08/04/06 23:05:45 WLTtoxDC0
栗山「・・・あウッ!・・・あウッ!・・・ああウウッッ!!」
絶頂に達した栗山千明がひときわ高い嬌声を上げ、ガックリと力なく手術台の上に身を落とす。
覆面「改造手術、終了! どこにも異常は見当たりません。蜂女・栗山千明の改造手術は、無事に完了いたしました」
死神博士がゆっくりと手術台に近づき、大の字に固定された栗山千明の肉体を、しげしげと眺める。
死神「おお、成功したか。・・・だが何という、何という美しい改造人間なのだ!」
股間奥深く改造ノズルを飲み込んだまま、大の字にしどけなく身体を広げて横たわっているのは、絶世の美女・
栗山千明の整った顔を持った、しかし人間とは言い難いボディをした異形の存在。
体毛がすべて抜け落ち、ラバーのような質感に変化した青い皮膚で頭部を除く全身を覆われ、蜂の腹部のような
黄色と黒の同心円模様で彩られたロケットのような乳房と、半透明の二枚の羽根、真っ赤な触角を持った昆虫人間。
完成したばかりのショッカーの改造人間、蜂女である。
死神「予想以上の仕上がりだ。やはりこの娘、蜂女にふさわしい最高の素体であったか」
白覆面、蜂女に生まれ変わった栗山千明の、同心円模様の乳房をぐいと押さえつけ、乳首に差し込まれた電極針を
スッと引き抜く。長い針が乳房の中から取り除かれると、乳房はブルンブルンと震え、まるで別の生き物が
胸に貼り付いているかのように、ゆっくりとみだらな蠕動を開始する。乳首から、小さな毒針が顔を覗かせる。
別の白覆面が、蜂女・栗山千明の広げられた両脚の間から、蠕動を続ける改造ノズルをゆっくりと引き抜いてゆく。
ジュポッという音とともにノズルが膣から引き抜かれると、蜂女は「ウッ!」と小さなうめき声をあげる。
改造ノズルの先端の穴からは、ナノマシンを含んだ粘液のようなものが糸を引いてこぼれ落ちる。
ノズルを引き抜かれたばかりの肉の孔からも、粘液がトロトロと流れ落ち、手術台の上に小さな水たまりをつくる。
死神「さあ、目覚めよ栗山千明。いや、我がショッカー軍団の新しき仲間、改造人間・蜂女よ!」
その声で、蜂女に生まれ変わった栗山千明が、閉じていた目をゆっくりと開ける。
258:名無しより愛をこめて
08/04/06 23:07:05 lc9/Ydrx0
ついに蜂女スレにSSが投下されてしまった。
このスレは存在価値を失ったのだろうか・・・
259:名無しより愛をこめて
08/04/06 23:08:09 lc9/Ydrx0
投下先を間違えた・・・
260:名無しより愛をこめて
08/04/07 08:26:58 74XjTTLR0
フィギュアの蜂女ズーはエロいなー
URLリンク(www004.upp.so-net.ne.jp)
この原型を作った竹谷隆之氏によると、蜂女ズーは雨宮氏のデザイン画段階では
「外人ボディペインティング」という注釈が付いていたもよう
もし実現していれば、どんな素晴らしいことになっていただろう?
261:名無しより愛をこめて
08/04/07 09:30:45 mH/u2b2YO
まあとりあえず明日発売の週刊仮面ライダーオフィシャルデータファイルで
蜂女の怪人図鑑を見てからゆっくり考えよう
262:名無しより愛をこめて
08/04/07 12:16:47 pDE0YhoI0
怪人図鑑と聞いて思いだしたが、大昔に出ていた「たのしい幼稚園新案カード」には
高橋章氏ほかデザインの本編未登場怪人たちがたくさん掲載されてた
URLリンク(www5f.biglobe.ne.jp)
URLリンク(www5f.biglobe.ne.jp)
URLリンク(www5f.biglobe.ne.jp)
この中で女怪人は、どくバラおんな、くじゃくおんな、きくおんな、の3体だけど
こいつらがもしも実写化されていたら、どんなに素晴らしい女怪人になったろうかと
思うと残念でならなかったりする
どくバラおんなは確実に女優が演じることになるだろうし、くじゃくおんなや
きくおんなは、デザインを見る限り全身タイツ系の怪人だ
実際に女性に演じてもらったら、蜂女に匹敵する傑作になったかも知れない
263:名無しより愛をこめて
08/04/07 14:37:46 CErE2Tyd0
>>262を見て思いだした。誰か(↓)について詳細きぼん!
243 :名無しより愛をこめて :04/06/20 21:01 ID:0q1rmS+z
そういえば昔、小学館から出ていた小説版仮面ライダーBLACKに、光太郎の恋した
相手(女子大生)がゴルゴムに改造されて、哀れBLACKに倒される話があった。
で、その小説の挿絵を描いていたのが無名時代の新貝田鉄也朗(エロ絵師)で、
手術台に全裸で固定されての改造シーンとか、むちゃくちゃエロい絵を描いてた。
・・・ああいう話こそ、映像化してもらいたいものだ。
249 :243 :04/06/21 09:14 ID:GGUwtUnQ
>>247-248
そう、それだった。
ちなみにヒロインの原亜矢子は「人魚姫」というあだ名だったので、サカナの怪人にされたんだが、
父親の博士が発明した、敵の攻撃を増幅してX線レーザーで攻撃するMADシステムというのを
体内に組み込まれているので、サカナ怪人ではなくMADソルジャーと呼ばれてる。
姿は、無数の魚が集まってできた怪魚人という感じ。
人間体からの変身は、どこからともなく現われた無数の魚たちが亜矢子に群がり、全身の穴から
続々と体内に侵入し、快楽にあえぎのたうちながら変身するという、エゲツないもんだった。
改造シーンとこの変身シーンだけで、何度もヌイたよ。
264:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 1/9
08/04/07 21:21:04 cNzHHw5U0
死神「さあ、目覚めよ栗山千明。いや、我がショッカー軍団の新しき仲間、改造人間・蜂女よ!」
その声で、蜂女に生まれ変わった栗山千明が、閉じていた目をゆっくりと開ける。
栗山千明を手術台に大の字に固定していた拘束具が、カチャッという音とともに外れる。
栗山「・・・(意識が朦朧としていて、事態が飲み込めていない)」
死神「さあ、蜂女。生まれ変わった自分の身体をよく確かめるがいい」
栗山千明、しばらく茫然としているが、次第に記憶を取り戻してゆく。改造手術の忌まわしい記憶を思いだし、
ハッと目をみはり弾かれたように上半身を起こす。自分の変わり果てた身体が目に入り、思わず絶叫する。
栗山「きゃああああああッッッ!!!」
死神「どうだね。素晴らしいだろう。きみはもう人間ではない。スペイン蜂の遺伝子を全身の細胞に組み込まれて
生まれ変わった昆虫人間。栄光のショッカー組織が造り上げた改造人間・蜂女なのだ」
頭部を除く全身を覆う、青いラバー質の皮膚。呼吸とともに開閉する体側の気門の群れ。まるで別の生き物の
ように蛇腹式に蠕動を繰り返す、ロケットのように胸から前に張り出した、黄色と黒の同心円模様の乳房。
人間とは既にかけ離れた自分の姿を目にした栗山千明、両手で顔を覆って激しく首を振りながら泣きじゃくる。
栗山「いやだぁぁあッ! こんなのいやだぁッ! お願い、わたしを人間に戻して! 元の身体に戻して下さいッ!」
死神「それは無理だ。我々の科学力をもってしても、一度改造された人間を元の身体に戻すことはできない」
栗山「(涙に濡れた顔を死神博士の方に向け)この、悪党! 悪党! 人でなし! あんたたち、人間じゃないわ!」
死神「そうとも。我々は人間のような下等な生き物ではない。選ばれた改造人間なのだ。そしてきみもまた、
もはや人間ではない。自覚したまえ。きみはショッカーに選ばれた、光栄な改造人間なのだよ」
栗山「(一瞬ハッ!となり、自分の身体に再び目を向け)イヤあああッ! こ、この、悪魔ああッ!」
265:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 2/9
08/04/07 21:21:55 cNzHHw5U0
栗山千明、目に涙をいっぱい浮かべながら、死神博士にキッ!と憎悪に満ちたまなざしを向ける。だが急に
額を押さえて身体を折り曲げ、激しく苦しみ始める。
栗山「わあああああッ! いやあああああッ!」
死神「そうそう、言い忘れていたがきみの脳にはまだ、ナノマシンが常駐している。ショッカーに対して反抗的
になったり、ショッカーを裏切りそうになると、触角からの指令によりきみの脳神経に激しい苦痛を与えるよう
プログラムしてあるのだよ。さあ、早くそんな考えを捨ててしまわないと、廃人になってしまうよ」
栗山千明、額を押さえたまま手術台の上を激しく絶叫しながら転げ回る。口から泡を吹き、白目を剥き出して、
しばらく七転八倒を繰り返す。やがて苦痛が治まったのか、手術台の上で身体をふたつに折り曲げて横たわり、
両手で顔を押さえたまま、えっえっと嗚咽を繰り返すようになる。
死神「そのかわり、逆にショッカーに忠誠を誓い、ショッカー組織のために進んで働こうとすれば、ナノマシンは
きみの快楽中枢を刺激して脳内麻薬をどんどん分泌させる。人間には決して味わえないような、凄まじい快楽を
味わうことができるのだよ。さあ、早く改造された自分の使命に目覚め、身も心もショッカーの一員になりたまえ」
死神博士、意地の悪い微笑みを浮かべながら、嗚咽を繰り返す栗山千明のボディを、持った杖の先で小突く。
死神博士、黒覆面の戦闘員の方を向いて指令を下す。
死神「さあ連れてゆけ。今はどんなに強情でも、一晩もたてば身も心もすっかり蜂女に生まれ変わっているはずだ」
戦闘員「イーッ!」
266:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 3/9
08/04/07 21:22:26 cNzHHw5U0
戦闘員、手術台の上に力なく横たわる栗山千明の腕を掴み、無理やり立たせる。まるでレイプされたかのように
光を失った目の栗山千明、長い美しい黒髪を真っ青なボディの上にざんばらにはわせたまま、力なく起き上がる。
死神博士、傍らから何かを取りだし、栗山千明の手を取って握らようとする。真っ黒で、太さ5cmはありそうな
巨大な男根型バイブレーターである。
死神「これを持っておくといい。改造人間専用に造らせた特製のバイブだ。人間が使えばたちまち発狂してしまう
シロモノだよ。改造されたきみの身体は、性欲も人間女性の数百倍に強化されている。きっと、これが欲しく
なるはずだ」
栗山千明、首を横に振って受け取りを拒絶するが、とたんにウッ!と小さいうめき声を上げて手で額を押さえる。
あきらめてバイブを受け取り、乱れた黒髪越しにそっとバイブを覗き見る。手がわなわなと震えている。
だが突然、下腹部にキュウウンという奇妙な感覚を覚え、思わず手を股間に当てる。
真っ青に染まった手で隠した股間から、紫色のトロリとした液体が一筋の流れとなって太股を伝わり落ちる。
栗山「(何が起こっているのかわからず戸惑いながら)・・・あ・・・あ・・・あ?」
死神「うむ。そろそろ性欲が高潮してきたようだな。さあ、個室で好きなだけ満喫するがいい。改造された幸せを」
栗山千明、あまりの浅ましさに絶望して、股間を押さえたままワアアアン!と泣き出す。
戦闘員、左手を股間に当てたまま泣きじゃくる栗山千明の、バイブを握ったままの右腕を掴み、どこかへ連れてゆく。
267:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 4/9
08/04/07 21:22:54 cNzHHw5U0
翌日、首から番号札を下げた一人の男を伴った戦闘員とともに、死神博士が蜂女の私室を訪れる。
死神「入るよ、栗山千明くん」
ドアを開けると、床に横たわったまま、しきりにあえいでいる真っ青なボディの女体が目に入る。
栗山「・・・あふぅ・・・はァっ・・・あうっ・・・あアァっ・・・はうっ・・・はうっ・・・あウッ・・・あウッ・・・」
栗山千明、身体をくねらせ、長い黒髪を振り乱し、黄色と黒の同心円模様の乳房を両手で激しく揉みしだきながら
半狂乱になって色っぽい嬌声を上げている。しどけなく広げた股間には、毛の生えていない青い恥丘の中央を
貫いて真っ赤な肉の裂け目が覗いている。そしてその下端の肉の孔に、真っ黒な太いバイブが深く挿入されて
ジー、ジーと機械音を立てながらみだらに蠢いている。真っ赤な肉の孔からはとめどなく、紫色のトロリとした
粘液がぶちゅぶちゅと泡を吹きながらほとばしり、栗山千明の青い肌をつたって床の上にトロトロと流れ落ちて
大きな水たまりを作っている。
蠕動を繰り返す両の乳房の先端の乳首から、毒針が何度も顔を出してはまた引っ込む。どうやら毒針を出し入れ
する行為は、栗山千明に烈しい快楽をもたらしているようだ。
昨日この部屋に入れられてすぐ、絶え間なく下腹部を襲う切ない感覚に耐えられなくなり、栗山千明は手にした
バイブを自分の大切な部分、まだ男を受け入れたことがない神聖な部分に、自らの意思でゆっくりと挿入した。
それからというもの、栗山千明はバイブを股間奥深く飲み込んだまま、一睡もせずに10時間以上も、
理性をかなぐり捨てて一匹の牝のケダモノとなり、ひたすら悶えよがり続けていたのであった。
死神「うむ。自らの本能に忠実になったようだな。だがこの辺で、使命に目覚めてもらおうか」
死神博士、手にしたリモコンのボタンを押す。床の上で悶え続けていた栗山千明の触角がピクン、と震え、
顔を上げて死神博士の方を見る。理性を失った獣のような目である。
268:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 5/9
08/04/07 21:23:22 cNzHHw5U0
死神「さあ、立つのだ蜂女」
栗山千明、首を振って長い黒髪を背中に回し、うなりながらゆっくりと立ち上がる。同心円模様の双つの乳房が
手を離してもそのまま淫らに蠕動を続け、乳首からは毒針が出たり入ったりを繰り返している。
栗山千明、股間に差し込まれたバイブを右手で握り、勢い良く抜き取る。ブシュッ!という音とともに紫色の
粘液がほとばしり、真っ赤な肉の孔から太股を伝って勢いよく流れ落ちる。
死神博士、戦闘員に命じて連行した男を栗山千明の前に突き出させる。
死神「蜂女よ、この男がわかるかね?」
栗山千明、目をらんらんと輝かせて男の方を見る。やがて、驚いたような表情が栗山千明の顔に現われる。
栗山「・・・マネージャー・・・?」
死神「そうとも、おまえがまだ人間だった時の、おまえのマネージャーだ。まだ生かしておいたのだ。おまえの
能力の、最初の犠牲者になってもらうためにな」
マネージャー、栗山千明のすっかり変わり果てた姿を、恐怖に満ちた目で震えながら見つめている。
マネ「・・・ち、千明ちゃん・・・いったい、何て姿に・・・!」
死神「さあ蜂女よ、この男にいったい何がしたい?」
栗山千明、ジー、ジーと音を立てて蠕動するバイブを手から落とし、そのままゆっくりと男に近づく。
獲物を見つけた獣のように目をらんらんと輝かせ、舌なめずりをしながら、ゆっくりと近づいてゆく。
同心円模様の乳房は蛇腹状に蠕動を続け、体側に一列に並んだ気門が妖しげに開閉を繰り返す。
栗山「・・・オトコ・・・欲しい・・・オトコが欲しい!」
269:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 6/9
08/04/07 21:23:49 cNzHHw5U0
栗山千明はガタガタ震えるマネージャーのすぐ前に立つと、真っ青に染まった両の手のひらでマネージャーの顔を
はさみ、残酷で純真な笑みを満面に浮かべながら、男の唇に勢い良く自分の唇を重ねる。
栗山「ウッ・・・む・・・むむッ!」
とたんに、マネージャーが白目をむき出し、顔面蒼白になる。
烈しいディープキッスを続けながら、栗山千明は両手を広げ、勢いよくマネージャーの身体を抱擁する。
プスッ!
栗山千明の乳首のふたつの毒針が、マネージャーの胸板を貫く。
マネ「ギャアッ!」
栗山千明、子どものように残酷な笑みを浮かべながら、マネージャーの身体から身を離す。マネージャーは
口から泡を噴いてその場にわなわなと崩れ落ち、横たわる。ズボンの股間が天に向かっていきり立っている。
栗山千明、腰をかがめて嬉しそうな表情で、マネージャーのズボンのベルトを緩め、脱がせ始める。
毒針によって体内に注入された媚薬の効果で、ビンビンにいきり立った男根があらわになる。
栗山千明、目を輝かせて男根に近づき、舌を伸ばしてその先端をゆっくりと舐める。そして我慢しきれなく
なったかのように、勢いよく男根にしゃぶりつき、むさぼるようにくわえ込む。
マネージャー、顔面蒼白になり身体を硬直させたまま、微動だにしない。栗山千明はその毒針に、麻痺成分も
仕込んでいた。彼女の乳房の内部は、ありとあらゆる化学物質を合成できる一大化学工場であった。
栗山「・・・ふむっ・・・むふぅ・・・うんっ・・・うんっ・・・」
栗山千明、四つんばいになって腰を左右に振りながら、マネージャーの股間に顔を埋めて男根をむさぼる。
つい昨日まで処女だったとは、そして未だ男を受け入れたことがないとは思えないほどの手慣れたしぐさで、
男のシンボルをほおばり味わい尽くしている。
270:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 7/9
08/04/07 21:24:14 cNzHHw5U0
やがて股間を襲う切なさに我慢しきれなくなった栗山千明、立ち上がってマネージャーの上に膝をついた
姿勢でまたがる。そして、毛の生えていない真っ青な恥丘の中央に走る細いスリットを、右手の人さし指と
中指でゆっくりと広げてゆく。スリットの奥に、真っ赤な肉が顔を覗かせる。
栗山千明、目を細めてクスクスと嬉しそうに笑いながら、自らの肉の孔の位置を確かめ、マネージャーの
いきり立った男根の先端に肉の孔を押し当てる。そして目を大きく見開き、歓喜の表情を浮かべたまま
ゆっくりと腰を落としてゆく。未だ男性を受け入れたことのない真っ赤な肉の孔が、いきり立った肉茎を
ズブズブと呑み込んでゆく。
栗山「・・・ううッ ・・・アウッ! ・・・アッ! ・・・アッ!」
根元まで深く飲み込み終わると、栗山千明はくわえ込んだ男根を渾身の力で締めあげながら、ゆっくりと腰を
上下に動かし始める。上半身をみだらにくねらせ、喜悦の表情を浮かべながら、快楽の嬌声をあげ始める。
栗山「・・・はうぅッ! ・・・はうぅッ! ・・・あンッ! ・・・あンッ! ・・・あうッ! ・・・あうッ!」
改造ノズルの洗礼を受けて隅々まで念入りに造り変えられた、栗山千明の改造された女性器は、男を受け入れると
ともにそのリミッターを解除し、凄まじい快楽の波を栗山千明の脳髄に伝えてゆく。普通の人間ならばたちまち
発狂してしまいそうな凄まじい快楽に、栗山千明の脳髄は耐えた。そして全身を貫く快楽のパルスに合わせて
栗山千明の改造されたボディが、一斉に花開くかのように活動を開始する。
両手で揉みしだく同心円模様の乳房が、蛇腹状に淫らな蠕動を繰り返す。体側に並んだ気門が、嬌声に合わせて
リズミカルに開閉を繰り返す。背中に生えた2枚の半透明の羽根が、腰の動きに合わせて開閉を繰り返す。
ぶちゅっ! ちゃぷっ! ぶちゅっ!
栗山千明が男と結合した部分から、卑猥な音を立てて紫色の粘液がとめどなくほとばしり出る。
栗山「・・・あうぅン! ・・・あうぅン! ・・・はうぅン! ・・・はうぅン! ・・・あアッ! ・・・はあアッ!」
271:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 8/9
08/04/07 21:24:43 cNzHHw5U0
長い黒髪を振り乱しながら、真っ青な肌と、蜂の腹部のような乳房を持った異形の美女が、硬直した男の
上にまたがって腰をしきりに振りながら烈しくあえぎよがっている。その様子を、死神博士が満足そうな
笑みをたたえて見守っている。
死神「・・・いいぞ、蜂女。おまえにはこの世のどんな人間女性も敵わない、至高のセックス能力を与えてある。
一度でもおまえとまぐわった男は、もはやおまえ無しでは生きられない、おまえの奴隷となるのだ」
栗山「・・・あう! あう! あう! ・・・ああうぅぅッ! ・・・あああッッッ!!!」
ついに栗山千明が絶頂に達した。黒髪を振り乱し、天に向かってのけぞりながら、栗山千明は女としての
最高の快楽を全身で享受し、野獣のように大きく吼える。
栗山「・・・はあっ・・・はあっ・・・はあっ・・・」
肩で大きく息をしながら、栗山千明はガックリと身体を落とした。体側にずらり並んだ気門の激しい開閉が、
たった今終わったばかりの性行為の烈しさを伝えている。
やがて落ち着いた栗山千明は、悪戯っぽい笑みを浮かべて、再び自らの乳房に両手を当てた。ゆっくりと
揉みしだくと、乳首から別の毒針がニュッと顔を出す。
栗山千明が、クスリ、と笑った。乳房がぷるるん!と震え、両の乳首から毒針が弾丸のように撃ち出されれる。
毒針は、栗山千明の下に組み敷かれたマネージャーの硬直した身体に刺さった。するとマネージャーの
身体は服もろとも、黄色い液体になってドロドロと溶け始める。
男がすっかり溶けた黄色い液体の上に腰を落としたまま、栗山千明は満足そうに声を立てて笑う。
栗山「・・・フッ、ウフフフッ! アハハッ! アハハハハハッ!」
272:蜂女に生まれ変わった栗山千明・覚醒編 9/9
08/04/07 21:25:12 cNzHHw5U0
死神博士はその様子を満足そうに見つめ、栗山千明に呼びかける。
死神「さあ、立ち上がるのだ蜂女!」
黄色い液体の上にあひる座りになった栗山千明は、死神博士の声にうなずくと、ゆっくりと立ち上がる。
腰をセクシーにくねらせ、両手で同心円模様の乳房を揉みしだきながら、妖しい笑みを浮かべ、舌なめずりを
しながらゆっくりとその場に立つ。さっきまで男根を奥深く飲み込んでいた股間の真っ赤な肉の割れ目は
今はすっかり閉じて、青い恥丘の中央を縦に走る細いスリットが見えるのみ。
死神「どうだ蜂女。改造されて生まれ変わった新しいその身体は?」
栗山「・・・最高だわ。・・・これが、改造人間なのね。なんて素晴らしいカラダなの!」
死神「そうだ。おまえはもう人間ではない。二度と人間に戻ることはできない。おまえは改造手術を受けて
生まれ変わった我らの同胞、ショッカーの改造人間・蜂女なのだ」
栗山「(大きくうなずいて)そう。わたしはもう、人間じゃない。わたしはショッカーの改造人間・蜂女!
フフッ! アハハッ! アハハハハハハッ!」
戦闘員が、衣装の入ったトレーを差し出す。栗山千明は白い長手袋をはめ、白いピンヒールのロングブーツを
履き、腰に黄色いサッシュを巻く。そして満足そうに自分の改造された肉体を眺め、クルリと一回転する。
長い黒髪と、半透明の2枚の羽根が、妖精のように風に舞う。
死神「では蜂女よ。これからおまえに使命を与える。おまえは女優・栗山千明としての名声を生かして、これから
設けるショッカー・エステサロンの広告塔となれ。そのためにおまえの頭部は、わざと人間の姿のまま残してある。
おまえはエステサロンの広告に引かれてやって来る愚かな娘どもを選別し、美貌とプロポーションに優れた者を
おまえと同じ姿の働き蜂女に改造して、女性改造人間による工作員軍団を組織するのだ。そしておまえたち蜂女
が持つ美貌と、究極の女体としてセックス用にチューニングされた肉体を駆使して、我がショッカーにとって
有用な人間を篭絡し、邪魔な者はその毒針で抹殺して、日本政財界の掌握に着手するのだ!」
栗山「わかったわ。わたしは蜂女。このカラダと美貌で、必ずや日本をショッカーのものにしてみせるわ!」
栗山千明、いや改造人間・蜂女はうなずくと、その美しい顔に妖艶で残酷な笑みを浮かべた。
273:名無しより愛をこめて
08/04/07 21:32:57 cPDtRWyt0
GJ
楽しませてもらいました。
やっぱり思考が変化するのはいいねぇ。
274:名無しより愛をこめて
08/04/07 23:29:52 HOlIHNunO
>>264-272
GJ!
展開はありふれたものだったが、栗山千明の写真を見ながら読んだら思わずおっきした
やはりエロい蜂女は栗山千明に限ると確信した
275:名無しより愛をこめて
08/04/08 00:00:02 EM8YChbr0
週刊仮面ライダーオフィシャルデータファイル 第4号、本日発売!
怪人図鑑の巻頭を飾るのは女性怪人の白眉、蜂女だ!
276:名無しより愛をこめて
08/04/08 00:32:52 zZSET7G60
久しぶりに覗いたら特化したスレになっていてワロタ
277:名無しより愛をこめて
08/04/08 00:40:35 ymcHKtIj0
>>264-272
GJ! 248氏の蜂女はマスクを被らない、完全顔出し怪人なんだね。
まあ、栗山千明を素体に使ってるからにはその方がいいんだろうけど。
ところで蜂女は完全顔出しで、しかも全身青塗り+ぐるぐるおっぱいだけでも、
ちゃんと蜂女と認識できるところがスゴイね。
他の怪人で特徴がこれだけシンプルに記号化してるやつって、まずいないと思う。
しかもその特徴が直接エロスに結びついていて、乳首から針を出し入れしたり、
その針を発射したり、おっぱいを蠕動させたりするだけでも、
強烈なエロスを醸し出してくる。
実際のショッカーの蜂女はそんなことしてないんだけど、
してもおかしくないと納得させるものがある。
もちろん人間の女にはできない芸当なんだけど、それでもとてつもなくエロい。
これだけエロス面でキャラが立ってる怪人だからこそ、こんなに人気があるんだろうと思った。
278:名無しより愛をこめて
08/04/08 03:24:21 cBdeZZJy0
206です。亀レスすみません。
そうでした、秘密捜査官と言えば滝が居ました。>>219さん、どうもありが
とうございます。
それにしても何と凄いGJ!!な改造→覚醒のSSがッ! 撮影かと思ったらマジ改造。
さらに最高のエロテクニックを持った美女怪人。これは萌え死です。
日が空いちゃったのですが、前回に続き武器・技の件。上の方に出ていた
「毒蜜キス移し」を使うシーン、拙いながらも妄想SS風にしてみたんですが、
こんな凄いSSの後だとさすがに気後れが…。
折角なので投下してみますが、技が技なので少し色っぽくしてみたものの、
上のSSには全く敵わないというかおこちゃまレベルです。すみません。
あと、私のだと普通の人間体にも変身できる設定になっています。
279:名無しより愛をこめて
08/04/08 03:26:11 cBdeZZJy0
その身体能力で直撃は回避したものの、ライダーキックで右脇腹にかなりのダメージ
を受けてしまった蜂女。
「うグぁ、ライダーめ。ううッ…覚えてらっしゃい」
捨て台詞を吐きつつも、戦闘員達に後を任せ、その場から逃走する蜂女。一文字
ライダーとサポートに駆けつけたFBI秘密捜査官の滝から逃れ、辛うじてアジトの
廃工場に逃げ込む蜂女。秘密実験を行っていた隠し部屋に入るや否や、苦痛にうめき
倒れ込んだのだった。
「ウウっ、この私がライダーごときに。うくッ。このままでは…」
が、程なくして、外には一旦変身を解いた一文字と滝が到着していた。
「成る程、ここをアジトにしていたのか。広いな。滝、二手に分かれよう」
滝にそう告げて足早に中に乗り込んでいく一文字。廃工場はかなりの規模であり、
二手に分かれて探索するのが得策だ。滝は工場の全景を見渡しつぶやく。
「この工場、どこかで見た記憶が…そうだ、ショッカーのあの洗脳映画に出て来た
工場だ。アジトがそのままロケ地だった訳か」
一文字とは逆方向の探索を開始する滝。中の機械やロボット類は廃工場とは思えない
状態で、つい数時間前まで稼働していたかのようだ。
「ショッカーめ、この工場で一体何を。それにしても蜂女、どこに隠れた」
怪しげな箇所をくまなく探すものの、人っ子一人いた気配すらない。
「くそっ、逃げられたか?」
その時、悔しそうに呟く滝の背後から「ガシャーン!」という大きな音が響いた。
そう、音の主は蜂女。立ち上がろうとしたものの、思うように体が動かず、薬品を
落とし割ってしまったのだ。
(あッ、しまったわ…)
「ん、あそこか!?」物音のした方向に駆け寄る滝。
「どうした蜂女、出てこい! 怖くなったのか?」蜂女を挑発する滝。
280:名無しより愛をこめて
08/04/08 03:26:49 cBdeZZJy0
「この声は…滝という捜査官。よくもこの私を侮辱…ウウッ!」
滝の挑発に煽られ、秘密部屋から出て行こうとするが、ライダーキックのダメージは
大きく、苦痛に顔を歪める蜂女。
「ウウッ。ライダーめっ。この痛み…」
人間とはいえ格闘能力に優れノーダメージの滝に、大ダメージを受けた今の蜂女が
敵う保証もない。一方滝は、隠し部屋があると睨み、壁を探り始めていた。
「確かこの壁の向こうから音がしたな。(コンコン) やはり隠し部屋か。そこに居る
ことは分かっているぞ、ショッカー!」
「そうだわ、ここはあの手で…」
そう呟き、部屋の隅へと移動していく蜂女。一方滝は蜂女を挑発しつつ、隠し扉の
スイッチを探り始めていた。
「あったぞ、ココだ! (ウィーーン)」
扉が開くと同時に身構えつつ部屋に飛び込む滝。部屋の中には様々な化学薬品や溶液、
工具、実験に使われたと思しき植物などが散乱している。先程まで誰かがそこにいた
気配はあるものの、辺りを見回しても肝心の蜂女の姿が見あたらない。
「何かの実験室といったところか。おかしいな、ここに居るはずだが」
「..すけ...て....」
部屋を物色する滝の背後から、苦痛にうめくかのようなか細い女性の声が聞こえて来た。
「誰だ!?」
振り向き声の主を探る滝。棚の陰にどうやら倒れている人がいるようだ。
「蜂女か?」
警戒しつつタイミングを見計らい棚の陰に回り込んだ彼が目にしたのは、うつぶせに
横たわる一人の若く美しい女性の姿だった。
281:名無しより愛をこめて
08/04/08 03:28:14 cBdeZZJy0
黒く長くしっとりと艶のあるストレートヘアが、どこからともなく吹き込む微風に
ゆるやかにたなびく。その肢体を鮮やかな青いレースのワンピース--それは
今にもパンティが見えそうなギリギリの超ミニ丈ワンピース--に包み、くびれた
ウェストからプリンと盛り上がったヒップの山と、惜しげもなく露出された白く
肉感的な太腿にかけてのラインを強調。膝下を包む青く光沢のあるレザーの
ニーブーツと白い太腿とのコントラストがゾクっとするほど悩ましく、全身から
濃厚な蜜のような甘い香りを漂わせている。
(ゴクっ…)
その姿に思わず見とれ、生唾をゴクっと飲み込み立ち尽くす滝。
「……きき君、大丈夫か? おい」
ふと我に返り、うずくまる美女を抱き起こそうとする滝。その柔らかな肢体の感触
にドギマギしつつも何とか彼女を抱き起こす。そして、その黒髪から覗く均整の
整った美しい顔を見て驚く滝。
「き、君は……女優の栗山千明さん!?」
「は・・い。私...」
「なぜ君のような人がこんな所に。んっ! そうか、君はあの洗脳映画で主役を。
なぜショッカーの!」
彼女がまさにこの廃工場を舞台にしたショッカーの洗脳映画で主役を務めていた
ことを思い出し、先程までの優しさはどこへ…といわんばかりの険しい口調で
栗山嬢を問いつめる滝。
「気付いたらここに..。閉じ込められて無理矢理・・映画に...ごめんなさい」
滝の厳しい口調に怯え、か細く、今にも泣き出しそうな声で答える栗山千明。
その姿にハっと我に返り謝る滝。
「す、すまない。君を責めるつもりはなかったんだ。栗山さん、何があったか
話してくれるかい?」
「はい...。見張りが居なくなって。逃げようとしたら怪人に…。いッ痛いっ...」
「だ、大丈夫か」
右脇腹を押さえ苦しみ痛がる栗山千明を抱きかかえる滝。逃げようとした時に
戦闘員や蜂女にに襲われたに違いない。ふと衣裳に目を遣ると、ワンピースの
生地はあちこちが無惨に引き裂かれ、形の整った美乳の谷間は無論、随所から
白い肌が露わになっている。その姿に再びゴクりとする滝。
282:名無しより愛をこめて
08/04/08 03:29:38 cBdeZZJy0
(ショッカーめ、何て酷いことを。それにしても…堪らないな…この)
栗山千明の抵抗しがたい魅力と、全身から醸し出される禁断の色香にどんどんと
引きずり込まれていく滝。
「これを飲んで。痛み止めだ」
「ありがとう...」
滝の手から痛み止めを受け取るかと思いきや、その白い指を彼の掌の上でツツーっ
と滑らせ、滝の指へと絡める栗山嬢。
「っ…!?」
「お願い、私を…守って」
次いで急に倒れ込むかのように滝にしなだれかかり、吐息混じりに彼の耳元で
甘い言葉を囁く栗山千明。突然の出来事に慌て動きの止まる滝。絶世の美女の
柔肌の感触と官能的な声が滝の煩悩を刺激する。
「あ、ああ。君を…いや…探さなくては」
「誰を..?」
「いや、は、蜂。女を。いや…君を守って」
「お願い…私を」
その魅惑の瞳で、この世のものとは思えない妖艶な表情で滝を見つめる栗山千明。
艶めかしく動かされる太腿によって超ミニワンピースの裾が捲れあがり、黒い
パンティがチラりと顔を出す。指を悩ましく絡め、滝の手をすすっと胸元へと導く
栗山嬢。
「あ、ああ。ち、千明ちゃん」
「私を…あなたのものにして」
栗山嬢の唇から漏れるこの上ない甘い囁きに遂に理性が弾ける滝。男の欲望に身を
任せ、彼女にのしかかり、強引にキスを迫る。
「千明ちゃん!」
「ああんっ。ねっ、優しく…」
甘い喘ぎ声を上げながら、滝の行動を制止し、優しいキスをおねだりする栗山嬢。
「そ、そうだな。千明ちゃん」
「あんっ…んっ」
283:名無しより愛をこめて
08/04/08 03:36:20 cBdeZZJy0
二人の唇が重なる。甘い声を上げる栗山千明。我を忘れ、激しく口づけをする滝。
が、その時、彼女の目が妖しく輝き、甘くドロッとした黄金色の液体が滝の口内に
流し込まれて行ったのだ。
「ングッ…」
滝の頭を人間とは思えない力で抱き寄せ、キスを続ける栗山千明。滝の目はあっと
言う間に虚ろになり、肌の色も見る見るうちに真っ青に変わっていく。その変貌を
確認するや、唇を離しニヤりと顔を歪め、ほくそ笑む栗山千明。
真っ青に染まった滝。そこにはFBI捜査官の面影など一切無く、まるで傀儡人形の
ように佇んでいる。
「ンフフフっ。まんまとこの手に引っ掛かるとは。FBI捜査官と言っても所詮は
馬鹿な男という訳ね。私の蜜の味はいかがだったかしら?」
先程までの甘くこの上なく甘く官能的な表情とはうって変わった、冷酷で邪悪な
表情を浮かべ呟く栗山千明。
「滝、お前は私の奴隷。私の命じた通りに働くのよ。いいわね」
滝に命じる栗山千明。その言葉に頷き、忠誠の礼を取る滝。
「オホホホっ。まずは…」
と、そこに予期せぬ、いやうってつけの来客が現れた。別方向の探索を行っていた
一文字隼人だ。部屋に入ってすぐに滝の姿を認め、声を掛ける。
「滝! ここに居たのか?」
「アラ、いい所に来たわね」
「誰だ?」
予想外の声に驚く一文字。仁王立ちする滝の背後から現れたのは、この場に似つ
かわしくない絶世の美女だった。
「君は…確か女優の。なぜ君がここに!?」
「あら、分からないかしら。今ちょうどこの男を下僕にしてあげたトコロよ」
「何っ!?」
「ウフフフっ。さあ、滝。あの男を殺すのよ。この蜂女の邪魔をする仮面ライダーを!」
284:名無しより愛をこめて
08/04/08 03:40:11 cBdeZZJy0
途中でIDが変わってますが206です。
ということで皆さんに倣って素体=栗山嬢の設定で、頑張って色っぽく
してみたつもりですが、難しいですね…。私にはこれが精一杯っす。
皆さんの設定や作戦や場面妄想を楽しみにしています。他の女怪人の話も。
失礼しました。
285:名無しより愛をこめて
08/04/08 06:29:33 Kz9Z5UgN0
>>279-283
GJ! すごく面白かったよ。
滝のロレツが回らなくなってゆくところなんかTV本編の滝を思わせて
とてもリアルで楽しめた。やはりこういうおいしい役は滝の真骨頂だね。
でもこの展開、必ず滝が一文字に気絶させられておしまいなんだよねw
栗山千明の誘惑がちょっと強引だけど、性フェロモンを分泌してるとかだったらOKかな。
(「全身から濃厚な蜜のような甘い香り」とちゃんと書いてあるね。)
でも栗山千明だったら、相手が女性の捜査官でもキスで何とかしそうな気もする。
毒蜜口移しの代わりに、おっぱい毒針刺しでもよかったけど、
206氏の設定では、毒蜜口移しは人間体時の技、ということなんだろうか?
そのあたりを示す意味でも、人間体→怪人への変身シーンを入れて欲しかったな。
もっとも一番萌えるのは、プスリとやられて驚くと、栗山千明が笑いながら胸元をはだけ、
そのおっぱいだけがいつの間にか蜂女のものになってる、といったやつなんだけど。
286:名無しより愛をこめて
08/04/08 08:32:39 VoiagYSbO
>>279-283
GJ
洗脳フィルムに廃工場が出てきたことを知ってるってことは
滝も一度は洗脳フィルムを見たわけかw
287:名無しより愛をこめて
08/04/08 10:30:25 5ixJ/o8DO
206
288:名無しより愛をこめて
08/04/08 11:09:34 5ixJ/o8DO
206@携帯です。さっきは操作ミスしてしまった。
レスありがとうございます。楽しんで頂けて良かったです。
頭の中には色々と浮かんで来たのですが、どうも上手く文章に出来ず、
指摘のように強引というか端折った感じになってしまいました…。
毒蜜移しは人間体技という設定なので、最後はキスの後に正体を現した方が萌ますね。
滝は調査の一環で映画を見たということで。
もちょっと自然に禁断のエロい誘惑に堕ちる感じに出来れば良かったんですが、上手くリライト出来るかなぁ(^^;)
どなたか叩き台に使ってリメイクして頂けると物凄く嬉しいですm(_ _)m
289:名無しより愛をこめて
08/04/08 13:02:02 Ns93CoBX0
206さん、GJ
別におかしなところは無いですよ。文章どうのこうのは気にされず
どんどん書いていって下さい
人間体から怪人体への変身(あるいはその逆)がどうなるのか気になるので
次回はぜひ、そのあたりを描写して下さい
レースのワンピースやら黒いパンティやらがどこから出てきたのか
どこにしまわれてるのかといった素朴な疑問に対する答えもよろしくw
290:名無しより愛をこめて
08/04/08 15:57:38 Qxl5YMx10
も前ら、私のちいちゃんになんてことを・・・
291:名無しより愛をこめて
08/04/08 20:24:44 93jtkJ+lO
フハハハ!!
もはや栗山千明は我らショッカーのものなのだ!
292:名無しより愛をこめて
08/04/08 20:47:43 PKQJaCu50
>>275
「週刊仮面ライダーオフィシャルデータファイル 第4号」買ってきた
さっそく蜂女のページをチェックすると、「背中の羽根を使って低空飛行ができる」という記述が!
20年来蜂女ヲタをやってるが、初めて知った衝撃の真実であったw
それにしても、剣を顔の前に構えたスチールの蜂女の、太ももと股間は実にエロい
293:名無しより愛をこめて
08/04/08 22:03:04 KJJkuv8z0
栗山千明はドSっぽいクールビューティーなだけでなく、世間ずれしてない純情さと弱さも
魅力のひとつだから(妖怪大戦争の鳥刺し妖女アギも、加藤を一途に想う純情なキャラだった)
蜂女に改造された栗ちぃも、残虐非道な中に女っぽい部分、一途な部分とかが残ってると面白い
でも、大幹部の誰かに恋しているが手駒としか見られてないとかだったら、ビシュムとかぶるか
294:206
08/04/09 01:50:34 CqkJh8eJ0
>>289さん
どうもありがとうございます。
「衣裳をどこにしまっているか」ですが、携帯用の圧縮パックに入れて腰の
ベルトの裏に格納…って、そりゃいきなり生活臭がして萎え萎えですね(^^;
えーと、人間体に変身するときに、自分の考えたコスチュームを自由に
纏える能力があるというのはどうでしょうか。って、今思い付いたんですが(^^;
「滝はこれでメロメロでイチコロ(死語)のはず」と考えて超ミニのレース
ワンピース姿に変身した訳です。
衣裳の元は何でしょうね。体の一部かなぁ。羽根を変化させたりとか。
このため、衣裳替えは出来るけど、その色は基本的に蜂の体や怪人体と同色
になる制約付き。なので拙作でも怪人体色と同じ青色ワンピ、ということで。
しかし、SSは難しいですね…。数日掛かってしまったんですが、
その割に詰めが甘々で。出来れば皆さんの意見を採り入れて妄想を膨らませ
たい所なんですが、筆力はまだまだだし、ネタもそんなに無いので、
ちとお休みいたします。すみません。
>>292さん
なんと、飛べたんですね。私も初めて知りましたw
是非劇中で披露して欲しかったなぁ。
295:名無しより愛をこめて
08/04/09 02:32:14 J7hCF4WJ0
>>206さんへ
SSを読んで、わたしが気付いた点を列挙してみました。ひょっとしてご参考になれば幸いです。
・怪人体での蜂女の独白は必要ないと思う。いや、蜂女の身になっての描写も必要ない。
滝の身になっての描写でずっと進め、蜂女には人間体で初めて登場してもらう方がいい。
(ミエミエでわかっていても)読者には栗山千明=蜂女とは極力バラさない方がいい。
・せっかく「蜂女はライダーキックでダメージを負っている」という設定なのだから、
滝が栗山千明に単に痛み止めを渡すだけでなく、服をはだけて包帯を巻くとかの方がいい。
その方が、滝が色香に惑わされる展開に自然につながる。
・洗脳映画の内容、科学実験の内容、そして主演の栗山千明が演じていた役割などについて
もっと詳細をほのめかしておいた方がいい。ショッカーの単なる脅迫で、栗山千明が
洗脳映画の主演ができるものなのかどうか、読者を説得しなければならないから。
「フィクションに見えて、わたし(栗山)、あの映画の中では本気で逃げてたんです」とか。
・滝が洗脳されるのがちょっと早すぎて興醒め。少しずつ身体の自由を奪われて、栗山千明も
少しずつ滝に正体をバラしてゆく方が面白いと思う。最後に滝の前で変身してみせるとか。
逆に言えばこの瞬間まで、読者に対しても栗山千明=蜂女、と断定させない方がいいと思う。
・一文字には、栗山千明は正体をバラすべきではない。滝をうまく操って一文字に自然に接近し、
(人間体のまま)胸の毒針でグッサリ刺した後ならバラしてもOK。
この時、栗山千明の声が蜂女の声に似ていることに気付くとか、同じ香りがするだとか、
一文字が栗山千明の正体について怪しむ伏線が入るとなおいいと思う。(滝と一文字の差別化)
あと個人的に蜂女の変身は、ハニーフラッシュ(いったん全裸になってから変身)がいいと思います。
ですから衣装は、全裸の栗山千明の周囲に、周囲の空中元素が固定されて生まれる(元は蜂女の
分泌物なのかも?)のだと自分は考えています。
この場合、変身後の蜂女も、滝が巻いた包帯をそのまましていてもいいのかも。それをさらに
一文字が蜂女=栗山千明であると気付くための伏線に利用してみるのも、面白いかも知れませんね。
296:名無しより愛をこめて
08/04/09 03:25:47 J7hCF4WJ0
ふと思ったのですが、蜂女が栗山千明の姿のまま、一文字にまで毒針をグッサリやってしまうと
その時点で蜂女の勝ちになってしまうので、次のような展開はどうでしょう?
廃工場の中を探る一文字、工場の一角に改造手術台を発見。つい最近使用された形跡があり、
蜂女の設計図も見つかる。先刻交戦したばかりの蜂女は、どうやらここで改造されたらしい。
さらに探索を続ける一文字、廃工場の中で洗脳映画の撮影リールをたくさん見つける。その中に、
本編未使用とおぼしき映像のDVDが。
周囲を確かめると、映像をまだ映せる(電気がきている)ことが判明。さっそくDVDをセットする。
そこに、洗脳された滝に導かれて栗山千明、登場。
会話後、みんなでDVDを見る展開に。映像の中身はなんと、ショッカーに捕まった栗山千明が
泣き叫びながら、さっき見たのと同じ手術台に縛られ、改造手術を施される実況映像。
一文字たちが画面を見守る中、蜂女に改造されてゆく栗山千明。
衝撃を受ける一文字。すると栗山千明が映像の前に立って、笑いながら画面の中と同じ蜂女に変身!
「そうよ、これは演技じゃなく本物の映像。わたしはこうやって、改造人間に生まれ変わったの!」
戦闘態勢を取ろうとする一文字を、洗脳された滝が背後から、常人ならざる力で拘束する。
飲まされた毒蜜の効果で肉体のリミッターが外れ、狂戦士化しているらしい。
蜂女の正体を現した栗山千明、剣を構え、動けない一文字にジリジリと迫ってゆく。
「一文字隼人、この毒針の注射を受けなさい。麻痺させて、あなたをわたしと同じ、完全な
改造人間にするのが楽しみなの」
297:名無しより愛をこめて
08/04/09 07:10:10 /RzG/hG40
206氏の蜂女の改造方法ってどんなの?
248氏みたいなナノマシン使ったバイオ改造?
それとも機械を身体に埋め込む機械改造?
あと206氏の蜂女にはセックル機能はあるの?
人間体でも怪人体でもセックルできるの?
人間が蜂女とセックルするとどうなっちゃうの?
298:名無しより愛をこめて
08/04/09 09:47:57 zDQ2reJl0
5秒で作れる女怪人w
URLリンク(125.207.177.163)
299:206
08/04/09 10:10:10 CqkJh8eJ0
>>295さん
丁寧なご指摘、どうもありがとうございます。大変参考になりました。
特に描写の粗さの件はまさにご指摘の通りです。
第三者からは栗山嬢=蜂女と推測出来ても、滝本人には最後まで「ショッカー
の犠牲者」と思わせて、自然と誘惑の罠に落ちていく感じにしないといけない
ですね。
「何だか妙な気分に→こんな時に何を考えているんだ→しかしこれは我慢出来
ない→いや、そんな事をしてはダメだ…」という感じで葛藤しつつ落ちていく
のが良いですかね。
変身方法も考えていなかったです。ハニーフラッシュ方式は良いですね。
あと、おっぱいの同心円模様を手でクルクルなぞると変身波が出て来るとか。
うーん、まだまだ精進が必要だなぁ。
改造方法を始め、設定をきちんと考えておらず、すみません。皆さんの妄想の
材料になるのであれば、それで満足です。
昨晩も書きましたが、少しお休みしますです。失礼いたしました。
300:名無しより愛をこめて
08/04/09 10:36:42 rZUAj8fU0
働き蜂はメスだから千明嬢を女王蜂として
女の子蜂のハーレムを作るんだろうな。
でオスは交尾のための機械。
百合板のアイドル千明嬢だからそんなシチュエーションもはまる。
301:名無しより愛をこめて
08/04/09 10:45:52 FHX9Noum0
>>206氏
SSを書きなれていないのだから荒削りなのは当たり前。
それよりもこうして文章にしてここに掲載した勇気と勢いに敬意を表するよ。
お休みするのは残念だけど、その勇気と勢いはこれからも持続して欲しいな。
302:名無しより愛をこめて
08/04/09 11:38:41 LPekyW2H0
>>300
いま「レズ改造」というのを思いついた
栗ちい蜂女には、別の女の子とレズることで相手を蜂女に改造する機能がついているの
乳首の針を相手の乳首にチクリと刺して、そのまま改造ナノマシンを乳房内部に注入したり
股間からクリトリスが変形した産卵管(男のティムポみたいな形だけど黄色と黒の縞模様)を
ニュッと出して、相手のあそこに挿入して局部を密着させ、双頭バイブでレズるみたいに
しながら相手の子宮内部に改造ナノマシンをドクリドクリと注ぎ込んでゆくの
303:名無しより愛をこめて
08/04/09 13:16:54 uVK9mUjFO
芸能界に潜入し、若手女優を次々とレズの手管で篭絡して
働き蜂女に改造してゆく栗山千明女王蜂女というのもいいな
304:名無しより愛をこめて
08/04/09 14:44:46 UoHQkZ8DO
「千明様、双頭バイブなんて,,,,,いつの間につけたんですか?」
「特製の最新型よ!あぁっと言う間に天国よ,,,,,」
ってな感じにゴーオンイエローあたりがヤラレちゃったら,,,,,
男も女もイカせる栗山蜂女のためにショッカーに入ってもイイかも
305:名無しより愛をこめて
08/04/09 14:55:39 xU4OoMAtO
アダルト百合にレス立てたら歓迎する。
306:名無しより愛をこめて
08/04/09 20:55:05 LPekyW2H0
どんなスレタイでスレ立てすればいいのかよくわからん
「女怪人@栗山千明で百合」とか?
307:名無しより愛をこめて
08/04/10 00:15:33 nWQDjPglO
百合オンリーなんてヤダヤダ
308:名無しより愛をこめて
08/04/10 01:53:15 i5PieBdG0
>>206さん
295です。色々偉そうなこと書いてごめんなさい。
実は206さんの作られた設定について色々考えていたら、SSを書きたくなってしまいました。
勝手なお願いですが、206さんの設定を元に、栗山蜂女のSSを書いてもよろしいでしょうか?
もちろん、206さんが既に書かれた描写とは極力かぶらないようにします。
書きたいのは次のような内容です。TVの「怪異!蜂女」と一部ダブらせてあります。
真夜中の国道、バイクを走らせる一文字隼人。ふと目の前に飛び出してきたネグリジェの美人を
轢きそうになる。「危ないじゃないか!」と叱るが、その女はどこかへ夢遊病のように歩いてゆく。
「…彼女が、彼女がわたしを呼んでいるの」不可解な言葉を残して闇に消える美女。
その近くには「お姉ちゃんがどこかに行ってしまった」と泣きじゃくるパジャマの幼女が。
女が導かれた先は謎の廃工場。その一室に豪華なベッドがしつらえられ、たくさんの美女にかしづかれた
セクシーな下着姿の栗山千明が、やって来た女を手招きする。「いらっしゃい、わたしの新しい働き蜂さん」
着ていたネグリジェを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になって栗山千明の腕の中に身を投げる美女。
世間ではその頃、若い女性の連続蒸発事件が新聞紙面を賑わしていた。
滝と一文字は、蒸発した女性たちがみな、栗山千明主演の映画「女王蜂」(横溝正史のそれに非ず)を
見ていたことに注目。廃工場に住む正体不明の謎の美女が、金も地位もある男たちを次々と破滅させてゆく
という内容で、ゴシックロマンな廃虚趣味と社会派の融合として話題になった、若い女性に人気の映画。
五郎とナオキがたまたま、秋葉原で中国人からその映画の違法DVDを買っていたので、それを城南大学に
持参して分析してもらうことに。分析の結果、サブリミナルな超音波と洗脳パターンが隠されていた。
309:名無しより愛をこめて
08/04/10 01:53:51 i5PieBdG0
あわてて立花レーシングクラブにその映画に注意するよう連絡するが、既にその映画を見ていた
マリとユリが、謎の超音波に誘われてどこかに消えてしまっていた。
映画を見て無意識に洗脳された人間は、謎の超音波で自由に操られるようになるのだ。
映画会社が怪しいとにらんで訪れた一文字隼人は、受付嬢の案内で「女王蜂」を撮った田和場監督の
新作が撮影中のスタジオを訪れるが、女優たちに襲われて負傷する。蜂を思わせるぐるぐる乳房の女戦闘員に
変身する受付嬢と女優たち。働き蜂女たちを指揮する女王蜂女の出現。ライダーに変身して交戦するが
多勢に無勢で苦戦する。スタジオのストロボランプを利用して蜂女がひるんだ一瞬をついて、女王蜂女に
ライダーキックをおみまいするライダー。だが致命傷には至らず、逃げる蜂女たち。
一文字ライダー、逃げ遅れた一体の働き蜂女を捕らえるが、なんとその顔は以前夜の国道で一文字が出会った、
ネグリジェの美女のものだった。ショッカーは蒸発させた女性たちを次々と働き蜂女に改造しているらしい。
いったん立花レーシングクラブにその蜂女を連れ帰る一文字。改造人間にされてしまった姉を見て
泣きじゃくる妹。その夜、謎の超音波に導かれてレーシングクラブを脱走し、飛んで逃げる蜂女。
予期していたかように後をつける一文字と滝。蜂女が向かった先は、映画のロケ現場とおぼしき廃工場。
ちょうどその頃、蜂女たちのアジトである廃工場の中では、蒸発したマリとユリの二人が、蜂女として
目覚めつつあった。
以後後編に続く。206さんのストーリーを経た後で、>>296のストーリーに繋がります。
なお私の考える展開では、滝和也が栗山千明に出会うのは廃工場の中の、崩れた天井から月光が振りそそぐ
一室に置かれた、水のないバスタブの中です。栗山千明はその中で、月光を浴び全裸になって眠っています。
310:名無しより愛をこめて
08/04/10 07:58:14 jeGqlw/S0
ぜひSSに纏めて!
311:名無しより愛をこめて
08/04/10 09:20:50 Ybd7LuA00
>>301さん
お気遣いありがとうございます。
みなさんの意見や話を参考に精進していければと…思っています。
まずは引き出しを広げないといけないですね。
>>295さん
はい、是非是非SSにしてくださいませ。綿密に練られていて、あらすじを読んだだけで
ワクワクハァハァしてきました。
私の描写とかぶっても全然構いません。
(私は着エロな感じで誘惑→奴隷化ってのに妙に萌えるんで、服を着せた次第です^^;)
ぜひぜひよろしくお願いいたします。楽しみにしています。
312:206
08/04/10 09:22:27 Ybd7LuA00
あ、↑のは206でした。すみません。
313:名無しより愛をこめて
08/04/10 22:44:57 JFasOMY20
蜂女の複眼って、精巧なフィギュアなんかだと必ず中の人の眼が透けて見えてたりして
昆虫の複眼ではなく、単なる「眼を覆うカバー」というのがファン的にも定着してるけど
実際の蜂女も、複眼は単なるマスクの一部で肉体の一部とは違うという認識でいいんだろうか
ひょっとして自室での蜂女は、あのマスクを外して普通にメイクしたりしてるのかも
314:名無しより愛をこめて
08/04/11 06:37:45 UeCm0M1s0
自室でメイクする蜂女と言えば、東映や平山プロデューサーも監修している、劇団
メガバックスコレクションが2001年に上演した「戦闘員日記」に出てくる蜂女がいるよ
ショッカー組織内でザコ戦闘員たちの憧れの美人先輩で、蜘蛛男先輩とつき合ってるという
噂なんだけど、なぜか主人公の戦闘員に興味を持って自室に招くわけ
この時に素顔晒してお化粧したりしてる。部屋に花なんか生けたりしてさ
ま、限りなく普通のOLっぽいんだけど、一応改造人間だと明言されてる
田沢湖に近い青森県の出身で、集団就職で上京してショッカーに女戦闘員として就職し、
仕事の成果をバリバリあげたので、改造手術を受けて蜂女になったという設定
主人公に本気で惚れて、早くライダー倒してデートに行こうとあせったため蹴り殺されてしまうの
TV本編の蜂女にもこういう背景があるのかな?と思ったら笑える
315:名無しより愛をこめて
08/04/11 07:03:01 AN0SLZaQ0
>>313
戦闘時の防御ゴーグルみたいなものかな
316:名無しより愛をこめて
08/04/11 07:34:14 Ppdt2x5T0
栗ちいの蜂女だったらライダーよりも応援してしまうな
キルビルでもユマを倒してほしかったしw
317:名無しより愛をこめて
08/04/11 13:13:37 MykrwX310
URLリンク(www89.sakura.ne.jp)
URLリンク(www89.sakura.ne.jp)
URLリンク(www89.sakura.ne.jp)
318:名無しより愛をこめて
08/04/11 17:24:17 PLNYdWt10
↑何コレ?
319:名無しより愛をこめて
08/04/11 23:07:56 zeRlzcMO0
栗ちぃ蜂女が、映画を見た女性を次々と催眠音波で拉致し、特に容貌が
優れた者を働き蜂女に改造して自分のそばにはべらせてるとして
容貌が不自由な女性の処分はいったいどうすると思う?
(1) 栗ちぃは百合百合フェミニストだから男は殺すが女は絶対殺さない
催眠音波で操って別の美女を誘拐するための工作員として使う
(2) 栗ちぃはドSだから、毒ガスの実験を兼ねて処刑してしまう
320:名無しより愛をこめて
08/04/12 01:05:09 3qYwAm09O
320
321:名無しより愛をこめて
08/04/12 01:51:41 CKHAfG+uO
>>313
あのゴーグルがあることで
視覚がより強化されるとかもあるかもね
>>314
泣けるやら笑えるやら…
でも、アリだな
322:名無しより愛をこめて
08/04/12 07:35:56 wXfVPMgG0
改造前の栗ちいは百合で処女(ただし開通済)がガチだけど
蜂女に改造後の栗ちいは、エロ蜂女として犠牲者の男とセックルしまくりがいい?
それとも男嫌いの百合ひとすじで、美女を働き蜂に改造してレズりまくりがいい?
323:名無しより愛をこめて
08/04/12 14:54:03 CKHAfG+uO
改造前は百合で処女
改造後はチンポバカ
そんで、素がそれに侵食されてって
バイになるというオチで
さらには自分好みの女の子をさらってきて
ふたなりに改造したり
鬼畜道まっしぐら
324:名無しより愛をこめて
08/04/12 17:26:35 0Ycj69Fc0
>>322
>処女(ただし開通済)がガチ
開通済の処女ってことは、相手は双頭バイb(ry
325:◇VHC89pxCWg
08/04/12 18:05:10 VZfEytia0
_,,..:--─‐-=,,._
./;;,ィ''"´ ̄`゙゙ヾ;ミミミ;;、
./ミミ/゙ ゙:::゙iミミミ:l 毛派 ・・・・・・・・・・・右派
iミミ′: : ..::::_;ミミ;ミ;リ 無毛派 ・・・・・・・・・左派
ヽ,! ゙ .,;;;..'' ''゙゙;;_ ゙:::ヾ;;;;;;/ 薄毛派 ・・・・・・・・中道派
. } :'゙::“:゙:. l::'゙.”:゙;.::'':;;゙irく 増毛派 ・・・・・・・・・理想主義
. | ヽ .,r ..:::、 ..::::;;;トl;| 植毛派 ・・・・・・・・・現実主義
|.. :' ''ー;^''::ヽ. :':::::;;;i::ソ ヅラ派 ・・・・・・・・・悲観主義
. l、 ←‐'‐→、! ..::::;;;l゙´ バーコード派 ・・・自虐思想
ヽ.. `゙゙゙.,゙´ '":::';;;ハ、 スプレー派 ・・・・・終末思想
_,,/`i、 -:: -:::'::゙:::;;ツ'::::`;、_ モヒカン派 ・・・・・・原理主義
_,...-‐''" | ゙;、 i":;;:::::;,/':::::::::;!::::`::-、 弁髪派 ・・・・・・・・・中華思想
.l゙ ゙ヽ:;,ン'":::::::::::::/::::::::: : - 波平派 ・・・・・・・・・瀬戸際外交
l .,/;l ,r"
.ヽ /r;:ヘ、 ,,/;''
326:名無しより愛をこめて
08/04/13 02:19:06 QdAPkKVl0
蜂女栗山千明がさらってきて改造する、自分好みの女の子って、どういうタイプ?
327:名無しより愛をこめて
08/04/13 04:22:40 LYd96xJkO
色素の薄い、儚い感じの子
…なんだけど、実は♂
あまりにも女っぽいんで
間違えてさらわれる
間違えたのは蜂女の方なのに
「アンタがナヨナヨしてるのが悪いのよ!」
とか言われて虐め倒されて
「アンタみたいに男らしくない奴にはこれがお似合いよ」と
ふたなりに改造される
328:名無しより愛をこめて
08/04/13 05:30:34 X1W7Q2/K0
ありきたりだけど性経験の無いお嬢様タイプ
で改造されたその女の子がまた自分と同じような淑女をさらって仲間にしていく、と
329:名無しより愛をこめて
08/04/13 11:20:26 0Xyf6rem0
栗山蜂女にふさわしい、セクシーでエロチックな変身方法ってどんなのだろう?
変身アイテムのバイブをあそこに入れて、あえぎながら変身とかかな?
330:名無しより愛をこめて
08/04/13 19:35:32 k5sOgUiN0
単純に「発情すると変身する」でいいんじゃね
ドSだから臨戦態勢に入ると発情して自動的に変身できそうだし
331:名無しより愛をこめて
08/04/14 10:05:35 tCkjPpx60
変身しなくていいよ。顔は栗山嬢のまま、身体は蜂女、というのがいちばんそそる
332:名無しより愛をこめて
08/04/14 10:29:48 nrIcdr6FO
なんかあらぬ方向に行ってない?
333:名無しより愛をこめて
08/04/14 11:04:15 B+H1nMay0
ここは実質「栗ちぃが改造された蜂女の痴態を妄想して(;´Д`)ハァハァするスレ」ですw
334:名無しより愛をこめて
08/04/14 16:27:14 c78FB5WNO
蜂と栗と聞くと、さるかに合戦を連想してしまう俺ブランカ
335:名無しより愛をこめて
08/04/14 22:12:44 1m6knpUk0
バラランガはもう少しルックスがエロかったら蜂女以来の逸材だったのにな。
失敗したとはいえ、一応洗脳効果のあるトゲ持ってたようだし。
336:名無しより愛をこめて
08/04/15 00:27:34 vY/FBMn00
バラランガ良かったなぁ。
確かにもうちょっとエロかったらかなりのハァハァもんだったと思う。
例によって滝が人間体の罠に引っ掛かって操られていたしww
(実際は操られた振りだったけど。)
337:名無しより愛をこめて
08/04/15 00:44:56 My1UyEKX0
バラランガは女性が怪人体を演じてたら良かったのに
>>262にもある、たの幼新案カードの「どくバラおんな」の要素を入れて
ボディは黒全身タイツにバラのツタがまとわりついてる感じで
頭部は半分は女性の素顔、半分は特殊メイクでやってくれてれば神だった
中の人はもちろん、人間体と同じ松沢ののさんで
338:名無しより愛をこめて
08/04/15 07:20:31 tNfgZrV60
バラランガはバラ子さんの強制改造シーンがあればよかった
339:名無しより愛をこめて
08/04/15 08:31:19 IJ+2HUZGO
グロンギのバラ姐みたいに、人間体の身体の一部だけ怪人体化してくれたらよかったと思う
340:名無しより愛をこめて
08/04/15 08:53:25 gsYwTSsJO
バラの怪人と言えば、戦隊シリーズでは希な素面のバラリンカがいるけど、ただのコスプレみたいで改造かクリーチャーっぽくないんだよね。
超人バロム1には、ランゲルゲっていう植物系の女魔人がいるな
341:名無しより愛をこめて
08/04/15 09:19:55 2VZ19nT/0
いいこと思いついた
女性の素肌に直接刺青を入れて怪人化するんだ
極彩色のバラの刺青を全身いたるところに(もちろん顔面も)入れて
全裸で歩けば、立派なエロ女怪人だ
342:名無しより愛をこめて
08/04/15 14:56:28 NRcVL45w0
天才現る!
343:名無しより愛をこめて
08/04/15 20:57:40 UG6HooFz0
バラランガの改造SS(ただしロリ)
URLリンク(wiki.livedoor.jp)
344:名無しより愛をこめて
08/04/15 23:58:50 3NS27jeq0
>>341
刺青の墨がナノマシンになってる感じ?
345:名無しより愛をこめて
08/04/16 07:47:14 YPelqBeF0
栗山蜂女のまとめ
・映画の撮影途中で改造された
・改造されるまでは処女。改造後は男女問わずにやりまくり
・完成した映画は洗脳映画。見た人間を超音波で操る
・美女を集めて働き蜂女に改造し百合百合
・人間体の時の武器は口移し毒蜜とおっぱい針
・怪人体の時の武器はおっぱい針発射!
・アジトは廃工場
・犠牲者の名前は滝和也
346:名無しより愛をこめて
08/04/16 18:03:56 ojl0nJtaO
蜂女に侵される緑川ルリ子
347:名無しより愛をこめて
08/04/16 18:11:06 bIt4Hm5cO
蜂女に拉致されて慰みものにされたあげく
働き蜂女に改造される緑川ルリ子
348:名無しより愛をこめて
08/04/16 18:56:51 gbEOw4E90
むしろ蜂女の正体がルリ子さんで、本人もそのことはまったく覚えておらず
無意識のうちに変身して悪事を働いているとかだったら萌え
自分の正体を知って苦悩するならもっと萌え
349:名無しより愛をこめて
08/04/16 20:15:12 ojl0nJtaO
ルリ子の旧友の野原ひろみやサラセニアンに植物園で誘拐された御姉さんなど改造され量産されるなどは?
350:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:51:02 mfoc4vpq0
295です。>>308-309で予告してあった、栗山千明蜂女のSS、とりあえず前半部分だけ完成しましたので
投下させていただきます。本当なら完成後の方がいいのでしょうが、あまりお待たせするのもどうかと
思いまして。
自分もちぃちゃん大好き人間なので、楽しんで書きました。かなりエロくなり過ぎて反省!です。
ちぃちゃんゴメンね。
それではお楽しみ下さい(^^)。物語の時間軸的には、死神博士の登場直後くらいの設定にしてあります。
タイトルは、「仮面ライダー 第4X話 《悪夢の洗脳映画!美しき改造人間の甘い罠》」といったところで。
351:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:51:27 mfoc4vpq0
ひと気の無い夜の国道。フリーカメラマンの一文字隼人は取材を終え、立花オートコーナーに向かって
一路バイクを走らせていた。彼の良き理解者である立花藤兵衛、そしてそこに集う仲間たちとの語らいが、
天涯孤独の身の一文字にとっては貴重な憩いのひとときであった。
突然! 一文字の目の前に、青い服を着た人影がフラフラと飛び出してきた。
「危ない!」急ブレーキをかけ、ハンドルを大きく切って間一髪で人影をかわす一文字。
「何してるんだ! あやうく轢いてしまうところだったじゃないか!」バイクを停め、大声で怒鳴る一文字。
だが人影は、何も聞こえなかったかのようにそのままフラフラと歩み続ける。まるで夢遊病だ。
バイクの前照灯に浮かび上がったその人影は、セットしていない髪を振り乱した、細身の若い女性である。
しかも身にまとってるのはどうやら薄青色のネグリジェ。どう見ても尋常ではない。
「おい、きみ! 一体どうしたんだ!?」
女の様子がただごとではないことに気付いた一文字が、バイクから停めて駆け出し、女の腕を掴んだ。
振り向いたその顔は、清楚な雰囲気の絶世の美女。さすがの一文字も一瞬ドキンと胸が高鳴った。
女は何かに憑かれたようなトロンとした眼で、うわごとのように言った。
「・・・彼女が、・・・彼女がわたしを呼んでいるの・・・」
「・・・彼女?」
「・・・くりや・・・はちお・・・な・・・」
女は、二の腕を掴む一文字の手を振りほどくと、彼を勢いよく突き飛ばした。「うわッ!」
突然のことに、路肩に尻餅をつく一文字。女はそのままフラフラと、夜の闇の中に消えていった。
《・・・驚いたな。改造人間の俺を突き飛ばすなんて、女の人にあんな力が出るものだろうか?》
もはや女の姿は見当たらない。立ち上がり土を払った一文字は、仕方なくバイクに戻り、再びエンジンをふかす。
だが少しも走らないうちに、一文字は今度は、クスンクスンと泣きながら国道を歩いている少女に出会った。
ピンク色の可愛いナイティを着た、小学3年生くらいの愛らしい少女だ。
「きみ。どうしたんだい? こんな時間に?」
「・・・グスン。おねえちゃんが・・・沙夜おねえちゃんが・・・きゅうにいなくなっちゃったの」
352:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:51:54 mfoc4vpq0
一文字を突き飛ばしたネグリジェの美女、沙夜は、フラフラとした足取りで、だが迷うことなく、月の光に
煌々と照らされた郊外の道を歩んでゆく。そして町の外れにある、ひと気の無い廃工場の中へと姿を消した。
明かりは壊れた天井から漏れる月の光のみ。深い闇に包まれた無人の工場内を、沙夜は迷わず階段を降り、
地下室へと向かう。
コンクリートが剥き出しになった冷たい床の上を、沙夜が裸足で歩む、ひたひたという音が響く。
工場の最奥部に、いかめしい鉄の扉があった。沙夜はその扉をゆっくりと開き、中に足を踏み入れた。
部屋の中は、廃工場の中とはとても思えない、別世界であった。シャンデリアが煌めき、豊かなドレープと
華麗なロココ風調度に囲まれた、豪奢な空間が拡がっている。
えも言われるかぐわしい、妖しい蜜のような香りが部屋全体に漂っている。
部屋に足を踏み入れた沙夜は、そこでハッと我に返った。周囲を見渡し、その奇妙な光景におびえて叫んだ。
「 ・・・ここは・・・ここは、どこなの?」
部屋の中央には天蓋付きのキングサイズのベッドが置かれ、一人の女がその上に寝そべっていた。
そしてベッドの両側には30人を超える奇妙な姿の女性たちが、直立したままメイドのように立ち並んでいる。
その女たちが、沙夜の方を一斉に見た。
「キャアッ!」
353:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:52:19 mfoc4vpq0
微動だにせず居並ぶ女たちの姿は、まことに奇妙なものであった。
その頭部はいずれも、清楚な雰囲気のお嬢様風の、絶世の美女揃いである。だが彼女たちのボディはいずれも、
うぶ毛ひとつ生えていない、なめし皮のように滑らかな、青い皮膚で全身覆われていた。
それは決して衣装ではなかった。引き締まったウェストの中央には臍があり、こんもりと盛り上がった、
毛の生えていない恥丘の中央には、女性のしるし、大切なスリットが縦にくっきりと刻まれている。
そう、彼女たちはあきらかに全裸であった。
彼女たちの手足は、白いエナメル質の長手袋とピンヒールのロングブーツのように、皮膚そのものが変化している。
ボディ全体が青一色に染まる中、乳房だけが蜂の腹部を思わせる、黄色と黒の同心円模様で彩られている。
巨乳の者も控えめな胸の者もいたが、彼女たちの乳房はブラを着けていないにも関わらず重力で垂れることなく
ロケットのように前方に張り出し、まるで別の生き物のように、蛇腹状に淫らな蠕動を繰り返している。
体側には脇腹から太股にかけて、昆虫の気門のような孔がズラリと並び、呼吸とともに開閉を繰り返している。
彼女たちの額には2本の真っ赤な触角が生え、背中からは薄黄色の半透明の羽根が2枚、妖精のように伸びて、
ゆっくりと開閉を繰り返している。
そう、彼女たちの姿は人間女性と蜂をかけ合わせたかのような、一目見て人間ではないとわかる奇妙なものだった。
「・・・ようこそ沙夜。わたしの新しい、可愛い働き蜂さん」
うずくまり、おびえてガクガク震える沙夜に向けて、ベッドの上に寝そべっている女が妖艶な笑みを浮かべながら、
優しく声を掛けた。その声はまだ若い女性のものだったが、女王のような威圧的な響きに満ちていた。
自分の名前が呼ばれたのに驚いて、沙夜はベッドの女を見た。
「・・・あ、あなたは・・・!」
沙夜は驚いて叫んだ。女の顔に、はっきりと見覚えがあったからだ。
ベッドの女も、やはり蜂と人間女性を融合させたボディを持っていた。その女が、沙夜を見つめ、妖しく笑った。
「・・・ウフッ! ウフフフフッ! ・・・アハッ! アハハハハハッ!!」
冷たい笑い声が、廃工場の中にこだました。
354:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:53:15 mfoc4vpq0
「・・・じゃあ、繭ちゃんのお姉さんの沙夜さんは、夜、急にベッドから抜け出してどこかに歩き出し、
そのまま消えてしまったわけか」
立花オートコーナーの応接間。夜の国道で一文字に保護された岩本繭という少女に、立花レーシングクラブの
会長である立花藤兵衛が優しく問い掛ける。柔和な笑顔の、人当たりの良い初老の紳士である。
ナイティの上からナイトローブを羽織った少女の背中を、レーシングクラブのスタッフであるエミがゆっくりと
あやすように撫でている。
エミは17歳のハーフの美少女。見掛けによらず合気道と暗号解読のエキスパートで、かつて本郷猛の助手を
していたこともある。
繭という名の少女は、この場の暖かな雰囲気のおかげでだいぶん落ち着いたとはいえ、泣きはらした真っ赤な
目でしきりにしゃくり上げながら、たどたどしく説明をする。
「ヒクッ・・・うん。わたしがよんでも、おねえちゃん、なにもきこえないみたいだった。ただ・・・」
「・・・ただ? どうしたんだい?」
「おねえちゃん、女のひとがわたしをよんでるって、ずっとつぶやいてたの」
「女の人? いったいどんな女の人だい?」
「あのね、ハチみたいなひと、だって」
「蜂みたいな女? いったい何のことだ?」
「はい。ケーキよ繭ちゃん。遠慮せずに食べてね」
エミと同じくクラブのスタッフであるミカが、苺のショートケーキと紅茶を運んできた。占いとカード投げの
達人。エキゾチックな顔立ちのエミとは対照的に、長い黒髪が印象的な純和風の17歳の美少女である。
「ほおら、美味しいわよぉ。遠慮してると無くなっちゃうわよ」
真っ先にケーキの皿を取り、ほおばっているのはスタッフのユリ。20歳を迎えたばかりのショートカットの
美女で、空手3段の格闘技の達人である。
おどけた様子のユリにつられて、繭もようやく泣きやみ、ミカが差し出すスプーンをそっとくわえた。
「おいしい!!」
「でしょう? 遠慮しないでどんどん食べていいのよ」
「あら? ひょっとしてユリったら、わたしたちの分まで食べちゃったの!? ひどぉい! この食いしんぼッ!」
「知らないわよ。最初から3つしか無かったんじゃないの?」
355:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:53:49 mfoc4vpq0
そこに、FBI特命捜査官の滝和也を伴って、一文字隼人が現われた。
「おやじさん。警察にも確認してみたんですが、沙夜さんの手掛かりはどこにもありませんね。ただ・・・」
「・・・ただ? ただどうしたんだ?」
「ここんところ続発している、連続美女蒸発事件に関係があるんじゃないかって」
「連続・・・美女蒸発事件? 何だそりゃ?」
滝が口をはさんだ。」
「俺がここ数日、ずっと追い続けている謎の事件ですよ。この1週間の間に、なんと33件もの蒸発事件が
連続して起こってるんです。しかも、消えたのはそろって、お城様風の絶世の美女ばかり」
「美女ばかり? 沙夜さんも、その一人だって言うのか?」
「ええ。女性たちは沙夜さん同様、決まって真夜中に、家から忽然といなくなっているんです。手掛かりは
まったく無し。蒸発した女性たちにも、共通点や接点はまったく無し、と来たもんです。・・・でもねッ!」
「どうした?」
「俺はつきとめたんですよ。蒸発した美女たちはいなくなった前の日に必ず、ある映画を見ていたんです」
「映画ぁ?」
「今話題の『女王蜂』って映画ですよ。栗山千明主演の」
「栗山千明? 誰だそりゃ?」
「まぁ会長ったら、ちあきちゃんを知らないんですかぁ!?」
「あっきれた! 今の日本映画界をしょって立つ、大スターじゃないですか!」
エミとミカの二人が、なじるように藤兵衛に詰め寄る。思わずたじたじとなる藤兵衛。
「・・・なんだお前ら、興奮して。栗山千明ってそんなに有名な女優なのか?」
「もちろん! クールでセクシーで、今の女の子たちに大人気! わたしたち二人とも、ちあきちゃんの昔からの
大ファンなの!」
「実はわたしたちも今日、『女王蜂』を見てきたばかりなんですよ!」
「ああッ! ずるーい! あたしが当番の日に、二人だけでしっかり見てくるなんてさ!」ユリが猛抗議する。
「あたしだってずっとずっと見たかったんだから!」
「ごめぇんユリ! 今度は一緒に行こ! わたし、ちあきちゃんの映画なら何度見たっていいわ!」
エミとミカの二人はボーッと夢見心地になって、自分の肩を抱いたまま悶えるように身を震わせる。
その様子を見て、藤兵衛と滝の二人はダメだこりゃ、とばかりに思わず肩をすくませた。
356:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:54:29 mfoc4vpq0
『女王蜂』は新進映画プロダクションのTAWABAエンタテイメントが制作した、今年一番の話題作である。
ハリウッド進出も果たしたクールビューティー、栗山千明の妖艶な魅力を前面に押し出した期待作で、
1週間前の公開と同時に若い女性を中心としたファンが劇場に押し掛け、邦画史上稀にみるヒットを記録していた。
「女王蜂」と言えば、かつて栗山千明も主役をつとめたことがある、横溝正史原作の同名のミステリがあるが、
この映画はそれとは全く関係がない。栗山千明が演じる、廃工場に住む謎の美女によって、金も地位もある
男たちが次々と誘惑され破滅してゆくというストーリーで、社会派風の風刺が効いたユニークな作品である。
映画全編に、今の若者たちにも人気の廃虚趣味にも通じる、ゴシックな耽美趣味が溢れており、ファンタジーと
冷たい現実が溶け合ったクールな世界観が現代人に受け入れられたのだろう。評論家たちはそう分析していた。
特に、天井の壊れた廃工場に置かれたバスタブで、月光に照らされながら全裸の栗山千明が入浴するシーンは、
彼女が体当たりで披露した修正なしのオールヌードが、幻想的な映像で延々と映され、邦画史に残る屈指の
名シーンとして評判を呼んでいた。
357:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:54:50 mfoc4vpq0
「おやじさん。ひょっとしたらその映画のフィルムに、何かが仕掛けられているのかも?」
一文字隼人が真剣な表情でつぶやく。
「うむ。わしもそう考えていた、だが上映中の人気映画のフィルム、そう簡単に貸してはもらえんだろう」
「なんとかしてフィルムを入手する方法を、考えなければいけませんね」
「・・・えっへへ!」その時、ソファの裏側から顔を出した者がいる。小学生の石倉五郎である。
いつから隠れていたのか、その頬にはケーキのクリームがこびり付いている、
「ああッ!五郎! さてはわたしたちのケーキ食べたの、あんたでしょ!」
「いいからいいから。・・・ジャーン! 隼人さん、『女王蜂』ってひょっとして、これじゃない!?」
五郎が手にしているのは、ジャケットに「女王蜂」と書かれたDVD。明らかに違法の品である。
「五郎! 一体どうしたんだこんなもの!」
「話題の映画なのに子どもは見られないだろ? 栗山千明のヌードがあるからってさ。だからおれ、今日秋葉原に
行って露店の中国人から買って来たんだよ」
「んもう五郎ったら! こっそりヌードを見るつもりだったのね!」
「でかしだぞ五郎!」一文字が興奮して叫んだ。「頼む。しばらくこいつを貸してくれないか」
「いいよ、隼人さんの頼みなら。・・・でも後で、ちゃんと返してね」
358:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:55:16 mfoc4vpq0
「あなたは・・・くりやま・・・ちあき・・・さん?」
廃工場の地下の豪奢な部屋の中。夢遊病のようにここに導かれてきた岩本沙夜が、ベッドの上の女を見て
驚いた様子でたどたどしく言った。
ベッドの上に横たわる女は、人間女性と蜂が融合したかのような、奇妙なボディを持っていた。
だがその顔は、ベッドの両側に居並ぶ美女たちの誰よりも輝かしい、類い稀な美貌を誇っていた。
前髪を一直線に切りそろえた、長くつややかな黒髪。妖艶で鋭い光を宿した、印象的な切れ長の大きな目。
すっきり整ったエキゾチックな雰囲気の鼻筋。そして真っ赤に染まった、かたちの良いくちびる。
そう、ベッドの上の女の顔は、『女王蜂』主演の人気絶頂の映画女優、栗山千明のものに他ならなかった。
だがベッドの上の栗山千明は、クスリと笑って首を振った。
「ううん。わたしはもう、栗山千明じゃないわ。ショッカーの改造手術を受けて、新しく生まれ変わったの。
見て、この身体! 蜂と人間がひとつになった、素敵な身体。今のわたしの名前はショッカーの改造人間・蜂女!」
「・・・蜂女!?」
「そう。そして沙夜。あなたも今から、わたしたち蜂女の仲間入りをするの」
栗山千明が改造された蜂女は、沙夜に向かって獲物を狙う獣のような、鋭いなめるような視線を向けた。
その視線に射すくめられて、沙夜は蛇ににらまれたカエルのように、その場で身動きがとれなくなった。
「・・・ひいッ・・・い、イヤッ!」
目をそむけることはできなかった。意識がクラクラと遠くなり、蜂女の声しか耳に届かなくなった。
蜂女は寝そべったまま両脚をゆっくりと広げた。エナメル製の白い手袋のような手を股間に伸ばし、二本の指で
そっと局所のスリットをこじ開ける。広げた股間、青い肌の中央に真っ赤に花開く、淫らな肉の孔が露わになる。
肉の孔からはピンク色の霧のようなものがモワモワと立ち昇り、部屋中に充満してゆく。
その霧は、人間ならば男女関係なしに作用する、強烈な性フェロモンであった。
359:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:55:40 mfoc4vpq0
「・・・あ・・・あ・・・あ!」
霧を吸い込んだ沙夜は、股間が急にうずくのを感じて、あわててネグリジェ越しに股間を手で押さえた。
だがその手が、次第にスリットに沿った摩擦運動へと変わってゆく。
「・・・ああッ・・・ダメ!・・・ダメよ・・・んッ!・・・んッ!」
沙夜の目は薄開きのトロンとしたものに変わり、だらしなく開けた口からは切ないあえぎ声が漏れる。
「さあ、沙夜。こっちにいらっしゃい」
蜂女は、額から伸びた真っ赤な二本の触角を震わせた。沙夜は抵抗できないままフラフラと立ち上がり、
ネグリジェを乱暴に脱ぎ捨てた。ブラを、ショーツを放り捨てて生まれたままの姿になった。白い素肌が、
くびれた細い腰が、そして放漫な乳房が露わになった。
沙夜はハァハァと息を荒げながら、蜂女が待つベッドの中央に向かって四つん這いで獣のように這い進んでいった。
「・・・さあ、沙夜。いらっしゃい。わたしとひとつになり、生まれ変わるのよ」
蜂女は、聖母のような、そして悪魔のような笑みを浮かべて、沙夜を迎え入れた。
沙夜は歓喜の表情を浮かべて、蜂女の広げた腕の中に勢いよく飛び込んだ。そして蜂女の腰と背中に両手を回し、
狂ったように激しく愛撫を繰り返しながら、同心円模様の乳房にむしゃぶりつき、その乳首を強く吸った。
「・・・ん!・・・ん!・・・むふぅ!」
蜂女は自分の人さし指と中指を揃えてしゃぶり、その指を沙夜の秘所へと伸ばした。ちゅぱ、ちゃぷっ!
肉壺を刺激する卑猥な音が響き、沙夜は思わず乳首を吸う口を放し、身体を震わせた。
「・・・あ、アアッ!」
「フフッ。やっぱり処女なのね。沙夜、今からあなたに、女の悦びを教えてあげるわ」
栗山千明が改造された蜂女は、触角を震わせながら、真っ赤に染まったその唇を沙夜の愛らしい唇に重ねた。
360:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:57:09 mfoc4vpq0
「・・・はあッ・・・はあッ・・・あふぅ・・・あうん・・・あうぅん・・・あううぅん・・・」
豪奢なベッドの上で、岩本沙夜は栗山千明の頭部を持った蜂女と身体をからめ合いながら、激しくあえいでいた。
沙夜と蜂女は、お互いの舌を激しくからめ合いながら、互いの唾液を吸った。蜂女の唾液は蜜のように甘く、
それを味わうごとに沙夜の身体は熱くほてり、理性が失われていった。
白いエナメルの手袋のような蜂女の細い指が、沙夜の華奢な背中を、くびれた腰を、引き締まった尻を這い回る。
そして女性だけが知る、微妙な性感帯をじらしながら刺激する。
それは、男を知らない沙夜が生まれて初めて味わう、性の饗宴であった。沙夜は理性をかなぐり捨て、
一匹の牝の獣になって全身を貫く快楽の嵐に身を任せ、ひたすら悶え、あえぎ、よがり狂うのだった。
「・・・ああん・・・あうぅん・・・・はうぅん・・・・あうッ!・・・あうッ!・・・はうッ!はうッ!」
沙夜の豊満な乳房は、蜂女の同心円模様の乳房と、乳首のところでひとつに繋がっていた。
蜂女の乳首から伸びた針が、沙夜の乳房の奥深くに挿入されていた。そして蜂の乳房が淫らに蠕動するとともに、
針の中を伝わって生暖かい液体のようなものが、沙夜の乳房の内部にトクン、トクンと注ぎ込まれてゆく。
それは、沙夜の乳房を蜂の乳房に変えるために送り込まれる、改造ナノマシンを含んだ液体であった。
蜂女の乳首から液体が断続的に送り込まれるとともに、沙夜の乳房はぶるんぶるんと震えた。やがて、沙夜の
白い乳房の表面に、黄色と黒の同心円模様がうっすらと浮かび上がってきた。
「・・・はうぅッ! ・・はうぅッ! ・・あン!・・・あン!・・・ああン!・・・あああうぅン!」
361:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:57:33 mfoc4vpq0
沙夜と、栗山千明が改造された蜂女は、股間を密着させ、互いの性器を激しく擦り合わせていた。
だが密着した性器の間に、黄色と黒の縞模様の太いパイプのようなものがチラリチラリと覗く。
それは、蜂女が自らの子宮の奥から伸ばした、産卵管であった。先端部が男根に酷似した形状の産卵管は
蜂女の膣を通って顔を出し、沙夜の男を知らぬ、汚れ無き膣の奥深くへと潜り込んでいたのだ。
激しく伸縮と蠕動を繰り返す産卵管は、蜂女と沙夜、二人に同時に快楽を与えながら、先端に開いた小さな孔から
沙夜の子宮めがけて、大量の改造ナノマシンを続々と注ぎ込んでいた。ナノマシンは子宮壁を通って血流に乗り、
沙夜の全身を駆け巡っては、彼女の肉体を人間ではないものに造り変えていった。
そう、蜂女の女王だけが持つ産卵管は、人間の女性を蜂女に改造し、仲間を増やすための生殖器官なのだった。
沙夜の髪、眉、睫毛を除く全身の毛が抜け落ちた。白い肌が、次第に青く染まってゆく。体側に沿って気門の
群れが開き、呼吸とともに開閉を開始する。そして背中から、肉の芽が出るようにして薄黄色の二枚の羽根が、
ゆっくりと姿を現わした。
「・・・はうン!・・はうン!・・・あうン!・・あうン!・・・あうッ!あうッ!あうッ!アッ!アッ!」
ベッドの上で激しくからまり合っているのは、もはや人間の女ではなかった。栗山千明の頭部を持った蜂女と、
岩本沙夜の頭部を持った蜂女、同じ姿の二体の異形の女であった。
二体の蜂女は夢中になってお互いの身体を求め、むさぼり合った。二匹の牝の獣となって、激しくからまり合った。
362:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:58:01 mfoc4vpq0
「・・・アウンっ! アウンっ! アウンっ! はうンっ! はううンっ! あう! あう! アウウウーーンっ!!」
やがて、沙夜が絶頂に達した。断末魔の嬌声を上げるとともに、愛らしい額から、真っ赤な触角が二本伸びてきた。
「・・・はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
息を荒げながら、栗山千明の頭部を持った蜂女は、力がすっかり抜けたもう一体の蜂女から身体を離し、
膝でベッドの上に立った。乳首の針がシュルッと抜けると同時に、かつて岩本沙夜だった蜂女の、同心円模様が
くっきりと浮かび上がった乳房が、ゆっくりと淫らな蠕動を開始した。
二人の股間を繋いでいた黄色と黒の縞模様の産卵管が、蜂女になった沙夜の股間からジュポッ! と引き抜かれ、
栗山千明だった蜂女の股間の奥にズルリと消えていった。
しどけなく広げられた、かつて沙夜だった蜂女の股間からは、紫色の粘液がトロトロとしたたり流れている。
「・・・沙夜、沙夜! 目覚めなさい。わたしの、可愛い、働き蜂さん」
その声に、沙夜だった蜂女はうっすらと目を開けた。そしてゆっくりと起き上がり、ベッドの上に膝で立って
生まれ変わった自分の身体をうっとりと眺めた。
「沙夜。あなたは生まれ変わったの。もう人間じゃない。あなたは改造人間。わたしの可愛い、働き蜂なのよ」
「・・・はい、千明さま。わたしはあなたさまの働き蜂。何なりとお申し付け下さい」
栗山千明の頭部を持った蜂女は、自らの触角を嬉しそうに震わせて、沙夜だった蜂女の触角に触れ合わせた。
363:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:58:23 mfoc4vpq0
その時、周囲に居並ぶ蜂女たちの一体が奇妙な機械を抱え、栗山千明だった蜂女の方に歩み寄ってきた。
「千明さま。死神博士から緊急連絡が入っております」
栗山千明の頭部を持った蜂女は、つややかな黒髪をかき上げ、面倒くさそうに言った。
「いいわ。繋いで」
ベッドの上に置かれた円盤状の機械の上端の窓が開き、ショッカー大幹部・死神博士のホログラム映像が
その上に映し出された。白いスーツと黒いマントを粋に着こなした、骸骨のように陰気な初老の男だ。
「蜂女! また働き蜂の数を勝手に増やしおったか! 医務部が、改造ナノマシンの消費が激し過ぎると苦情を
報告しておるぞ! 改造ナノマシンがどれほど高価なものか、貴様にはわかっとるのか!?」
蜂女は横目で死神博士を見ながら、不満そうに鼻を鳴らした。
「いいじゃない。女王蜂は働き蜂を欲しがるもの。わたしをこんなふうに改造したのは、あなたじゃない」
「ものには限度というものがある! いいか、貴様の任務は働き蜂を増やすことではない。映画を見た人間を
超音波で操って一斉蜂起させ、日本を一気に掌握することだ。そのためには映画を見る人間を一人でも増やす
必要がある。働き蜂はそのために使うものであって、貴様の快楽のためにいるのではないのだぞ!」
蜂女はクスリ、と笑い、死神博士に向かって挑発的な視線を向けた。
「わかっているわ、そんなこと。わたしに任せておいてちょうだい。万事うまくやって見せるわ」
「馬鹿者! 戦闘員からの報告によれば、さっき貴様が改造した働き蜂、どうやらアジトに連れて来られる際に
一文字隼人と接触したというではないか! 怪しまれたらどうするつもりだ!」
「心配ご無用。次の手はちゃんと打ってあるの。一文字なんか、罠にかけてすぐに処分してみせるから」
364:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:58:48 mfoc4vpq0
蜂女の気の抜けた返事に、死神博士はブツブツとつぶやいた。
「・・・まったく! いつの間にか糞生意気になりおって! 改造される時には、あんなに激しく泣き叫んで
抵抗したというのに」
「ええ。わたしを改造人間にしていただいたこと、こんな素敵な身体を下さったことに関しては、あなたには
とても感謝しているわ、博士。そして、わたしを“女”にして下さったことにもね」
蜂女はそう言うとくびれた腰をくねらせ、改造された蜂の乳房をゆっくりと揉みながら蠱惑的なポーズを取った。
そして舌なめずりをしながら、死神博士に上目使いに挑発的な秋波を送った。
死神博士は首をブルブルと振り、蜂女に向かって吐き捨てるように言った。
「ええい蜂女! あとでわしの私室まで来い! その身体にたっぷりとお仕置きをしてやる!」
「いいわ。あなたこそ今日はわたしの腰使いに、どこまで耐えられるかしら?」
栗山千明は蜂女に改造されると同時に、死神博士によって処女を奪われ、女の悦びを教えられた。それからは
愛人として、朝晩かかさずこの大幹部の性欲を受け止める役を果たしてきた。
だが改造手術によって人間女性の数万倍に高められた蜂女の性欲は、死神博士のそれを遙かに凌駕していた。
彼女は死神博士との情事だけでは満足せず、ショッカー組織内の性交可能な男性怪人すべてを誘惑し、最高度の
セックス機能を発揮すべくチューニングされたその肉体の魅力で、すっかり虜にしてしまった。死神博士自身も、
蜂女の引き締まった肢体を求める自分を理性で押しとどめることが、もはやできなくなりかけていた。
大幹部として高圧的な口をききながらも、死神博士は既に、蜂女によって支配権を握られているも同様であった。
死神博士のイライラの原因はそこにあった。ショッカー組織そのものが、この一人の我侭な女性改造人間によって
翻弄されつつあったのだ。
死神博士は一方的に通信を切った。蜂女はニヤリと不敵な笑いを浮かべ、それから大声で笑った。
「フフッ! ウフフフフッ! アハハハハハッ!」
365:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:59:20 mfoc4vpq0
城南大学心理学部、映像心理学研究室。五郎が手に入れた「女王蜂」のDVDの解析が終わったとの報せを受けた
一文字隼人は、急いで依頼先の仁科教授のもとに向かった。
「では、やはりこの映画には仕掛けが施されているんですね!?」
「うむ。間違いないよ一文字君。解析の結果、音声の中には3万ヘルツの超音波による信号が、映像の中には
サブリミナルなパターンが検出された。映画を見た人間は自分では気付かないが、無意識のうちにこれらの
信号の影響下に置かれるものと思われる」
「いったい、どんな影響なんです!?」
「マウスを使って実験した結果、3万ヘルツ付近の特定の周波数の超音波に、妙に過敏になることがわかった。
超音波を聞かせたとたん、深い催眠状態に陥ったんだよ。おそらくこの映画を見た人間も、その周波数の超音波を
聞いた時に、何か反応が起きるはずだ」
「催眠状態? ならば、その超音波を聞いた人間を自由に操るようなことはできますか?」
「できると思う。超音波で信号を送れば、その通りに反応するはずだ」
「・・・そうか。この映画は見た人間を自由に操るための、洗脳フィルムだったわけだ!」
一文字は研究室を飛び出し、立花藤兵衛に急いで携帯電話をかけた。
「おやじさん! あの映画はやはり、洗脳フィルムでした。俺はこれから、映画を撮影したプロダクションを
調べてみます。それから、映画を見たというエミとミカを、決して部屋から出さないで下さい」
「それがなあ、隼人」藤兵衛がすまなさそうに言う。
「エミとミカのやつ、あの夜遅くどこかに行ったまま、帰って来ないんだ」
「何ですって!? しまった!」
366:名無しより愛をこめて
08/04/17 01:59:44 mfoc4vpq0
エミとミカがどこへ向かったかは、皆目見当もつかない。仕方なく一文字隼人は、「女王蜂」を制作したTAWABA
エンタテイメントの事務所を訪ねた。専用のスタジオを併設した、新進のプロダクションにしては大き目の事務所
であった。
「朝夕スポーツの一文字と言います。今回の「女王蜂」のヒットに関して、ぜひプロデューサーと監督への
インタビューを申し込みたいのですが」
ソバージュの髪をきれいに両側で止めた、目鼻立ちのはっきりした受付嬢が、丁寧に応対した。
「たいへん申し訳ございませんが、プロデューサーの田和場も監督の影村も、本日は不在でございます」
「そうですか。残念です。それでは、どなたかスタッフの方にご面会したいのですが」
受付嬢はどこかに内線電話をかけ、しばらく相談していたが、やがてこう返答した。
「本日はスタジオで次回作「江戸大奥秘帖」の通し稽古が行われておりまして、演出の者が詰めております。
その者でよろしければ、休憩時にお会いできますが、いかがいたしましょうか?」
「ぜひお願いします」
一文字は受付嬢のひとりに案内されて、スタジオへと足を踏み入れた。天井の高さが8メートルはある、巨大な
スタジオであった。時代劇の室内セットが組まれ、和服を着た女優たちが何かを演じている。
「・・・なれば絹、そなたの胎の子は間違いなく、敦秀様のご落胤であると申すか」
「・・・はい奥方様、嘘偽りなど申せようはずもございません」
「おのれ、絹! 身の程もわきまえずに何という! ・・・さっそく忠宣様にご相談申し上げねば!」
登場人物が女ばかりの舞台のようだ。白粉の匂いに混じって、蜜のような甘い香りも漂ってくる。
舞台を見下ろすラダーチェアの上に、サングラスをかけポニーテールに髪を結った女性が、メガホンを片手に
じっと舞台を見つめている。おそらく彼女が演出家なのだろう。
舞台の隅にあるベンチには、おそらく見学に来たらしい女子高生の3人組がいた。彼女たちは舞台を見もせずに
携帯をいじり合ってはキャッキャと騒いでいる。
「さあ一文字様、どうぞこちらへ」
受付嬢に導かれて、一文字隼人はラダーチェアの方に近づいた。その時!
いきなり天井の吊り照明が、一文字の上に落下した。
「危ない!」
367:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:00:15 mfoc4vpq0
一文字は前を歩いていた受付嬢を突き飛ばした。ガシャーン!!と凄まじい音を立てて一文字のすぐ後方に
照明が落下した。そして今度は天井から外れたらしい高圧線が火花を吹きながら、一文字めがけて鞭のように
迫ってきた。それをかわし、一文字が逃れる場所はたったひとつしかない。一文字はとっさにその場所に
身体をすべらせた。
その瞬間、舞台の上の女優たちも、ベンチの女子高生たちも、そして一文字の体当たりで難を逃れた受付嬢も、
一斉に立ち上がって一文字の方に向き直った。
シュシュシュシュッ!!
無数の針が、逃げ場所を失った一文字めがけて放たれた。ジュワワワ・・・と凄まじい煙と悪臭が立ち昇り、
一文字がいたはずの場所にはドロドロに溶けたコンクリートと鉄骨の残骸が横たわっていた。
「やったか!?」
上着の胸をはだけ、白いブラウスを露わにした受付嬢が叫んでそっと近寄った。ブラウスの乳首の位置には、
針で貫かれたような穴が開いている。受付嬢だけではない、女子高生たちのセーラー服にも、舞台の女優たち
の和服にも、みな乳首の部分に同じような穴が開き、白い煙が立ち昇っている。
「いないわ! 一文字隼人は、わたしたちの溶解針で、すっかり溶けてしまったのよ!」
女たちは晴れ晴れとした笑顔になり、声をそろえて大声で笑った。
「ウフッ、アハハハッ! アハハハハハッ!」
「あっはっはっは!」「・・・誰ッ!?」
聞きなれぬ笑い声に、女たちは警戒姿勢を取った。声は女たちの頭上、別の吊り照明の上から響いてくる。
「・・・仮面ライダー!」
女たちが忌忌しげに視線を向けた先に、仮面ライダー2号がいた。溶解針が雨あられと降り注ぐ前に一文字が
一瞬の差で高くジャンプし、変身したのだ。
「残念だったなショッカー! ここがお前たちのアジトだってことは先刻承知だ。沙夜さんが言った「蜂」という
キーワード。そして蜜の香り。蜂の改造人間が背後にいることなど、お見通しだ」
「おのれ!」
受付嬢が、女子高生が、舞台の女優たちが、一斉に胸をはだけた。黄色と黒の同心円模様の、蜂の乳房がいくつも
露わになった。そして蜂の乳房がぷるん、と震えたかと思うと、乳首の先から溶解針の群れがライダーめがけて
嵐のように降り注いだ。
368:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:02:26 mfoc4vpq0
「とぉッ!」
それよりも一瞬早く、ライダー2号はジャンプしていた。天井で反転するとそのまま勢いをつけ、ラダーチェアの
上に立つ演出家の女性めがけて、鋭いキックを放った。
「ライダー、稲妻キック!」
「!」
ライダーキックが炸裂する間際、女は羽根を広げて空中に逃れた。
「ライダー! どうして、わたしが女王だってわかったの?」
「全員を指揮できる位置にいるのは、お前だけだった」
「・・・フフッ! さすがは仮面ライダー。頭の回転も早いようね。でも、あなたの命運も今日で尽きるのよ」
黄色い半透明の羽根を広げて空を飛ぶサングラスの女が、不敵に笑って叫んだ。「変・身!」
その瞬間、サングラスの女だけでなく、蜂の乳房を露わにした受付嬢や女子高生たちの身体にも変化が現れた。
女たちの額がベリッ!と縦一直線に割れ、中から黄色と黒の縞模様の肉質の組織が現われた。それはたちまち
硬質化して、頭頂部から鼻筋にかけて逆三角形に顔面を覆う、昆虫の外骨格のような組織へと変化した。
組織の一部は昆虫の複眼状の、半透明の緑色のカバーとなって、女たちの目をゴーグルのように覆った。
そして額から、二本の真っ赤な触角が、ニョキニョキと伸びてきた。女たちの髪は元が黒髪の者も茶髪の者も、
みな一様に濃い紫色へと変化した。
女たちは、着ていた衣服を脱ぎ捨てた。奇妙に蠕動を続ける、蜂の腹部のような乳房がすっかり晒された。
女たちの白い肌が、みるみる濃い青色へと染まってゆく。手足の先だけが白いエナメル質に変わる。
数秒後、女たちの姿は蜂と人間女性が融合した、奇妙な姿に変貌を遂げていた。背中から生えた半透明の
黄色い羽根を羽ばたかせ、異形の女たちはライダーを取り囲むように一斉に浮上した。
「・・・やはり、ショッカーの改造人間か」
異形の女たちを束ねるのは、長いサラサラの髪をなびかせた、抜群のスタイルを持った蜂女であった。
「そうよ。わたしもお前同様、ショッカーによって改造された革命戦士。改造人間・蜂女!」
369:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:03:23 mfoc4vpq0
その言葉に、ライダー2号は仮面の裏側で歯がみした。この蜂女、おそらくまだ20歳そこそこの若い娘で
あろう。ショッカーに拉致されて、無理やり改造人間にされてしまったに違いない。そう、この俺と同じように。
複眼状のゴーグル越しに透けて見える眼を見ても、改造前は相当な美人だったに違いないことがわかる。
この女だけではない。自分を包囲している40体近い蜂女たちも、OLや女子高生など、みな改造前は普通の
娘さんだったに違いないのだ。それを、二度と人間には戻れない、昆虫のような異形の身体に改造するなんて!
「おのれショッカーめ、許せん!」
ライダーは怒りで拳を強く握りしめた。そんなライダーの怒りをよそに、蜂女たちは乳房をぷるんぷるんと
蠕動させて、乳首の針の照準を一斉にライダーに向けた。
「死になさい、仮面ライダー」
女王蜂女が妖しくクスリ、と笑った。全員が同じ姿をした38体の蜂女たちは、乳首をブルッ、と震わせて
ライダーめがけて溶解毒針のシャワーを放った。
その瞬間、ライダーは拳で床板を激しく打った。「とぉッ!」無数の木片とコンクリート片が舞い上がり、
ライダーに届く寸前で溶解針をさえぎった。もうもうとした煙が立ち昇り、ライダーの姿を隠す。
「・・・どこ?」
蜂女たちは触角を震わせて、ライダーの居場所を探す。いた! スタジオの隅に見慣れぬ人影が。
「そこよ!」
蜂女たちが乳首の照準を向ける。だがライダーは何かを手に持ったまま、竜馬の如き勢いでスタジオの四周の壁を
駆け抜けてゆく。
「ライダー、大車輪!」
ライダーが手にしているのは、長いロープであった。ロープは蜂女たちの周囲をぐるぐると取り巻き、気がついた
時には彼女たちをがんじがらめに縛り上げていた。「ええい! このぉッ!」
370:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:03:48 mfoc4vpq0
女王蜂女が舞台の上に降り立ち、転がっていた日本刀を拾い上げる。そして働き蜂たちを縛り上げているロープに
近寄って、振り上げた刀でスパスパと寸断してゆく。
「さあ、あなたたちも刀を!」
解放された働き蜂のうち何体かが、刀を拾い上げてライダーの後を追う。蜂の能力を与えられているだけあって
見事な剣さばきである。ライダーも落ちていた刀を拾って応戦するが、多勢に無勢、少しずつ追いつめられてゆく。
ライダーが舞台の隅に追いつめられた瞬間、女王蜂女は壁のボタンを押した。
「うわぁッ!」
舞台の床が抜け、奈落の底が開いた。ライダーが奈落に落ちたのを見るや、蜂女たちは奈落の上空を埋め尽くす
ように飛びながら、真っ暗な奈落の底をめがけて、あらん限りの溶解針のシャワーを降らせた。
もうもうとした白い煙が立ち昇る。ライダーが空中に逃れた形跡はない。
「やったわ! とうとう、仮面ライダーを倒したのよ!」地上に降り立ち、抱きあって喜ぶ蜂女たち。
だが次の瞬間、スポットライトの鋭い光が、蜂女たちの目をくらませた。「キャアッ!」
右肩から白い煙を上げながら、ライダー2号が蜂女たちめがけてスポットの強烈な光を向けたのだ。
一文字隼人はかつて芸術大学で写真を学んでいた。同じ大学の演劇学科の友人たちとの交流で、一文字は
舞台の構造を熟知していたのだ。奈落に落ちた瞬間、ライダーは床板の裏に貼り付き、照明のある場所まで
蜂女に気付かれぬよう移動したのだった。
371:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:04:14 mfoc4vpq0
光に目がくらんだ女王蜂女めがけて、ライダーキックが炸裂する。
「ライダーッ、卍キィーック!!」
「キャアアーーッッ!!」
ライダーキックは、女王蜂女の脇腹に命中した。蜂女は勢いよく吹き飛ばされ、壁に身体を叩きつけられた。
青い肌が裂け、真っ青な血が周囲に飛び散った。
「よくも・・・ライダーッ! ・・・おぼえていさいッ!」
働き蜂たちに抱きかかえられた女王蜂女は、最後の力を振り絞って空に舞い上がった。働き蜂の群れが天井に
体当たりして大きな穴を開ける。その穴を通って、女王蜂と37体の働き蜂たちが空に向けて脱出する。
「待てぇッ!」
ライダーが、蜂女たちめがけて日本刀を投げた。「キャアアッ!」
日本刀が、働き蜂たちの一人に命中したらしい。黄色い羽根に穴を開けた蜂が一体、勢いよく落下した。
ライダーは急いで駆けよると、戦闘態勢が解けた働き蜂女をロープで緊く縛り上げた。
頭頂部の縞模様の組織と複眼状のゴーグルが、額に吸い込まれて消えてゆく。紫色だった髪が、元の柔らかな
栗色に変わる。みるみるうちに働き蜂の姿は、蜂女のボディを持った人間の美女へと変わっていった。
人間の顔に戻った働き蜂女が、ライダーに向かって反抗的な目をキッ!と向けた。その顔を見て、ライダーは
激しく驚いた。
「あ、あなたは・・・岩本・・・沙夜さん!?」
372:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:05:41 mfoc4vpq0
「・・・あうン!・・・・あうッ!・・・あうッ!・・・アアウッ!・・・はうッ!・・・はうッ!」
ショッカー日本支部、関東方面中央本部。アジトの中央に位置する改造手術室の中に、若い女の嬌声が響く。
改造手術台の上に大の字になって寝そべっているのは、栗山千明の頭部を持った蜂女である。
顔を紅潮させ、腰を持ち上げて激しく振りながら、快楽に身を委ねてしきりにあえぎよがっている。
両手両脚は特に固定されていないが、蜂女の股間からは伸縮する不気味な黒いパイプが長く伸びている。
太さ5センチほど、先端が男根を模して作られたそれは、若い女性を改造する時に用いられる、改造ノズル
であった。膣の最奥部まで挿入された改造ノズルは、先端の孔から素体となる女性の子宮めがけて、改造
ナノマシンを含んだ液体を大量に注ぎ込んでゆく。ナノマシンは子宮壁を通って血流に乗り、全身に運ばれて、
至高の快楽を味あわせながら、素体の肉体を人間ではないものに造り変えてゆく。
「・・・アンっ!アンっ!アンっ!アンっ!アンっ!アンっ!!」
かつて栗山千明も、この改造ノズルの洗礼を受けて蜂女へと改造された。その改造ノズルを、栗山千明の頭部を
持った蜂女は再び股間の穴で飲み込み、激しくあえぎよがっている。
蜂女の脇腹は大きく裂け、内臓組織が顔を覗かせていた。人間とはまったく異なる、奇妙な組織だ。
その大きな傷が、蜂女が快楽の嬌声を上げるとともに、少しずつ、少しずつ、ふさがってゆく。
「・・アウンっ! アウンっ! アウンっ! アウウンッ! アウウンッ!!」
蜂女は今、改造ナノマシンの代わりに、修復ナノマシンの投与を受けていたのだ。改造された彼女の全身を
青い色の血流に乗って駆け巡る修復ナノマシンが、ライダーキックによって受けた重傷を着実に治癒してゆく。
「あうぅン! あうぅン! あうン! アウ! アウ! アウぅぅぅぅーーン!!」
蜂女は絶頂に達し、それとともに脇腹の傷は完全にふさがった。
373:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:06:04 mfoc4vpq0
栗山千明の頭部を持った蜂女は、うっとりと上気した顔で身を起こし、長い黒髪をさらりとかき上げた。
そして自分の股間に深く飲み込まれている改造ノズルを両手で握り、ゆっくりと引き抜いていった。
「・・・ん・・・ッ!」
毛の生えていないつるんとした恥丘の中央を、縦に割って走る真っ赤な亀裂。その下端にある肉の孔から
真っ黒な改造ノズルの先端が、じゅポン!と抜き取られた。肉の孔をとりまく肉の襞がヒクヒクとナメクジの
ように蠢き、孔の中からは紫色の粘性の液体が、とめどなくトロトロとこぼれ落ちて、手術台に広がった。
その時、改造手術室の壁に取り付けられたディスプレイが輝き、死神博士の映像が現われた。
「この・・・大馬鹿者めが! ライダーにまんまとしてやられおって! あやうく無駄死にするところだったぞ。
まったく! 自分の身体だからといって、無茶な扱いをしおる。貴様の身体はショッカー科学陣の貴重な精華だと
いうことを、忘れるでない! いったい貴様たち改造人間一体を造るのに、どれだけの時間と費用がかかるのか、
考えたことがあるのか!?」
蜂女は興味なさそうに死神博士の方を一瞥した後、手に握った改造ノズルの先端を口に近づけ、自ら分泌した蜜で
まみれたその先端を、舌を伸ばして愛しそうに舐め取った。
「聞いているのか、蜂女!」
374:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:06:30 mfoc4vpq0
蜂女は面倒くさそうに身を起こし、死神博士の方に向き直った。
「聞いているわ。ちょっと油断しただけよ。今度ライダーに会ったら、今度こそただじゃあおかない」
蜂女は舌なめずりしながら、獲物を狙う野獣のような鋭い目を、死神博士の方に向けた。
「次の手は既に打ってあるわ。今度こそ、ライダーは手も足も出ないはずよ」
「・・・次の手? いったい何をするつもりだ、蜂女よ?」
蜂女はフフン、と鼻で笑うと、額の触角を震わせた。改造手術室の扉が開き、外で待機していたらしい2体の
働き蜂女が室内に入ってきた。その顔を見て、死神博士は激しく驚いた。
「これは・・・憎っくきライダーの仲間の女どもではないか!?」
先ほどのライダーとの交戦前に生まれたばかりであろう、新しい2体の働き蜂は、立花レーシングクラブの
エミとミカの頭部を持っていた。エミとミカは、改造されたばかりの蜂の乳房をゆっくりと揉みしだきながら
死神博士の前に進み出ると、深く会釈をした。そして、お互いの方を向いて妖しく微笑んだ。
「なんということだ! 我らショッカーの敵を、仲間に迎え入れようとは!」
「それが、古い発想なのよ。敵だろうが味方だろうが、利用できる者は利用し使い捨てる。それが戦いに勝つ
秘訣なのよ。ねえ博士? こないだのプラノドンの作戦時、このエミを捕らえて改造手術台に固定までしておき
ながら、耳に発信機を埋め込んだだけで帰したんですって!? なんてもったいない! わたしはもっと合理的に
作戦を進めるわ。改造されたこの子たちを使って、ライダーたちをきっと皆殺しにして見せてあげる!」
栗山千明の頭部を持った蜂女は、クスリ、と妖しい笑みを浮かべた。
375:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:06:54 mfoc4vpq0
「おい! 何とか言ったらどうなんだ!?」
「まったく、強情な奴だなぁ」
立花オートコーナーの一室。登山用のザイルで椅子にぐるぐる巻きに縛り上げられた捕虜の蜂女に向かって、
一文字隼人と滝和也の二人が尋問を行っていた。女王蜂女のアジトを知るためだ。
毒針の発射を恐れて、蜂女の乳房には薄い超硬鉄板が幾重にも巻かれている。
捕らわれの蜂女はツン! と目を閉じたまま、何を聞かれてもまったく反応を返さない。
それどころか額に伸びた真っ赤な触角をふるわせて、どこかと交信しているらしい様子も見せる。
尋問が進まないのは、蜂女の反抗的な態度のせいばかりではない。彼女が美しい女性の頭部を持っている
ために、一文字も滝も、つい追求の手を緩めてしまうのだ。
特に一文字隼人にとっては、蜂女の身の上は人ごとではなかった。なにしろ彼は、改造される直前の彼女に
夜の国道で出会っているのだ。もしもあの時、彼女を力づくにでも引き止めておけば、こんな昆虫人間のような
身体に改造されることはなかったに違いない。そう考えるとやりきれない気分になってしまうのだ。
一時間が無駄に過ぎ、そろそろ尋問を中止しようかと二人が相談し始めた時、部屋の扉がガチャッ!と開いた。
「お姉ちゃん!」
「ダメよ繭ちゃん! そこに入っちゃ!」
ユリの制止を振り切って、蜂女に改造された岩本沙夜の妹、繭が飛び込んできたのだ。
「お姉ちゃん!!」繭は沙夜の姿を見ると、その胸に飛び込んで泣きじゃくった。
「お姉ちゃん、お姉ちゃん! まゆ、とってもさびしかったよぉ!」
「・・・繭? 繭なの?」蜂女に改造された沙夜が、驚いた目を妹に向けた。初めて見せる人間的な表情だ。
376:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:07:32 mfoc4vpq0
「ねえ、どうしてお姉ちゃんをしばってるの? はやくほどいてあげて!」
一文字が、かがみ込んで繭に一言一言さとすように説明する。
「繭ちゃん、お姉ちゃんは病気なんだ。突然暴れだして、自分の身体を傷つけてしまう病気なんだよ。
だからこうやって、自分を傷つけないように縛っているんだ。心配しなくてもじきに病気が治って、繭ちゃんと
一緒に帰れるようになる。だから、今はここから離れて、お姉ちゃんが治るのを待っているんだ。いいね」
「・・・いいえ、それは違うわ、繭!」
沙夜が、凛とした声で言った。
「お姉ちゃんはね、もう人間じゃないの。ショッカーにさらわれて改造され、蜂女に生まれ変わったのよ。
お姉ちゃんはね、改造人間なの。ほら、見てごらんなさい。人間にこんなこと、できる?」
沙夜は額から伸びる赤い触角を、しきりに震わせてみせた。そして体側に一列に並ぶ気門を、大きく開けたり
閉じたりしてみせた。そして、ショックで顔面蒼白になった妹の顔を見て、クスクスと悪戯っぽく笑った。
「どう、繭? 素敵でしょう? これが改造人間の身体なのよ。お姉ちゃんはもう二度と、人間には戻れないの」
「うそッ!」繭が叫んだ。
「うそよ、うそ! お姉ちゃんはにんげんだもん! にんげんにもどれるんだもん! ・・・えーん!えーん!」
ショックで泣き出した繭をかかえて、ユリが部屋を出ていった。一文字と滝の二人は頭を抱えて、不敵な
表情で微笑む沙夜の顔を見つめ、それからお互いの間抜けな顔を見つめ合った。
377:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:07:52 mfoc4vpq0
その夜。立花オートコーナーの屋根の上に、妖精のような羽根を広げて立つ者があった。
皆が寝静まってから、乳首から発するレーザー光線で拘束具を焼き切って逃れた、蜂女・沙夜である。
沙夜は立花レーシングクラブの中を家捜しし、会員名簿と写真を見つけると、それを持って屋根の上に登った。
おりしもの満月。煌々と照る月光を浴びて、半透明の羽根を拡げる沙夜の姿は、神秘的な美しさだった。
沙夜が羽根を震わせて、スッと空に飛び立った。満月が輝く方向に向かって、一直線に飛んでゆく。
その姿を見て、互いに目配せし合う二人のライダーがいた。一文字隼人と滝和也である。
彼らはらちがあかない尋問をあきらめ、わざと沙夜を逃がして、その後を追うことにしたのだ。
ひと気の途絶えた夜の街を、二台のバイクが排気煙をたてて、満月の輝く方向に向かって走り去っていった。
378:名無しより愛をこめて
08/04/17 02:11:59 mfoc4vpq0
とりあえずこれで前編終了です。なんだかもう、後編の展開がミエミエですね。もう少し経ってから
後編を投下しようと思います。それまで気長にお待ちいただけると幸いです。o(^-^)o
ところで、蜂女の正体=栗山千明ちゃんというのは、早々にバラしちゃいました。最初は読者にもできるだけ
隠しておこうかと思ったのですが、蜂女=ちぃちゃんだと特定しておかないと、萌える展開になってくれないん
ですよね、困ったことに。
どうせ読者にもバレバレなんですから、開き直って最初から正体をバラすことにしました。
これで正解だったと思います。ミステリ的な展開を求めておられた方、ごめんなさい。m(__)m