07/05/22 02:35:40 VgRDbXyv0
池袋(ブクロとは呼ばない)をデートしてる時だった。
まだ サンシャイン通りを抜けて そんなにも遠くまでは抜けて無い時間だったが、
夜のきらびやかなネオンに 駅の方向が分からなくなっちまった。
彼女をやみくもに歩かせたく無かった俺様は、
彼女を待たせ、通行人に訪ねてみる事にした。
彼女を10メートル程 後方に待たせたままなので、訪ねるべき人物をイチイチ吟味している余裕は 無かった。
たまたま 一早く近付いて来た、小倉優子系の のんびりムードの娘に 声をかけてみた。
「あの すみません、池袋駅って、どっちでしたっけ・・?」
その娘は、一秒の間と たおやかな微笑みで
「私も そっちに行くので、一緒に歩きますか?」っと 瞳の奥に ほのかな女心の情熱サインを チラ付かせ、ネオンに身と心を委ねる様に 答えてくれた。
「いや・・・そうしていただけると ありがたいんだけどぉ・・・」っと連れが居る事を 打ち明け様と後方を見るやいなや、
彼女は、ちゃっかり背後まで近付いて来ていた。
どうも私が彼女ですと言んがばかりに、
小倉優子系のんびりムードGirlに 挨拶までしているではないか。
まぁ人生とは そんなものである。