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監督「じゃあ次はシーン36のB行くよ。千明ちゃん用意して」
栗山「あのう・・・台本にはそんなシーン、どこにもありませんけど?」
監督「ああ、ゆうべ脚本さんと相談して、急遽追加したんだ。キミが演じるヒロインのバックボーンをもっと
深める意味でさ、ヘヴィーな設定を付け加えてみたんだよ。助監督! 千明ちゃんに新しい台本渡してあげて!」
栗山「(台本を読んで)・・・改造・・・手術?」
監督「そう! キミの演じるヒロインは実は悪の組織に捕まって、改造手術を施されていたんだ。超人的な力の
源は、実は改造手術にある!」
栗山「でも、単なる女刑事に改造手術なんて・・・」
監督「いいから、いいから。さあメイクさん、千明ちゃんをお願い」
栗山「え? ・・・ちょっと!? いったい何するんですか?」
監督「だからぁ、改造手術といったら全裸に決まってるだろ?」
栗山「(パニクって)え? え? え? 全裸!?」
監督「そうそう。全裸で手術台に大の字に縛られて改造されてゆくわけ」
栗山「(真っ赤になって)そ、そんな! 困ります、わたし!」
監督「何赤くなってんの、処女じゃあるまいし。大丈夫。大事なところはちゃんと前貼りをするんだから」
栗山「(狼狽して)い、いえっ、わたしは・・・。とにかく困ります、全裸なんて、・・・マ、マネージャーさん!」
監督「マネージャーの了解は取ってあるよ。心配ない心配ない。さあセット仕上げて。千明ちゃんの準備が
整い次第リハ行くよ。」
栗山「や、やだ困ります! 監督さん! 監督さぁん!」(特殊メイク担当に引っ張られて別室へ)