07/05/10 21:48:52 B8tU7h/80
ここは地球。ミライが地球を離れて数ヶ月後。
フェニックスネスト内、ガイズ作戦室。
室内は照明が落とされ、テッペイの席のモニターだけが明るく輝いている。
照明のスイッチをいれながら入室してくるリュウ。
リュウ「なんだテッペイ、まだがんばってたのか。」
テッペイ「あ、リュウさん、ていうかリュウ隊長、ていうべきですね。訓練おつかれさまです。」
リュウ「やめてくれって。訓練生に『隊長』って呼ばれるのもムズムズするのに、お前に言われると
恥ずかしくなる。」
テッペイ「なに照れてるんですか。らしくないですよ。」
リュウ「まあな。でもなにやってんだ。ドキュメントはもう完成したんだろ。」
テッペイ「ぼくたちの活躍を記録した『ドキュメントGAYS』は完成したんですけどね。過去の
チームのドキュメントや怪獣のドキュメントに新しい情報を付け加えたり、リンク張ったりとかの
メンテをかけてるんです。これで使い勝手が格段に良くなるはずですよ。」
リュウ「ありがとな。今度その席に座るやつが、お前と同じくらいの怪獣博士ならこんな苦労かけないのにな。」
テッペイ「よしてくださいよ。除隊までのあとひと月、どっぷりドキュメントの世界に浸っていたいだけです。」
リュウ「ひと月と言わず、ずっとそこにいてくれりゃ俺も助かるんだけど。」
テッペイ「リュウさん・・・・・」
リュウ「悪りい、医者になるの、ミライとの約束だもんな。忘れてくれ、すまん。」
テッペイ「いえ・・・」
リュウ「えっと、なになに、ドキュメントPAT?そんなチームあったっけ?」
テッペイ「ああ、それですか。他にもこんなのがありますよ。」