08/02/07 00:26:27 zvLpXaoV0
爆煙が消えると、ミカヅキの前に、庇うようにシンゲツが立っていた。
シンゲツの腹には大きな穴が開いており覇帝紅雷撃の直撃を受けた事は一目でわかっていた。
「シンゲツ、私達を助けてくれたの…」
綾がシンゲツが自分達を助けてくれたことに驚く。
「ドリームボールが、あのロボットを映し出している…」
ドリームボールがシンゲツに反応していることにみゆきが気づく。
「シンゲツはツクヨミの呪縛から解き放たれたのね」
弥生がシンゲツが元に戻ったことを確信する。
シンゲツはガクリと倒れ光に包まれる。
「シンゲツ…!」
澤田はシンゲツの名を叫ぶ。
シンゲツの光は小さくなり、剣の形となった。
光が消え、シンゲツの形を模った剣が姿を現す。
「この剣はシンゲツの生まれ変わった姿なのね!」
弥生はドリームボールを通して、その剣がシンゲツだとわかる。
「シンゲツ…わかったよ、君の力を借りるよ。ミカヅキ、剣を握れ!」
風雄の声でミカヅキは剣を握る。
「この剣の名前は新月剣だぜ!」
「あなたが決めないでよ!」
澤田が新月剣という身も蓋も無い名前を付けると弥生にやっぱり突っ込まれる。
・ミカヅキ(石動風雄、澤田東、中島弥生、望月綾、みゆき)VSヤマタノオロチ
○シンゲツ→ヤマタノオロチに倒されるのも新月剣になる。