08/05/02 18:55:50 5ADWpkvj0
腹の方から下着の中に手を差し込むと、湿り気の濃い熱が、指先にまとわりつく。
その熱に感染したのか、桃子も体の奥が熱くなる。
さらに奥へ指先を進めると、熱の塊に触れる。
もっと強い刺激を与えるために、ペニスに指を絡める。
桃子が手を動かすたびに、血が集まってきて硬度が増す。
そして、それに合わせて、彼の呼吸が乱れる。
ようやく、反応らしい反応が見られて、嬉しくなった。
手のひらを密着させて、少し強く擦ると、肉欲がいっぱいに詰まって、桃子の触り慣れた形になる。
桃子の方も我慢できなくなり、彼の下着をズボンごとずらして、ペニスを露出させた。
怒張したペニスを擦りながら、唇を亀頭に押し当てる。
ぴくん、と震えたペニスを、かわいいと思えてしまった。
ベッドの脇に膝立ちになっているので、少し無理のある体勢だけど、彼の顔を窺いながらキスを続ける。
亀頭に、裏筋に、袋にまでついばむようなキスをしていると、表情がゆがんでいく。
それが、彼が快感に身をゆだねているときに浮かべるものだと分かる桃子は、もっと見たい、と思ってしまう。
ペニスの根元に舌を当て、唾液を塗り広げるように、先端へと舐め上げる。
瞼はまだ開かないけれど、さっきの穏やかさが抜けて、固く閉じられている。
自分の唾液で濡れた亀頭を、口に含む。
亀頭を丹念に舐めていると、
「んっ」彼がはっきりと、息を漏らした。
感じてきたんだろうか。
桃子も、自分が高まっているのを感じ、スカートの中に手を伸ばし、下着をずらして割れ目に触れた。
軽く触れただけなのに、快感は波紋のように、全身へ広がっていく。
じっとりと湿る割れ目を、自分の指で愛撫しながら、頭を前後に動かす。
化学反応を起こしたように、唾液が溢れてきて、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が、唇から漏れる。
横からするというのも、口の中の感覚がいつもと違い、新鮮な体験だ。
歯を立てないように注意して、舌を擦りつける。