07/05/16 18:45:49 FaAzv+hq0
とある日の午後・・・。
日差しもあまり強くはなく、涼しい風が吹き渡っている。
そんな中を、ゆったりと歩く男がひとり。
向こうからも男がひとり、歩いてくる。
お互いの姿を認め、にこやかに挨拶を交わす。
テツロウ「やぁ、アライソさんじゃないですか。こんなところでお会いするとは」
アライソ「あぁ、バン船長。いや久しぶりですな・・・」
テツロウ、頭をかきつつ・・・
テツロウ「いやもう船長ではないんですが・・・あ、どうです、家が近くですから、ちょっと寄ってってください。
冷たいものでも・・・まぁ私ひとりなんで、大したもてなしもできないんですが」
それを聞いて、小さく呟くアライソ。
アライソ「ひとり・・・そうでしたなァ・・・」
聞き取れず、ん?という表情のテツロウ。
テツロウ「あ、お忙しいですかな・・・?」
アライソ、かぶりを振って・・・
アライソ「あぁ、いえいえ。それじゃ、遠慮なく」
そして、テツロウの家に向かうふたり。