08/05/19 22:30:26 h1Ij3eeg0
親世代と子世代の物語だから父親越えがテーマのひとつっていうのは
ありがちというか普通なんだけど
渡にとっての父親超え=最終的に音也がなりたかった男性像に渡が近づいていく(そして渡がそうなる)
という事なら、音也には本当はなりたかった男性像があって、しかもそれにはなれなかった
という事になる。
音也が自分の理想の男性像に最終的になれたんなら渡がそれになっても
父を超えたわけじゃなく追いついたに過ぎないから
とか考えると音也には暗くて悲しい末路しか待っていない気がしてきた……