なんだかガドルのキャラが日々進化している気がします

770:名無しより愛をこめて
08/07/03 10:45:13 F1il8DaBO
>>768
それはあの書き手が現れた時に言うべきだな

771:名無しより愛をこめて
08/07/03 13:15:51 FF8WqjlV0
>>758
投下乙です。
なんで、じっくりお風呂を堪能してるんだwガドルwww
放送や一条さんの亡骸を見て感慨深げなガドルがかっこよかったです。
サービスシーン楽しませていただきましたw
GJです。

772:クラインスレ書き手 ◆kMr1QQsLJM
08/07/03 13:21:22 IFYe5vYE0
初めまして。クラインスレに作品を投下していた書き手です。
クラインスレの荒らしがこちらのスレにまでご迷惑をおかけしたようで申し訳ありませんでした。
私のトリップが簡単だったこと、暫くクラインスレから離れていたことが原因です。
もしこれ以上クラインスレの荒らしと同一IDからこちらのスレを荒らす書き込みがあるようならば私が責任をもって通報します。
なので、どうか◆cW9wr8uD4A氏は引き続きこちらのスレに参加することをお許しください。
長文になりましたがどうかよろしくお願いします。
この度はご迷惑をおかけし、大変失礼いたしました。

773: ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:00:59 AW3Yt2P/0
加賀美新、風見志郎投下します。

774:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:03:02 Vrix5ZAL0
 

775:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:04:25 AW3Yt2P/0
「お前……風間だろ?」

知りもしない男から掛けられた言葉。
風見志郎は、この男が自分を何者かと勘違いしているとすぐに分かった。
よほど自分に似た知り合いがこの男にはいるのだろうか。
風見は、男が近寄ってくるのを無視するように男とは逆方向へ歩き出す。
「俺は風間なんて名前じゃない。人違いだな…」
あくまで否定したつもりだった。だが、男はそれをそのままに受け取ろうとはしない。
「風間!!お前、なんでそんな事言うんだよ?俺たち、一緒に戦ったこともある仲じゃないか。」
風見は、この男が馬鹿なのではないかと思った。
こちらが否定しているのに、あくまで風間という男だと思い近づいてくる。
本来ならば、ここで倒すべき相手だが…
(今は、変身したばかりだ。こいつに付き合ってやるのも時間潰しにはなるか。)
「……そうだった……な。」
あくまで、風間になり切ろうとは思わなかった。だが、1人で今はいるよりも
2人でいた方が助かる可能性は高い。今はまだ戦いの後の傷が深いのだから。
ならば、何者かを盾にする事も考えなければならない。
愛する妹を救う為には、方法など選んでいられない。
今はまだ、死ぬわけにはいかないのだから。

776:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:04:58 AW3Yt2P/0

男は、自分の返した言葉に小さく笑みを浮かべると、肩に手を置き馴れ馴れしくしてきた。
どうやら、本当に単純な男らしい。
「お前、水臭いじゃないか。どうして他人の振りなんかしたんだ?
なんかワケがあるなら話を聞くからさ。
天道が死んで……デネブまで。俺、こんな争いは止めたんだ。」
風間という男が、この男と友好関係にあるのは間違いなさそうだ。
ならば、風間の振りをしてこの男から必要な情報を聞き出すのも悪くはない。
「君は、戦うつもりはないんだな?俺は、戦うつもりだ……自分の為に。
あの子の為にも…」
単純な男、加賀美新は風間の振りをした風見の決意を聞いて深く溜息をついた。
よほど、自分の反応がショックだったようだ。
「あの子……って。お前、まさかゴンの為に?
ゴンの為に、お前は戦うっていうのか?」
どうやら、この男は自分の語ったあの子が「ちはる」ではなく
「ゴン」だと思っているらしい。
自分が不意に口にしか言葉が、相手を勘違いさせてしまったようだ。
「ゴン……だと?それはいったい……」
否定しようとすると、加賀美は風見の肩から手を離していく。
「俺は、それでもお前は戦うつもりはない。絶対に、この戦いを止めてみせる!!
天道や、デネブの分まで……俺が”ライダー”として戦う。
奪う為じゃない、守る為に俺は戦いたいんだ……」



777:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:05:49 AW3Yt2P/0
風見は、加賀美の言葉に一時も自分の意思が揺るぐことなどなかった。
今の自分には、愛する妹のことしかない。
ライダーとか、正義だとか。そんな事からは今は何も感じられない。
「君には、何も分からないだろう。愛する者を失った悲しみや、絶望などは…」
自分には、もはや妹を取り戻す道しか見えない。
この男に、その悲しみや苦しみなど分かるはずもない。
だが、男が返した言葉は意外なものだった。
「……分かるさ。俺にだって。」

□ 

加賀美の脳裏に浮かび上がる情景。愛する者を失った、あの日のことを。

―「俺を消したり、しないよね?兄ちゃんは、挫折した俺にとってたった1つの自慢なんだ」―

あの日、自分は何も出来なかった。ただ、弟を殺し擬態したワームを呆然と見つめるしかなかった。
あの時、あいつがいなければ今の自分はいない。
天の道を往き総てを司る男の言葉が無かったら、今の自分はいなかった。



778:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:05:56 Vrix5ZAL0
 

779:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:06:19 AW3Yt2P/0
―「おばあちゃんは言っていた。人は人を愛すると弱くなる。 けど恥ずかしがることはない。」―

天道のあの時の言葉、総てを今でも鮮明に覚えている。

―「それは本当の弱さじゃないから。 弱さを知っている人間だけが、本当に強くなれるんだ…!!」―

自分は弱かった。弟の姿をしたワームを撃つ事も出来ず、ただカブトが倒すことを願うしかなかった。

―「天道!!いつか…俺は、お前を越えてみせる!!」―

そういった自分に、天道が投げ返したボール。
あの時の天道の笑みが、今でも忘れられない。




あの時の言葉、「いつか天道を越える」。
天道総司という自分にとって大きな存在だった男は、もういない。
あれほどに、尊大で強かった男がいない事が今でも信じられない。
だが、それでも加賀美には天道の思いが受け継がれていた。



780:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:06:42 0I84/nBV0


781:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:06:57 AW3Yt2P/0
「俺にだって、分かるさ。弟を、亮を…失った俺には。
だけど、俺にとっての亮はあの約束をした日に……死んだんだ。
失ったことは辛いさ。デネブも……天道まで。
悲しいからそれに折れそうになる。だけど、その弱さがあるから…」

妹を取り戻そうとする風見。一方で弟の死を受け入れ戦おうとする加賀美。
妹の為に、生きようとする風見にとってそれは単なる奇麗事にしか聞こえなかった。
「そんな事は、奇麗事だ!!俺には、俺にとってはあの子が総てなんだ。
お前に、それが分かるわけがない……!!」
加賀美は、その言葉を聞いても目を逸らそうとしない。
「でも、弱さがあるから俺は強くなれたんだ。
俺たち人間は、一度しか命が無い。だから、俺もお前も一生懸命生きてるんじゃないか?俺は、お前が戦うっていうんならそれを全力で止めてみせる……絶対に。」
2人はただ、見つめ合う。お互いに譲れない意志。
どちらが正しいというべきではない。どちらもまた、正しいのだ。
ただ1つ、言える事があるのなら”未来”の風見志郎もまた加賀美が望んだように、自らの手で「愛する者を解放する」道を選んだことだけだろう。
だが、自らが為した未来の選択の事を今の風見志郎は知る由もなかった。



782:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:07:22 0I84/nBV0


783:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:07:56 gULsFanZP
 

784:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:08:26 Vrix5ZAL0
  

785:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:08:47 0I84/nBV0


786:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:09:14 Vrix5ZAL0
    

787:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:10:25 AW3Yt2P/0


「風間…どうしても、戦うっていうんだな。」

分かれ道に立ち、2人の男が言葉を交わす。

「あぁ……私は、戦う。それが私にとっての…ライダーとしての生き方だ。
いずれはお前も倒す。その時は、受けて立って貰おうか。
その時が来るまでは、君との決闘は預けておこう。」
自分は仮面ライダーなどではない。ただの改造人間。
ショッカーに改造され、今は妹を救うという崇高な願いを抱いて戦っている。
決して揺るがない思いが、言葉となって出ただけだった。
背を向けた風見へ向け加賀美が声の限りに、叫びながら追う。

「風間!!それでも俺は……お前と戦うなんて出来ない!!」

風見はその言葉を聞いても、振り返ろうとしない。
あくまで、彼は修羅の道へ進むのだろうか?
風見志郎は何も語らない。ただ、追ってくる加賀美の姿を後ろ目で追うだけだ。
情報を得る為に、今はこの男を利用する。
風見志郎には、その考えしか今は無かった。



788:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:11:18 Vrix5ZAL0
     

789:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:11:23 0I84/nBV0


790:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:11:45 AW3Yt2P/0
加賀美と共に歩く風見志郎は、葛藤していた。
自分の願いと、妹への思いとの狭間で。
だが、彼に戦いを止める選択肢は無い。
彼にとって、今は愛する者が世界の全てなのだから。
それでもまだ、彼の心に残る「ライダー」という言葉。
それが何を意味するのか。今は誰にも分からない。

ただ1つその先に見えるもの、2人の行末を見守るように空に見える太陽。
その太陽は、親友の姿を見守るように輝いていた。

【風見志郎@仮面ライダーTHE NEXT】
【1日目 午前】
【現在地:D-9 駅のホームから加賀美と共に移動】
【時間軸:】THE NEXT中盤・CHIHARU失踪の真実を知った直後
【状態】: 疲労回復、全身打撲、大。両腕、腹部にダメージ大。V3、キックホッパーに1時間変身不可
【装備】:ジャングラー 、ホッパーゼクター+ゼクトバックルB、デンガッシャー
【道具】:不明支給品(未確認)0~3。基本支給品×2セット、ピンクの腕時計、FOX-7+起爆装置(残り4)
【思考・状況】
1:殺し合いに勝ち残り、優勝してちはるに普通の生を送らせる。
2:ショッカーに対する忠誠心への揺らぎ。
3:葦原涼が死んでいなかったことに驚きと僅かな安堵。
4:加賀美新と行動。利用できる情報を得たい。
5:いずれこの男(加賀美)と決着を付ける。
【備考】
※モモタロスの死を受け止め、何か複雑な心境です。
※ホッパーゼクターを扱えます。
※FOX-7は基本的に、起爆装置を使った時にのみ爆発します。爆発の規模は使った量に比例します。
 起爆装置は全携帯が内蔵している専用アプリに起爆装置のコードを打ち込んで操作するもの。
 スイッチ式と時限式の両方の使い方ができます。




791:果てなき願い ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:12:11 AW3Yt2P/0
【加賀美新@仮面ライダーカブト】
【1日目 午前】
【現在地:D-9 駅のホームから風見と共に移動】
[時間軸]:34話終了後辺り
[状態]:激しい疲労と痛み。脇腹に刺し傷。頭部に打撲、肩に裂傷。
   強い怒りと悲しみ。
[装備]:ガタックゼクター、ライダーベルト(ガタック)
[道具]:基本支給品一式 ラウズカード(ダイヤQ、クラブ6、ハート6)不明支給品(確認済み)2個。
[思考・状況]
1:風間大介(実際には風見志郎)を連れ、他の仲間、特に桜井侑斗と合流する。
2:危険人物である澤田と真魚(名前は知りません)を倒す。
3:風間(風見)といずれは戦うことへの迷い。出来れば戦いたくない。
[備考]
※デネブが森林内で勝手に集めた食材がデイパックに入っています。新鮮です。
※首輪の制限について知りません。
※友好的であろう人物と要注意人物について、以下の見解と対策を立てています
味方:桜井侑斗(優先的に合流)
友好的:風間大介、影山瞬、モモタロス、ハナ(可能な限り速やかに合流)
要注意:牙王、澤田、真魚(警戒)
※風間大介(実際には風見志郎)が戦いに乗っていることを知りました。

(風見、加賀美の移動先は次の書き手の方にお任せします)


792: ◆aj6Zn5J.vQ
08/07/03 21:12:54 AW3Yt2P/0
投下終了です。支援感謝します。ありがとうございました。

793:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:16:52 Vrix5ZAL0
投下乙
加賀美の決意が熱い。
風見とぶつかり合う日が楽しみです。
心理描写が巧みで、加賀美や風見が輝いていました。
GJ!

794:名無しより愛をこめて
08/07/03 21:30:51 0I84/nBV0
投下乙です。
加賀美と風見が対比していて良かったです。
加賀美この様子だと気付きそうにないなw
歪だけどどこか似ている二人のやり取り、GJです。

795:名無しより愛をこめて
08/07/03 23:40:58 zQLM3Dk30
投下乙です!
加賀美のまっすぐな思いが眩しい…!
今は利用するために動向している風見がどう影響されるのか、
はたまた激しいぶつかり合いに発展するのか。
肉親を失ったという共通点のある二人の出会いがこれからどうなるのか
とても楽しみです!GJ!


796:名無しより愛をこめて
08/07/03 23:56:20 epwDwZRp0
投下乙です。
加賀美は熱血属性全開ですね。
そして少しずつ外堀を埋められて行く風見社長の動きが気になります。
本物のドレイクと出会ったらどうなるんだろう……。


ところで、これまで議論スレの方に書き込めなかった方を中心にお願いなのですが、
よろしければこちらのスレに書き込んでみていただけないでしょうか。
URLリンク(riders.sphere.sc)
機能的にも充実しているので、携帯書き込みの問題を解決できるようであれば
ログを全部こちらに移してしまいたいと思っています。

797:名無しより愛をこめて
08/07/04 01:10:58 yhMkyldqO
投下乙!
加賀見……相変わらず熱い奴だ!w
風見の事に気づくのがいつ来るかも気になりますね。
しかし気づいていないのもまた加賀見らしいというかなんというかw

>>796
お疲れ様でした。
今まで書き込めなかった者ですが無事書き込めたのご報告です。


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