おにゃのこが改造されるシーン素体9人目at SFX
おにゃのこが改造されるシーン素体9人目 - 暇つぶし2ch236:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:00:37 hiU2EUKH0
アンヌ改造しまくり計画です。引き続き調子に乗って、今度は番外編的な短編を投下してみます。
今回は、本編が人体改造とは一見関係なさそうな話、「湖のひみつ」です。高橋礼子さん大活躍です。
でも設定的には、シルバー仮面の「冷血星人の呼び声」にヒントを得ていたりします。

237:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:00:52 hiU2EUKH0
Y梨県、喜祖谷高原。高級別荘が立ち並ぶ避暑地である。家族とともに避暑に訪れていた小鳥遊(たかなし)家
の令嬢、玲華は、愛犬のラッキィとともに避暑地のはずれにある吾妻湖に、朝の散歩に出掛けた。
ラッキィは2歳になる雄のポインター。白い毛並みに一面黒い班が浮かぶ、スマートな猟犬だった。
好奇心旺盛な若犬は、飼い主の制止も聞かずにグイグイと15歳の華奢な少女を引っ張ってゆく。
「あん。 ちょっと待ってよラッキィ!」
ひと気の無い湖畔に着くと、ラッキィは鼻をクンクンいわせながら、湖岸に沿って主人をある方向に導いた。
岩の陰に、直径十数メートルはありそうな金属製の巨大な物体があった。八角形のお鉢を2つ、向かい合わせに
重ねたような形だ。焼けこげた匂いのするその物体に向かって、ラッキィはワンワンとしきりに吼え続ける。
「まあ。何かしらこれ?」
世間知らずの少女には、それが何ものか、危険なものかどうかなど判断がつかない。取っ手のようなものを
引くと、ハッチが開いて階段が現われた。玲華は好奇心に駆られて、ラッキィとともにその中に入っていった。
物体の中は、機械に囲まれた銀色の空間だった。玲華は興味深そうに機械の群れを眺めたが、もちろん使い方など
わかるはずがない。突然、ラッキィが怯えたようにワンワン!とけたたましく吼えた。思わず振り返った玲華は、
どこからか漂ってきたピンク色の妖しげなガスを吸い込み、愛犬とともにその場に昏倒してしまった。
頭頂側面に赤い複眼を輝かせた、不気味な黒い影が現われた。内側に向かって長い歯が並んだ馬蹄型の口から、
ピンク色のガスが吐息のように吐き出されている。
黒い影は、床に倒れた玲華に近寄り、そっと抱き起こした。

238:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:01:08 hiU2EUKH0
玲華は、ラッキィのけたたましい鳴き声で目を覚ました。身体が動かない。玲華の身体は床に斜めに立った
ベッドのようなものの上に、降伏して手を挙げた時のような姿勢ではりつけられていた。両手首をリングの
ようなもので拘束され、身動きが取れない。ベッドはコイルのようなもので何重にも囲まれていた。
この時玲華は、服を脱がされ全裸にされていることに気付いた。恥ずかしさと恐怖で、ガクガクと身体が震えた。
玲華の正面には、玲華がはりつけられているのと同じ形のベッドが、もうひとつあった。ラッキィの吼え声に
ふと横を見ると、台の上に直径1メートルほどの透明の容器が3つ並んでおり、そのうちの一つにラッキィが
閉じ込められている。ラッキィは主人が目覚めたのを知ると、不安そうにアウウーーンと高く吼えた。
突然、ラッキィが怯えたように吼えた。愛犬の反対側から、黒い影が現われた。真っ黒な全身タイツを着たかの
ような、小柄で華奢な人影だった。だがその頭部はツルリとした硬質のヘルメットのようであり、鼻はなく、
頭頂側面には昆虫のような複眼が輝いていた。人間のものとは思えない、不気味な異形の姿であった。
「きゃああッ!」玲華は思わず悲鳴を上げた。
昆虫の頭部を持った怪人は、玲華のまわりをゆっくり歩き、その愛らしい顔をしげしげと眺めた。玲華は
恐怖のあまり震えが止まらなかった。怪人は怯えてけたたましく吠えるラッキィの方に近づき、空の透明の
容器のひとつを開けて、手にしたものをそっとその中に入れた。それは長さ20センチほどの、黒い角を持った
ウナギのような生き物であった。玲華が今まで、見たことも聞いたこともないような奇怪な生物だ。
昆虫の頭部を持った怪人が、機械の上にそっと手をかざした。すると、機械が明滅をはじめ、ラッキィと怪生物
が入れられた容器の内側に、まばゆいリング状の輝きが幾つも出現した。光のリングはビュンビュンと音を立てて
容器の中を上下し、ラッキィはキャウンキャウンとけたたましく悲鳴を上げた。
「やめて! やめて、ラッキィをいじめないで!!」
そして、ラッキィと怪生物の姿は次第に淡くなり、やがて容器の中から消えてしまった。そして、3つ目の容器
にまばゆい光のリングが輝くと、今まで存在しなかった奇怪な生き物が、その中に突然出現した。

239:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:01:25 hiU2EUKH0
「キエエエーーーン!」鋭い声でいななく体長1メートルほどのその怪生物は、白い全身がラッキィと同じ、
黒いぶちでおおわれていた。二本足で肉食恐竜のように立ち、その頭部には目の代わりに、回転する黒い鎌状の
角が2本伸びていた。
玲華は、それがラッキィの変わり果てた姿だということに気付いた。「あーん! ラッキィ! ラッキィッ!!」
玲華は泣きじゃくった。昆虫の頭部を持った怪人は満足げに頷き、手を再び装置にかざした。怪生物を入れた
容器の底がエレベーターのようにゆっくり降りてゆき、怪生物はどこかに姿を消した。
怪人は、玲華の報に向き直った。そして、玲華の正面に位置するベッドに、自らの身体をそっと横たえた。
向かい合わせの2台のベッドが少しずつ起き上がり、地面と垂直になる。怪人が手を装置にかざすと、機械が
ウィンイウィンとうなりを立てて明滅し、ベッドを取り巻くコイルの群れに激しい光の帯が走った。
「キャアアアッ!」
玲華は恐怖のあまり叫んだ。これから何が起ころうとしているのか、彼女にはまるで見当もつかなかったが、
それがとても恐ろしいことであるのは、直感でわかっていた。
「やめてェ! 帰して! おうちに帰して! おとうさーん! おかあさーんッ!」
玲華の足元に、身体を取り巻くように光のリングが幾つも現われた。リングは少しずつ上昇を始め、リングが
身体を通過するとともに、玲華の肉体は別のものに変貌していった。身体の内部をひっかき回されるような
不快感に玲華がふと自分の肉体を見ると、なんとリングが通過した部分が、目の前の昆虫怪人と同じ、真っ黒な
全身タイツのようなボディに変わってゆくではないか。脚が、腰が、胸が、どんどん人間ではないものに
変貌してゆく。「いやあああッッ!!」
向かい合ったベッドの、昆虫怪人の身体にも変化が現われていた。リングが通過した部分のプロポーションが
徐々に、女性らしい優しい体形へと変化してゆくではないか。尻が、胸が少しずつふくらみ、玲華と同じ、
15歳の未成熟の少女のボディが再現されてゆく。

240:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:01:43 hiU2EUKH0
10分ほどが経過した。装置が活動を停止し、ベッドに固定された小鳥遊玲華の肉体は、頭部を除いて、すっかり
昆虫怪人と同じものに変貌していた。「ああああーーん!」玲華は混乱して激しく泣きじゃくっていた。
向かい合ったベッドの昆虫怪人が、両手を顔の前に揃えて、ゆっくりとおろしてゆく。昆虫怪人の頭部が、徐々に
玲華の愛らしい顔に変わってゆく。今や2台のベッドには、玲華の頭部とプロポーションを持った黒いボディが
ふたつ、鏡に映したように向かい合っていた。
玲華の顔を得た昆虫怪人が、自分の身体を嬉しそうに見つめ、クスクス笑いながらベッドから離れた。
「・・・これが、この星でのわたしのボディなのね。・・・どうあなた、わたしたちピット星人の仲間になった気分は?」
問いかけられて、玲華は鳴きじゃくりながら、わからないといったふうに首を横に振った。
「すぐに、あなたにもわかるわ。あなたは、ピット星の電送改造機によって、ピット星人の身体に改造されたの。
もうじきあなたの心も、ピット星人として生まれ変わるわ。わたしと、あなたは一心同体。これからはずっと
一緒よ。さあ、この美しい星をわたしたちのものにして、そこでわたしたちの卵を育てましょう。」
玲華は、力無く首を横に振った。玲華の顔を持った怪人は優しく微笑み、玲華の手を取って電送改造ベッドから
床にそっとおろした。
「あなたはまだ、ピット星人としての悦びを知らないわ。さあ、わたしが教えてあげる。一緒に愛し合って、
卵を作るのよ。」

241:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:02:01 hiU2EUKH0
ピット星人は、女性ばかりで構成された種族であった。もちろん過去には男性のピット星人、巨大な体躯を
もった昆虫のようなボディのオスも存在していた。だが男性だけが発病する宇宙病の蔓延によって、女性だけが
生き残ってしまったのだ。
繁殖の道を絶たれたピット星人は、最初、クローン技術による単性生殖によって種族を守ろうとした。だが
クローンによる繁殖は、遺伝子の偏りによる種の劣化、脆弱化を招いた。オスがいなければ、種は遺伝子に
新しい要素を組み入れることができない。やむなくピット星人たちは、他の種族の女性を電送改造機によって
強制的にピット星人化し、新しい遺伝子を種に取り込んでゆくという技術を開発した。
互いの肉体情報を交換し合って一心同体となった、ピット星人と元・異種族の女性は、卵子を交換して互いの
子宮の中を移動し合うことにより、双方の遺伝子を持った新しい個体を生み出すことができるようになった。
地球に飛来したこのピット星人の女性もまた、最初に出会った地球人・小鳥遊玲華を強制的にピット星人化し、
卵を育てるパートナーに仕立て上げたのだ。

機械に囲まれた部屋の中、床の上に寝そべったまま、昆虫の頭部と若い女性のプロポーションを持った二体の
生き物が、激しくからまり合っていた。二体の生き物は重なり合ったまま、長く伸びた脚をからめ合い、
華奢な腕でお互いのボディを愛撫し続けている。長い歯が並んだ馬蹄型の口器を重ね合い、その中から伸びる
長い紐状の舌を互いにからませ合った。
やがて昆虫のような頭部は、15歳の地球人の少女のそれへと姿を変えた。真っ黒なボディをした玲華と、
玲華にそっくりな少女は、甘くささやき合いながらお互いの唇を吸い、激しく相手を求め合った。
ピッタリと密着させた股間には、蠕動する黒いチューブのような産卵管がお互いの子宮内部に向けて長く
管を伸ばし合っている。愛撫によって排卵行動を誘発し、互いの子宮内に無精卵を産みつけた二人の少女は、
自らの遺伝子を託された卵の中に組み込み、新しい個体として産み落とす準備をこれから行うのだ。

242:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:02:18 hiU2EUKH0
小鳥遊玲華がピット星人に生まれ変わってから数時間後、円盤を目撃した少年の通報で、ウルトラ警備隊の
モロボシ・ダン隊員とフルハシ隊員が、ホーク3号で吾妻湖に到着した。釣り人に異常の有無を尋ねた二人は
釣り糸にひっかかった巨大な獲物を外し、悪びれずに手を振って悠々と泳ぎ去る水着の美少女に出会った。
玲華は、吾妻湖で養殖実験中のラッキィが釣り上げられそうになったため、あわてて救出に来たのだった。
宇宙生物と電送合成され生まれ変わったラッキィは、湖底で魚を食べてどんどん巨大化していた。あと数時間も
すれば、地球侵略の尖兵としてじゅうぶん役立ってくれるだろう。
水着で逃走した玲華の後を追ったダンとフルハシは、湖岸の岩の陰に隠されたピット星人の円盤を発見した。
おそるおそる中に入った二人の前に、玲華は無邪気に姿を見せた。場違いな愛らしい少女の笑顔に、さすがの
警備隊の強者たちもふと警戒を緩めた。その隙をついて、玲華の顔を奪ったピット星人が催眠ガスを吐いた。
昏倒するダン、フルハシ、そして玲華。
正気を飛び戻したダンたちは、昏睡状態のままの玲華を、仕方なく防衛軍のメディカルルームに運ぶことに
決めた。円盤について何か目撃しているかも知れないし、吸い込んだ催眠ガスの後遺症が無いかどうか、
調べる必要があったからだ。こうしてピット星人となった玲華は、まんまと地球防衛軍基地への侵入を果たした。

「エレキング。エレキング。さあ巨大化して暴れ回るのよ!」
玲華の顔を奪ったピット星人が、湖底に潜むラッキィに命令電波を送った。たちまち巨大化し、湖畔の別荘地を
襲うラッキィ、いや宇宙怪獣エレキング。ウルトラ警備隊にスクランブルがかかり、アンヌ隊員を除く全員が
ウリトラホークで出動した。
その隙をついて、メディカルルームのベッドで眠っていた玲華が、気付かれないようそっと起き上がった。

243:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:02:35 hiU2EUKH0
玲華は、着ていたワンピースを脱ぎ捨て、ピット星人のボディに姿を変えた。玲華の頭部を持ったピット星人は、
フルハシの気管から採取した細胞を調べている、アンヌ隊員の背後からそっと近づき、いきなり首を締めた。
「・・・あ・・・あなた・・・・一体何をするの!・・・」
気絶するアンヌ隊員。その身体を、玲華は地球人の少女とは思えない怪力でひょいと抱え上げた。
「この女(ひと)を人質にしましょう。きっと役に立つわ。」
ピット星人玲華はアンヌを背負ったまま、猛スピードで防衛軍基地の廊下を駆け抜けた。中央司令室の前まで
来ると、玲華はアンヌを扉の脇に横たえ、自動ドアを開けて司令室の中にゆっくりと足を踏み入れた。
「何者だ!?」突然の侵入者に気付いて振り返った隊員たちは、侵入者が中学生くらいの少女であることに気付き、
一瞬あっけに取られた。その隙をついて、玲華は目にも止まらぬ速さで動き回り、隊員たちを次々と手刀で倒した。
司令室の計器盤を、手刀で破壊してゆく玲華。たちまち、警報サイレンが基地内に響き渡る。
司令室を完膚なきままに破壊したピット星人玲華は、アンヌを抱えてホーク2号の格納庫に急いだ。
だが格納庫の直前で、玲華は、防衛軍の守備部隊に取り囲まれてしまった。
「きみ! その女性(ひと)を離して、早く降伏しなさい。さもないと、発砲するぞ!」
自分に向けられた銃口が、どれも震えているのがわかる。相手が若い女の子だと知って、みな躊躇しているのだ。
玲華は不敵に微笑み、アンヌをゆっくりと床におろした。そして、両手を顔の前に揃えて、ゆっくりとおろす。
玲華の愛らしい顔が、奇怪な昆虫人間へと変貌した。「うわあっ!」
昆虫人間となった玲華が、口からピンク色のガスを吐いた。とたんにバタバタと倒れる守備部隊の隊員たち。
だが次の瞬間、ピット星人はめまいでも起こしたかのように「ウッ!」とうめいた。
ヨロヨロと揺らいだ身体をすぐに立て直したピット星人は、アンヌを抱え、ウルトラホーク2号を操縦して
防衛軍基地からまんまと逃走した。

244:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:02:50 hiU2EUKH0
宇宙怪獣エレキングは、ウルトラセブンのアイスラッガーで輪切りにされ、絶命した。
「エレキングが負けたわ・・・」玲華の顔を持ったピット星人は地団駄を踏んで口惜しがった。こうなれば一刻も早く
早くもうひとりのわたしと合流し、地球から逃走しなければ。
玲華の顔を持ったピット星人は、両手を顔の前でおろし本来の顔に戻った。そして、玲華の到着を待った。
玲華はちょうど、ホーク2号の格納庫前で、守備隊員たちと交戦している。ピット星人はテレパシーで玲華の
状態を確かめた。心配はいらない。すぐに包囲網を突破して、ここに舞い戻ってくるはずだ。
だが、円盤の中には既に、侵入者がいた。ピット星人の正体を知ったフルハシ隊員が、ピット星人めがけて
レーザーガンを放った。「ピュルルルルルッ!」たちまち倒れるピット星人。
だがどうしたことだろう。ピット星人の死体の頭部が、徐々に小鳥遊玲華の愛らしい顔に変わってゆくではないか。
「・・・え? なんで星人が、女の子に変わっちゃんだよ?」驚くフルハシ。

ピット星人の死体はウルトラ警備隊によって回収され、解剖された。その結果、恐るべき事実が判明した。
「DNA検査の結果、フルハシ隊員が射殺したのは宇宙人ではなく、捜索願いが出されていた小鳥遊家の令嬢、
玲華さんであることが判明いたしました。」検死解剖を行った医師が、ウルトラ警備隊の面々にこう告げた。
驚くフルハシたち。「で、でも俺が撃ったのは、間違いなく宇宙人だったんだぜ!」
「ええ。玲華さんの肉体は、宇宙人によって改造され、宇宙人と同じ構造にされていました。細胞は地球人の
玲華さんのままですが、体内組織の構造が地球人とはまったく異なる、別のものに造り変えられていたのです。
しかも玲華さんの子宮には、妊娠した痕跡が認められました。胎児がどうなったのかは、まったく不明です。」

245:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:03:06 hiU2EUKH0
アンヌを拉致したピット星人は、地球防衛軍によって接収された円盤をまんまと奪還し、そのまま大気圏外へと
逃走していた。玲華と一心同体だったピット星人は、玲華が射殺されたことで変身能力を失い、胎内の卵も
消失してしまっていた。
アンヌを拉致して逃げたのは、途中までは、玲華が改造されたピット星人だった。だが、本物のピット星人が
フルハシに撃ち殺されようとした瞬間、二体のピット星人は一瞬で入れ代わったのだ。玲華は、本物のピット星人
を守るための影武者として、その若い命を散らしたのだった。
ピット星人が真っ黒なボディの上に着けている、ベルト状の衣服のようなものは、ピット星の電送技術が
作り出した緊急転送ベルトであった。本物のピット星人の遺伝子を守るため、本物が生命の危険に晒されると
自動的に影武者と入れ代わる。こうやって、ピット星人は自らの身を守ってきたのだ。
円盤の中、全裸のアンヌ隊員が電送改造機に縛りつけられ、助けを求めて絶叫している。アンヌの身体を
囲む光のリングがどんどんせり上がり、アンヌの肉体をピット星人のそれに変えてゆく。
10分後、すっかりピット星人のボディに生まれ変わり、わが身の不幸にすすり泣くアンヌの前に、
アンヌの顔を奪ったピット星人が微笑みながら立った。中学生の玲華の時とは異なり、アンヌの顔をした
ピット星人のボディは、豊満な乳房がゆさゆさと揺れる、成熟した女のプロポーションに変わっていた。
「アンヌ隊員、ピット星人に生まれ変わった感想はいかが? あの女の子を使った作戦は失敗したけれど、
今度はうまくやりましょうね。地球人の男性は可愛い女の子に弱いってことがわかったんですもの。ウフフ。
さあアンヌ、今からあなたに、ピット星人としての悦びを教えてあげるわ。」

ピット星人に改造されたアンヌは、円盤の床に横たわり、もうひとりのアンヌと激しくまぐわい合っていた。
アンヌの顔が昆虫のような頭部に変わり、またアンヌの顔へと戻る。真っ黒な全身タイツをまとったかのような
豊満なボディが、激しく肉体をこすり合って、愛の交歓を行っている。やがて改造されたアンヌの子宮に、
ピット星人の新しい卵が宿った。                           (おわり)

246:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:15:37 gLkEun0/0
文章力・描写・表現どれをとっても最高の一言です。
お疲れ様でした。
アンヌ隊員に思い入れでも?
その素晴らしい才能を他のヒロインver.も読みたくなりました。
続編・新シリーズ心よりお待ちしてます。

247:名無しより愛をこめて
08/02/14 02:35:19 DU/s1fGb0
二作品とも面白かったです。
まさにGJ。
246さんがおっしゃるように、アンヌやウルトラセブン以外の改造作品も拝見したいものです。
一度ご考慮願えませんでしょうか。

248:フォックス
08/02/14 05:50:50 Ju4i/4mp0
>>210
好きですね
ホントあるやつ全部知りたいくらいですよ
でもシャイダーもそうですけど近くには大きい店はないので
昔のまでは置いてないんです
なので教えていただけたらうれしいです
お願いします

249:名無しより愛をこめて
08/02/14 08:05:03 N92amEoX0
10人の女子大生がヤプール人の超獣製造機に入れられて
ユニタングに改造される話なんてのはどうだろう?

250:名無しより愛をこめて
08/02/14 12:05:39 gLkEun0/0
>>248
最近TSUTAYA行った?
DVD化されてレンタルも解禁になってるよ。
キレイな映像で洗脳・改造を楽しんで!

251:名無しより愛をこめて
08/02/14 12:09:22 Qhi/DeWR0
>>248
そう言うときこそのネットレンタル
シャイダーは「TSUTAYA DISCAS」と「ほすれん」にある
因みに「DMM」には無い

252:名無しより愛をこめて
08/02/14 14:56:37 9mGmN0pK0
学界を追われた美人科学者が悪の組織に魂を売り、次々と
美人アスリートや美人科学者を拉致、改造するストリーを
誰か書いてくれないかな。アンヌ最後は、猿人間に改造され
るストリー希望。

253:フォックス
08/02/14 15:04:42 Ju4i/4mp0
レンタルなどいろいろと教えていただきありがとうございます
いろいろとやってみますね

この件はこれで終わりです
協力してくれた方々ありがとうございます

254:フォックス
08/02/14 17:03:25 Ju4i/4mp0
あの~お詫びと言ってもちょっとしたことなんですが
これから暇があったら動物人間シリーズを投下していこうと思うんですが
どうでしょうか?

255:名無しより愛をこめて
08/02/14 17:19:02 5+l2WAAj0
>>254
ゴーロン星人の地球人総サル人間化計画で書いてみてくれ

256:名無しより愛をこめて
08/02/14 17:21:18 m2wZSUBN0
>>254
別にシリーズにこだわる必要はない。
いいんじゃないの。

257:名無しより愛をこめて
08/02/14 20:30:19 khl3LB4q0
>>212-235,>>236-245
GJ! まさかの二本立て投下とはじつに大盤振舞いですね
これまでの4作がどれも趣向が異なっているのと、どれも細部の小ネタが
きいているのが面白かったです
ひとりのヒロインを毎回異なるシチュエーションで改造し続けるシリーズと
いうのは、今までありそうでなかった展開ですよね

ところで>>126氏は「アンヌ改造しまくり計画」がコテハンで
「緑の恐怖」「サイボーグ作戦」「人間牧場」「湖のひみつ」がそれぞれ
SSのタイトル、という理解でいいのかな? どうもそう読めるんだけど

258:名無しより愛をこめて
08/02/15 07:31:38 /6MhESJq0
今後コテハン名乗らなければ「アンヌ改造しまくり計画」でいいんじゃね?

259:maledict ◆sOlCVh8kZw
08/02/15 11:22:19 p9Kb/rhC0
「アンヌ改造しまくり計画」様(?)
>>213-245GJです
なんというか、改造とエロの組み合わせと、(特に一本目の方の)鬼畜っぷりが
BeeF様を彷彿とさせました。それと、毎回宇宙人の設定に趣向を凝らしていて
とても楽しめます。ピット星人の「二人組」という設定を活かすところとか、うまいと思いました。
二本目、「あれ、今回はアンヌじゃないのかな」と思わせておいて…という
展開もちょっと笑えました。

同じようなソロモン星人ぽいネタで、
「ウルトラQダークファンタジーのセミ女が実は拉致改造された地球人」というのも
いいかもですね。(…自分で書けばいいのかもしれませんが)

260:名無しより愛をこめて
08/02/15 12:00:38 LmG085gb0
>>259
>「ウルトラQダークファンタジーのセミ女が実は拉致改造された地球人」というのも
>いいかもですね。(…自分で書けばいいのかもしれませんが)

ぜひぜひ書いて下さい! お願いします!

261:名無しより愛をこめて
08/02/15 15:25:07 pcEU8ZlZO
そういやずいぶん前の「宇宙船」誌に、セミ女じゃなくて
銀色全身タイツを着た女性にセミ人間のレプリカマスクを被せてポーズを取らせた
「女セミ人間」というネタがあったが、あれはまあなんというか、エロかったなぁw
ほんとに地球人の若い女性を改造したかのように見えて、ハァハァ(*´Д`;)したものだ

262:フォックス
08/02/15 16:44:29 BvuXEOUQ0
ボクは動物ネタが好きですね(完全じゃなく人間の姿にしっぽや耳が生えるなど)

263:名無しより愛をこめて
08/02/15 17:24:40 ptouY0Sx0
>>262
女狐という言葉があるように、女性に狐の尾がはえるとエロくないかい。

264:名無しより愛をこめて
08/02/15 17:29:33 ayktWYmS0
泥棒猫とかにもされたり女は日常的に改造されまくりんぐだな

265:フォックス
08/02/15 18:26:42 BvuXEOUQ0
>>263
>>264
いいネタをありがとうございます
機会があれば作ってみたいと思います

個人的に名前のとおりキツネ物が好きなので女狐をまずやってみようかと思います
でもストーリーにするのがヘタでどうすればいいんですかね?


266:名無しより愛をこめて
08/02/15 20:05:01 q3qGKeB20
女性の異形化に萌える人には、ケモノ萌え(ネコミミ萌え含む)と
昆虫萌え(妖精さん萌え含む)の2大派閥(?)があるからね
永井豪はどちらかというと前者、松本零士なんかは明らかに後者だけど
手塚治虫になると両方の要素を持ってたりもするね
石ノ森章太郎はどっちだろう? 蜂女は昆虫女萌えの人にはたまらない女神なんだけどね

267:名無しより愛をこめて
08/02/15 21:21:32 zRpzcevH0
アンヌ改造氏の「湖のひみつ」は、後半かなりの駆け足になってて
待望のレズシーンとかがあっさり端折り気味だったのがとても悔やまれる
あわてて二本立てで投下されなくても良かったような気がするのだが・・・
可能なら増補改訂版の投下を期待したい

268:名無しより愛をこめて
08/02/16 09:25:23 s1AgNWib0
>>267
同感。
特に18禁なヤツを、ここで無理ならアダルトにでも。

269:名無しより愛をこめて
08/02/16 11:15:24 qfiIJQ5o0
ここで無理かどうかの線引きって、どうやって決まるの?
過去に投下されたSSを読んでみても、エロパロ板よりも過激なのがいっぱいあるじゃんw

270:名無しより愛をこめて
08/02/16 11:43:18 Fv7Bgnfw0
>>269
その都度、叩かれていたじゃん。

271:名無しより愛をこめて
08/02/16 12:58:36 b+71blB20
昔、フラッシュマンに出てくるレー・ネフェルが
立花“ダイナピンク”レイが改造実験帝国メスによって
改造された姿だというネタを考えたことがある

272:名無しより愛をこめて
08/02/16 15:59:04 75LjFbST0
>>271
そういうのすきー
SSでペギー松山が無理矢理ミスアメリカに改造とかもあったなあ
実際は小牧リサがいやいやミスアメリカのスーツアクトレスさせられたらしいが

273:フォックス
08/02/16 18:38:10 ir/OzESa0
あの~動物化ドリンクを飲み動物化するってのはアリですか?

274:名無しより愛をこめて
08/02/16 18:47:02 qfiIJQ5o0
>>273
むかし「赤ずきんチャチャ」でそんなネタやってたな
動物がいなくなった動物園が芸のできる動物を増やして客を呼ぼうと
主人公達に動物化ドリンクを飲ませて動物に変え、檻に入れ鞭で叩いて無理やり芸を仕込むの
いや、ドリンクはアニメ版で、コミックでは単に握手すると動物に変えられてしまうんだっけか?

275:フォックス
08/02/16 18:59:51 ir/OzESa0
赤ずきんチャチャ?初めて聞いた名前ですね~
でもいい情報ありがとうございます!!

もし今個人的に考えているのは動物のしっぽを溶かした(現実じゃありえないですけど)
ドリンクを飲んだ人(女の人専門なので男は飲みません)が動物化するってのなんですけど
一番いいシチュレーションはどんなのですかね?


276:名無しより愛をこめて
08/02/16 19:15:16 +35ZVRE30
>>275
URLリンク(blog40.fc2.com)
URLリンク(www.nicovideo.jp)
URLリンク(www.nicovideo.jp)

277:フォックス
08/02/16 19:19:03 ir/OzESa0
>>276
ありがたいのですが完全獣化は好みじゃないんですよ
ごめんなさい・・・

あと実写が好きですね
なので最近の特撮でやらないのはショックです



278:名無しより愛をこめて
08/02/16 19:36:59 CR9BA2bx0
>>277
フォックス氏が一番萌えるネタで書けばいい。
どんなのがいいかいちいち聞いて、それで書いて萌えることができるならいいが、
そうでなければこんなはずではという思いで苦しむだけだ。
書いて苦しむぐらいなら書かないほうがいい。
結局そうして書かなくなったりするので、まずは自分が一番楽しめる話を書くことだと思うよ。

279:フォックス
08/02/16 21:07:52 ir/OzESa0
>>278
そうですね!!
ありがとうございます
自分の書いたものを評価していただければこれからの成長にもなりますもんね
早ければ明日遅くても週の前半にはうpできればと思います


280:名無しより愛をこめて
08/02/16 22:14:48 1Z4sbm7R0
maledict氏は既存の宇宙人ネタ(ウルトラでなくてもいいから)は書かないんですか?
SFがお好きみたいだし、ライダーものより合ってるんじゃないかと思うんですが

281:名無しより愛をこめて
08/02/16 23:37:48 XbQGEF+w0
ウルトラマンAの「怪獣対超獣対宇宙人」で、メトロン星人Jr.が山中隊員の
婚約者のマヤを殺害してからその身体に憑依してるけど、最後正体を見破られると
マヤから星人の姿になり、星人死亡後もマヤの死体はどこにも残らなかったわけだから
あれってマヤとメトロン星人の肉体が一心同体化したってことだよね

あれが殺害じゃなくて麻痺させただけで、憑依してから身も心も乗っ取ったんだとしたら
あれも一種の改造になるのかな? そう考えるとなんかすげー萌えるんですけどw

282:名無しより愛をこめて
08/02/16 23:50:58 CgSjWYyw0
ウルトラマン関係の改造モノというとタロウのメモールの話があるね。
かわいそうな話だったけど。
メモールに改造された娘がドルズ星人に状況を報告するところは良かったな。

283:名無しより愛をこめて
08/02/17 02:02:11 MfSH+m6u0
さとう珠緒を彼女の好きなチワワの改造人間にしたいな。

284:maledict ◆sOlCVh8kZw
08/02/17 05:58:03 kyMRUJp40
>>280
たまたま、まだ書いていないだけで、書かないという方針があるわけではないです。
キングカッパーもソロモン星人もメモールも大好きです。宇宙猿人ゴリネタとかも
いつか書いてみたいと思っています。
ただ、合うとか合わないとか以前に、自分のツボの中心部には「ショッカーの手術台」
が鎮座していて、他のネタはその周囲に触手状に伸びている、という感じなのは事実です。

>>281
いいですね。ちゃんと人間の意識と記憶が残っていて、心身が徐々に変貌していくのを
なすすべもなく…と。具体的には例えば(こないだ読んだ『マタンゴ:最後の逆襲』に
そんなシーンがあったんですが)、意識を取り戻して異常を感じ、浴室に駆け込み
服を脱いで鏡を見ると、すでにあちこちメトロン化が始まっていて、さらに
いつの間にか恐ろしい侵略作戦のことなんかを考えている自分に気づき戦慄し…とか?

>>260
さて、と思って考えると、あの話、冒頭以外よく覚えていないことに気づきました。
(なんかあんまりぱっとしない話だったような)。で、どんな話にすればいいか、
もうひとつまとまりません。エンクミをセミ女二号にするとか?…う~ん…なんか違う
…要は冒頭の全裸シーンに繋がるように、あることないこと補完しまくればいいんでしょうね。
(そう言えば前スレで似たようなことをやった気が…)
何か浮かびそうな気もするので、浮かんだら書きたいと思います

285:maledict ◆sOlCVh8kZw
08/02/17 06:08:40 kyMRUJp40
追記。そういやメビウスのサーペント星人の回がやや>>281に近い話でしたね。
(厳密には「ウルトラマン」の自己パロディというのに近いけど)
ただ、とてもいい話ではあったけど、改造萌えの要素はあんまりなかったかな
せっかくの美保純なんだし、>>284くらいやってくれても…てそりゃ無理か

286:名無しより愛をこめて
08/02/17 07:21:47 difZDfaY0
>>284
そういや宇宙猿人ゴリも一般人改造しまくりだったね
公害人間とかダストマンとかカバゴンとかノーマンとか
おにゃのこ改造に結びつけると今イチな話が多いのが難点だけど
まだズノウ星人の憑依ネタの方が萌えたりする

ノーマンネタで、難病の少女がゴリの手先の医師に移植手術を施されて
徐々に怪獣化してゆくのはどうかな? 難病ってほどでなくても
盲目の少女が角膜移植を受けて開眼手術を受けたら、眼から怪獣化してゆくとかね

>>281,285
憑依して星人の元の肉体はどうなってしまうのかとか、色々考えるとややこしいから
宇宙細菌ダリーみたいなミクロの星人が寄生して、分泌物で宿主の肉体を
徐々に人間ならざるものに変えてゆくというのはどうだろう?
肉体の変容が進むとともに、徐々に精神も乗っ取られてゆくとかさ
ミクロサイズの星人でなく、洋画の「ヒドゥン」みたいなナメクジ状の寄生生物でもいいかもね
(そういやヒドゥンも実はウルトラマンへのオマージュなんだよね)
ハインラインの人形つかいみたいな外部寄生でもいけるよね

287:名無しより愛をこめて
08/02/17 07:59:17 cwi6p61h0
楳図かずお版のバルタン星人も憑依タイプだったお
地球人の意識を保ったまま、徐々に身体がバルタン化してゆくお
そしてどんどん仲間を増やそうとするお

288:maledict ◆sOlCVh8kZw
08/02/17 10:21:30 kyMRUJp40
>>286
色々アイデアありがとうございます!
自分は「寄生・憑依」になるとちょっと的から逸れるかな、という感じがしています
メトロンのはウルトラマンの「合体」と同じテクノロジー(?)なのかなと想像してました
小林泰三『ΑΩ』っていうグロい小説があって、ネタバレするとあれもあからさまに
ウルトラマンオマージュなんだけど、憑依というよりはまさに内部からの改造、ないし
融合による異形化という感じで、上記もそんな感じのイメージでした

>>287
そういえばそうでしたが…アレは怖すぎ…子供時代のトラウママンガです。
ウルトラマンだと思って読んだのに、なんであんなに怖いんだよお、と泣きたくなった

289:maledict ◆sOlCVh8kZw
08/02/17 11:00:28 Use+/glVO
憑依がいいのかよくないのか、なんか舌足らずだったので
ちょっと補足します。寄生・憑依で

精神→完全に別人格に乗っ取られる
肉体→部分のみ融合
(あと、変化が可逆的)

このパターンだと自分は萌え度がやや落ちるようです
逆に言うと融合係数(wが高い方が萌えると
…あくまで程度問題ですが

290:名無しより愛をこめて
08/02/17 13:53:15 EO20W+gj0
「改造」の定義は人によって変わってくると思うが、個人的な見解では
「肉体の不可逆的変容を伴う(二度と普通の人間には戻れない)」が大きいと思う
事件解決後、当然のように元の身体に戻るようなものは改造とは言い難いのではないか
(モグラングのモグラ人間のように、元に戻るために特殊な薬品を必要としたり
 イソギンジャガーのように変身スイッチの破壊を必要とするものは構わない)

逆に精神の方は、完全な悪堕ちでなくても単なる憑依・一時的洗脳でも構わないし
(サソランジンのように身体だけ改造されて、精神は操られているだけでも可)
仮面ライダーのように精神は元のままでも身体を改造されていれば、改造は改造だ

だから憑依や寄生でも、肉体変化が非可逆的(寄生が解かれると宿主が死亡するような
ケースも含む)であれば、精神が完全に乗っ取られていなくても改造の一種と見なして
いいのではないかと個人的に思う

291:名無しより愛をこめて
08/02/17 20:36:10 AGwA9qAZ0
>>フォックス氏
ジャスピオンかメタルダーで
母子を動物に替える。と言うのが有ったよ。

レンタルビデオで見たのでどの作品だったかは
覚えていないけど、確かに有った

292:フォックス
08/02/17 21:54:36 NA9o87qI0
>>291
ホントですか!?
それはそれはありがたい情報ありがとうございます

でもそれってシャイダーじゃありませんか?
あ~でもシャイダーは子供のほうだしな・・・

あの詳しく聞きたいんですけどその作戦は一時成功するんですか?
母子が動物化するんでしょうか?
その辺教えてください!!お願いします

293:名無しより愛をこめて
08/02/18 05:02:53 kqrIYpL50
「キバ」で2話続けて、人間体が美人な女怪人。
この分なら、そのうちみんなの期待にそうような、蜂女・バラ女・犬女・狼女とか
出てくるかも!?

294:名無しより愛をこめて
08/02/18 08:05:38 7mPb9Vt70
女怪人の有無が問題なのではない
女性の改造シーンがあるかないか、問題はその一点なのだ!

295:フォックス
08/02/19 15:46:08 uXsz0Pvy0
>>291
教えてください お願いします

296:291=182
08/02/19 22:25:05 URpYLt4I0
母子を動物化させる
 ↓
作戦成功
 ↓
この作戦を広めようとする
 ↓
邪魔が入る

こんな内容だったかな?
詳しくは覚えてないっす。

シャイダーでは無い(確実)
レンタルビデオに有って、オイラがリアルタイムで見なかった作品だから
メタルダーかジャスピオンだと思う。


297:名無しより愛をこめて
08/02/19 23:07:17 HN8a9KzC0
新しいSSマダー?

298:名無しより愛をこめて
08/02/20 01:10:56 fwC2gUme0
>>294
人間体が美人な時点で満足!
改造の経緯は、想像じゃダメ?

299:フォックス
08/02/20 06:34:45 yg5buAxm0
>>296
情報ありがとうございます!!
作戦は一時成功するんですね
じゃあ探してみますね

300:フォックス
08/02/20 15:08:39 yg5buAxm0
>>296
あのもう1つ聞きたいんですけど
動物化ってどんな動物になるんですか?

301:ダイレン
08/02/20 15:13:08 qjhj2UkFO
構想はある程度決定したんですが、世界観が決まりません。
バイオ液体系なんでパラレル世界なんですが、どこがいいですかね?

・仮面ライダー世界
・メタルヒーロー世界
・ウルトラマン世界

自分としては「ヒーローのいる世界における改造」が好きなものですから……

302:蟻蜂フリーク ◆/sIh2XqTo2
08/02/20 16:02:36 HM3IfY9w0
>>297
待っててねw


303:名無しより愛をこめて
08/02/20 17:08:22 VIWLs5VA0
>>301ダイレン様
個人的にはライダーの世界がいいけど、
そういえばメタルヒーローってよく話題になるのに、熊田曜子の話と
少女がモンスター軍団の一員にされる話ぐらいしかなかったような気がします
(見落としていたらすみません)。待望しているひとも多いのでは?

304:ダイレン
08/02/20 22:41:24 qjhj2UkFO
よく考えれば僕はブルースワットとビーファイター(及びカブト)しか見てないっすorz
やっぱ仮面ライダーかウルトラマンですかね。仮面ライダーならTHE NEXTの続編(ストロンガーが最終作?)ですかね?

305:名無しより愛をこめて
08/02/21 03:35:34 OxrOLcF70
フォックス様!
ネタバレになるから詳しくは言わないけど、
アダルトの人外スレにイイものが投下されてますよ。
スレリンク(eroparo板:450番)-462
同じ職人さんの前作があるので、できればそちらからどうぞ
(続編からいきなり読んでもちょっと分かりにくいかと)
スレリンク(eroparo板:303番)-326

306:名無しより愛をこめて
08/02/21 06:53:52 fTJg+Azt0
URLリンク(upload.jpn.ph)

鳥人戦隊ジェットマン29話「最後の戦い」より

故郷を滅ぼされたベルセルク女戦士ルーは憎しみに駆られ復讐に取り憑かれていた。
彼女の仇であるラディゲはそんな彼女を利用しようと待ち構えていたのだった。
ラディゲの隣に最強の次元獣が不気味な姿を晒して彼女の前に立ちはだかった。
憎しみに駆られ我を失い次元獣と相対する彼女だったのだが・・・・・・

307:名無しより愛をこめて
08/02/21 06:55:05 fTJg+Azt0
URLリンク(upload.jpn.ph)

ルーは次元獣ヨロイスネークの右腕をなぎ払い足を斬り動きを止めた。
が、斬ったかにみえた腕や足は空洞でしかも彼女に襲い掛かったのだ。
そして不意を衝かれた彼女の手や足に取り憑いたのだ。
激痛で動きを封じられ屑折れる彼女。
ジェットマンや彼女の恋人ディランが駆け寄るが苦しむ彼女をどうすることも出来ない。
これこそがヨロイスネークの恐ろしい能力であり彼女への恐るべき罠だったのだった。

308:名無しより愛をこめて
08/02/21 06:58:04 fTJg+Azt0
URLリンク(upload.jpn.ph)

ヨロイスネークはその名の通り中身のない鎧の次元獣であり
敵の憎悪を吸収し取り憑いて自在に操る能力があったのだ。
ディランが外そうと試みるが彼女に激痛を与えるだけでびくともしない。
ヨロイスネークは憎悪を吸込み、代りに彼女を次元獣にする為の洗脳エキスを注入してゆく。
激しい痛みに悶え苦しむ彼女は優しく手招きするヨロイスネークに逆らうことが出来ない。
ルーは彼女に取憑いたヨロイスネークの右腕と左足に引き摺られる様にゆっくりと次元獣の元へ招かれていく。
ヨロイスネークの前の彼女は醜く恐ろしい次元獣と合体させられる恐怖に震え
涙を流す惨めな姿を晒すのみだった。

309:名無しより愛をこめて
08/02/21 07:00:01 fTJg+Azt0
URLリンク(upload.jpn.ph)

「いや、お願い。誰か助けて・・・・・・こんな醜い次元獣なんかになりたくない」
恐怖と激痛のなか蒼白になり助けを求める彼女を完全に支配する為、ヨロイスネークは
次元獣エキスを彼女に一気に注ぎ込んでいった。
瞬間、赤い閃光に包まれ彼女は体験したことのない激痛に全身を貫かれ憎悪の代りに注さ
れたエキスに全細胞が作り変えられていく恐怖に絶叫した。
次の瞬間には彼女の全身は頭からつま先まで完璧にヨロイスネークに包み込まれてしまっていた。
しかし彼女の本当の苦しみはまだ始まったばかりだった。
醜いヨロイを何とか脱ごうともがく彼女を完全に一体化し身も心も支配しようとするヨロイスネーク。
ギチギチとヨロイを締め上げ彼女の自由を奪い、密着し肌から直接融合して彼女を次元獣
へと改造していくヨロイスネーク。彼女の抵抗が段々弱くなっていった

310:名無しより愛をこめて
08/02/21 07:00:39 fTJg+Azt0
URLリンク(upload.jpn.ph)

永遠と思える恐ろしく苦しい時間が過ぎていった。しかし痛みは去ることはなかった。
ルーは自分があの恐ろしい鎧と融合させられ、自分自身が醜い次元獣に改造されてしまったことを身を持って感じた。
次元獣と融合した身体は痛みや苦しみ以外一切の感覚がないのだ。
指先から爪先まで隙間なく完全に次元獣のヨロイに永遠に拘束されてしまったのだ。
醜く生まれ変わった彼女の前に仇であり自分をこんな姿にした憎きラディゲが立っていた。
「なかなかいい格好だ。次元獣へと生まれ変わった気分はどうだ。だがお楽しみはまだまだ終わりじゃないぞ。
吸収した憎悪を返してやろう。ヨロイスネークが吸収増幅した憎悪をな。そしてこれから
お前は全世界の憎悪をヨロイスネークを通して吸収し苦しみ続け、我の下で永遠に戦い働くのだ」
再び、そして今まで以上の頭痛が彼女を襲った。逃れる術もなく苦しみ続ける彼女。
彼女の人間らしい心は夥しい憎しみで完全に消え去っていったのだった。
ベルセルク人ルーの最後の戦いが終わり、次元獣ヨロイスネーク・ルー、ラディゲの忠実な
バーサーカーの新たな戦いが始まった。

311:フォックス
08/02/21 09:09:57 tVk/dlyi0
>>305
ありがとう
行ってみますね


312:フォックス
08/02/21 09:13:03 tVk/dlyi0
>>296
一通り調べてみたんですがメタルダーではそれらしきものがなく
ジャスピオンでも見つかりませんでした・・・
ただジャスピオンでコレかな?と思ったのが16話の
人類の未来か?恐怖の巨獣帝国
だったんですがコレは記憶を奪って?原始人化するとかっていうのだったので
違うかなと思いました

なのでお願いします!!覚えてること教えてください!!無理やりですけどもホントお願いします


313:296
08/02/21 20:06:07 ZnlWUg+l0
>>312
人類の未来か?恐怖の巨獣帝国
あっ...その話じゃないよ。
オイラも題名にそそられてビデオを借りた記憶があるから。

って事はジャスピオンだったかな?

動物...犬と鳥だったかなぁ~
でもそれだとシャイダーだからなぁ...

ジャスピオンスレに行って聞いた方が良いかも。

314:フォックス
08/02/21 21:11:26 tVk/dlyi0
>>313
違いますか~探してみたんですけど残念
でも今のところジャスピオンが近そうですね!!情報ありがとうございます
ちなみに動物化するっていうのどういう感じだったか覚えてませんか?
例えば耳が生えるとかなどなど・・・
どんなことでもいいので情報お願いします!!

あの~あと気になったんですが犬と鳥はシャイダーってどういうことですか?
シャイダーに犬や鳥になる話があるんですかね?
ちょっと教えてくださいお願いします

ホントいろいろ聞いてすみません

315:名無しより愛をこめて
08/02/22 00:54:41 n3HaxfxI0
>>307-310
本編では、彼氏がヨロイスネークになるのですが、画像もうまく編集してルーが吸収
されたように見えますし、文章もいいです。ご苦労様でした。
ジェットマンでもう一作作る予定は?ジューザや、マリアで何か作ってみてはいかがですか?

316:名無しより愛をこめて
08/02/22 01:07:23 HyhmLDSH0
本編も実際にルーがヨロイスネークにされて欲しかったな

317:名無しより愛をこめて
08/02/22 02:44:12 kyIZJuyY0
>>307-310様
新機軸ですね!興奮しました!!

318:名無しより愛をこめて
08/02/22 06:09:49 UbpfbSVo0
>>307-309
新たなる世界を作り上げた感じですね
最高です!!

私はこういう画像の組み換え?みたいなのはよくわからないのですが
とてもすごいと思いました尊敬しちゃいます
私ごとですがラストのマリアが好きなので今度はそれをやってみてはいかがでしょうか?

319:名無しより愛をこめて
08/02/22 10:20:18 +jLIeyRX0
>>307-310
あ、やっぱり創作された作品でしたか。
すごく面白かったので、今度レンタルで借りてこようと思っていたところでした。
本編では男性が取り付かれるんですね?
画像といい実際にこういう話でもよかったのではないかと思います。
GJでした。

320:ダイレン
08/02/23 01:30:57 S+34KBFUO
執筆中ですが失礼いたします

由美ちゃんらの時代設定は1993年ではなく、現代ですが小学生のままです
何度もしつこくてすみませんがパラレルです。自分は時代設定とかにもこだわってしまうのですいません(あんまり意味ないんですけどね)

季節ってやっぱり今に合わしたのがいいんですかね?

321:名無しより愛をこめて
08/02/23 01:34:39 R9PqWuMQ0
過去ログになってから読むやつもいるんだし、季節を合わせる意味は特にないと思う

322:名無しより愛をこめて
08/02/23 23:34:12 YXyJyt2G0
キモヲタ共氏ね
それ専用の板が有るだろ?
特撮板を汚すな

323:名無しより愛をこめて
08/02/24 03:35:41 KseN7Rrf0
>>322
はぁ~い~?

324:名無しより愛をこめて
08/02/24 06:28:02 1dLNciBJ0
>>323
それ何て『相棒』?

325:名無しより愛をこめて
08/02/24 09:23:04 tsGCnA1K0
>>322
あーそもそも特撮板自体キモヲタのジャンルの一つでね

326:名無しより愛をこめて
08/02/24 10:37:06 TlzAxp1I0
URLリンク(upload.jpn.ph)
URLリンク(upload.jpn.ph)

327:名無しより愛をこめて
08/02/24 11:13:13 WdsE1NbB0
>>326
ナイス編集。

328:名無しより愛をこめて
08/02/24 11:52:58 IOb/rH/j0
>>326
感謝です!!

編集とかいイマイチわかんないんだけどさ
香が血のヒトデに寄生されてたシチュレーションでマリアのように
獣化?することってのもできるん?

329:ダイレン
08/02/24 16:18:44 vY+5yhIaO
補足までに由美ちゃんです
URLリンク(my-tube.mobi)


携帯の方だけかも……
お手数ながらPCの方はようつべで願います

330:名無しより愛をこめて
08/02/24 16:21:43 vY+5yhIaO
URLリンク(my-tube.mobi)

331:名無しより愛をこめて
08/02/25 16:32:46 bZGbiLVw0
>>326
合成下手

332:フォックス
08/02/25 16:42:03 tqG1AIN+0
マリアの獣化で合成やってほしいんですけど
できる方いますか?
個人的に香の獣化がみたいかも

333:名無しより愛をこめて
08/02/25 23:53:08 rMV7iBWT0
333

334:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/27 23:06:57 xS1e0XPn0
皆様にちょっとお聞きしたいのですが、ショッカー怪人をベースにしたSSを書くときに
怪人名はオリジナルを生かしたほうがいいのでしょうか?
無論、蜘蛛男やこうもり男は蜘蛛女やこうもり女にしますけど、
モグラングとかエジプタスとかってのを、たとえばモグラ女としたりエジプターナとしたりしたほうがいいのでしょうか?
個々人の嗜好の問題もあると思うのですが、ちょっと気になったもので訊いてみたいと思いました。

335:名無しより愛をこめて
08/02/28 01:23:59 VFry+7JF0
東京ドーム氏だったらそれぞれモグラング女、エジプタス女にするな
要するに女性を感じさせるネーミングにすればいいってこった
どうすれば女性っぽくなるかは、SSを書く人によって違ってくるんだろうが

336:名無しより愛をこめて
08/02/28 08:58:02 2uzFVkeT0
【名詞の女性形を作るルール】

(1) 語尾が-us(~ウス、~アス)で終わる単語は-a(~ア)にする(ラテン語の女性形)
 応用例: ピラザウルス → ピラザウラ、ユニコルノス → ユニコルナ、エジプタス → エジプタ

(2) 語尾が-on(~オン)で終わる単語は-a(~ア)にする(ギリシア語の女性形)
 応用例: トカゲロン → トカゲラ、プラノドン → プラノダ、イノカブトン → イノカブタ

(3) 語尾に-essを付けるとほとんどの普通名詞を女性化することができる
 (例:prince → princess、lion → lioness(雌ライオン)、god → goddess(女神))
 応用例: モグラング → モグランゲス、ゴースター → ゴーストレス、地獄サンダー → 地獄サンドレス

(4) 語尾が性差を持った名詞で終わっている場合は、逆の性に入れ替える
 応用例: シオマネキング → シオマネクイーン、ガラオックス → ガラカウ(Cow:雌牛)

337:名無しより愛をこめて
08/02/28 16:32:25 Q8YQ3M2N0
かってに決めるな。
だいいちネーミングがエロくない。
まだ既出のサラセニアナやムカデリアの方がましだぞ。


338:名無しより愛をこめて
08/02/28 18:34:04 tJs+ykYBO
>>336はネタでしょ? わざと変な名前にしてる

339:名無しより愛をこめて
08/02/28 20:13:20 2uzFVkeT0
新発見。語尾を「~エンヌ」にするとフランス人のおにゃのこっぽくなるぞ

例:サラセニエンヌ アマゾニエンヌ ザンブロンジェンヌ ガラガラディエンヌ

340:名無しより愛をこめて
08/02/28 20:20:01 j/UMLOdB0
なんかやたらと薀蓄 だけ 多いヤツが多すぎて
気持ち悪い。
ただのヘンタイでしょ?

341:名無しより愛をこめて
08/02/28 20:22:02 2uzFVkeT0
そもそもこのスレにヘンタイ以外いるのかと

342:名無しより愛をこめて
08/02/28 20:45:56 SyvnFQm/0
新発見! 語尾を「~子」にすると日本人のおにゃのこっぽくなるぞ w

例:スノーマン子、ジャガーマン子、ライダーマン子

343:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/28 21:27:46 A9nMQY/F0
ご意見ありがとうございました。
やっぱりオリジナルそのままよりも、女性っぽいネーミングのほうがよさそうですね。
参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。

344:ダイレン
08/02/28 21:28:46 /vw5+iItO
「学校の怪談」


若葉が馴染み、道ばたには桜の花びらが残っている様子は微塵もない。
五月病というやつか、ついついうたた寝しそうな環境にいる由美はボーっと外を見ていた。
体育している1組と2組が羨ましい。今日はドッジボールだ。まあ、自分達も次の時間には体育だが。
「……み……。由…………由美ちゃん!」
小声で話しかけてくる相手がいるのに気がつく。振り向くと、ニヤニヤしている智恵子がいた。
「どうしたの?」
「あのさ……」
「こら!授業中に私語はしない!」
田中先生は結構きつい。智恵子は後で、と言っていたが終始微笑していた。
噂好きの智恵子の事だからまた何かネタを掴んだのだろうと思いつつ、何なのか楽しみに待っていた。


算数が終わって着替えていると、智恵子は更衣室でその内容を話し始めていた。
「実はさ……この学校には開かずの教室があるのよ」
「開かずの教室って地下室に続くっていうあれ?」
一説によれば防空壕だったとか、埋蔵金があるとかしているらしいが真相は定かではない。
「そんなの、あたしらが4年生の時に流行ったやつだろ?」
5年生にしては大きいな胸を震わせながら、渚が口を挟んでくる。
確かに過ぎ去った内容を今更掘り返すのも何だとは思うが。
「それがさ……あれは秘密結社の基地に繋がってるんじゃないかって……」
「秘密結社って、あのアイドルが死んだ事件に関わってたとかいう?」
去年の10月辺りだったか、人気のアイドルが会社で死亡するという事件が起きていた。
それは悪の秘密結社による殺人事件で、それと戦い続けている戦士がいるという。
「確か仮面ライダーだっけ?秘密結社と戦ってるの」

345:ダイレン
08/02/28 21:29:53 /vw5+iItO
「そうそう。秘密結社は仲間を増やした仮面ライダーに追いつめられて基地を移し……」
「それがこの学校の地下?馬鹿らしい……ありえないありえない」
体操着を着ながら渚は噂を否定した。智恵子はムッとなりながらもその場にいるみんなに語り続ける。
「もう一つあるの。秘密結社は人間を改造した怪人を操ってるらしいの……その基地で製造してるらしいわよ」
信じるものも信じない者も口を開いて喋り続ける。由美はどちらかと言えば信じる側だが、あってほしいとは思わない。
「ねえ……なんか怖いよね、綾ちゃん」
話しかけてみたが、由美は顔を見て驚いた。顔を青ざめさせた綾がいたからである。
「綾ちゃん……具合悪いの?」
ハッと我に帰ったように綾は由美の方を振り向いて大丈夫、というのを強調した。
その後にあったドッジボールでも、確かに綾は楽しそうにはしていたが……

着替えて教室に向かうと、男子は別の話題で盛り上がっていた。
この春に新任としてやってきだ久遠寺 静゙という教師についてである。
26歳ほどで、上から92・61・86というボン・キュ・ボン美人である。思春期の彼らには絶好の語りの対象となる。
「男子はこれだからはしたないのよね……」
「渚……お前なんて目じゃないくらい久遠寺先生は胸がデカいんだよ!悔しかったらなってみろ!」
「何ィーー!大輔、お前ーー!!」
渚が貶すように笑う。そこへ大輔が反論して渚が怒る。いつもの構図である。
「確かに、ああいうのはいいよなぁ~」
「うん。柔らかそ……」
健一はそこに由美がいるのに気づく。渚と由美は仲良いし、一緒にいるのはいつものことなのに。
「由美ちゃん……いや……これは……僕は…大きすぎる胸は……」

346:名無しより愛をこめて
08/02/28 21:30:49 /vw5+iItO
自己フォローしたつもりだった。だが、由美は自分の胸を気にして赤面した。
「……あ、あたしだって……もっと大きくなるんだから!!」
その場にいる全員が驚いた。まさか由美がデレツンを含んでいるとは思わなかった。
健一を含んだ男子が、逆にある部分が大きくなったことだろう。

下校時間になり、ランドセルに道具をしまっていく由美。隣にいる綾も同様にしまっている。
「ねえ、由美ちゃん……一緒に……開かずの教室行ってみない?」
いつものように一緒に帰ろう、という誘いかと思えばそうではなかった。
しかも、自分以上に怖がりな綾が誘うとは到底思えない。
「えと……あたし……」
「来て……くれるよね?」
笑顔が気持ち悪いくらいにニッコリしている。一種の恐怖を感じた。
「……お母さんが同窓会あるっていうから、今日はあたしがご飯作るの……だから、早く帰らないと……」
咄嗟に出た嘘。由美はランドセルを背負って教室を出ようと歩き出した。


「……待ってよ……」


ぐっと腕を掴まれた。 しかも、その力は痛みを感じるほどに強い。
「友達でしょ?……゙一緒に゙行こうよ……」
今度は睨むように由美を視る。握る力もどんどん強くなっていく。
「本当に……今日は……ごめん!!」
綾の手を払って由美は走り出した。急いで校門まで出ると、教室の方をチラッと見てそのまま走り去った。
遠ざかっていく由美。それを窓から見つめる綾が静かに立っていた。


次の日、恐る恐る教室に入る。たぶん綾は怒っているだろう。なんて謝ればいいのだろうか。
「……綾ちゃん……お……」
「おはよう」
明るい表情だ。けれども、どこか無機質な笑顔。昨日感じた恐怖と似通った心情である。

347:ダイレン
08/02/28 21:32:34 /vw5+iItO
授業中や休み時間は特に変わった様子はない。だが、由美は反射的に綾との会話を避けるようにしてしまった。
給食の時も黙々と食べてしまっていた。いつもなら話しながら食べるというのに。
「由美……ちょっといい?」
「渚ちゃん?」
牛乳を片手に渚は小声で話しかける。クイクイっと指を綾に向け、口を開いた。
「今日の綾、ちょっと変じゃない?」
自分以外にも感じてる人がいた。由美も耳打ちするような小声で返す。
「昨日からだと思うよ。なんか……こう、感情がないみたいな……笑い……」
「それだけじゃない。見てみなよ……」
今度は後ろにいるクラスメートを見ろと言ってきた。綾のことばかり考えて気がつかなかったが、何人かの女の子も綾と全く同じような笑いをしていた。
まるで台本にかかれたような笑い。人間的な感情が薄れたような……
「昨日、大輔達と野球してたんだけど……例の開かずの教室に何人かで向かう綾を見たんだ」
「え……開かずの教室って……。あたしも昨日誘われたけど、無理矢理断って……」
「それが……おかしいのは綾と開かずの教室に行ったメンバーなんだよ」
何かしら悪い予感がした。開かずの教室には本当に秘密結社の基地に繋がっていたとしたら……


昨日と同じ時間になった。由美は綾を含め、何人かに囲まれてしまう。まるで、帰り道を塞ぐような感じである。
「今日こそ開かずの教室を調べに行こうよ」
「由美ちゃんもあたし達と行くよね」
張り詰めたような空気があった。冷や汗をかきそうになる。言い訳が通用しそうにはない。
「あたし……あ、大輔君達とサッカーするんだ……」
「そんなわけないでしょ。さあ、行こうよ……」
近づいてくる友達を前に恐怖を感じる。そこへ由美の腕を引く手があった。
だが、それは暖かい手であった。黒いランドセルを背負った頼れる男の子である。

348:ダイレン
08/02/28 21:33:40 /vw5+iItO
「悪いけど、由美ちゃんは僕と帰るんだ。行こう」
そう言った健一は由美を引っ張って教室を出た。綾は2人を追い越して前に立つ。
「何勝手に由美ちゃんを連れて行ってるの?。あたし達の邪魔しないでよ」
「邪魔って何のだよ!」
「うるさいなぁ……」
綾が思わず手を出した。ただ押されただけなのに、健一は胸を押さえて尻餅をついてしまう。
「大丈夫?」
「いた……痛いけど……平気……」
普段の綾はこんな力はない。ましてや手押しなどするはずがない。
「お前……綾ちゃんじゃ……」
「どうしたの?」
久遠寺先生が間に入ってくる。その瞬間、綾はビクッとして教室に入ってしまう。
何とか健一は立ち上がり、その場しのぎにはなったようだ。
「保健室にいく?」
「これくらい……。帰ろうか」
健一はあくまで学校を出るのを優先した。由美も健一の後を追って一緒に校門へと向かう。
「さっきの綾ちゃん……確かにいつもの綾ちゃんじゃないね」
「うん……あたし、何だか怖くなってきた……」
「知り合いの兄ちゃんに相談してみるよ。何かあったら言ってね」
何としても好きな子は守り通す。健一はそう、゙ある人物゙から教わったのだった。
由美もまた、頼りにしてしまう。心強い男の子がこんなに近くにいてくれるのだから。


その夜、由美はかかってきた電話に応対した。それは渚からであった。
「あたしはこれから、学校へ忍び込んで開かずの教室を調べてみる。この時間ならば先生もいるしさ、怒られるくらいのがマシだし」
「でも……」
「由美は絶対に来ない方がいいよ。……じゃ……」
ツーツーと鳴る電子音。時刻は7時38分。何とも微妙な時間帯だが、安全なのはそうだろう。
でも、胸騒ぎが止まらない。そう不安にかられてる間も時間はすぎてゆく。

349:ダイレン
08/02/28 21:35:31 /vw5+iItO
時刻は午後11時21分。そっと家を抜け出した由美は学校へ入っていった。
渚が心配でたまらず来てしまったが、何かしらの圧迫感を感じざるをえない。
児童たちにとっては先生たちに知られていない、今は使われてない鶏小屋の裏側に鍵が壊れている窓ガラスがあるのは嬉しい。
入ってみると、やはり薄気味悪い空間が延々と広がっていた。
「……………」
一歩踏み出す。すると、自分の足音が響くのがわかる。それだけ狭い空間ということか、静かだということなのか。
もう一歩踏み出す。すると、響き渡る回数が多くなった。だが、それは遠くから近くへと伝わってくる。
自分の足音ではないと確信した由美は後ろから近づいてくるものを教室の影から待った。
息を切らしながら野球バットを片手に走ってくる人物。それは電話をしてきた渚だった。
「渚ちゃん!」
「由美!?……早く、あんたも走って逃げて!」
月の光に照らされてはっきりした。渚を追いかける見知った顔の人物。それは綾を含めた友達8人である。
脚を動かす由美は渚と階段を駆け上がって理科室へ駆け込んだ。ここならいざとなればベランダから飛び降りても着地可能な高さである。
「はぁ……はぁ…はぁ…はぁ……。バカ、なんで来たの?」
「なんだか嫌な予感がして……渚ちゃんが心配で……」
ガンガンと扉を叩く音がする。2人はベランダから飛び降りて校門へ向かった。
あそこまで行けば助かるのだ。あと少し、あと少し……
しかし、渚より先に由美の体は進んだ。走りなら完全に勝っているはずの渚が脚を進めていない。
後ろを見ると、サソリのような異形の怪物がその尻尾で渚に巻きついて引き寄せていた。

350:ダイレン
08/02/28 21:36:31 /vw5+iItO
「うわあぁぁ!………放せ、放せよ!」
バットは転げ落ち、渚はグリグリと締めつけられていく。
「あああああああ!!」
恐怖でガタガタ震える由美。渚は力を振り絞って由美に言葉を伝える。
「逃げ……ろ……逃げなさ……う、う……ああああ……」
既に由美の脚は校門へと向かっていた。ここで見捨てるのをどうか許してほしい気持ちが彼女の心には溢れていた。
だが、校門には久遠寺が立っている。由美は本能的に足を止めた。
間違い無く、進んだ場合は命が危ないと判断したからである。
「あら、賢いわね。でも、もう遅いの……」
久遠寺の腕が植物の蔦に変わって由美の首を締め上げてグイグイと引き寄せる。
「あ………ぐ……あぐ……久遠寺……先生……まさ……うぐ……」
「ふふふ。そう、私は秘密結社・ショッカーの三大幹部が一人、ローゼス」
頭部はバラの花のようなものに、足の先はトゲが生えたような茎のような緑色に変わる。
「手こずったけどいい素体が手に入ったわ」
「……がば……あ……」
酸素が足りなくなってくる。由美は唾を口から垂らしてしまうほどに苦しくなっていた。
そして意識を失って倒れてしまう。うなだれた由美を蚊のような怪人が背負っていく。
「さあ、行きましょうか……開かずの教室へ」


気がつくと、目の前は緑がかった水溶液が広がっている。しかし、息は出来る。不思議だ。
服もなく、全裸の状態である。手探りで前にあるガラスにすぐに触れることから、人が1人入る大きさだろう。
円筒型のカプセルのようで、左を見ると空ではあるが同じようなカプセルが幾つも並んでいた。

351:名無しより愛をこめて
08/02/28 21:37:29 /vw5+iItO
「お目覚めかしら」
薔薇の怪人ではなく、いつもの姿をしている久遠寺。その横には、全裸で体が濡れて気絶している渚と無表情の綾らクラスメートがいた。
「……グヴォ……バカバザハ……」
「ふふふ……ようこそショッカーの地下アジトへ。私はナノマシンとは別の手段で改造人間を造る技術を開発したわ」
(か……改造人間?)
あちらの言葉は伝わってくるが、自分の言葉は伝わらない。ただ聞くしかない。
「細胞変質をさせるバイオ水溶液に浸せ、体に負担をかけることなく改造させる事が出来るわ」
言っていることがよくわからない。何にしても、噂は真実であったこと、自分がこれからそれを受けることが予想される。
「ブガガ……ヴガァブ………」
恐怖にかられた由美はガラスケースを割ろうと叩きつけるが、浮力を考慮したとしても10歳の少女には到底割れない強度であった。
さらに、目の前で綾がさっき渚を襲ったサソリの怪人に変化した。
その他の友達もみな蚊や蝶々など、多種多様な虫の怪人に変化していった。
「私という華麗な薔薇の周りにいる虫たち……いい構図でしょ?」
(出して、ここから……ひっ!!)
ケースの下側から金属製の触手が出てくる。由美の体に巻きつき、細胞変質を促すためのバイブレーション振動が開始される。
「あ………ヴバアザア゛ガアザ………」
(苦しい……痛い……熱いいい……)
締め付ける触手、細胞変質からくる極度な痛み、助かろうとする衝動が複雑に絡み合って由美を苦しませる。
やがて、液体は由美の体に染み着いていき、黒と茶色が折り混ざった体色になる。
「イ゛ヤ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
そこで意識を失った由美はそのまま体の隅々まで変化していった。

352:ダイレン
08/02/28 21:38:59 /vw5+iItO
その後、カプセルから出された由美は渚と共に眠ってる間に記憶を操作された。
目が覚めた時、由美は自分のやるべき事をしっかりと認識して友達のいる集会場へと向かった。
「よく来たわね……No.9゙ビートル゙、No10.゙リーヂ」
渚はカブトムシのような強靭な盾と鋭い角のような剣を携えていた。
対して由美は、ヘランと垂れた皮膚を持って吸血するための口をもつヒルのような怪人に変わっていた。
「さあ、ジュニアショッカーガールズ……まずは意中の男の子でも襲ってみなさい」
そう言われた少女たちはそれぞれ別れていった。由美も人間の姿に戻って、もっとも気になる男の子の下へと歩いていった。

ピンポーン

朝早いというのに誰か来たらしい。健一は玄関に行ってみる。母親と父親は揃って出張だし、自分しかいない。
開けてみると、そこには由美が立っていた。
「由美ちゃん……どうしたの?」
「相談が……あるの……」
二階の自分の部屋まで上がると、なぜか健一はベッドを整理し始めた。自分でも何をしてるんだろう、と思いつつ。
広がる仮面ライダーに関する都市伝説雑誌も片づけていく。
「ごめんね……。実は仮面ライダーに助けられた事があるんだ……。そして知り合いになったんだ……そういえば相談って……」
振り向いた瞬間、健一に由美は抱きついた。しかし、それは由美であって由美ではない。
リーチと変貌した由美は健一の首筋から血を吸っていく。チュウチュウという生々しい音がする。
「ゆ……由美ちゃ……やめ……」
「………美味しいよ。健一君の……血……」
力を失っていく健一。パタリと倒れた所にリーチの口から血が垂れていた。
「……任務…完了……」

おわり……

353:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/28 23:45:12 A9nMQY/F0
>>344-352
ダイレンさんお疲れ様でした。
少女改造もいいものですね。
楽しかったです。

354:ダイレン
08/02/29 00:04:23 /vw5+iItO
ども。後書き遅れました

微エロ程度に抑えようかと思いつつ、ややエロになってしまいました
ゲテモノ怪人ばかりなのは、薔薇=花を引き立たせるための久遠寺による仕様です
久遠寺はTHE FIRSTの女幹部が正体ですね。この後の展開は特に考えてないですが、助かってほしいものです

355:名無しより愛をこめて
08/02/29 14:34:51 XDAO1sZ00
>>326
D級女優乙w

356:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:51:06 curTHbHV0
ダイレン様のSSのあとですが、新作SSを投下させていただきます。
仮面ライダー第12話「殺人ヤモゲラス」をベースにしたSSですので、
大本の話を把握しておられると理解しやすいかもしれません。

357:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:52:32 curTHbHV0
「ヤモゲリア」

ウィーンという甲高い金属音が響き渡る。
オレンジ色の光が、ケージの中のウサギに浴びせられる。
オレンジの光を浴びたウサギは一瞬もがき苦しんだかと思うと、見る間に白骨化していった。

「は、博士、これは・・・」
眼を輝かせる白衣の助手に対し、ライトを操作していた若い科学者の表情はさえなかった。
「恐ろしいものを作り上げてしまった・・・」
うつむきつぶやく若い科学者。
名を白川保(しらかわ たもつ)といい、白川光学研究所の所長として人類に新たなるエネルギー光を生み出すための研究を続けてきたのだった。
「このエネルギー光を発表すれば、博士の名は世界中にとどろきますね」
白川の苦悩をよそに、発明による名声を夢見る助手の柴田(しばた)。
白川の名が上がれば、彼の名もまた上がることは間違いないのだ。
あちこちから引く手あまたになるに違いない。
「いや、この研究は発表しない」
その思いに冷水を浴びせかけるような白川の言葉に、柴田は唖然とする。
「なぜです? これほどの大発明を発表しないと言うんですか?」
「これはあまりにも危険な光、そう、デンジャーライトだ。これを発表すれば、悪用する者も出てくるに違いない」
白川の脳裏には、過去戦争を防ぐためという名目で行われた数々の発明の、その後にたどった運命が鮮やかに描き出される。
このエネルギー光をそのような手段に使わせてはならない。
白川はそう決意して、この研究を発表しないことにしたのだった。

358:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:53:20 curTHbHV0
「ですが博士、心血を注がれた研究を葬り去ることなどできますか?」
柴田は巧みに若い科学者の心をくすぐる。
ここまで来て研究が未発表になどなられてはたまらない。
「確かに・・・科学者にとって発明はわが子と同じ。葬り去ることなど・・・」
テーブルに手を着いてうなだれる白川。
「では、研究の成果をすべてマイクロフィルムに収め、それを厳重に保管してはいかがでしょう」
「うむ・・・それがいいかもしれん。早速マイクロフィルムに収めてしまっておこう」
白川はすぐさま今までの資料を集めてマイクロフィルムに撮影する。
そしてそのフィルムをポケットに収めると、資料をすべて焼き捨ててしまった。
「博士、そのフィルムはどこに隠すのですか?」
「それは・・・君にも言わないでおこう。知らなければ、誰かに訊かれても言うことができないだろうからね」
「そ、そうですね」
白川の笑みを苦々しく感じる柴田だった。

コンコンとノックの音が響く。
「お兄様、お茶が入りましたわ。柴田さんも休憩なさってください」
ドアを開けて若い女性が入ってくる。
手にはティーカップとポットが載ったトレイを載せ、可愛らしい笑顔を振りまいていた。
「やあ、ありがとう真知子(まちこ)」
「これはありがとうございます、真知子さん」
白川も柴田も笑顔を見せ、白川の妹真知子の淹れてくれたお茶に手を伸ばす。
この白川光学研究所は自宅も隣接しているので、時折こうして真知子が差し入れを持ってくるのだった。
「お兄様、あんまり無理なさらないでくださいね。柴田さんもですよ」
「あははは、大丈夫だよ。そんなに無理はしていないから」
「ええ、真知子さんが心配するには及びませんよ」
白川も柴田もこういう時間が一番ホッとする。
「そうかしら。夕べも遅くまで研究に勤しんでいたんでしょ。ほんとに無理しないでね」
「わかったわかった。気をつけるよ」
妹の言葉に、あらためてデンジャーライトを悪用させてはならないと決意する白川だった。

                         ******


359:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:55:13 curTHbHV0
「やれやれ、参ったぞ。これではデンジャーライトの発表ができないじゃないか。どうしたものかなぁ・・・」
車を運転し、家路を急ぐ柴田。
明日以降どうやって白川をなだめすかしてデンジャーライトの発表をさせるかを考えなくてはならないのだ。
とりあえず家でゆっくりと考えをまとめねばと思い、車を走らせていたのだった。
ふと気が付くと、車の前後左右に黒尽くめの男たちが乗ったバイクが走っている。
「な、何だ? こいつら」
柴田は男たちの異様ないでたちに不気味さを覚えたが、それよりも前後左右を挟まれてしまったために、車の運転がやりづらくて仕方が無い。
「おい、君たち、どけたまえ」
窓から顔を出して男たちに声をかける柴田。
だが、男たちは柴田の車を挟み込んで進路を妨害し、スピードを落とさせて路肩に止めさせる。
「ど、どういうつもりだ?」
柴田は怒りを感じて車から降りる。
一言言ってやらないと気がすまない。
「君たち、危ないじゃないか」
柴田がそう言うと、バイクの男たちは一斉にヘルメットを取る。
「あっ」
柴田が驚いたことに、男たちは体にぴったりした黒い全身タイツというべきものを身にまとい、顔には目の周りだけを覆うアイマスクをかけてベレー帽をかぶり、腰には大きなバックルの付いたベルトを嵌めた姿で統一されていたのだ。
「な、何だ君たちは?」
「イーッ! われわれはショッカーの戦闘員だ。白川博士の助手柴田だな? 一緒に来てもらおう」
男たちはそう言うと、柴田の顔に何か液体を吹きかけた。
「ああっ」
思わず顔を抑える柴田。
やがて急速に意識が遠くなり、柴田は地面に倒れこむ。
「よし、連れて行くぞ」
男たちはうなずきあうと、柴田を抱え上げてバイクの後ろに乗せ、いっせいにその場を走り去っていく。
あとには柴田の車だけが残された。


360:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:55:59 curTHbHV0
「こ、ここはどこだ?」
気が付いた柴田は、円形のベッドのようなものに手足を固定され寝かされていた。
周囲には彼をさらってきたような黒い全身タイツにアイマスクとベレー帽の男たちや、白衣をまとって顔に奇妙なペイントを施した男たちなどが立っている。
そして彼らの背後の壁には巨大なワシが翼を広げたレリーフが飾られ、その腹のところにランプと思われるものが付いていた。
「お、お前たち、俺をどうするつもりだ?」
柴田が自分のおかれた状況に戸惑っていると、壁のレリーフの腹部のランプが赤く輝き、重厚な声が響いてきた。
『白川博士の助手柴田よ。お前をこれよりわがショッカーの戦闘員に改造する。白川博士のデンジャーライトを手に入れるため働くのだ』
「な、何だって? そんなことはやめろ!」
固定された手足を動かしてもがいてはみるものの、柴田は身動きが取れない。
『改造を始めろ』
「イーッ!」
黒尽くめの男たちと白衣の男たちがうなずき、柴田に体にメスを入れる。
わずか一時間ほどで柴田はショッカーの戦闘員へと生まれ変わっていった。

                      ******

日本エネルギー学会での講演を終え、研究所に向かって車を走らせる白川。
デンジャーライトのことは今回の学会では伏せられたが、いろいろな科学者たちとの交流でデンジャーライトを平和活用できそうなことがわかったため、その改良にこれから励むつもりだった。
残念なのは、あの助手の柴田が姿を消してしまったことで、産業スパイや企業やくざなどによる誘拐も懸念されたものの、今のところその様子は無かった。
「まったく・・・どこへ行ったものやら」
「えっ? 何か言いましたか、博士?」
ハンドルを握る新たに雇った助手が白川の独り言を聞きつける。
「いや、なんでもない。そうだ、あの洋菓子店に寄ってくれ。妹にお土産を買っていく」
「わかりました」
助手は車を洋菓子店に寄せ、白川は妹の喜ぶ顔を想像しながら洋菓子店に入っていく。
その様子をあとをつけていた男たちがじっと見ていることに、白川は気づかなかった。


361:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:56:46 curTHbHV0
「え~と・・・どれがいいかしら・・・」
洋菓子店のショーケースの中のさまざまなケーキに目移りする若い女性。
ジーンズを穿いた腰に手を当てて、どれにしようかと楽しみながら迷っている。
戻ったらスナックアミーゴのみんなとお茶にするのだ。
藤兵衛さんはケーキよりも羊羹やどら焼きのほうがよさそうだけど、猛さんはケーキのほうが喜ぶわよね。
セミロングの髪の毛がつややかな彼女こそ、ショッカーと戦う改造人間本郷猛の協力者となった緑川ルリ子であった。

「ありがとうございました」
ルリ子が注文しようと顔を上げたとき、あとから入ってきたはずの若い男性がケーキの入った箱を手にして店を出るところだった。
どうやらルリ子が迷っているうちにさっさと買い物を済ませたらしい。
いけないいけない、迷いすぎたかしら・・・
ルリ子が店員に注文を告げようとしたとき、表で声が響いた。

「何をする!」
ルリ子が驚いて外を見ると、店先に止めた車に乗り込もうとした先ほどの男性が、黒ずくめの男たちに襲われているのが目に入る。
「ショッカーの戦闘員!」
見間違えるはずの無いその奇妙ないでたち。
一人は黒に大幅な赤い部分の広がった全身タイツをまとっている。
いずれもがアイマスクをかけベレー帽をかぶり、腰にはショッカーのエンブレムの付いたベルトをしているのだ。
ルリ子は注文も忘れて店の外に飛び出していった。


362:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:57:31 curTHbHV0
「白川博士。俺のことを覚えているか?」
黒地に赤が広がった全身タイツの男が白川に詰め寄っている。
すでに運転をしていた助手は眠らされてしまっていた。
車に乗り込もうとしたところを襲われた白川は、左右をショッカーの戦闘員に押さえつけられ、身動きが取れなくされていた。
「俺はあんたの助手だった柴田だ。もっとも、今の俺はショッカーの戦闘員だがな」
口元に笑みを浮かべ、白川を見下したような目がアイマスクから覗いていた。
「し、柴田、貴様」
「デンジャーライトのマイクロフィルムはどこにある」
「知らん! 知っていても言うはずがないだろう!」
首を振る白川。
その目にそっと近づく一人の女性の姿が映る。
女性は人差し指を口元に立てて、何も言うなと示していた。
「ならばお前の体に直接訊くことにしよう。連れて行け!」
「「イーッ」」
かつての柴田だった赤戦闘員のもと、黒戦闘員たちが白川の両腕をつかんで連れて行こうとする。

「えいっ!」
いきなりルリ子の右手のチョップが赤戦闘員の首筋に振り下ろされる。
「ガッ!」
常人の約2倍のパワーを誇る赤戦闘員といえども、奇襲を受けてはなすすべもない。
その場にくず折れる赤戦闘員に、白川を確保していた二人の戦闘員も驚きを隠せなかった。
「ショッカーめ、その人を放しなさい! やぁっ!」
一瞬の隙を見逃さず、ルリ子は戦闘員の片方にキックをお見舞いする。
「グハッ!」
腹を押さえてもんどりうつショッカーの戦闘員。
白川はこの機を逃さずにもう片方の手を振りほどく。
「あっ、待て!」
振りほどかれた手を伸ばして白川を捕まえようとする戦闘員だったが、すぐにルリ子がその脇からチョップを見舞う。
地面に倒れこんだ戦闘員をあとにして、白川は車で、ルリ子はバイクでどうにかその場を逃げ出したのだった。


363:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:58:17 curTHbHV0
「いやぁ、助かりました。奴らは一体何者なんですか? もと助手の柴田もいたようだったが」
後を追ってくる者もないとみた白川とルリ子は、しばらく車とバイクを走らせた後でようやく落ち着いた。
「奴らはショッカーといって、世界征服をたくらむ悪の組織の連中なんです」
赤いヘルメットを脱いで髪をかきあげるルリ子。
赤いライダージャケットにジーンズ姿のルリ子はとても活動的で美しい。
「ショッカー? そんな連中が? 信じられん・・・」
「私は緑川ルリ子といいます。ショッカーと戦う者の一人ですわ」
唖然としている白川にルリ子は自己紹介する。
「緑川さん? 私は白川光学研究所の白川と申します。危ないところを助かりました」
ルリ子は差し出された右手を取りがっちりと握手する。
「白川さん、奴らがこのまま引き下がるとは思えませんわ。ご自宅までお送りします」
「それはありがたい。お願いします」
ルリ子は白川にうなずくと、彼の車の後を走り出した。

                        ******

『愚か者!』
ワシのレリーフから重々しい声が響き渡り、白川をさらってくるという任務に失敗した戦闘員たちが打ちひしがれている。
『誘拐に失敗したばかりか、緑川ルリ子に感づかれてしまったではないか。こうなれば本郷猛が乗り出してくるのは時間の問題』
うなだれる戦闘員たち。
処刑の二文字が彼らの脳裏に浮かぶ。
『お前たちでは本郷猛には歯が立たん。白川博士誘拐には改造人間を用意するのだ』
「改造人間をですか?」
『そうだ。白川が最も心を許す存在、白川の妹の真知子を改造して白川を誘拐させるのだ』
「ははっ!」
戦闘員たちは生きながらえたことに安堵し、次こそは失敗しないよう肝に銘じるのだった。

                        ******


364:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 20:59:49 curTHbHV0
「緑川さん、兄がお世話になりました」
ルリ子に丁寧に頭を下げる真知子。
たった一人の兄を助けてくれた恩人なのだ。
いくら礼を言っても言い足りないぐらいだ。
「ルリ子で結構よ真知子さん。たまたま通りかかったのがよかったわ」
「真知子、お茶を淹れてくれないか? ルリ子さんも飲んでいってください。真知子のお茶はおいしいですよ」
「そうね、お茶を淹れますわ」
真知子がにこやかに微笑みながら台所に向かう。
「あ、お構いなく。それよりも白川さん、ここでの研究が何かショッカーに狙われているのではないですか?」
ルリ子が疑念に思ったことを訊いてみた。
ショッカーが彼を狙うにはやはり理由があるだろう。
その理由がわかれば、猛さんと一緒に彼を守るにしても都合がいいのではないだろうか?
だが、ルリ子がその質問を口にした途端に白川の機嫌が悪くなる。
「そんなものがあるわけはない。狙われる心当たりなど・・・まったくない」
「そうですか・・・」
ルリ子はちょっと引っかかるものを感じたが、それ以上追求することもできずに口をつぐんだ。
「お茶が入りましたわ」
結局真知子がお茶を持ってきたことで話題も変わり、ルリ子は真知子と楽しい時間を過ごしたのだった。


365:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:07:34 curTHbHV0
その後、ルリ子は本郷猛と打ち合わせるために白川光学研究所をいったん離れ、白川自身は研究のために研究所のほうに助手とともに篭りきりになったため、真知子は一人で自宅のほうで過ごしていた。
そんな折、真知子のいる自宅のほうに電話が入る。
「もしもし、白川ですが」
真知子が何の疑いも無く出てみると、以前白川の助手をしていた柴田からだった。
『真知子さんですか? 柴田です。お久しぶりです』
「まあ、柴田さん? 突然いらっしゃらなくなったので兄も私も心配しておりましたわ。お待ちくださいませ、兄と代わります」
真知子が電話を切り替えようとしたが、柴田はあわててそれをさえぎった。
『いや、その必要はありません。私は白川博士に合わせる顔がない。ですが、白川博士の研究に必要なあるものを手に入れることに成功したんです』
「あるものを?」
『そうです。それを博士にお渡ししたいのですが、博士は私とは会いたくないでしょう。ですから、真知子さんが受け取ってくれれば助かります。お会いできませんか?』
真知子は一瞬考えたものの、柴田とは面識もあるし、しばらく姿を見せなかったことで兄には会いづらいのだろうと思い、彼女が出向くことで了承した。
真知子は電話を切ると、出かけてくる旨をメモに残し、身支度を整えると家を出た。

「柴田さん、どこですか?」
タクシーを拾って柴田の指定した場所にやってきた真知子だったが、そこは郊外のさびしい場所で、人っ子一人いなかった。
「柴田さん。どこにいるのですか?」
しばらく辺りをうかがってみたものの、柴田の姿はどこにもない。
あきらめて帰ろうかと思ったとき、真知子の前に三人の男たちが現れる。
「ひっ」
男たちは全身をぴったりした全身タイツに包み、アイマスクをかけベレー帽をかぶっている。
着ている全身タイツは一人が黒地に赤が広がっており、他の二人は全身真っ黒だった。
「あ、あなた方は?」
「白川真知子、おとなしくしろ!」
男たちは逃げ出そうとした真知子を両側から押さえつける。
「い、いやぁっ! 放してぇ!」
真知子は必死に逃れようともがいたが、男に薬品を染み込ませたハンカチを鼻にあてられて、意識が遠くなってしまった。

                       ******


366:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:08:28 curTHbHV0
ひんやりとした円形の台。
真知子が気が付くと、彼女は両手両足を固定され、その上に寝かされていた。
周りには、奇妙な装置類とともに、奇妙なペイントを顔に施した白衣の一団が立っており、不気味な眼差しで彼女を見つめている。
驚いたことに彼女は裸にされ、白いシーツ一枚だけが彼女の体を覆っていた。
「こ、ここはどこなんですか? 私をどうするつもりなんですか?」
絶望感に打ちひしがれながらも、真知子は必死にここから逃れることを考える。
おそらく彼らはルリ子さんが言っていた悪の一団に違いない。
兄の研究を狙って自分を誘拐したのだと真知子は考えたのだった。

『白川真知子。おまえはこれよりわがショッカーの誇る科学陣により、改造手術を受けるのだ』
突然静かだった室内に赤いランプが輝き、重々しい声が響いてくる。
「改造手術?」
それが何を意味するものかは真知子にはわからなかったが、病気でもないのに手術をされるなど不気味この上ない。
『そうだ。お前は誘拐暗殺を主任務とするヤモリの改造人間ヤモゲリアとなるのだ』
「ヤモリ? あの壁に張り付いたりするやつ?」
『そうだ。隠密活動には最適なのだ』
真知子はぞっとした。
ヤモリなんて見るのも気色悪い。
それを一体どうしようというのか?
とにかく何とかして逃げ出したかった。
「いやぁっ! いやですっ! 改造人間なんていやぁっ!」
手足をばたつかせてもがく真知子。
だが、がっちりと固定された手足ははずすことができない。
『改造を始めるのだ』
重々しい声に白衣の男たちがうなずく。
「いやぁっ!」
真知子の叫びもむなしく、麻酔薬をかがされてしまった真知子の意識は闇に沈むのだった。


367:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:09:18 curTHbHV0
白衣の男たちはすぐに真知子の改造に取り掛かる。
毒々しい色をしたヤモリを緑色をした液体に溶かし、そのエキスを真知子の体に注入する。
すでに予備注射によって遺伝子の変化を受け入れるようにされていた真知子の細胞は、新たなヤモリの遺伝子を取り込んでまったく違うヒトヤモリへと変貌していくのだ。
さらにその変化を促すためのさまざまな色のライトが浴びせられ、真知子の体を刺激する。
「うう・・・ううう・・・助けて・・・お兄様・・・」
麻酔で意識がないにもかかわらず、真知子は新たな生命体への変貌に苦しんでいた。
やがて真知子の体には劇的な変化が現れる。
赤茶けた毒々しい色の細かなうろこがびっしりと体の表面を覆い始め、滑らかだった白い肌が赤黒い不気味なざらざらした皮膚へと変化していく。
腹部にはヤモリの腹と同じような節が作られ、形よく膨らんだ両の胸も赤茶けたうろこに覆われていく。
両腕もうろこが徐々に広がっていき、指先にはどこでも這い回ることのできるような吸盤とも言える器官が形成される。
両足は指先が消え、かかとがハイヒールのように伸びてブーツを履いたような形に整えられ、やはり赤茶けたうろこが全体を覆いつくす。
ショッカーの驚くべき科学力は、真知子をヒトとヤモリの融合した改造人間へと変えてしまったのだ。
そして変化は真知子の頭部にも及び、美しい黒髪はすべて抜け落ち、ぎょろりとした爬虫類の縦型の瞳を持つ目が形作られる。
赤茶けたうろこが頭の先まで覆いつくし、額の部分には触角のような突起が現れる。
口元部分は以前のままのなまめかしい唇が覗くものの、真知子の頭はすっかりヤモリの頭部と化していた。

白衣の男たちはさらに真知子の体を改造する。
人間とヤモリの融合した肉体をさらに補助機械で強化するのだ。
心肺機能を高め、筋肉や骨を強化する。
ただの若い女だった真知子は、こうして人間の数十倍の能力を持つ改造人間と作りかえられた。


368:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:10:11 curTHbHV0
「肉体改造終了。これより脳改造を行う」
白衣の男たちがうなずきあう。
ショッカーの邪悪な思考を植えつけ、首領の意のままに動く改造人間とするための脳改造。
洗脳とコントロールチップ埋め込みによって、改造人間はショッカーに忠実な戦士となってしまうのだ。
真知子にも頭部の一部が切り開かれ、コントロールチップが埋め込まれる。
そして電気的洗脳が施され、思考を変えられていく。
純朴で優しい女性だった真知子は、ショッカーのためならなんでもする邪悪で残虐な悪魔の女改造人間となってしまったのだった。

『さあ起き上がれ。お前は忠実なヤモゲリアとなったのだ』
レリーフの発する声に従い、ゆっくりと体を起こすヤモゲリア。
全体のフォルムはやわらかい女性のラインだが、赤茶けたうろこが全身を覆う体はまさにヤモリそのものだ。
「うふふふふ・・・私はショッカーの改造人間ヤモゲリア。白川博士を誘拐し、デンジャーライトの秘密を手に入れてまいります」
レリーフに一礼をするヤモゲリア。
すでに彼女にとっては白川保は兄ではなくターゲットに過ぎなかった。

                      ******


369:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:11:06 curTHbHV0
「ルリちゃん、どうしたんだい? 難しそうな顔をして」
スナックアミーゴのマスター立花藤兵衛が、何事かを悩んでいるような表情を浮かべたルリ子に声をかける。
「そういえば本郷さんも難しそうな顔をして、コーヒーを飲んだらすぐに出て行ってしまいましたね」
バーテンの史郎も本郷とルリ子がいつもと違うことが気になったようだ。
「白川さんはきっとショッカーが欲しがるような発明をしたに違いないわ」
ルリ子はそう結論付ける。
白川自身は認めていないものの、おそらく間違いは無いだろう。
「ルリ子さん!」
そのとき険しい表情をした白川自身がアミーゴに現われる。
「真知子が・・・真知子がいなくなったんです」
「何ですって?」
ルリ子は驚いた。

ルリ子はすぐに白川とともに研究所に向かう。
話によれば白川が気が付いたときには真知子さんはいなくなってしまっていたらしい。
どこかへ出かけるにしても、すでに丸一日も経っている。
おそらくショッカーが人質とするためにさらったのだろう。
ルリ子はそう考えていた。


370:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:11:57 curTHbHV0
「真知子は・・・真知子はもう殺されてしまったのでは?」
青ざめている白川にルリ子は首を振る。
「白川さん、ショッカーはおそらく真知子さんを人質にして、あなたの発明を奪うつもりではないでしょうか? 何を発明したのか教えてください」
「・・・・・・」
白川はしばしためらったものの、やがてデンジャーライトのことを話し始めた。
「そのようなものが?」
ルリ子は驚いた。
確かにそのような発明ならばショッカーが狙うのもうなずける。
であれば、やはり真知子さんは発明と引き換えの人質に違いない。
「白川さん。きっと猛さんもショッカーの動きを追っているはず。ここはショッカーの出方を待ちましょう」
「ルリ子さん・・・わかりました」
白川もただうなずくしかできなかった。


371:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:12:48 curTHbHV0
「うふふふふ・・・」
突然笑い声が響く。
「だ、誰だ?」
驚いて周囲を見回す白川。
室内が急に暗くなり、まるで夜になってしまったかのようだ。
「な、何だ?」
「気をつけて、ショッカーだわ」
ルリ子は白川をかばうように前に立つ。
「うふふふふ・・・その通り。白川博士、お迎えに参りましたわ」
上?
ルリ子は声の出所が上と気が付き顔を上げる。
「ひっ」
ルリ子の目に天井を這い回る巨大なヤモリが映し出される。
それはしなやかな美しさを持っており、改造の素体が女性であることがわかる。
巨大ヤモリはすっと床に降り立つと、ルリ子たちの前に立ちはだかった。
「ショッカーの改造人間ね」
「うふふふふ・・・私はショッカーの改造人間ヤモゲリア。白川博士を渡してもらうわ」
ルリ子は驚いた。
この怪人の声が聞き覚えがある声だったのだ。
「ま、まさか・・・あなたは真知子さんでは?」
「うふふふふ・・・ええ、私は改造される前は白川真知子という名前の女だったわ。でも、今の私はヤモゲリア。真知子などという名前で呼ばないでほしいものね」
ヤモゲリアの口元に冷たい笑みが浮かぶ。
「な、何と言うことだ・・・真知子、本当に真知子なのか?」
「お黙り! 白川博士、デンジャーライトの秘密を教えてもらうわ。私と一緒に来るのよ」
ルリ子の背後にいる白川に向かって手を伸ばすヤモゲリア。
「ヤアッ!」
ルリ子はその腕をチョップで叩き落す。
悲しむべきことだが、もう彼女は優しい真知子さんではないのだ。
白川博士を渡すわけには行かない。
猛さんが来るまでは何としても・・・
ルリ子はキッとヤモゲリアをにらみつけた。


372:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:13:37 curTHbHV0
「うふふふふ・・・さすがは緑川の娘。素体としても申し分ないわ」
「素体ですって?」
ルリ子が更なるパンチを繰り出そうとしたとき、ヤモゲリアの口から白い泡が吹きかけられる。
「ああっ」
ルリ子が身をかばおうとしたのもすでに遅く、ルリ子の体は白い泡に包まれてしまう。
泡はみるみるうちに固まって、ルリ子の体はまるで白い繭に包まれたような形になってしまった。
しまった・・・動けないわ・・・
泡に固められてしまったルリ子は唇を噛み締めるが、もはやどうしようもなかった。
「うふふふふ・・・そこでおとなしくしているのね。さあ、白川博士、お前もよ」
ヤモゲリアは再び口から泡を吹き、白川の体に吹きかけた。
「うわぁっ」
白川もすぐに白い泡に固められ、人間の形をした繭になる。
「これでいいわ。連れて行きなさい」
「「イーッ!」」
いつの間にか現れた戦闘員たちの手によって、二人の体を包んだ繭が運び出されていく。
猛さん・・・助けて・・・
ルリ子は本郷が助けに来てくれることを祈ったが、残念なことにその願いは叶わなかった。

                         ******

いつの間にか気を失っていたらしい。
ルリ子が気が付くと、そこは薄暗い室内だった。
しかも両手両足は固定され、裸にシーツ一枚をかけられた状態で寝かされている。
なんてこと・・・ここはおそらくショッカーのアジトだわ・・・何とかして逃げ出さなきゃ・・・
ルリ子は何とかして逃れようと手足を動かしてみるが、やはり固定された手足は簡単には外れない。
やがて、ルリ子がガチャガチャとやっていたことに気づいたのか、戦闘員を従えたヤモゲリアが現れた。


373:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 21:14:30 curTHbHV0
「逃げようとしても無駄よ、緑川ルリ子。お前も間もなくわがショッカーの改造手術を受けることになるの。すでに予備注射がお前の体には打たれたわ」
「改造? 私もショッカーの改造人間にするつもりなのね? 白川さんはどうしたの?」
ルリ子は何とか脱出の機会をうかがうべく話を引き伸ばす。
かすかな望みだが、今頃は本郷猛が自分を探してくれているかもしれないのだ。
何とか時間を稼いでおきたかった。
「うふふふふ・・・あの男ならほら」
ヤモゲリアが一画を指差す。
ルリ子はその指差す方向に目をやり、そしてすぐに目をそらした。
そこには、いすに固定された白川が、頭蓋骨を切り開かれて脳がむき出しになっており、その脳にさまざまな電極やコードがつなげられている状態だったのだ。
あれでは生きているのかもしれないが、死んだも同然だろう。
「あの男の脳から直接データを引き出しているのよ。これでデンジャーライトの秘密はわがショッカーのもの」
「なんてことを・・・あなたのお兄さんじゃない」
「兄? あんな男が私の兄ですって? うふふふふ・・・私はショッカーの改造人間ヤモゲリアよ。下等な人間などを兄と呼べるはずが無いじゃない」
口元に手の甲を当てて笑うヤモゲリア。
もはや白川に対する肉親の愛情など感じられない。
「ああ・・・なんて恐ろしいの。ショッカーは悪魔だわ」
思わず目を伏せるルリ子。
あの優しそうな真知子がこんな怪人になってしまうなんて・・・


374:名無しより愛をこめて
08/02/29 21:39:29 44T10scb0
コテって死ぬほどつまらないな

375:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 22:42:29 curTHbHV0
「そろそろ予備注射の効果も出始めるころね。さあ、緑川ルリ子を改造しなさい」
「「ハハッ」」
ヤモゲリアの指示に従い、白衣の男たちがルリ子の周りにやってくる。
「うふふふふ・・・あなたは何の改造人間になるのかしらね? 楽しみにしていなさい」
口元に笑みを浮かべ、ヤモゲリアはルリ子の頬をそっとなでる。
それは新たな仲間となるルリ子を愛しんでいるかのようであった。
「いやっ! 改造なんていやぁっ! 助けてぇっ! 助けて猛さーん!」
必死に暴れるルリ子だったが、白衣の男によって麻酔をかけられ、意識が遠くなっていく。
ああ・・・猛さん・・・ごめんなさい・・・私・・・改造されてしまう・・・
ルリ子の脳裏に微笑む本郷猛の顔が浮かぶ。
だが、それもすぐに闇の中に消えていった。

数時間後。
ショッカーに忠実な新しい改造人間がゆっくりと上半身を起こす。
生まれ変わった自分の姿に満足した改造人間は、口元に妖しい笑みを浮かべていた。
「うふふふふ・・・仮面ライダーは私が倒すわ」

END

376:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/02/29 22:44:38 curTHbHV0
お目汚し失礼いたしました。
最後の最後でばいばいさるさんが出てしまい、投下ができなくなってすみませんでした。

ルリ子さんのモチーフに関しては、皆様のご自由にお決めくださいませ。

>>374
精進いたします。

377:名無しより愛をこめて
08/02/29 23:43:22 mjkn75SA0
柴田が女性科学者って設定で改造されるのかと思っていたら白川博士の妹が改造されるというオチか。
そう言えば柴田役の役者って魔女先生の役者を殺したんだっけ?

378:名無しより愛をこめて
08/03/01 06:15:29 aqiRbJeZ0
知ってる人も多いと思うけど、2ちゃんねる2のオナペットアイドル板で、タックルのSSが進行中
ブラックサタンの蜂女・良子さんと敵味方を超えて人間体・改造体の両方で激しくレズり合ってます
今はブラックサタンによってタックルの再改造が終わったとこ

電波人間タックル
URLリンク(bbs.2ch2.net)

379:名無しより愛をこめて
08/03/01 10:54:30 rDiAoEjo0
>>376
もう少しヤモゲリアの活躍を期待していたので残念。
ショッカー代理人氏は改造シーンが主である事は分かっているのだが、
兄を犯すヤモゲリアが読みたかった。
最後のルリ子は全く無意味。
でもヤモゲラスに目をつけたところはさすがだと感じた。
今後の投下を期待しています。
追伸・誰かアダルトで続きを投下してくれないかな。


380:ゴンザレス
08/03/01 12:07:20 r7mQNd2J0
いきなりだけどSS書いてみようと思ってるんだけど
みんなはSSにアレあってほしいシチュレーションってある?
オレの作風の中でできる範囲だけ取り入れてみるので教えてほしいんだけど

ちなみに得意というか好きなSSは獣化物です

381:名無しより愛をこめて
08/03/01 12:34:30 G1Vqhn7B0
>>380
ウルフビールスを投与されて狼女化したOLがゾル大佐に獣姦される

382:ゴンザレス
08/03/01 13:06:55 r7mQNd2J0
>>381
ウルフビールスはいい案なんですが
個人的にエロはあまり興味ないので申し訳ありませんが
カットでお願いします

でもウルフビールスはやってみようかなって思いました


383:名無しより愛をこめて
08/03/01 15:11:18 +OWifdWw0
なんとなく全部自演みたいな同じ書き方だし
そもそも何故特撮スレにあるんだろう?
ヘンタイはフェチとかエロパロとかに行けばいいのに


384:名無しより愛をこめて
08/03/01 15:42:48 BLPfu5r90
前からそういって叩かれているのに何故か続いているんだよね。
このスレ。

385:ゴンザレス
08/03/01 18:02:21 r7mQNd2J0
この話は都会の路地裏にある奇妙なレストランをから始まる・・・

「皆さんこんちにわ~今日は隠れ家レストランのレストラン飯岡さんに着ていまーす!!こちらは知る人と知る隠れた名店なんですよ~」
「おいしそ~」とテレビを見ながら呟く女性・・・彼女は佐藤愛海
普通のOLで最近流行りの痩せてる大食い女子だ
そんな彼女はとりあえず食べてみることをモットーにしているのだ
だからどんなに見た目が悪かろうが何を使っていようが彼女には関係なしまず食べることにしている

でも彼女はテレビで紹介された店は行かないことにしている
それは隠れた名店を自分で見つけるのが楽しみだから
そんな彼女はテレビを見ておなかが空き隠れた名店を探しに出かけるところである

「さぁ~て今日こそ見つけるぞ~♪」
ってはりきるのは彼女はまだ見つけたことがないから
「街の路地裏にあったりするんだよね~ 絶対見つけるんだからっ!」
と今日もはりきり外に出、大通りの人通りの多い道から建物と建物の間の細い道を通り抜けいつものように探し出す愛海

いつもならいくら探そうがらしいものすら見つからないのにこの日は違った・・・
「あっ!!見つけたぁ~ いかにも隠れ家って感じする~♪」
と呟くと自然と見せに入っていく愛海・・・

という感じでちょっと作ったんですけどこの先興味ありますかね?
このスレの方々になっとくしてもらえる作品かどうか自信がないので全部うpしなかったんですが
前半まったくフツーの人間のままなんですが評価ください
お願いします



386:ゴンザレス
08/03/01 18:55:27 r7mQNd2J0
続きです

「いらっしゃいませ~♪」
「えっ!?」店内に入った愛海はいきなり驚かされた
店の造りは和風レストランイヤ、そば屋と言ってもおかしくないデザインなのだが中はどちらかというとバーのような雰囲気でそれにいるスタッフは全員女性
愛海の想像はおじさんや中年の男性がいる感じかなと思っていたがそのギャップに愛海は店に安心感を感じたのだ
正直自分の想像通りだったら・・・と何気なく気にしていたのだ

「お一人様ですか?」店員の女性が愛海に話しかける
「あっ!はい」
「それではカウンターにどうぞ~」と案内され席に座る愛海
すると愛海は気になってたことを聞いた
「あのココは何のお店なんですかぁ?何気なく来たんですけど・・・」とちょっと申し訳なさそうに聞く
「ここですか?ここはメニューなしのシェフの日替わり料理が味わえる店なんですよ」と笑顔で答える店員
「そうなんですか~じゃあ日替わり料理お願いします♪」
おもしろいなぁ~と思った愛海はすぐに日替わり料理を頼んだ
すると5分もせずに料理が出てきた
出てきたのはソースがたっぷりかかった料理・・・
ソースに埋もれて何とは認識できない
「肉か魚かな? すいませ~ん!コレってなんていう料理ですか?」と興味深々に聞く
「これはウルフテールですよ?」絶対に聞いたことのない料理名だったが店員があまりにも常識かのように答えたので愛海は恥ずかしくなって詳しいことを聞けなかった・・・
「オックステールってあるしそんな感じかなぁ?」と思いながらそのウルフテールを食べ始める・・・
感触は肉そのものだけど何ともいえない感触があった・・・
でも愛海は知ってのとおり食べてみるタイプで味に何の問題もなかったため気にしなかった
「聞いたことない食べ物だしなんか変わった感じがさらにいい♪」と軽く意味不明なことを思いながら食べ続ける
「おいしかったぁ~ ご馳走様でしたぁ~」とあまりの美味しさに誰に言ったかもわからない言葉を発する



387:ゴンザレス
08/03/01 18:56:02 r7mQNd2J0
「そう 美味しかったの~フフフ・・・」愛海を接客した店員が不気味に笑い出す
ふと気がつくと店にいたほかの客は誰ひとりとして消え去っていてほかの店員全てが愛海を見つめていた・・・
妙な光栄に動揺して思わず立ち上がり
「えっ!?なんですか?? 私何かしました?美味しかったって言っただけですよね?」とややキレ気味に言う愛海・・・
すると不気味に笑う店員は「美味しいなんてうれしいわね・・・あなたが食べたのはウルフテールあなたはウルフテールっていうほかの何かかと思ったかもしれないけどね
これは普通に狼の尻尾なのよ(笑)」
事実を聞いた愛海だがその反応は浅かった
「それってあんま聞かないですけど珍味みたいな感じですよね?」とうれしそうに言う
すると店の置くから1人の女性が出てくる
その女性は見た目からして妙だった・・・店の中は暖かく暖房も効いているのに毛皮のコートを着ている・・・
するとその女性はうれしそうに話始めた
「私のお店の料理を食べてくれてありがとう そして美味しいとまで言ってくれるなんてうれしいわ~ でもあなたの役目はこれからなの・・・これから始まるのよ・・・
フフフ・・・ハハハ・・・ハハハ・・・」




388:ゴンザレス
08/03/01 19:17:18 r7mQNd2J0
毛皮の女性が笑い出すと店の店員が一斉に頭を抱え苦しみだす
「ウ・・・んうん~あぁ~!!」
その様子を見て愛海はなんだか怖くなり店を早く出ようとする
「すいません・・・お支払いはいくらですか?私帰ります」
というと毛皮の女性は「帰る?何言ってるの?あなたはこの子たちと同じように私の奴隷になるのよ私の命令どおりに働くことと野生の本能しか持たぬ怪物としてね!!」
すると苦しんでいた店員達が一斉に「んうぅ~あぁ~!!!!!!!」と抱えていた手を解き唸りだすと店員たち彼女たちの体に異変が
ネイルをしていた爪が一揆にネイルを剥がしそして異常な長さになり毛に覆われた腕となり足となる履いていたスカートの中から尻尾が生え顔は牙が生え大きな目は赤く染まり鋭くなる
そしてきめていたヘアスタイルが崩れるかのように毛に覆われた耳が生え狼の姿となった・・・
その恐怖に襲われ動くことができなくなった愛海・・・
すすと狼人間たちに囲まれそして毛皮の女性が愛海の元に・・・
「さぁあなたも仲間になりなさい・・・」
「い、イヤァ~!!!!!」

終わり


389:ショッカー代理人 ◆cVfFrJRnOU
08/03/02 10:48:19 Ti9Vx5Pz0
ゴンザレスさんお疲れ様でした。
ヒロインのこれからが気になるというより、そこが見たかったです。

私の作品、今回はあまり受けがよくなかったようで、反省しきりです。
次作に向けてがんばります。

390:ゴンザレス
08/03/02 14:01:50 LiHUGTzH0
>>ショッカー代理人さん
初参戦なのに常連のショッカーさんに見ていただけてうれしいです
正直ラストまでしっかり書きたかったんですがね
途中で興奮が途切れてしまって・・・(笑

お互いがんばりましょう!!

391:maledict ◆sOlCVh8kZw
08/03/02 14:02:31 56yDfVIY0
ダイレン様、ショッカー代理人様、ゴンザレス様、新作乙です!
感想とか、火曜あたりに書かせて頂きます

392:maledict ◆sOlCVh8kZw
08/03/04 20:23:00 AsUgBpft0
>>344-352ダイレン様
今か今かと引っ張られる感じがよかったです。
まさかこのまま終わるんではと不安になりかけたあたりで、
ちゃんとお約束の展開になってちょっとほっと(?)しました(w
で、映画版ライダーだったんですね。なるほど。

>>357-375ショッカー代理人様
相変わらずのショッカーの非道な作戦と、楽しそうに任務を果たすヤモゲリアさんが
よかったです。あと、ルリ子さんの部分、自分は「レギュラーが不可逆的に悪に回る」展開が
大好きなので、(自分が書いた蜂女話も、実はムリヤリその方向にもっていくという着想でした)
堪能いたしました。

>>385-388ゴンザレス様
「路地裏の怪しい店に好奇心で…」とか「食べさせて改造」とか、小道具がよかったです。
ヒロインの「普通の女の子」っぷりも改造される悲劇との落差があって楽しめました

それと、最近なかなか投下できなくてすみません。忘れた頃に投下するかと思います(?)


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