08/05/04 19:51:41 ppmzgfiD0
あ~!義之、大丈夫なの?さっき先生から頭を打って保健室に運ばれたって聞いたけど」
教室に戻ると、心配したような顔で小恋が駆け寄ってきた。
そうか。さくらさんは担当教師にそう言ったらしい。
「あぁ、もう大丈夫。心配掛けたな」
気楽にそう言って、俺は小恋に気付かれないように彼女の胸にチラリと視線を走らせる。
茜ほどではないが、小恋も実は結構な巨乳の持ち主だ。ななかを堕としたら次は小恋でも堕としてその巨乳を堪能しよう。
「小恋ちゃん、すっごく心配してたんだよ」
「そうね。先生から話を聞いたときなんて、保健室まで走っていきそうだったし。小恋がその胸を使ってどんな看病をするつもりだったのか、個人的には興味があったけどね」
「だよね~。残念だったね義之くん。先生が止めなかったら今頃は小恋ちゃんのいやらし~い看病が受けれたのにね」
俺のそんな思惑に気付いていない茜と杏はいつも通りのセクハラ紛いのことを言い、その話の中心となっている小恋の顔が赤く染まるのはいつものことだ。ついでに言えば、話を横から聞いていた渉がその光景を妄想して机に突っ伏しているのもいつのことだ。
(でもな、ななかを堕としたらそれをもっといやらしい形で実現してやるよ)
心の中でそうほくそ笑んで、俺は自分の席に戻った。
そして待ちに待った夜。
ななかにとってはこれでしばらく見納めならぬ、食べ納めになる夕ご飯は本人からの要望もあって、シチューになった。
なったのはいいんだけど・・・。
「さくらさん。シチューの灰汁取り、代わってくれませんかぁ?」
調教室の準備も終えて、今頃は居間でななかを待ちながら時代劇を見ているはずであるさくらさんに声を掛ける。煮込んでかき混ぜて灰汁を取り、またかき混ぜて灰汁を取り・・・。
さっきからずっとこれをやってるんだけど、実はこれがかなり根気がいる作業だったりする。
味を多少損ねることを覚悟してもいいのならもう完成なんだけけど、せっかくの調教前の夕飯なんだから美味しく作りたい。
「え~。今いいところなんだよ。黄門様が悪奉行のところに入り込んでいくシーンで」
どうやら話はラストの方まで来てるらしい。確かに1番の見せ場だなそりゃ。
ピンポーン!